8 / 13
第7話 パワードユニット1
しおりを挟む
「響子さん、今お暇でしょうか?」と管理人の佐藤から響子への電話。午後七時。響子は酒を飲み始めていた。「暇は暇だけど、もうお酒を飲んじゃってるの。込み入った話?」
「いや、全然そういった話じゃありません。今、私の高校の同期の木村ってのが遊びに来ていて、彼が面白い発明を持ってきたんですよ。それで、これは安納警部が興味を持ちそうな物なんですが、響子さんも見たいかもしれないと思って。犯罪防止用具なんですよ」
「犯罪防止用具?ふ~ん。見てみたいわね。安納さんには連絡したの?」
「いえ、まだです」
「さっき廊下ですれ違ったから帰宅していると思うけど…私から聞いてみる?私の部屋でどう?」
「そうお願いできれば」
響子が安納に電話すると、ちょうどシャワーを浴びて着替えたところだという。「犯罪防止用具ですって?なんなんだろう?面白そう。伺います。響子さん、もうお酒飲んでるでしょう?おつまみもっていこうか?すぐ伺います」
佐藤と木村が響子の部屋に着くと、すでに安納が来ており、ダイニングテーブルで響子と二人で酒を飲んでいた。ここ数日で佐藤には見慣れた、ふんわりとしたゴスロリの姫袖ミニワンピースを響子は着ていたが、初めてそれを目にする木村は思わず目を丸くする。一方の安納は、蛍光イエローのパーカーに同色同デザインのジャージのパンツというリラックスした姿(?)だ。この二人の対照的なファッションセンスについて、佐藤は未だに理解できずにいる。
佐藤と木村にもオンザロックのグラスが渡された。もちろん、響子のことだから何を飲むかなんて聞かない。「私が作った酒を飲め!」というスタンスだ。
「モンキーショルダー。グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィの三つの蒸留所の原酒をブレンドしたモルト100%のウイスキーよ。お飲みなさい。美味しいわよ」と、まずはビールでなどとは言わない響子。
「これ、私が昨日作ったもつ煮と豚足、チャーシューです。よかったらどうぞ」と茶色一色の皿を二人の方に押し出す安納。サラダや軽いおつまみなどを作る女性ではないのだ。
佐藤は三人を紹介した。「彼が私の高校の同期の木村正雄。今M安全という会社の研究所に勤めていて、建築現場で使う安全具の開発を担当しています。木村、こちらがこのマンションのオーナーの九条響子さん。私の雇用主だ。こちらが安納沙織さん。この町内の所轄警察署の警部。キャリア組だよ」
「お二人共はじめまして。木村です。佐藤に私の発明を見せたら、ぜひお二人にお見せしたいって言われまして。安納さんは警察の方と佐藤から聞きまして、警察の装備品としてどうかな?と感想をお聞きしたいんですよ」と木村は持ってきたボストンバックから白い手袋のようなものを取り出した。「色は何色でも着色できます。触ってみてください」と安納に手袋を差し出す。
「柔らかいわ」
「氷嚢のアイシングバッグみたいなものです。内側と外側は防弾チョッキに使うケプラー繊維でできています。その間に金属分子配合のポリマーを充填しています。防弾チョッキよりもはるかに軽く、装着時の柔軟性を考えて開発しました」
「木村、能書きは良いから」
「これは試作品で、肘から下までをカバーするだけです。安納さん、装着してみてくださいませんか。ぼくの手で型を取ったので多少ブカブカでしょうけど」と安納の横の椅子に移って木村が安納に手袋みたいな製品を差し出した。
安納が右手に手袋を付けてみた。肘関節の下までカバーしている。「氷嚢を付けているみたいね」
「そうそう、氷嚢みたいなブヨブヨした感触でしょう?いまはですけど。それで」と持ってきたバックからゴソゴソと機械を取り出した。「これは心肺停止の時の緊急救命医療に使う自動体外式除細動器(AED)です。見られたことがあるかもしれません。汎用品で20万円くらいです。特殊なデバイスを使いたくなかったので汎用品を転用して使用することを考えました」と除細動パッドの付いていない陽極、陰極、ニュートラルの三つの雄端子を手袋の雌端子に差し込んだ。「このAEDで手袋、私はパワードユニットと呼んでいますが、これに通電します。人体に電流は流れませんのでご安心ください」と安納に言う。安納はちょっと不安そうだが黙っている。
木村がAEDを操作した。独特のチャージ音がして、インジケーターが赤から緑に変わった。「AEDの電気ショックがきますが、ビックリしないでください。体に電流が流れるわけじゃありません。安納さん、腕を宙に差し出して。いいですか」と木村が点滅ボタンを押した。AEDの騒がしいピー音が鳴り止んだ。「安納さん、いかがですか?」
「え?どうって?あら、硬くなっているわ。カチカチに硬い!」
正雄も面白い硬化方法を考えついたものだと佐藤は思った。自動体外式除細動器(AED)の1200~2000Vの電圧、30~50Aの電流で、パワードユニットのポリマーと金属分子を硬化させるなど誰が思いつくのだろう?
