黒衣の魔道士

オレンジペコ

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第一部 アストラス編~王の落胤~

38.※夜の蝶

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「クレイ…」
クレイを家の中に連れ込んで、寝台の方へと浚うように連れて行く。
逃げないように、誰にも奪われないように、この手にしっかりと繋ぎとめておくために犯し尽くしてやりたかった。
ギュッとその身を抱きしめて熱い口づけでいつもの様に溶かしていく。
けれど今日のクレイはなんだかいつもと違うような気がしてならなかった。
それが更に自分の中の不安を掻き立てる。

「クレイ…」

名を呼ぶとふわりと柔らかな笑みを向けてくれるが、その真意はさっぱりわからなかった。
(本当に…クレイの心はいつもわからないことばかりだ)
以前に比べれば遥かにその感情を見せてくれるようになったとはいえ、その実まだまだ自分が知らない面も多々持ち合わせている。
友人の時に感じていた感情の読めなさも恋人になって少しは理解できるようになったと…そう思っていたけれど、クレイを知れば知るほどわからないことも増えていくような気がした。

(…クレイはまるで蝶の様だ)

ふわりふわりと魅了して、捕まえたと思ったら逃げてしまう。
けれどいつまででも追いかけてみたいと思わせる何かがあって、どうしても目が離せないのだ。
ずっと心囚われて仕方がないこの存在を犯し尽くすことでしか捕まえていられない自分に、焦燥感が襲い掛かる。
クレイを快楽の海に沈めて自分の物にした自覚はあるから、余計にそう思ってしまうのかもしれない。
ロイドが同じようにクレイを快楽の海に落としたとしたら、クレイは果たしてここに留まってくれるのだろうか?
あっさりと向こうに行ってしまうのではないだろうか?
そこまで考えてまた不安になって、そっとクレイを押し倒した。
けれど、このままいつもの様に抱き潰してしまおうと…そう思っていたのに────。


***


ロックウェルの瞳が揺れる。
それはいつかの自分と重なって、不安に駆られているようなそんな眼差しだった。

(本当に…ロックウェルは自信があるのかないのかわからない奴だな)

強引に自分を抱いて『自分の物になれ』と言ってきたくせに、ここにきて自信なさ気に瞳を揺らすとは一体どういうことなのか。
けれどそうさせてしまったのはきっと自分なのだろうから、そこは申し訳ないとも思った。
いくら口下手だとは言え、そう言えば自分がこの関係をどう思っているのかあまり口にしていないことに気が付いたからだ。
だからそっとロックウェルへと腕を伸ばしてその想いを口にした。

「ロックウェル…お前が好きだ」
初めて…その言葉を本人へと伝える。

「ずっと、俺の心はお前だけの物だ」
だから安心していい。そう言いたかった。

「俺を抱いていいのも、好きに…犯せるのも、お前だけだから」
────信じてほしい。

「何も不安になる必要はないから、俺をずっとお前の傍に置いてくれ」
そうして少しでも安心してもらえるようにと、柔らかく微笑みながら言葉を紡いだ。

「俺はお前の傍でずっと笑っていたい。ただそれだけが望みだ」

そう言ったところでロックウェルがこれ以上ないほどに強く抱きしめて口づけてきた。
激しく自分を求めるように口づけるロックウェルに求められるままに口づけを返す。
繊細に自分を高めていってくれるロックウェルの手技に流されすぎないように、自身もロックウェルのものへと手を伸ばした。

「ロックウェル…今日は俺もお前を気持ち良くしてやりたい」

そう言ってやると、ロックウェルはそっと自分を見つめてきて僅かに目を瞠った。

「お前はあの日からずっと俺を癒してくれた。だから俺もお前に返してやりたいと…そう思ったんだ」
「クレイ…」

そうして驚きと共に口を離してくれたから、そのまま頭をずらしてロックウェルの男根へと舌を這わせた。
既に大きく立ち上がっていたそれはかなり大きかったが、いつもこれが自分を喜ばせてくれていると思うと愛しさも増してくる。
「んっ…んんっ…」
初めてのそれを口にくわえて先端の鈴口を舌でチロチロと刺激すると、気持ちよさそうにジワリと蜜を滲ませた。
(ふ…美味しい…)
そのまま裏筋も舐めると余程気持ちいいのかピクピクとそれが震える。
(もっともっと気持ち良くしてやりたい)
そこからは自分が持つ技を最大限に生かしてそれを可愛がり始めた。
吸い上げ啜り、擦り上げる。
その度にロックウェルが甘く息を吐くのがたまらなかった。
懸命に我慢しているようだがそれもそろそろ限界だろう。
「うっ…はぁ…ッ!クレイ…!もっ…離せ…!」
たまらないとばかりにそんな言葉を吐いてきたが当然離してやるつもりはない。
そのまま口の中にドプッと音が出そうなほど白濁を吐き出させる。
けれど口に広がる青臭さなど気にすることなくそのままコクリと飲みこんだ。
ロックウェルはそれに驚いたようだが、別に構わなかった。
「クレイ…?」
「ロックウェル…お前と一緒に気持ち良くなりたい」
ちゅっちゅっ…と誘うように何度も軽い口づけを唇へと落とし、手でロックウェルのものを可愛がる。

そして────。
「して、くれるか?」
誘うように微笑んだ途端、ロックウェルから激しく口づけられ求められた。

「んぅ…」
息もできそうにないほど口づけられて、ロックウェルに酔わされる。
この瞬間がたまらなく甘美に思えて仕方がなかった。
ロックウェルが自分を求めてくれるのが素直に嬉しい。
「んっ…んふっ…はぁ…」
縋るように腕を回し、その体を掻き抱くようにしながらロックウェルの愛撫に酔っていく。

「ロックウェル…」
────今日もお前に溺れたい。

自分を熱く見つめるロックウェルを、負けないくらい熱い眼差しで見つめて訴える。
あちこちに唇を這わし敏感なところに口づけていきながらその手はゆっくりと後ろへとのびて中をほぐしていった。
もうすっかり慣れたその感覚に、体が歓喜に包まれてしまう。
与えられる快楽を待ち焦がれるように、その指を締め付けてしまう自分を止められない。
「あっ…ロックウェル…早く欲しい…」
正直にそうやって口にすると、ロックウェルの表情がいつもの少しSっ気のある表情へと変わった。
「お前は本当に…しようのない奴だな」
「あぁっ…!」
その言葉と同時に中の好きなところを擦り上げられ、グリグリといいところを押されてしまう。
「ふぁっ…気持ちいい…!」
スルスルと彼の手が肌を撫で上げ、自分の身体をより一層敏感な体へと育ててゆく。
「ロックウェル…もっと…」
そうやって潤む瞳で強請ると好きなだけ虐めてやるとばかりに指を交差させて中を擦り上げてきた。
「んんっ…あぁっ…!」
それがまた気持ち良すぎて思わず身悶える。
けれど後一歩でイけそうな絶妙のタイミングでロックウェルは手を止めてきた。
その表情はわかっているだろうと言わんばかりだ。
そんなロックウェルを恨めしげに見つめてしまうが、そういう時のロックウェルの表情はつい見惚れてしまうほど壮絶に綺麗だから性質が悪い。
正直その表情をもっと堪能したい気持ちはあったが、身体の方は快感を求めてピクピク震え限界だった。
早く挿れて欲しくて仕方がない。
「はあッ…。もっ、…ここに頂戴」
気持ち良さに潤む目で指を添えそうやって強請ってみるとロックウェルがこれ以上ないほど喜悦に満ちた表情で自分を見つめた。
そして何を思ったのか片足を持ち上げて自分を半分うつぶせにした状態でそのまま一気に貫いてくる。
「あ────ッ!!」
深く奥まで穿たれた楔がたまらなくいい所に当たって思わず敷き布を握りしめた。
「はッ…はぁああぁんッ!!」
初めての体位に翻弄される。
甘い声がつい口から洩れてしまうほど気持ち良くてそのまま突き上げられるたびに口からはあられもない声が飛び出した。
「ああッ!あっああっはっんんっ!!いいッ…!」
いつも以上にロックウェルを締め付けてしまうが、この体位は気持ち良すぎてたまらなかった。
「あぁ…んっ!はぁ…好きッ…ロックウェル…!もっとして…ッ」
そう言うとロックウェルが嬉しそうに応えてくれる。
「お前が好きなだけ突いてやる…!」
「あッ…!あぁっ…!」
「クレイ…!」
「ん────ッ!!」
舌を吸い上げながら中へと思い切り突き上げられ、身を逸らしながら絶頂へと駆け上がる。
「はぁ…ロックウェル…これ、好き…。すごくいい…」
まだまだ腰が止まらなくてそう言うと、ロックウェルがうっとりとしながら自分を見つめてきた。
「お前が女なら悪女そのものだな」
そう言って激しく突き上げ自分を高みへと登らせながら奥へと思い切り白濁を注ぎ込んでくる。
「あ────ッ!!」
感じすぎた身体にその熱さがまた心地よくて、こんなに自分を甘く溺れさせてくれる存在が愛しくて仕方がなかった。
そんな自分の後ろからロックウェルがそっと宥めるように背中に口づけを落としてくる。
どうやらまだまだやる気があるようだ。
正直これだけ気持ち良かったらこの一回でも十分と言えたがロックウェルは納得しないだろうと思われた。
(それならそれで…)
最初に決めていた通り、自分も奉仕してみようとクレイは微笑んだ。


***


クレイが自分を好きだと言ってくれた。
しかも何度も精一杯の言葉を尽くして。
それは正に青天の霹靂だった。
クレイは冗談でこういうことは絶対に言わない。
例え気持ちがあっても素直には口にしない。
語るのはいつもその身体と瞳だけだった。
そんなクレイがその言葉を敢えて口にしてくれたのは、余程自分の事を想ってくれてのことだと…そう思えて仕方がなかった。
だからこそその言葉は真っ直ぐに自分へと届いて、不安な気持ちを消してくれた。

その後クレイからの初めての口淫に更に感動して、それならもっと喜ばせてやりたいと嬉々として抱いた。
まだまだ抱いてやろうとそう思っていたのに、今日のクレイはどこまでも予想外だった。

「ロックウェル…約束だ」
「え?」
「今日は俺が満足させてやると言っただろう?」

そして気が付けばクレイが自分の上へと乗っていて、ゆっくりと自らの後孔へと自身を導いていた。
「はっ…アッ…んんッ…」
身をくねらせながら腰を下ろしていくその姿はどこまでも淫靡で艶めかしい。
「ふっ…はぁ…全部、入った…」
しかもそう言って嬉しそうに笑うから…煽られるようについ腰を揺らしてしまう。
「んっ…はぁ…ロックウェル…」
それに合わせるようにクレイが腰を揺らし、情欲の孕んだ眼差しで自分を熱く見つめた。
「はぁ…ッ…」
最初はゆっくりと…。そして段々早く…。
自分の好きなリズムで腰を揺らし、時に中を締め上げグチュグチュと淫猥な音をさせながら腰を振る。
「あっあっあっ…!はぁっ…んぅ…あっ…!」
気持ちよさそうにそうやって腰を振りながら艶やかに笑う。
自ら腰を引き寄せ、擦りつけるように腰を振る様は何とも言えず淫らでたまらなかった。
そんなクレイに思わず夢中になる。
煽られて、感じさせられて────どうしようもなく気持ち良かった。
「あっあっあっ…!ロックウェル…もっとッ…!」
そんな言葉に益々煽られながら二人でこれ以上ないほど睦み合う。
そうして暫くしたところでクレイがその言葉を紡いだ。
「はぁっ…んっ…。ロックウェル…。このまま体位を変えても…いいか?」
そしてクレイはすっかり蕩けた瞳で色香を湛えながら頬を染め、答えを待つことなく向き合うような体位から背を向ける形での騎乗位へと身を入れ替えた。
「んっ…はぁ…良すぎてたまらない…」
気持ちよさそうなクレイの声がいつも以上に興奮しているように感じられて、ロックウェルはそのままクレイの身をしっかりと抱き締める。
「あっあっ…!イイッ!」
近くなった距離でグッと押し付けるように突き上げるとクレイがこれ以上ないと言うほど甘く啼いた。
どうやらこの体位も好きな場所へと当たっているらしい。
自分も…良すぎて良すぎてたまらなかった。
「クレイ…クレイ…!」
このまま一緒にイキたくて────そこから何度も激しく突き上げ一緒に上り詰める。
「あ────ッ!!」
「くっ…はぁッ…!」
ビクビクと震える体の奥に自分の熱を思い切り吐き出す。
(クレイ…)
腕の中で荒く弾んだ呼吸を整えるクレイがどうしようもなく愛しくて仕方がなかった。
だからそのまま離したくない衝動に駆られて、動かず余韻に浸る。
そうしていると、暫くしてからクレイがゆっくりと振り返って嬉しそうに笑った。
「お前とこうして余韻に浸るの…好き」
確かに言われてみればいつもはあまりしていない気がする。
でも一緒に駆け上がって余韻に浸るのは凄く幸せが感じられて…不思議と満ち足りた気分になっている自分に気がついた。
「ロックウェル…」
クレイがそっと唇を寄せて甘く囁く。
「最後に優しく抱いてくれないか?」
その言葉にそっと微笑みを返す。
「あと一回でいいのか?」
「ああ」
穏やかな微笑みを浮かべるクレイを望み通り優しく抱きこんでゆっくりと腰を振る。
(そうだな…)
これだけ満たされていれば後は余韻に浸るように優しく睦み合って終わりでいいのかもしれない。

「んっ…ロックウェル…」
気持ちよさそうに縋ってくる手が…。

「はぁッ…!」
切ない眼差しが…。

「ロックウェル…」
まるで全身で愛を伝えてきてくれているようで…愛しさが込み上げてしょうがなかった。

「たまにはこうして愛し合いたい」
そんな言葉で甘えるクレイを優しく突き上げまた二人で快感を分かち合う。

「はッ…!ロックウェルっ…!一緒にいかせてッ…!」
そんな可愛いセリフを吐くクレイと共にそのまま駆け上がり、そのまま幸せに浸りながら寄り添って眠る。

────それはとても充実した夜だった。



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