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第二章 船上の証明
第二章 Extra Episode Ⅰ
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※本編には一切関係ありません
「や…やだ…やめてよぉ…!!」
僕の悲鳴は、誰にも届かない。
暗い海の上で僕は何本もの触手によって持ち上げられていた。
一人、甲板に出てきた僕は不思議な水色の水晶体に出会った。不思議な子だなと思って近付いたら、突然身体から水の触手を伸ばして僕を拘束したんだ。
冷たさが身体を這いまわり、僕の小さな胸元を何度も刺激した。
何処か痺れを含んだその触手は僕の胸元を吸引して、無理やりに僕の性感を昂らせた。
「やぁ…やだぁ…」
何が起きているのかも分からない、何が僕を感じさせているのかも分からない状況は恐怖でしか無いのに、生来の僕の気質なのか、その状況に僕は興奮さえ覚えていた。
折角用意してもらった旅装さえも剥ぎ取られ、僕は何も纏わない状態で宙に居る。
誰かが来たら…そんな恥ずかしさを覚えているのに、僕のおちんちんは段々と大きくなってしまう。
大きくならないで欲しいのに、夜風がそれを許さないと刺激する。
冷たい風に晒されているのに、おちんちんは暑く熱を帯びる。お腹の下、おちんちんの根元に不意に力が入って、慣れていない快楽を感じてしまう。
目の前に入る存在が一体何なのか分からなくて怖いのに、それから与えられる快楽は逃れる事が出来ずに身体は悦びを覚えてしまう。
拒絶の意思はあるのに、あるのにぃ…。
「ぁっ…っ…うぁ…っ…」
触手が筒状の形を作り、僕のおちんちんを覆い包んだ。そして、多い包んだ状態で四方からの刺激が与えられる。中が収縮して、広がって、収縮して、広がって…。
その繰り返しがもどかしくも、確かに僕に快楽を与え続ける。気持ち良さに、身体が、心が熱を帯び始める。
「っあぅあっ?!」
胸元を弄る触手が突然、僕の肌に何かを刺した。
「な、何をしたの…?」
問いを投げても返してくれるわけが無いって分かってたのに、僕は、理解したかった。
分からない事あ多過ぎて、頭の中は混乱しているのに熱に侵されて、おちんちんは色々な方向から指先でイジめられているみたいな感覚を受けている。
答えは無くただ触手は僕の胸元に対する吸引を再開した。
段々と、僕自身でも分かる位に胸の中心にある乳首が膨らみ始めていた。吸引された事で頂点部分はツンと高く上に向き、吸引を続ける触手はそれまでは広範囲を吸っていたのに急に狭い範囲を吸い始めた。
「っあぁぁあぁ…やだやだやだやだぁ…っやだよぉ…」
どんどん訪れる未知の快楽に、自分が進んではいけない道に進んでいる気がしてならない。
だって、気持ち良くなる部分なの?