パワードユニットなどというと、トム・クルーズ主演の『ALL YOU NEED IS KILL』みたいなメカを想像する人がいるかもしれない。或いは、建築現場で実用化されている人工筋肉でできた重量物の搬送の際に装着するパワーアシストスーツとかだ。だが、正雄が会社に内緒で開発したパワードユニットはそれらとは異なるものだ。
「安納さん、指を曲げてみたり手首を回してみたりしてください」
「曲がるわ。なんていうのかしら?前腕部にメリケンサックを付けたみたいな、そんな感じ?」安納は警察で体術の訓練、武器の学習をしているので、普通の女の子の感じ方をしないようだ。
「確かにそうでしょうね。これの硬さ、硬度はステンレス鋼以上で、でも、重さは半分以下なんです」また木村がバックの中身をかき回した。木槌とハンマーを取り出す。「叩いてみますよ」と木槌で手の甲から前腕部までを軽く叩いた。「どうですか?」
「まったく感じません」
「中世ヨーロッパの鎧みたいなものですからね。ではハンマーでは?」と金槌で同じように軽く叩いた。「感じません」
「じゃあ」と木村は言って思いっきり前腕部にハンマーを振り下ろした。安納はビックリして一瞬顔をしかめたが「えええ?全然感じない。ちょっとビィ~ンとするけど…」
「金属なので金属製のもので叩くとビィ~ンと痺れる感覚が難点ですが、ダメージは受けません」
「木村さん、このユニットの重量はどのくらいですか?」安納が手首をぐるぐる回しながら木村に聞いた。
「前腕部から指先までですから350グラムぐらい。タブレットより軽いです。指や手首の関節が動くのは、その部分は硬化しない素材を使ったからです。ケプラー繊維で補強はしていますが、関節部分を刃物で切りつけられると関節のパーツにダメージを受けます。そこが弱点ですね。もっと開発できるなら、肩・肩甲骨から指先までをカバーするくらいのものを考えています。ヤクザの倶利伽羅紋紋あるじゃないですか。胸部から脇の下、肩甲骨から肘くらいまでの入れ墨が。その範囲と指先までカバーするぐらいのユニットを作っても片腕で1.5キロくらい、左右のユニットで三キロくらいになると思います」
安納が左手で右手のユニットをパンパン叩きながら「これ、いいわ。ケプラー製の防弾チョッキはチョッキだから両腕を防護できないのよねえ。重くて着けるのも手間だし。木村さん、どうやって作るんです?S、M、Lサイズとかでは体に密着しないですよね?」と言った。
「カバーする部分の体をスキャン、人体の3Dのポリゴンメッシュを作成して型を作ります。ケプラー繊維の布を裁断、それに3Dプリンターで金属ポリマーのゲルをプリンティングしていきます」
「手間がかかりそう」
「いいえ、スマホで動画撮影して、会社のサーバーにアップロードすればポリゴンメッシュは今でも作れちゃいます」
「ウチの科警研(科学警察研究所)に紹介したらきっと興味を持つと思います。犯人逮捕などで、警察官が怪我をする場合もありますが、防弾チョッキは着るのも脱ぐのも…あ!これどうやって外すのですか?」
「ああ、簡単です。AEDの正極と陽極を逆にして」と木村はAEDの端子を逆につけた。「こうやって逆向きの電流を流すとゲル状に戻ります。何回使えるかの耐久性試験はまだしてませんが」と安納の手袋を引っ張って脱がした。「そうですか、科学警察研究所もいいかもしれませんね。私はこの製品を持ち込むのに、防衛省、防衛装備庁の新世代装備研究所とかJAXAもいいかもと思ってまして」
「自衛隊用に?そうですね。近接白兵戦に使えるかもしれない」
「そうそう。それと、JAXAと共同研究をして、スペーススーツの一部パーツとしてどうかなと。これの利点は、硬化と軟化に電力を必要としますが、パワードユニット自体はモーターなど電気部品を使用していないので、通電用のユニットに巡らせた電線が断線さえしなければ、電気電子部品が理由で壊れたりしないという点だと思ってます」
「いや、全然そういった話じゃありません。今、私の高校の同期の木村ってのが遊びに来ていて、彼が面白い発明を持ってきたんですよ。それで、これは安納警部が興味を持ちそうな物なんですが、響子さんも見たいかもしれないと思って。犯罪防止用具なんですよ」
「犯罪防止用具?ふ~ん。見てみたいわね。安納さんには連絡したの?」
「いえ、まだです」
