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第10話 生涯初の安納のデートの話2
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東京◯ィズニーランド
木村にとって遊園地に来るのは三十年ぶりだ。母親と姉妹とで行った『横浜ドリームランド』という2002年に閉園した遊園地が最後だった。家族以外の女性と遊園地など来たことは一度もない。彼にとって、東京◯ィズニーランドの人混みは恐怖だったが、物怖じしない安納と一緒なのが救いだった。響子に貰ったワンデーパスポート二枚を彼は握りしめた。メインエントランスは人混みで溢れ大混雑だった。長蛇の列だ。
「舞浜駅側の方が駐車場側よりも人がスムーズに流れるそうですよ」と安納が言う。「ネットで昨晩調べただけで私は来たことがないんですけど」
「安納さん、この人混み!」
「大丈夫!木村さん、私の腕を掴んで!」さっさと入園してさっさと出てしまおうと思っている安納。木村は、彼女、嬉しそうだな、楽しみにしていたんだな、と誤解する。
木村は恐怖したが意外とズンズンと列が進む。まず、手荷物検査所が17ヶ所ある。安納が空いている所を目ざとく見つけて列を選んで手荷物検査を済ませてしまう。そして、入園の長い列に並んでしばらくしてやっと入園した。ここまでで25分かかった。木村は卒倒しそうになった。なぜ、みんなこんなことが耐えられるんだろう?と木村は思ったが、楽しそうな安納を見て我慢した。安納はまだ木村の手を掴んだままだ。
あ!まず、恋人繋ぎの証拠写真を撮らねば!と安納は思った。彼女は突然立ち止まって、木村の手を離した。「木村さん、昨日響子さんに『最初のデートで恋人繋ぎぐらいはしないとダメ!』と言われたじゃないですか!しましょう!恋人繋ぎ!」
「恋人繋ぎって、どうするものなの?」42歳になる木村が聞いた。
「ネットで調べました!お互いの指を絡めて手のひらを重ねる手の繋ぎ方、だそうです。画像で見たのは…」と木村の右手を掴んで強引に指と指を絡め合わせた。「こうして、ピタッと手のひらを重ねて…は、恥ずかしいですね…」
「安納さん、響子さんに言われたからって、こんなことしなくていいんですよ」
「しないとダメなんです、恋人繋ぎ」プロレスの道場行きがかかっている安納。「それで、これを写真に撮ります」とパンツのポケットからスマホを取り出し絡めた手を撮してしまい、共有で、響子に送ってしまった。
「何したんです?」
「響子さんに送信しました。重要なことです。証拠です」
「はぁ」
午前中にパパっと終わらせたい安納は、空いているアトラクションはどこか?とキョロキョロ周囲を見回す。「木村さん、あそこが空いてそうです」と恋人繋ぎのまま木村を引っ張っていくが、急にまた立ち止まった。
「…安納さん、どうしたの?」
「木村さん、あれ!」と右手で手すりのそばを指さした。
「あれ?」
「あの男性が女性のハンドバックから財布を掏ってます」
「え?どこどこ?」
安納は木村の手を離すと、スルスルっとスリの男性のそばに歩み寄った。女性は財布を掏られたことに気づかない。男性は足早に歩き去ろうとしている。安納は男性の進行方向に行って、脚を引っ掛けた。前のめりに転ぶ男性。安納は男性の右手を後ろ手に捻り上げる。
「何をするんだ!」と騒ぐ男性。
「木村さん、あの女性を連れてきて。財布を掏られたことを気づいてないわ。それから警備員を呼んで下さい」
木村は女性に駆け寄り、財布はありますか?掏られてませんか?と聞いた。ハンドバッグの中身を調べた女性は「財布、ないです!」と言う。木村が「私の連れが犯人を捕まえています。警備員を呼びましょう」と彼女に言った。
木村が呼ぶまでもなく、めざとく私服の巡回警備員が安納と男性の姿を見て近寄った。どうされました?喧嘩ですか?と安納に聞く。
「この男性がその女性の財布を掏ったのを目撃して捕まえたんです」と安納。
「事情を事務所で聞きましょうか」と警備員。女性に向かって「財布は掏られたんですか?」と聞く。
「ハイ、この人かどうか、気づきませんでしたが、財布はありません」
スリ犯の腕を掴んだ警備員、安納、木村、女性がゾロゾロと警備員室に歩いていった。警備員室で私服がスリ犯の体を調べた。ズボンの右のポケットに財布が入っていた。女性に「この財布、あなたのものでしょうか?」と確認した。「ハイ、私のものです」という女性。警備員が確かに財布が女性のものかどうか確認する。女性は財布の中にマイナカードと免許証、健康保険証が入っていますと言った。確かに女性の財布と確認した警備員。スリの犯人は椅子にションボリ座っていた。
「いやぁ、お手柄です。私も遠目で見ていましたが、この男にすり寄って脚を引っ掛けて後ろ手に手を捻って確保するなんて、お見事でした!」と安納に言う。
「いやいや、今日は非番ですが、私、こういうものです」とハンドバックから警察バッジを出して警備員に開いて見せた。
「え?警察の方ですか?拝見してもよろしいですか?」と警備員。レプリカが出回っているので確認するのだ。「荒川警察署の方でしたか。安納警部…お若そうなのに警部…」
「たまたま試験の出来がよかったものですから。新米ですよ」と安納がいつもおまえが警部?というのに慣れていてそう答えた。
「私は退署しましたが、元同業でしたので。失礼いたしました」と警備員。
「スミマセン、私、今日非番でして、この方とデート中で」と木村の方を向いた。「よろしければ、これで失礼させていただけますか?何かありましたら、署の方まで連絡をいただければ。ここの所轄の浦安警察署に連絡されるでしょう?荒川警察署の安納と言っていただければ…」
「いや、私も目撃しておりましたので、戻られても問題ありません。書類などの署名に必要があれば、浦安警察署に報告しておきます。電話番号だけいただけますか?」安納はスマホの番号を教えた。
警備員室を出た安納と木村は、さてどうしようかとお互いに思った。そこへ安納のスマホが鳴った。響子だった。
「恋人繋ぎの証拠写真を貰ったわ。どう?楽しんでる?キスなんかしたの?」
「ハハハ、それがまだアトラクションを見ないうちにキスじゃなくて、スリを捕まえてしまいました!」
「え?スリ?…そんなのほっとけば良いのに…警備員だっているでしょうに」
「本能です!それより、午後の段取りは?」
「向こうはオッケーだけど…木村さんに午後のことを説明したの?」
「マダっす!」
「しょうがないわね。スマホを木村さんに代わって。私から彼に説明してあげるわ」
しばらくスマホを耳に当てて響子の説明を聞いていた木村は通話を終えて、安納にスマホを返した。「安納さん、そうならそうと言ってくれれば」安納は木村が怒るか、と思った。「私だって、こんな人混みはイヤです。それより、安納さんと同じく、私も女子プロレスの道場に行ってみたいんですよ。早く言えばいいのに」
「え?怒らないですか?」
「怒るわけがないじゃないですか。プロレスの練習なんて、筋肉の動作を観察するのにいい経験になります。パワードユニットの開発の参考になる」
「え?そっちの方?」
「ええ。そういう話だったら、マンションに戻りましょう。九条さんが『だったらマンションに戻ってらっしゃい。私の部屋に来て。ウナギの出前でもとって、みんなで食べましょう』と言われてます。さ、帰りましょう!」嬉しそうな木村。今度は安納がキョトンとする番だ。
帰り道、恋人繋ぎはこれで止めちゃダメよね、と思って、今度は恥ずかしがりながらも木村の手を握った。二人とも手のひらにべっとりと汗をかいた。
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「舞浜駅側の方が駐車場側よりも人がスムーズに流れるそうですよ」と安納が言う。「ネットで昨晩調べただけで私は来たことがないんですけど」
「安納さん、この人混み!」
「大丈夫!木村さん、私の腕を掴んで!」さっさと入園してさっさと出てしまおうと思っている安納。木村は、彼女、嬉しそうだな、楽しみにしていたんだな、と誤解する。
木村は恐怖したが意外とズンズンと列が進む。まず、手荷物検査所が17ヶ所ある。安納が空いている所を目ざとく見つけて列を選んで手荷物検査を済ませてしまう。そして、入園の長い列に並んでしばらくしてやっと入園した。ここまでで25分かかった。木村は卒倒しそうになった。なぜ、みんなこんなことが耐えられるんだろう?と木村は思ったが、楽しそうな安納を見て我慢した。安納はまだ木村の手を掴んだままだ。
あ!まず、恋人繋ぎの証拠写真を撮らねば!と安納は思った。彼女は突然立ち止まって、木村の手を離した。「木村さん、昨日響子さんに『最初のデートで恋人繋ぎぐらいはしないとダメ!』と言われたじゃないですか!しましょう!恋人繋ぎ!」
「恋人繋ぎって、どうするものなの?」42歳になる木村が聞いた。
「ネットで調べました!お互いの指を絡めて手のひらを重ねる手の繋ぎ方、だそうです。画像で見たのは…」と木村の右手を掴んで強引に指と指を絡め合わせた。「こうして、ピタッと手のひらを重ねて…は、恥ずかしいですね…」
「安納さん、響子さんに言われたからって、こんなことしなくていいんですよ」
「しないとダメなんです、恋人繋ぎ」プロレスの道場行きがかかっている安納。「それで、これを写真に撮ります」とパンツのポケットからスマホを取り出し絡めた手を撮してしまい、共有で、響子に送ってしまった。
「何したんです?」
「響子さんに送信しました。重要なことです。証拠です」
「はぁ」
午前中にパパっと終わらせたい安納は、空いているアトラクションはどこか?とキョロキョロ周囲を見回す。「木村さん、あそこが空いてそうです」と恋人繋ぎのまま木村を引っ張っていくが、急にまた立ち止まった。
「…安納さん、どうしたの?」
「木村さん、あれ!」と右手で手すりのそばを指さした。
「あれ?」
「あの男性が女性のハンドバックから財布を掏ってます」
「え?どこどこ?」
安納は木村の手を離すと、スルスルっとスリの男性のそばに歩み寄った。女性は財布を掏られたことに気づかない。男性は足早に歩き去ろうとしている。安納は男性の進行方向に行って、脚を引っ掛けた。前のめりに転ぶ男性。安納は男性の右手を後ろ手に捻り上げる。
「何をするんだ!」と騒ぐ男性。
「木村さん、あの女性を連れてきて。財布を掏られたことを気づいてないわ。それから警備員を呼んで下さい」
木村は女性に駆け寄り、財布はありますか?掏られてませんか?と聞いた。ハンドバッグの中身を調べた女性は「財布、ないです!」と言う。木村が「私の連れが犯人を捕まえています。警備員を呼びましょう」と彼女に言った。
木村が呼ぶまでもなく、めざとく私服の巡回警備員が安納と男性の姿を見て近寄った。どうされました?喧嘩ですか?と安納に聞く。
「この男性がその女性の財布を掏ったのを目撃して捕まえたんです」と安納。
「事情を事務所で聞きましょうか」と警備員。女性に向かって「財布は掏られたんですか?」と聞く。
「ハイ、この人かどうか、気づきませんでしたが、財布はありません」
スリ犯の腕を掴んだ警備員、安納、木村、女性がゾロゾロと警備員室に歩いていった。警備員室で私服がスリ犯の体を調べた。ズボンの右のポケットに財布が入っていた。女性に「この財布、あなたのものでしょうか?」と確認した。「ハイ、私のものです」という女性。警備員が確かに財布が女性のものかどうか確認する。女性は財布の中にマイナカードと免許証、健康保険証が入っていますと言った。確かに女性の財布と確認した警備員。スリの犯人は椅子にションボリ座っていた。
「いやぁ、お手柄です。私も遠目で見ていましたが、この男にすり寄って脚を引っ掛けて後ろ手に手を捻って確保するなんて、お見事でした!」と安納に言う。
「いやいや、今日は非番ですが、私、こういうものです」とハンドバックから警察バッジを出して警備員に開いて見せた。
「え?警察の方ですか?拝見してもよろしいですか?」と警備員。レプリカが出回っているので確認するのだ。「荒川警察署の方でしたか。安納警部…お若そうなのに警部…」
「たまたま試験の出来がよかったものですから。新米ですよ」と安納がいつもおまえが警部?というのに慣れていてそう答えた。
「私は退署しましたが、元同業でしたので。失礼いたしました」と警備員。
「スミマセン、私、今日非番でして、この方とデート中で」と木村の方を向いた。「よろしければ、これで失礼させていただけますか?何かありましたら、署の方まで連絡をいただければ。ここの所轄の浦安警察署に連絡されるでしょう?荒川警察署の安納と言っていただければ…」
「いや、私も目撃しておりましたので、戻られても問題ありません。書類などの署名に必要があれば、浦安警察署に報告しておきます。電話番号だけいただけますか?」安納はスマホの番号を教えた。
警備員室を出た安納と木村は、さてどうしようかとお互いに思った。そこへ安納のスマホが鳴った。響子だった。
「恋人繋ぎの証拠写真を貰ったわ。どう?楽しんでる?キスなんかしたの?」
「ハハハ、それがまだアトラクションを見ないうちにキスじゃなくて、スリを捕まえてしまいました!」
「え?スリ?…そんなのほっとけば良いのに…警備員だっているでしょうに」
「本能です!それより、午後の段取りは?」
「向こうはオッケーだけど…木村さんに午後のことを説明したの?」
「マダっす!」
「しょうがないわね。スマホを木村さんに代わって。私から彼に説明してあげるわ」
しばらくスマホを耳に当てて響子の説明を聞いていた木村は通話を終えて、安納にスマホを返した。「安納さん、そうならそうと言ってくれれば」安納は木村が怒るか、と思った。「私だって、こんな人混みはイヤです。それより、安納さんと同じく、私も女子プロレスの道場に行ってみたいんですよ。早く言えばいいのに」
「え?怒らないですか?」
「怒るわけがないじゃないですか。プロレスの練習なんて、筋肉の動作を観察するのにいい経験になります。パワードユニットの開発の参考になる」
「え?そっちの方?」
「ええ。そういう話だったら、マンションに戻りましょう。九条さんが『だったらマンションに戻ってらっしゃい。私の部屋に来て。ウナギの出前でもとって、みんなで食べましょう』と言われてます。さ、帰りましょう!」嬉しそうな木村。今度は安納がキョトンとする番だ。
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