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第一章 島からの旅立ち
第三話 『先に言っておきますと私はショタコンです』
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『勇者として、アルを選んだのには、理由があります』
さっきから少しだけ時間を経て、僕は布団の上に座って神様の話を聞いていた。
神様が神様だと分かって…という話始めも変な感じがするけれど、つまりは目の前の女性が神様だと判明して僕は、
「神様に頭が高かったですよねごめんなさい!」
と地に頭を付けて謝った所、神様は『男の子が頭を、簡単に下げてはいけません』と怒ってくれた。
その後、お布団を畳んでくれて、僕が落ち着くのを待ってくれて、僕が「大丈夫です」と告げると、にっこりと笑って冒頭の神様の言葉に繋がる。
『人魔戦争を、終わらせてほしいからです』
これがその続き、驚きで口を開けてお魚みたいにパクパクしてしまった僕を責めないでほしい。
「ぼくが、ゆうしゃで、じんませんそうを」
上手く喋れない、寝起きの僕はいつもこうだ。
ごめんなさい神様。
『そうですよ、あなたは勇者で人魔戦争を終わらせてほしいのです』
それはさっき聞いたんだけど、なんだか凄く微笑まし気に話してくれてる。
「でも、ぼく弱いよ?」
そう、僕は弱い。
とてもじゃないけれど、僕が人魔戦争を終わらせられるとは思えない。
『大丈夫です。あなたは強くなれる』
神様が僕に手をかざした。
どうして?僕は弱いよ、強くなんてなれないよ。
『あなたは誰よりも、強くなる素質を秘めています』
強く、なれるのかな?
『努力をして、色々な経験をして、世界を平和に導いて下さい』
かざした手で頭を撫でてくれた。
暖かい、暖かいや。
『その為にも、あなたに呪いを』
…え?
聞き間違いだよね、呪いって聞こえたよ?
『可愛いあなたは、今は弱いあなたは何度も敗れ、挫き、涙を流すでしょう』
そんな未来は嫌だけど、きっとそれは現実だ。
『その度に立ちあがれる強さをあなたに、元々の資質から、あなたならきっと活かせる』
神様の手が置かれた僕の頭に、何かが流れ込んでくる。
暖かいのでは無く、熱く、身体を熱で焦がすような何か。
身体が熱い、何だろう、心臓とかじゃない、お腹の奥が熱くて…あれ、何だか。
『この呪いは諸刃の剣、可愛いあなたをより、可愛く見せてしまう』
なに、これ、僕知らないよ…。
おっきくなってる、おちんちんが、おっきくなっちゃってる。
『怖がらなくて、大丈夫、この場は私が…じゅるり、処理するから』
頭が、ふわふわして、あんまり考えられない。
神様が、優しく抱きしめてくれてる。
「かみ…さまぁ」
『これは、役得…』
神様の嬉しそうな声と一緒に、僕は身体の熱が抑えきれなくなってきていた。
さっきから少しだけ時間を経て、僕は布団の上に座って神様の話を聞いていた。
神様が神様だと分かって…という話始めも変な感じがするけれど、つまりは目の前の女性が神様だと判明して僕は、
「神様に頭が高かったですよねごめんなさい!」
と地に頭を付けて謝った所、神様は『男の子が頭を、簡単に下げてはいけません』と怒ってくれた。
その後、お布団を畳んでくれて、僕が落ち着くのを待ってくれて、僕が「大丈夫です」と告げると、にっこりと笑って冒頭の神様の言葉に繋がる。
『人魔戦争を、終わらせてほしいからです』
これがその続き、驚きで口を開けてお魚みたいにパクパクしてしまった僕を責めないでほしい。
「ぼくが、ゆうしゃで、じんませんそうを」
上手く喋れない、寝起きの僕はいつもこうだ。
ごめんなさい神様。
『そうですよ、あなたは勇者で人魔戦争を終わらせてほしいのです』
それはさっき聞いたんだけど、なんだか凄く微笑まし気に話してくれてる。
「でも、ぼく弱いよ?」
そう、僕は弱い。
とてもじゃないけれど、僕が人魔戦争を終わらせられるとは思えない。
『大丈夫です。あなたは強くなれる』
神様が僕に手をかざした。
どうして?僕は弱いよ、強くなんてなれないよ。
『あなたは誰よりも、強くなる素質を秘めています』
強く、なれるのかな?
『努力をして、色々な経験をして、世界を平和に導いて下さい』
かざした手で頭を撫でてくれた。
暖かい、暖かいや。
『その為にも、あなたに呪いを』
…え?
聞き間違いだよね、呪いって聞こえたよ?
『可愛いあなたは、今は弱いあなたは何度も敗れ、挫き、涙を流すでしょう』
そんな未来は嫌だけど、きっとそれは現実だ。
『その度に立ちあがれる強さをあなたに、元々の資質から、あなたならきっと活かせる』
神様の手が置かれた僕の頭に、何かが流れ込んでくる。
暖かいのでは無く、熱く、身体を熱で焦がすような何か。
身体が熱い、何だろう、心臓とかじゃない、お腹の奥が熱くて…あれ、何だか。
『この呪いは諸刃の剣、可愛いあなたをより、可愛く見せてしまう』
なに、これ、僕知らないよ…。
おっきくなってる、おちんちんが、おっきくなっちゃってる。
『怖がらなくて、大丈夫、この場は私が…じゅるり、処理するから』
頭が、ふわふわして、あんまり考えられない。
神様が、優しく抱きしめてくれてる。
「かみ…さまぁ」
『これは、役得…』
神様の嬉しそうな声と一緒に、僕は身体の熱が抑えきれなくなってきていた。
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