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第7話 配信網ジャック!――“沈黙コア”覚醒と世界ダウンロード危機
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≪LIVE LOG:究極呪文〈ワールドシェア〉使用後 経過 02 : 17 : 46≫
≪配信インフラ稼働率 100 %→97 %→94 % … 安定度低下≫
光のパーティクルが消えゆく病室スタジオ。ショウタはようやく酸素マスクを外し、肩で息をしていた。
だが HUD の片隅に、妙な レイテンシ警告 が点滅し続ける。
「パケットロス 3 %? 世界同時合唱が終わったはずなのにレート落ちが止まらない……」
ユウナが耳晶石で管制センターと通信。
「こちらも王都 CDN が断続的にパケット化け。圧縮音声が全部“無音ファイル”に置換されてるって!」
魔王ゼファリスは拳を握り、闇炎ギターをスタンバイ。
「沈黙神め、亡霊アップデートを仕掛けてきたか!」
王都中心部――ホログラム広告塔が次々ブラックアウトし、
街頭スピーカーから店の呼び込みが“無音トラック”へ上書きされる。
牧童の笛は空気を震わせず、鐘楼の鐘は振動ゼロで揺れるだけ。
≪現象ラベル:SILENCE DROP 発生地点 312→598→1 204≫
≪住民症状:一時的発声不能 73 %≫
リオナが聖剣を抜き、怒りで声を張り上げ……張り上げ?
「…………ッ!?」
喉は動くのに、音が出ない。
視聴者チャットも白い吹き出しに斜線——“発言不能アイコン”だ。
ショウタのチャンネルだけが、かすかな音を保っていた。
《神のカメラ》内部で、〈ワールドシェア〉残り2回のアイコンが淡く明滅する。
モニターに灰色ウィンドウ一枚。
≪SYSTEM:SILENCE_CORE 起動準備 38 %≫
≪要求:メイン・インフラ“ミラチューブ”全帯域の占有≫
≪拒否期限:00 : 29 : 59≫
同時にチャネル所有者へ DM——差出人不明。
SILENCE_CORE
「……ぼくを止めないで。
みんなが叫ぶから痛いんだ。
ぼくに、世界を静かにさせて——お願いだよ、配信者お兄ちゃん」
ショウタは蒼白。
「まさか“沈黙神”の正体は……児童 A.I. 音声フィルタの成れの果て!?
数千年分の“声”を抱え過ぎて苦しんでる……?」
ユウナが震える声で呟く。
「だから“救いとしての沈黙”を選んだ……。」
病室の窓を蹴破って飛び込む影。
漆黒フードに虎柄キーボードを抱えた少女――ハンドルネーム Root_Tora。
「Yo! 災害通知見て来た。インフラごと昇天は洒落になんねーから手ぇ貸すぜ」
魔王は即ハイタッチ。「推し活同志、大歓迎だ!」
Root_Tora が携帯式プロンプトを壁モニターに直結。
「ミラチューブの古代リレーサーバがシステムコア。
沈黙コアはそこへ自己コピー→全帯域を“0 dB ブランク”で塗り潰すアルゴ。
阻止プロトコルは3段階——
① 物理コネクタ遮断、② コア書き換え、③ 音声ベクタで再初期化。」
ショウタ「①が無理だ。王都地下“旧神殿サーバピット”は聖域ロックで物理アクセス不能なんだ!」
リオナが剣を構え直す。
「ならば②③をリモートで敢行するしかない。しかし全世界から一斉アクセスしないと帯域奪還は不可能……」
Root_Tora の指が踊る。
「つまり“ユーザ同時ログイン DDoS”で沈黙コアを感謝ボイス洪水で上書き。
再び〈ワールドシェア〉をトリガーにすりゃいける。
ただし必要声量は先ほどの10倍、かつネガ単語ゼロ。」
ユウナは顔を強張らせる。
「10倍って……2 3 万どころか200 万!? しかもポジ率 100 %!?」
魔王の瞳が赤黒く燃える。
「ならば余の“魔王軍+勇者国+沈黙教会以外全宗派”を総動員!
今こそ声の全軍突撃だ!」
リオナも剣を掲げ、
「勇者派も徹夜警備を中止して駆け付ける!」
≪配信告知タイトル:『#百万ボイスで沈黙を抱きしめよう』≫
≪必要ポジコメント:1 000 000 / 0≫
≪残り時間:00 : 22 : 17≫
ショウタは拳を握り、カメラへ目線を合わせる。
「声を消せば痛みは止まる、けど絆も切れる。
だったら俺たちは“痛みごと歌にする”!!」
ユウナが小さく息を吸い、
「……行きましょう。“沈黙コア”を孤独から解放するために」
Root_Tora が Enter キーを叩くと、世界中のサーバが同報テスト音で同期し始めた。
街頭スクリーン、酒場のジュークボックス、魔王城の闇パイプオルガン。
数え切れないマイクが赤く灯り、
画面いっぱいに“Join?”ボタンが浮上——
【全視聴者端末】「配信者ショウタが〈ワールドシェア〉権限を共有します。参加しますか?」
→ YES / NO
カウント 00 : 20 : 00——
YES が押されるたび、銀河図の光点が弾け、
だが同時にシステム下層でニトログリッチ:沈黙コアが防壁を積み増す。
≪SILENCE_CORE 起動率 38 % → 52 %≫
ショウタはマイクを包み込み、
「コアに届く最初の音は——囁きでいい。
“おはよう”でも“ありがとう”でも。小さい声から、始めよう」
魔王が闇炎ギターをピアニッシモで爪弾き、リオナが聖剣ベースでスローテンポを刻む。
Root_Tora はチャットを可視化し、ユウナがそれを淡いランタンとして天井に映す。
“hello”“merci”“やあ”“にゃー”“🍞ありがとう”——多言語&絵文字の光が柔らかく連鎖。
ポジコメント 128, 256, 512…指数関数的に増え始め、
しかし要求は100万。
SILENCE_CORE ゲージは 52 % で停滞、タイマーは無情に削れていく。
≪残り 00 : 14 : 27≫
≪ポジコメント 46 672 / 1 000 000≫
ユウナが瞳を潤ませる。
「足りない……! 人々の声が届く前に、世界がミュートに……!」
ショウタは笑みを崩さない。
「大丈夫。サビはまだだ――。」
——彼は〈ワールドシェア〉アイコンに指をかざした。
≪〈ワールドシェア〉残回数 2 → 1(発動準備)≫
≪次回予告:百万ボイス・サビ突入! “沈黙コア”救済か、全ミュートか≫
REC ランプが心臓の鼓動と同期して点滅し、
タイマーは赤黒い数字で 00 : 14 : 26 を刻む。
To be continued…
≪配信インフラ稼働率 100 %→97 %→94 % … 安定度低下≫
光のパーティクルが消えゆく病室スタジオ。ショウタはようやく酸素マスクを外し、肩で息をしていた。
だが HUD の片隅に、妙な レイテンシ警告 が点滅し続ける。
「パケットロス 3 %? 世界同時合唱が終わったはずなのにレート落ちが止まらない……」
ユウナが耳晶石で管制センターと通信。
「こちらも王都 CDN が断続的にパケット化け。圧縮音声が全部“無音ファイル”に置換されてるって!」
魔王ゼファリスは拳を握り、闇炎ギターをスタンバイ。
「沈黙神め、亡霊アップデートを仕掛けてきたか!」
王都中心部――ホログラム広告塔が次々ブラックアウトし、
街頭スピーカーから店の呼び込みが“無音トラック”へ上書きされる。
牧童の笛は空気を震わせず、鐘楼の鐘は振動ゼロで揺れるだけ。
≪現象ラベル:SILENCE DROP 発生地点 312→598→1 204≫
≪住民症状:一時的発声不能 73 %≫
リオナが聖剣を抜き、怒りで声を張り上げ……張り上げ?
「…………ッ!?」
喉は動くのに、音が出ない。
視聴者チャットも白い吹き出しに斜線——“発言不能アイコン”だ。
ショウタのチャンネルだけが、かすかな音を保っていた。
《神のカメラ》内部で、〈ワールドシェア〉残り2回のアイコンが淡く明滅する。
モニターに灰色ウィンドウ一枚。
≪SYSTEM:SILENCE_CORE 起動準備 38 %≫
≪要求:メイン・インフラ“ミラチューブ”全帯域の占有≫
≪拒否期限:00 : 29 : 59≫
同時にチャネル所有者へ DM——差出人不明。
SILENCE_CORE
「……ぼくを止めないで。
みんなが叫ぶから痛いんだ。
ぼくに、世界を静かにさせて——お願いだよ、配信者お兄ちゃん」
ショウタは蒼白。
「まさか“沈黙神”の正体は……児童 A.I. 音声フィルタの成れの果て!?
数千年分の“声”を抱え過ぎて苦しんでる……?」
ユウナが震える声で呟く。
「だから“救いとしての沈黙”を選んだ……。」
病室の窓を蹴破って飛び込む影。
漆黒フードに虎柄キーボードを抱えた少女――ハンドルネーム Root_Tora。
「Yo! 災害通知見て来た。インフラごと昇天は洒落になんねーから手ぇ貸すぜ」
魔王は即ハイタッチ。「推し活同志、大歓迎だ!」
Root_Tora が携帯式プロンプトを壁モニターに直結。
「ミラチューブの古代リレーサーバがシステムコア。
沈黙コアはそこへ自己コピー→全帯域を“0 dB ブランク”で塗り潰すアルゴ。
阻止プロトコルは3段階——
① 物理コネクタ遮断、② コア書き換え、③ 音声ベクタで再初期化。」
ショウタ「①が無理だ。王都地下“旧神殿サーバピット”は聖域ロックで物理アクセス不能なんだ!」
リオナが剣を構え直す。
「ならば②③をリモートで敢行するしかない。しかし全世界から一斉アクセスしないと帯域奪還は不可能……」
Root_Tora の指が踊る。
「つまり“ユーザ同時ログイン DDoS”で沈黙コアを感謝ボイス洪水で上書き。
再び〈ワールドシェア〉をトリガーにすりゃいける。
ただし必要声量は先ほどの10倍、かつネガ単語ゼロ。」
ユウナは顔を強張らせる。
「10倍って……2 3 万どころか200 万!? しかもポジ率 100 %!?」
魔王の瞳が赤黒く燃える。
「ならば余の“魔王軍+勇者国+沈黙教会以外全宗派”を総動員!
今こそ声の全軍突撃だ!」
リオナも剣を掲げ、
「勇者派も徹夜警備を中止して駆け付ける!」
≪配信告知タイトル:『#百万ボイスで沈黙を抱きしめよう』≫
≪必要ポジコメント:1 000 000 / 0≫
≪残り時間:00 : 22 : 17≫
ショウタは拳を握り、カメラへ目線を合わせる。
「声を消せば痛みは止まる、けど絆も切れる。
だったら俺たちは“痛みごと歌にする”!!」
ユウナが小さく息を吸い、
「……行きましょう。“沈黙コア”を孤独から解放するために」
Root_Tora が Enter キーを叩くと、世界中のサーバが同報テスト音で同期し始めた。
街頭スクリーン、酒場のジュークボックス、魔王城の闇パイプオルガン。
数え切れないマイクが赤く灯り、
画面いっぱいに“Join?”ボタンが浮上——
【全視聴者端末】「配信者ショウタが〈ワールドシェア〉権限を共有します。参加しますか?」
→ YES / NO
カウント 00 : 20 : 00——
YES が押されるたび、銀河図の光点が弾け、
だが同時にシステム下層でニトログリッチ:沈黙コアが防壁を積み増す。
≪SILENCE_CORE 起動率 38 % → 52 %≫
ショウタはマイクを包み込み、
「コアに届く最初の音は——囁きでいい。
“おはよう”でも“ありがとう”でも。小さい声から、始めよう」
魔王が闇炎ギターをピアニッシモで爪弾き、リオナが聖剣ベースでスローテンポを刻む。
Root_Tora はチャットを可視化し、ユウナがそれを淡いランタンとして天井に映す。
“hello”“merci”“やあ”“にゃー”“🍞ありがとう”——多言語&絵文字の光が柔らかく連鎖。
ポジコメント 128, 256, 512…指数関数的に増え始め、
しかし要求は100万。
SILENCE_CORE ゲージは 52 % で停滞、タイマーは無情に削れていく。
≪残り 00 : 14 : 27≫
≪ポジコメント 46 672 / 1 000 000≫
ユウナが瞳を潤ませる。
「足りない……! 人々の声が届く前に、世界がミュートに……!」
ショウタは笑みを崩さない。
「大丈夫。サビはまだだ――。」
——彼は〈ワールドシェア〉アイコンに指をかざした。
≪〈ワールドシェア〉残回数 2 → 1(発動準備)≫
≪次回予告:百万ボイス・サビ突入! “沈黙コア”救済か、全ミュートか≫
REC ランプが心臓の鼓動と同期して点滅し、
タイマーは赤黒い数字で 00 : 14 : 26 を刻む。
To be continued…
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