「さっき廊下ですれ違ったから帰宅していると思うけど…私から聞いてみる?私の部屋でどう?」
「そうお願いできれば」
響子が安納に電話すると、ちょうどシャワーを浴びて着替えたところだという。「犯罪防止用具ですって?なんなんだろう?面白そう。伺います。響子さん、もうお酒飲んでるでしょう?おつまみもっていこうか?すぐ伺います」
佐藤と木村が響子の部屋に着くと、すでに安納が来ており、ダイニングテーブルで響子と二人で酒を飲んでいた。ここ数日で佐藤には見慣れた、ふんわりとしたゴスロリの姫袖ミニワンピースを響子は着ていたが、初めてそれを目にする木村は思わず目を丸くする。一方の安納は、蛍光イエローのパーカーに同色同デザインのジャージのパンツというリラックスした姿(?)だ。この二人の対照的なファッションセンスについて、佐藤は未だに理解できずにいる。
佐藤と木村にもオンザロックのグラスが渡された。もちろん、響子のことだから何を飲むかなんて聞かない。「私が作った酒を飲め!」というスタンスだ。
「モンキーショルダー。グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィの三つの蒸留所の原酒をブレンドしたモルト100%のウイスキーよ。お飲みなさい。美味しいわよ」と、まずはビールでなどとは言わない響子。
「これ、私が昨日作ったもつ煮と豚足、チャーシューです。よかったらどうぞ」と茶色一色の皿を二人の方に押し出す安納。サラダや軽いおつまみなどを作る女性ではないのだ。
佐藤は三人を紹介した。「彼が私の高校の同期の木村正雄。今M安全という会社の研究所に勤めていて、建築現場で使う安全具の開発を担当しています。木村、こちらがこのマンションのオーナーの九条響子さん。私の雇用主だ。こちらが安納沙織さん。この町内の所轄警察署の警部。キャリア組だよ」
「お二人共はじめまして。木村です。佐藤に私の発明を見せたら、ぜひお二人にお見せしたいって言われまして。安納さんは警察の方と佐藤から聞きまして、警察の装備品としてどうかな?と感想をお聞きしたいんですよ」と木村は持ってきたボストンバックから白い手袋のようなものを取り出した。「色は何色でも着色できます。触ってみてください」と安納に手袋を差し出す。
「柔らかいわ」
「氷嚢のアイシングバッグみたいなものです。内側と外側は防弾チョッキに使うケプラー繊維でできています。その間に金属分子配合のポリマーを充填しています。防弾チョッキよりもはるかに軽く、装着時の柔軟性を考えて開発しました」
「木村、能書きは良いから」
「これは試作品で、肘から下までをカバーするだけです。安納さん、装着してみてくださいませんか。ぼくの手で型を取ったので多少ブカブカでしょうけど」と安納の横の椅子に移って木村が安納に手袋みたいな製品を差し出した。
安納が右手に手袋を付けてみた。肘関節の下までカバーしている。「氷嚢を付けているみたいね」
「そうそう、氷嚢みたいなブヨブヨした感触でしょう?いまはですけど。それで」と持ってきたバックからゴソゴソと機械を取り出した。「これは心肺停止の時の緊急救命医療に使う自動体外式除細動器(AED)です。見られたことがあるかもしれません。汎用品で20万円くらいです。特殊なデバイスを使いたくなかったので汎用品を転用して使用することを考えました」と除細動パッドの付いていない陽極、陰極、ニュートラルの三つの雄端子を手袋の雌端子に差し込んだ。「このAEDで手袋、私はパワードユニットと呼んでいますが、これに通電します。人体に電流は流れませんのでご安心ください」と安納に言う。安納はちょっと不安そうだが黙っている。
木村がAEDを操作した。独特のチャージ音がして、インジケーターが赤から緑に変わった。「AEDの電気ショックがきますが、ビックリしないでください。体に電流が流れるわけじゃありません。安納さん、腕を宙に差し出して。いいですか」と木村が点滅ボタンを押した。AEDの騒がしいピー音が鳴り止んだ。「安納さん、いかがですか?」
「え?どうって?あら、硬くなっているわ。カチカチに硬い!」
正雄も面白い硬化方法を考えついたものだと佐藤は思った。自動体外式除細動器(AED)の1200~2000Vの電圧、30~50Aの電流で、パワードユニットのポリマーと金属分子を硬化させるなど誰が思いつくのだろう?