僕は男の子なのに、胸が気持ち良くなっちゃうなんて…変じゃないのかなぁ…。
そんな思考とは裏腹、僕の乳首はより主張を強くして快楽を受け易い形に吸い上げられていく。
おちんちんには弱い刺激が、乳首には強い刺激が、僕が一番弱い部分が置き換えられていく感覚。
「やめてぇ…乳首これ以上、ダメぇ…」
涙目で懇願するけれど、そんな言葉は通じない。
ただ僕の反応を見て、僕が乳首に感じる快楽が強くなっている事だけは見逃さずに、一緒におちんちんを刺激してくる。
ただでさえ限界状態なのに、そこに更なる触手が訪れた。
まるで細い、イソギンチャクの様な形を先端に持つ触手は僕の背中に添えられて、上へ、下へと移動を開始した。
「ひぁ…っ…あぁぁあっ…」
くすぐったさと快楽の板挟み、自分がどの部分で快楽を感じているのかさえ曖昧になる感覚の奔流の中で、僕はおちんちんが今にも射精をしそうになっている事にすら気付いていなかった。
だから、不意に訪れた射精感に僕は驚いて、お漏らしをしてしまった様な恥ずかしさがあった。
「あ…あぁぁあぁあぁあぁあ…」
僕のおちんちんから出た白濁駅を触手は美味しそうに取り込んで、僕のおちんちんを包む触手が僕の乳首と同じ様に吸引を始めた。
おちんちんの管に残っている精液まで全てを奪われる感覚に、僕は自分がその時、望まぬ形に居る事を嫌という程に理解させられた。
そしてそのまま、管の中に残っている精液を吸われているというのに、その行為にすら快楽を感じ始めていた。
背中に触手が少し走るだけで声が漏れ、胸元を擦られれば我慢汁が、おちんちんを擦られれば簡単に精液が漏れだすようになってしまった。
「やだ…もうやめてよぉ…」
モンスターなのかも分からない、女性の姿すらしていない、僕はそんな相手に精液を搾られている。どうして僕はそれが、こんなにも気持ちが良いと思ってしまうのだろうか。
いっそ、癖になってしまいそうなまでに乱暴な搾取。
それが僕の脳みそを犯していた。
「あぁぁあぁぁあぁぁあああ!!」
そんな僕の思考すら関係無いと、ただ作業的に続く搾精。
言葉も交わさずに、機械の様に触手で嬲られ、その中で僕は射精をする。
「やだあぁあああ!やだああぁああああぁ!!」
泣き喚こうが関係ない、きっとこれは僕が死ぬまで続く事だから。
一番怖いのは、嫌だという言葉を発しながら魔法を使おうという気にはならない事だった。
集中出来ないからじゃ無くて、快楽という波がその思考さえも攫って行ってしまう。
「ああぁあっ―――あぁあぁあああぁあ!!」
そんな暴力的な快楽に呑まれて、僕の冒険は幕を閉じた。
―――――――――
折角のExtraなのでおまけ
ペイント+マウス+絵をロクに描いた事無い作者 の 三点セットでギル兄を描いてみました。色は塗ってないです…塗り方が…分からないです…。
「や…やだ…やめてよぉ…!!」
僕の悲鳴は、誰にも届かない。
暗い海の上で僕は何本もの触手によって持ち上げられていた。
一人、甲板に出てきた僕は不思議な水色の水晶体に出会った。不思議な子だなと思って近付いたら、突然身体から水の触手を伸ばして僕を拘束したんだ。
冷たさが身体を這いまわり、僕の小さな胸元を何度も刺激した。
何処か痺れを含んだその触手は僕の胸元を吸引して、無理やりに僕の性感を昂らせた。
「やぁ…やだぁ…」
何が起きているのかも分からない、何が僕を感じさせているのかも分からない状況は恐怖でしか無いのに、生来の僕の気質なのか、その状況に僕は興奮さえ覚えていた。
折角用意してもらった旅装さえも剥ぎ取られ、僕は何も纏わない状態で宙に居る。
誰かが来たら…そんな恥ずかしさを覚えているのに、僕のおちんちんは段々と大きくなってしまう。
大きくならないで欲しいのに、夜風がそれを許さないと刺激する。
冷たい風に晒されているのに、おちんちんは暑く熱を帯びる。お腹の下、おちんちんの根元に不意に力が入って、慣れていない快楽を感じてしまう。
目の前に入る存在が一体何なのか分からなくて怖いのに、それから与えられる快楽は逃れる事が出来ずに身体は悦びを覚えてしまう。
拒絶の意思はあるのに、あるのにぃ…。
「ぁっ…っ…うぁ…っ…」
触手が筒状の形を作り、僕のおちんちんを覆い包んだ。そして、多い包んだ状態で四方からの刺激が与えられる。中が収縮して、広がって、収縮して、広がって…。
その繰り返しがもどかしくも、確かに僕に快楽を与え続ける。気持ち良さに、身体が、心が熱を帯び始める。
「っあぅあっ?!」
胸元を弄る触手が突然、僕の肌に何かを刺した。
「な、何をしたの…?」
問いを投げても返してくれるわけが無いって分かってたのに、僕は、理解したかった。
分からない事あ多過ぎて、頭の中は混乱しているのに熱に侵されて、おちんちんは色々な方向から指先でイジめられているみたいな感覚を受けている。
答えは無くただ触手は僕の胸元に対する吸引を再開した。
段々と、僕自身でも分かる位に胸の中心にある乳首が膨らみ始めていた。吸引された事で頂点部分はツンと高く上に向き、吸引を続ける触手はそれまでは広範囲を吸っていたのに急に狭い範囲を吸い始めた。
「っあぁぁあぁ…やだやだやだやだぁ…っやだよぉ…」
どんどん訪れる未知の快楽に、自分が進んではいけない道に進んでいる気がしてならない。
だって、気持ち良くなる部分なの?
僕は男の子なのに、胸が気持ち良くなっちゃうなんて…変じゃないのかなぁ…。
そんな思考とは裏腹、僕の乳首はより主張を強くして快楽を受け易い形に吸い上げられていく。
おちんちんには弱い刺激が、乳首には強い刺激が、僕が一番弱い部分が置き換えられていく感覚。
「やめてぇ…乳首これ以上、ダメぇ…」
涙目で懇願するけれど、そんな言葉は通じない。
ただ僕の反応を見て、僕が乳首に感じる快楽が強くなっている事だけは見逃さずに、一緒におちんちんを刺激してくる。
ただでさえ限界状態なのに、そこに更なる触手が訪れた。
まるで細い、イソギンチャクの様な形を先端に持つ触手は僕の背中に添えられて、上へ、下へと移動を開始した。
「ひぁ…っ…あぁぁあっ…」
くすぐったさと快楽の板挟み、自分がどの部分で快楽を感じているのかさえ曖昧になる感覚の奔流の中で、僕はおちんちんが今にも射精をしそうになっている事にすら気付いていなかった。
だから、不意に訪れた射精感に僕は驚いて、お漏らしをしてしまった様な恥ずかしさがあった。
「あ…あぁぁあぁあぁあぁあ…」
僕のおちんちんから出た白濁駅を触手は美味しそうに取り込んで、僕のおちんちんを包む触手が僕の乳首と同じ様に吸引を始めた。
おちんちんの管に残っている精液まで全てを奪われる感覚に、僕は自分がその時、望まぬ形に居る事を嫌という程に理解させられた。
そしてそのまま、管の中に残っている精液を吸われているというのに、その行為にすら快楽を感じ始めていた。
背中に触手が少し走るだけで声が漏れ、胸元を擦られれば我慢汁が、おちんちんを擦られれば簡単に精液が漏れだすようになってしまった。
「やだ…もうやめてよぉ…」
モンスターなのかも分からない、女性の姿すらしていない、僕はそんな相手に精液を搾られている。どうして僕はそれが、こんなにも気持ちが良いと思ってしまうのだろうか。
いっそ、癖になってしまいそうなまでに乱暴な搾取。
それが僕の脳みそを犯していた。
「あぁぁあぁぁあぁぁあああ!!」
そんな僕の思考すら関係無いと、ただ作業的に続く搾精。
言葉も交わさずに、機械の様に触手で嬲られ、その中で僕は射精をする。
「やだあぁあああ!やだああぁああああぁ!!」
泣き喚こうが関係ない、きっとこれは僕が死ぬまで続く事だから。
一番怖いのは、嫌だという言葉を発しながら魔法を使おうという気にはならない事だった。
集中出来ないからじゃ無くて、快楽という波がその思考さえも攫って行ってしまう。
「ああぁあっ―――あぁあぁあああぁあ!!」
そんな暴力的な快楽に呑まれて、僕の冒険は幕を閉じた。
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折角のExtraなのでおまけ
ペイント+マウス+絵をロクに描いた事無い作者 の 三点セットでギル兄を描いてみました。色は塗ってないです…塗り方が…分からないです…。
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