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17.魔法の検証をしてみたー勇者視点ー
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さて、そんな感じで旅に出たのはいいのだが、最初の宿に着いたところでサトルが話があると持ち出してきた。
それなら自分達は聞き込みに言ってくると言って他の面々は村に聞き込みに行ったのだが、それを見てサトルは自分もと言い出した。
けれど話があると言うのならそれを聞かせて欲しいと引き留め、そのまま部屋へと連れていく。
そして話を聞くと、どうやら魔法について教えて欲しいとのことだった。
魔法は俺も一応使えるしどういうことが知りたいんだと尋ねたのだが、意外にも予想外のことを尋ねられて困ってしまった。
もっとこう、どうやって訓練したらいいのか的な類のことだと思っていたのに、重ね掛けはできるのかから始まり、どれくらい効果が持続するのか、防御魔法の類は衝撃や関節技にも耐えうるのかなどなど色々聞かれたのだが、正直半分も答えられなかったので素直に謝る羽目になった。
すると今度は謝らなくてもいいから実証に付き合ってほしいと言われ、まあ自分の役にも立つかと思って一緒にやることにした。
場所は宿の裏手だ。
ここなら人もそうそう来ないだろうし、下は芝生のように柔らかな草が生えているので怪我をする心配もない。
「じゃあ早速やるか」
準備体操をきっちりやった後、サトルは俺に防御魔法を掛け始める。
「まずは重ね掛けがどれくらいできるかだな」
そう言って呪文を唱えて素早くサッサと薄い膜のような防御魔法を重ね掛けしていく。
「…………10、11、あ、これ以上は無理だな」
どうやら重ね掛けは10回が限度らしい。
「じゃあ今度はどれだけの効果があるかと、時間的な問題と、強度の問題かな」
そして柔道の技を幾つか試させてほしいと言ってきた。
「一本背負いで衝撃に対する効果、関節技で痛みによる効果、締め技で呼吸に対する効果を確認しておきたい。ヤバい時は手で知らせてくれ」
どうやらギブアップは受け付けてくれるらしい。
(ま、大丈夫だろ)
サトルは剣もできなければ攻撃魔法も使えないらしいので、どれくらい護身で動けるかは把握しておきたいと思い、快く引き受ける。
そして防御魔法の検証に入ったのだが、これは凄いなと思った。
まず、一応受け身は取ったが、投げられても痛くも痒くもなかったし、衝撃もほぼなかった。
重ね掛け×10は伊達ではない。
同じく関節技も『え?これ本当に関節極めてる?』と言う感じだったし、締め技も『全然苦しくないんだけど…。これ本当に締めてるのか?』という感じだった。
それを正直に報告すると、サトルはなるほどと言って何やら納得していた。
けれど続いて言われた言葉に唖然とする。
「じゃあ今度は俺が自分に重ね掛けするから、ヒロは剣で思いっきり斬りつけてきて欲しい」
「は?」
(いやいやいや!流石にそれはマズいだろう?!)
いくらなんでも勇者の剣で打ち込めば怪我をするのではないか?
防御魔法の効果がいきなり切れたら死ぬんじゃないか?
そう思って難色を示すと、じゃあ魔法でと言われたのでそれも断っておいた。
さすがに怪我をさせる可能性があることなんてできるはずがないし、効果切れ問題は剣と同じくらいだ。
万が一にでも死なれたら困る。
すると今度はじゃあ自分が攻撃してみると言い出し、剣を持とうとしたので危なっかしくて別の案を出すことにした。
それはその辺の木に魔法を重ね掛けして検証してみようというものだ。
木になら幾らでも打ち込んでやれると言ってやると、サトルの方も納得がいったのか、それでいいと言ってくれた。
けれどそこからが問題だった。
「…………も、無理…」
正直打ち込み回数が300回を超えてからは数えていないが、疲れすぎてもう腕が上がらなくなってきていた。
いくらなんでもこの防御魔法は強すぎなのではないだろうか?
それとも自分の腕がまだまだ未熟なのか?
これほどダメージを与えられないと言うのはなんだか負けたようで悔しい。
けれどそんな自分にサトルはサクッと回復魔法を唱え、あっさりと体力を回復してくれた。
「悪い悪い。でも始めた時から今で2時間くらいだけど、効果の持続が確認されたし、ヒロには感謝してる。ありがとう」
そうやって笑顔で言われたら文句も言えないではないか。
「…まあ回復してもらえたし、いいか」
とは言えこのまま負けっぱなしなのも何となくスッキリしない。
そこで名案が浮かんだ。
「そうだ!この後夕飯まで時間あるだろう?お前も攻撃力がないんなら基礎トレでもして体力つけて、いざという時すぐに逃げられるようにした方がいいぞ」
自分も付き合うから体力をつけろと言ってやると、サトルはそれもそうだなとすぐに返事をしてきたので、とりあえず部屋へと戻り軽くシャワーで汗を流してからストレッチに入った。
「……ぅう」
「硬いな」
「うるさい」
そして思った通りサトルは体が少し硬かった。
とは言えこれくらいなら毎日ストレッチをしていれば柔らかくなるだろう程度だ。
だからグイーッとゆっくり背中を押しながら手伝ってやる。
「うっ…ヒロ…もっと優しくしてくれ」
「これでも優しくしてるつもりだけどな」
「ふぅ…う…痛い……」
「頑張れ。サトルはやればできる」
「……絶対楽しんでるだろ」
「もちろん!」
「うぁ!いきなりそんな風にされたら苦しいっ…!」
涙目になるサトルがこちらを見てきたので、これ以上睨まれないように少し手加減しながら少しずつストレッチを手伝ってやることにした。
「俺が悪かった。今度は優しくするから、そう睨むなよ」
「睨んでない」
「はいはい。これでどうだ?」
「んっんっ…、これくらいなら大丈夫だ」
「そうか。じゃあもうちょっと足を開いて、そうそう。今度はこっちな」
そうして反対側にも伸ばしてやると、少しだけ気持ちよさそうに微笑まれた。
どうやらこれくらいの力加減が一番好みのようだ。
「折角だし、この旅の間はじっくり付き合ってやるからな」
「うぇっ?!」
「嫌がるなよ。お前のためだろう?」
「うぅ…これ、絶対エスカレートするパターンだ」
絶対その後は筋トレだなんだと続くんだろうと言われて思わず笑ってしまう。
確かにそれはその通りだったからだ。
「腹筋背筋とかも大事だけど、持久力もつけような」
「持久力か…まあ逃げるには必須だな」
「だろう?」
そうして楽しく話ながらストレッチをして、さて夕食だと思いながら二人で食堂に向かったら騎士と魔道士達が先に食事をしていたんだが、微妙に視線を逸らされ頬を染められた。
─────なんでだ?
それなら自分達は聞き込みに言ってくると言って他の面々は村に聞き込みに行ったのだが、それを見てサトルは自分もと言い出した。
けれど話があると言うのならそれを聞かせて欲しいと引き留め、そのまま部屋へと連れていく。
そして話を聞くと、どうやら魔法について教えて欲しいとのことだった。
魔法は俺も一応使えるしどういうことが知りたいんだと尋ねたのだが、意外にも予想外のことを尋ねられて困ってしまった。
もっとこう、どうやって訓練したらいいのか的な類のことだと思っていたのに、重ね掛けはできるのかから始まり、どれくらい効果が持続するのか、防御魔法の類は衝撃や関節技にも耐えうるのかなどなど色々聞かれたのだが、正直半分も答えられなかったので素直に謝る羽目になった。
すると今度は謝らなくてもいいから実証に付き合ってほしいと言われ、まあ自分の役にも立つかと思って一緒にやることにした。
場所は宿の裏手だ。
ここなら人もそうそう来ないだろうし、下は芝生のように柔らかな草が生えているので怪我をする心配もない。
「じゃあ早速やるか」
準備体操をきっちりやった後、サトルは俺に防御魔法を掛け始める。
「まずは重ね掛けがどれくらいできるかだな」
そう言って呪文を唱えて素早くサッサと薄い膜のような防御魔法を重ね掛けしていく。
「…………10、11、あ、これ以上は無理だな」
どうやら重ね掛けは10回が限度らしい。
「じゃあ今度はどれだけの効果があるかと、時間的な問題と、強度の問題かな」
そして柔道の技を幾つか試させてほしいと言ってきた。
「一本背負いで衝撃に対する効果、関節技で痛みによる効果、締め技で呼吸に対する効果を確認しておきたい。ヤバい時は手で知らせてくれ」
どうやらギブアップは受け付けてくれるらしい。
(ま、大丈夫だろ)
サトルは剣もできなければ攻撃魔法も使えないらしいので、どれくらい護身で動けるかは把握しておきたいと思い、快く引き受ける。
そして防御魔法の検証に入ったのだが、これは凄いなと思った。
まず、一応受け身は取ったが、投げられても痛くも痒くもなかったし、衝撃もほぼなかった。
重ね掛け×10は伊達ではない。
同じく関節技も『え?これ本当に関節極めてる?』と言う感じだったし、締め技も『全然苦しくないんだけど…。これ本当に締めてるのか?』という感じだった。
それを正直に報告すると、サトルはなるほどと言って何やら納得していた。
けれど続いて言われた言葉に唖然とする。
「じゃあ今度は俺が自分に重ね掛けするから、ヒロは剣で思いっきり斬りつけてきて欲しい」
「は?」
(いやいやいや!流石にそれはマズいだろう?!)
いくらなんでも勇者の剣で打ち込めば怪我をするのではないか?
防御魔法の効果がいきなり切れたら死ぬんじゃないか?
そう思って難色を示すと、じゃあ魔法でと言われたのでそれも断っておいた。
さすがに怪我をさせる可能性があることなんてできるはずがないし、効果切れ問題は剣と同じくらいだ。
万が一にでも死なれたら困る。
すると今度はじゃあ自分が攻撃してみると言い出し、剣を持とうとしたので危なっかしくて別の案を出すことにした。
それはその辺の木に魔法を重ね掛けして検証してみようというものだ。
木になら幾らでも打ち込んでやれると言ってやると、サトルの方も納得がいったのか、それでいいと言ってくれた。
けれどそこからが問題だった。
「…………も、無理…」
正直打ち込み回数が300回を超えてからは数えていないが、疲れすぎてもう腕が上がらなくなってきていた。
いくらなんでもこの防御魔法は強すぎなのではないだろうか?
それとも自分の腕がまだまだ未熟なのか?
これほどダメージを与えられないと言うのはなんだか負けたようで悔しい。
けれどそんな自分にサトルはサクッと回復魔法を唱え、あっさりと体力を回復してくれた。
「悪い悪い。でも始めた時から今で2時間くらいだけど、効果の持続が確認されたし、ヒロには感謝してる。ありがとう」
そうやって笑顔で言われたら文句も言えないではないか。
「…まあ回復してもらえたし、いいか」
とは言えこのまま負けっぱなしなのも何となくスッキリしない。
そこで名案が浮かんだ。
「そうだ!この後夕飯まで時間あるだろう?お前も攻撃力がないんなら基礎トレでもして体力つけて、いざという時すぐに逃げられるようにした方がいいぞ」
自分も付き合うから体力をつけろと言ってやると、サトルはそれもそうだなとすぐに返事をしてきたので、とりあえず部屋へと戻り軽くシャワーで汗を流してからストレッチに入った。
「……ぅう」
「硬いな」
「うるさい」
そして思った通りサトルは体が少し硬かった。
とは言えこれくらいなら毎日ストレッチをしていれば柔らかくなるだろう程度だ。
だからグイーッとゆっくり背中を押しながら手伝ってやる。
「うっ…ヒロ…もっと優しくしてくれ」
「これでも優しくしてるつもりだけどな」
「ふぅ…う…痛い……」
「頑張れ。サトルはやればできる」
「……絶対楽しんでるだろ」
「もちろん!」
「うぁ!いきなりそんな風にされたら苦しいっ…!」
涙目になるサトルがこちらを見てきたので、これ以上睨まれないように少し手加減しながら少しずつストレッチを手伝ってやることにした。
「俺が悪かった。今度は優しくするから、そう睨むなよ」
「睨んでない」
「はいはい。これでどうだ?」
「んっんっ…、これくらいなら大丈夫だ」
「そうか。じゃあもうちょっと足を開いて、そうそう。今度はこっちな」
そうして反対側にも伸ばしてやると、少しだけ気持ちよさそうに微笑まれた。
どうやらこれくらいの力加減が一番好みのようだ。
「折角だし、この旅の間はじっくり付き合ってやるからな」
「うぇっ?!」
「嫌がるなよ。お前のためだろう?」
「うぅ…これ、絶対エスカレートするパターンだ」
絶対その後は筋トレだなんだと続くんだろうと言われて思わず笑ってしまう。
確かにそれはその通りだったからだ。
「腹筋背筋とかも大事だけど、持久力もつけような」
「持久力か…まあ逃げるには必須だな」
「だろう?」
そうして楽しく話ながらストレッチをして、さて夕食だと思いながら二人で食堂に向かったら騎士と魔道士達が先に食事をしていたんだが、微妙に視線を逸らされ頬を染められた。
─────なんでだ?
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