パワードユニットなどというと、トム・クルーズ主演の『ALL YOU NEED IS KILL』みたいなメカを想像する人がいるかもしれない。或いは、建築現場で実用化されている人工筋肉でできた重量物の搬送の際に装着するパワーアシストスーツとかだ。だが、正雄が会社に内緒で開発したパワードユニットはそれらとは異なるものだ。
「安納さん、指を曲げてみたり手首を回してみたりしてください」
「曲がるわ。なんていうのかしら?前腕部にメリケンサックを付けたみたいな、そんな感じ?」安納は警察で体術の訓練、武器の学習をしているので、普通の女の子の感じ方をしないようだ。
「確かにそうでしょうね。これの硬さ、硬度はステンレス鋼以上で、でも、重さは半分以下なんです」また木村がバックの中身をかき回した。木槌とハンマーを取り出す。「叩いてみますよ」と木槌で手の甲から前腕部までを軽く叩いた。「どうですか?」
「まったく感じません」
「中世ヨーロッパの鎧みたいなものですからね。ではハンマーでは?」と金槌で同じように軽く叩いた。「感じません」
「じゃあ」と木村は言って思いっきり前腕部にハンマーを振り下ろした。安納はビックリして一瞬顔をしかめたが「えええ?全然感じない。ちょっとビィ~ンとするけど…」
「金属なので金属製のもので叩くとビィ~ンと痺れる感覚が難点ですが、ダメージは受けません」
「木村さん、このユニットの重量はどのくらいですか?」安納が手首をぐるぐる回しながら木村に聞いた。
「前腕部から指先までですから350グラムぐらい。タブレットより軽いです。指や手首の関節が動くのは、その部分は硬化しない素材を使ったからです。ケプラー繊維で補強はしていますが、関節部分を刃物で切りつけられると関節のパーツにダメージを受けます。そこが弱点ですね。もっと開発できるなら、肩・肩甲骨から指先までをカバーするくらいのものを考えています。ヤクザの倶利伽羅紋紋あるじゃないですか。胸部から脇の下、肩甲骨から肘くらいまでの入れ墨が。その範囲と指先までカバーするぐらいのユニットを作っても片腕で1.5キロくらい、左右のユニットで三キロくらいになると思います」
安納が左手で右手のユニットをパンパン叩きながら「これ、いいわ。ケプラー製の防弾チョッキはチョッキだから両腕を防護できないのよねえ。重くて着けるのも手間だし。木村さん、どうやって作るんです?S、M、Lサイズとかでは体に密着しないですよね?」と言った。
「カバーする部分の体をスキャン、人体の3Dのポリゴンメッシュを作成して型を作ります。ケプラー繊維の布を裁断、それに3Dプリンターで金属ポリマーのゲルをプリンティングしていきます」
「手間がかかりそう」
「いいえ、スマホで動画撮影して、会社のサーバーにアップロードすればポリゴンメッシュは今でも作れちゃいます」
「ウチの科警研(科学警察研究所)に紹介したらきっと興味を持つと思います。犯人逮捕などで、警察官が怪我をする場合もありますが、防弾チョッキは着るのも脱ぐのも…あ!これどうやって外すのですか?」
「ああ、簡単です。AEDの正極と陽極を逆にして」と木村はAEDの端子を逆につけた。「こうやって逆向きの電流を流すとゲル状に戻ります。何回使えるかの耐久性試験はまだしてませんが」と安納の手袋を引っ張って脱がした。「そうですか、科学警察研究所もいいかもしれませんね。私はこの製品を持ち込むのに、防衛省、防衛装備庁の新世代装備研究所とかJAXAもいいかもと思ってまして」
「自衛隊用に?そうですね。近接白兵戦に使えるかもしれない」
「そうそう。それと、JAXAと共同研究をして、スペーススーツの一部パーツとしてどうかなと。これの利点は、硬化と軟化に電力を必要としますが、パワードユニット自体はモーターなど電気部品を使用していないので、通電用のユニットに巡らせた電線が断線さえしなければ、電気電子部品が理由で壊れたりしないという点だと思ってます」
0
あなたにおすすめの小説
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
最強天使の俺、日本で迷子になり高校生男子に懐かれ大混乱【改訂版】
エイト∞
キャラ文芸
最速で任務をこなす、上界が誇る最強天使サミュエル。だが、実は伝説級の方向音痴で、日本の渋谷に舞い降りるはずが、なぜか栃木で迷子に!?居候先はド天然な高校生男子、美浜遊の家。そこでサミュエルは、遊の『恋の応援』を新たなミッションに掲げ奮闘するのだが……?
天使と人間のハートフル友情コメディ。栃木の名産、名所を舞台に繰り広げます。たくさん笑って、ちょっとほろりとして、ぜひお楽しみください!!
※施設名はぼやかしてます。
(例:那須ハイランドパーク→那須ハイパーク、江戸ワンダーランド→江戸ワンダフルランドなど)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる