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第三章 商会を束ねる者
第五十四話 IFルート
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「…君が、小鬼のモンスター娘なんだね」
僕の眼の前にいる深緑色の肌をした少女は、自分の身を隠しながら頷いた。
一見すれば肌の色が違うだけで魔人の人と変わり無いその少女が、あの凄惨な現場を創り上げた張本人である事を僕は忘れそうになってしまった。
身に着けている布はボロボロで、思わず彼女に対する庇護欲を覚えてしまう。見え隠れする彼女の秘部が、情欲を駆り立てる。
「え、えへへ、お兄さん…来ちゃったんだ」
僕を視界に収めて、何か値踏みをした後で彼女は笑みを深めた。
――――第五十四話 本当の覚悟 IF
ゆっくりとこちらに歩み寄って来る彼女には、何も攻撃しようとする気配が無い、ただ身を揺らしながら歩み寄ってきて、両手を広げて僕を抱きしめようとしている。
小さな少女に、僕は何を考えているんだ。
「き、君を、僕は君を殺しに…」
「駄目だよお兄さん」
抱きしめ…られた…。
ゆっくりと、じわりじわりと力を込められる。その結果、彼女の身体の柔らかさも温かさも段々と伝わってくる。服越しなのに、暖かさが分かる。
少女故の体温の高さが、安心を与えてくれる。
「ぼ…僕…」
「ねぇお兄さん、本当に…殺す気あるの?」
そう問い掛けられて、僕は胸の内に大きな岩が落ちた気がした。何か、考えている事を上から押しつぶされる様な。
そして同時に、沸き上がる物もあった。
「ほら…武器なんて、捨てて」
指を一本一本解されて、僕は剣をその場に落としてしまった。身体が緊張しているみたいに動かなくて、彼女の好きなようにされてしまっている。
視界の端、下の方でチラチラと角が動いているのが見える。こんなに小さい子に…僕は。
「えへへ、お兄さん…モンスター娘ってね、本能的に分かる事があるんだよ」
小さな手で、僕の防具を外しに掛かる。ベルトを外されて、防具も下に落ちる。
彼女の頭部の位置、僕の胸元に顔を埋めて、深く呼吸している。その呼吸の吐息が、僕の肌を撫でる。
指先を立てて、僕の胸元からお腹へと降ろして行く。くすぐったい…それに、僕は一体、何をされているんだ。
僕は、この子を…モンスター娘を殺す為に…。
「モンスター娘にはね…自分と相性が良い人も、その人の好きな事も分かるんだよ」
「あ…相性?」
「そう…」
爪先で立って、僕の首の辺りまで背を伸ばして首の後ろに手を回された。そうした事で僕も身を屈める形になって、彼女の口が、耳元に…。
「エッチの…相性だよ…」
思わず身を逸らして、彼女から離れようとしたけれど首の後ろに回された手が強くて彼女を持ち上げる形になった。
そのまま耳を舐められる。舌を這わせて形をなぞられる。
言葉と、刺激が―――身体を走る。自分が今、モンスター娘である彼女にどういう目線で見られているのかを理解してしまった。
「ねぇ…お兄さん、私に犯されたい思ってるでしょ?」
地面に足を付けて、指を首から段々と下に、顎を撫でて、鎖骨をなぞって、胸元を通り過ぎて脇腹を通って腰骨に指を添えられた。
僕は…僕居は何も言えない。
思っている事を言ったら、後戻りが出来ない事が分かっているから。
僕は震えながら、一歩、後ずさりしようと動こうとするけれど、腰に添えられているだけの手が、それを出来ない物とする。
後ろに下がれば彼女の指から離れてしまうから…。
「ねぇどうしたのお兄さん?お兄さん…服の上からでも分かるくらい大きくなってるよ?」
腰に添えた手が前へ、わざと…わざと僕に思考の余裕を与えながら前へ動いて行く。
その指が、僕の膨らんでしまったおちんちんに触れた。服の上からで、確かな実感は無いのに僕のおちんちんは嬉しさに跳ねた。
「あはっ」
そんな、馬鹿にするような笑いさえ何かを刺激してくる。聞こえなければこんな事を思う事も無いのに、聞こえなければ良いとは思わない。
「お兄さん…自分でズボン脱いでよ」
「え…」
「脱いでくれないなら、私行っちゃうよ?逃げる途中だったし…」
「あ…ぬ、脱ぐ…脱ぐから…!」
慌てて、ズボンを脱いでパンツを晒す。
それでも彼女が何もしてくれないから、僕はパンツも下に降ろして行く…。
露わになった僕のおちんちんを見て、彼女は笑みを零した…純粋な笑みとは程遠い、人を小馬鹿にする蔑んだ笑みを…。
「ねぇお兄さん、なんでパンツまで脱いでるの?私、ズボンを脱いでって言ったのに…ねぇ、お兄さん…」
胸元を強く押されて、腰から倒れ込んでしまった。
そんな僕を見下ろしながら、小鬼の彼女は素足で僕のおちんちんを踏みつけた。
「何をして貰えると、思ったのかな?」
小さな足先で、僕のおちんちんを弄ぶ。
それは、僕が望んだ形では無いけれど、無いけど…。気持ち良かった。
これ以上、だめ…考えも、ちゃんとまとまらなくなっちゃう。
「手で扱いて貰えると思ったの?こんな風に足でされても感じちゃうようなおちんちんなのに?」
硬さを帯びて来たおちんちんを、爪先を上下に動かされて刺激される。
「ひぅっ…ま、待って…僕はそんなっ…」
「そんなぁ?ここを大きくして」
強く踏まれて、痛いのに…強い分刺激がおちんちんの芯まで伝わって…。
「あぁぁっ―――!」
「そんな風によがって」
そのまま蹴りあげるみたいにおちんちんを跳ねられて、
「ひぁっ―――」
「私に踏まれる事がきもちいよぉって鳴いてるのに」
そのまま僕のお腹に押し付けるみたいにおちんちんを抑えられた。
「ぁっ…っ…うぅ…」
「そんな事をして貰いたくないって?」
ぐりぐりと、押しつけられている。踏みにじられている。それなのに僕は気持ち良いと叫び出したい程の快楽に襲われている。
こんなのおかしいよぉ…。
やだ、やだ…絶対にこれ以上続けられたら…僕。
「ねぇ、お兄さん気付いてる?私に馬鹿にされる度に口角上がってるよ?」
「―――ッ!」
恥ずかしさに顔を逸らすと、剣の刀身に映る僕の顔が見えた。
「認めなよ…『僕は変態のロリコンです。女の子におちんちんを踏まれて感じちゃうマゾなんです』って」
その顔は、確かに笑っていた。
「ぼ、僕は変態なんかじゃ―――あぁっ!!」
爪先から、足の裏全体に押しつける為の体勢が変わった。
そして彼女は、とても可愛らしい声で僕に問い掛けた。
「どうしたのかな~?変態じゃ無いならこんな事で感じないよね?気持ち良くなっちゃわないよね?だけど気持ち良いんだよね?気持ち良いね~?」
柔らかな足の裏は吸いついて来るみたいで、だけど僕のおちんちんを踏みつけていて、包まれる様で、押し返される様で―――。
「ねぇ、まだ学ばないの?私、言わないとやめちゃう女の子なんだよ?やめちゃうよ?気持ち良いの遠ざかっちゃうよ?良いのかな?ぴゅっぴゅ出来ないよ?気持ち良い気持ち良いおちんちんぴゅっぴゅ…出来ないままバイバイ…ね?」
最後の疑問詞が、何を意味しているかは分かっちゃってるから…。
僕が、気持ちくなっちゃってて、おちんちんを刺激されて…それをさらに欲しいって思っちゃってること。
おちんちんから、射精…したいって思っちゃってる事…全部バレちゃってるよぉ…。
「うぁ…ぼ、僕…」
言っちゃうの?僕、どうして口が動いてるの?
「僕は、変態のロリコン…です」
「うん、続きッ!」
「きゃぅっ―――!」
強く踏まれて、限界が近付いてきてるのが分かる。
おちんちんがびくんびくんって跳ねて、出ちゃうよって言ってる。
「女の子に、お、おちんちん踏まれて…」
「踏まれて?」
ゆっくりとずらされて、タマタマの部分…転がすみたいに…だめっ、考えが…。
「あれ?踏まれてどうしたのかな?どうなのかな?踏まれるの嫌い?」
ぴたりと、足の動きが止まり僕の心に不安が押し寄せる。
「ううん、好きっ…好きだからやめないでぇ…」
「―――ふ、あ、へぇ…良いね、その言葉…君は、おちんちんを踏まれるのが?」
「好き…好きぃ…」
やめないで欲しくて、もっと刺激して欲しくて…頭ぼーっとしてるから、気持ちいの欲しくて、僕、何考えてるの?だめ…ちがうよ…僕は…。
「とろんとして…口半開きにして…おちんちん踏まれるの好きなお兄さんはマゾさんなのかなぁ?」
「マゾさんでいいから…もっと、もっと踏んで気持ち良くしてぇ…!」
「~~~~ッ!そんな、そんな縋る様な眼で見ちゃうんだ。私だけしか映さない様な瞳になっちゃうんだ…アハッ…良いよ、気持ち良くしてあげる…私もお兄さんの事、ちょっと好きになってきたから」
「ふぁ…んっ――――みゃぁあぁ!!」
おちんちんを踏んでた足が、親指と人差し指の間で挟む形になって、その状態で扱き始めた。
強制的に閉じようとする二本の指の間はすごく圧が掛かって、おちんちんを挟まれて、踏まれて、扱かれて―――。
きもちくて、きもちいよぉ、射精しちゃう―――だめ―――もう。
「良いよ出して、変態でロリコンでマゾのお兄さん、気持ち良く射精ぴゅっぴゅして、一生私の奴隷になっちゃいなよ、射精したら奴隷だからね?いいよね?わるいなんて言わせないからね」
「や、やだ―――奴隷やだぁ―――射精やだぁ!」
そんなの―――そんなのやだよぉ!
「毎日気持ち良くしてあげる。おちんちんイジめて、私の奴隷としてずーーーっとイジめてあげる。気持ち良くして、痛い事もして、私の事だけを考えられる様になるまでずっとずっと何回でもイジめてあげる」
だめ―――嫌なのに、嫌なのにその言葉が魅力的に聞こえて―――射精、もう我慢できない――!!
「あっ――あぁああぁぁあぁああ――――!」
――――――――ッ!!
噴き出した白濁の液が、おちんちんを跳ねさせて彼女の身体と僕の身体、両方に降り注ぐ。
暖かくて、それを出してしまったという事は、僕はもう…彼女の奴隷になってしまったんだ。
「あーあ、出しちゃったねお兄さん…ねぇ、分かってるよね?お兄さんが今日から、何なのか?」
荒げた息の中で、僕は少女の言葉を聞いて、恥ずかしさから横を向いて言葉を返した。
「ご、ご主人様の…ど、奴隷…です」
「~~~ッ!ふふふ、ふふふ、ねぇお兄さん、ずーっとずーっと可愛がってあげるから…傍に、居てね」
可愛い言葉でそう言われた僕は、再び自分の顔が刀身に映されているのを見た。
その顔は、幸せな笑みで満ちていた。
IF END 本当の覚悟
僕の眼の前にいる深緑色の肌をした少女は、自分の身を隠しながら頷いた。
一見すれば肌の色が違うだけで魔人の人と変わり無いその少女が、あの凄惨な現場を創り上げた張本人である事を僕は忘れそうになってしまった。
身に着けている布はボロボロで、思わず彼女に対する庇護欲を覚えてしまう。見え隠れする彼女の秘部が、情欲を駆り立てる。
「え、えへへ、お兄さん…来ちゃったんだ」
僕を視界に収めて、何か値踏みをした後で彼女は笑みを深めた。
――――第五十四話 本当の覚悟 IF
ゆっくりとこちらに歩み寄って来る彼女には、何も攻撃しようとする気配が無い、ただ身を揺らしながら歩み寄ってきて、両手を広げて僕を抱きしめようとしている。
小さな少女に、僕は何を考えているんだ。
「き、君を、僕は君を殺しに…」
「駄目だよお兄さん」
抱きしめ…られた…。
ゆっくりと、じわりじわりと力を込められる。その結果、彼女の身体の柔らかさも温かさも段々と伝わってくる。服越しなのに、暖かさが分かる。
少女故の体温の高さが、安心を与えてくれる。
「ぼ…僕…」
「ねぇお兄さん、本当に…殺す気あるの?」
そう問い掛けられて、僕は胸の内に大きな岩が落ちた気がした。何か、考えている事を上から押しつぶされる様な。
そして同時に、沸き上がる物もあった。
「ほら…武器なんて、捨てて」
指を一本一本解されて、僕は剣をその場に落としてしまった。身体が緊張しているみたいに動かなくて、彼女の好きなようにされてしまっている。
視界の端、下の方でチラチラと角が動いているのが見える。こんなに小さい子に…僕は。
「えへへ、お兄さん…モンスター娘ってね、本能的に分かる事があるんだよ」
小さな手で、僕の防具を外しに掛かる。ベルトを外されて、防具も下に落ちる。
彼女の頭部の位置、僕の胸元に顔を埋めて、深く呼吸している。その呼吸の吐息が、僕の肌を撫でる。
指先を立てて、僕の胸元からお腹へと降ろして行く。くすぐったい…それに、僕は一体、何をされているんだ。
僕は、この子を…モンスター娘を殺す為に…。
「モンスター娘にはね…自分と相性が良い人も、その人の好きな事も分かるんだよ」
「あ…相性?」
「そう…」
爪先で立って、僕の首の辺りまで背を伸ばして首の後ろに手を回された。そうした事で僕も身を屈める形になって、彼女の口が、耳元に…。
「エッチの…相性だよ…」
思わず身を逸らして、彼女から離れようとしたけれど首の後ろに回された手が強くて彼女を持ち上げる形になった。
そのまま耳を舐められる。舌を這わせて形をなぞられる。
言葉と、刺激が―――身体を走る。自分が今、モンスター娘である彼女にどういう目線で見られているのかを理解してしまった。
「ねぇ…お兄さん、私に犯されたい思ってるでしょ?」
地面に足を付けて、指を首から段々と下に、顎を撫でて、鎖骨をなぞって、胸元を通り過ぎて脇腹を通って腰骨に指を添えられた。
僕は…僕居は何も言えない。
思っている事を言ったら、後戻りが出来ない事が分かっているから。
僕は震えながら、一歩、後ずさりしようと動こうとするけれど、腰に添えられているだけの手が、それを出来ない物とする。
後ろに下がれば彼女の指から離れてしまうから…。
「ねぇどうしたのお兄さん?お兄さん…服の上からでも分かるくらい大きくなってるよ?」
腰に添えた手が前へ、わざと…わざと僕に思考の余裕を与えながら前へ動いて行く。
その指が、僕の膨らんでしまったおちんちんに触れた。服の上からで、確かな実感は無いのに僕のおちんちんは嬉しさに跳ねた。
「あはっ」
そんな、馬鹿にするような笑いさえ何かを刺激してくる。聞こえなければこんな事を思う事も無いのに、聞こえなければ良いとは思わない。
「お兄さん…自分でズボン脱いでよ」
「え…」
「脱いでくれないなら、私行っちゃうよ?逃げる途中だったし…」
「あ…ぬ、脱ぐ…脱ぐから…!」
慌てて、ズボンを脱いでパンツを晒す。
それでも彼女が何もしてくれないから、僕はパンツも下に降ろして行く…。
露わになった僕のおちんちんを見て、彼女は笑みを零した…純粋な笑みとは程遠い、人を小馬鹿にする蔑んだ笑みを…。
「ねぇお兄さん、なんでパンツまで脱いでるの?私、ズボンを脱いでって言ったのに…ねぇ、お兄さん…」
胸元を強く押されて、腰から倒れ込んでしまった。
そんな僕を見下ろしながら、小鬼の彼女は素足で僕のおちんちんを踏みつけた。
「何をして貰えると、思ったのかな?」
小さな足先で、僕のおちんちんを弄ぶ。
それは、僕が望んだ形では無いけれど、無いけど…。気持ち良かった。
これ以上、だめ…考えも、ちゃんとまとまらなくなっちゃう。
「手で扱いて貰えると思ったの?こんな風に足でされても感じちゃうようなおちんちんなのに?」
硬さを帯びて来たおちんちんを、爪先を上下に動かされて刺激される。
「ひぅっ…ま、待って…僕はそんなっ…」
「そんなぁ?ここを大きくして」
強く踏まれて、痛いのに…強い分刺激がおちんちんの芯まで伝わって…。
「あぁぁっ―――!」
「そんな風によがって」
そのまま蹴りあげるみたいにおちんちんを跳ねられて、
「ひぁっ―――」
「私に踏まれる事がきもちいよぉって鳴いてるのに」
そのまま僕のお腹に押し付けるみたいにおちんちんを抑えられた。
「ぁっ…っ…うぅ…」
「そんな事をして貰いたくないって?」
ぐりぐりと、押しつけられている。踏みにじられている。それなのに僕は気持ち良いと叫び出したい程の快楽に襲われている。
こんなのおかしいよぉ…。
やだ、やだ…絶対にこれ以上続けられたら…僕。
「ねぇ、お兄さん気付いてる?私に馬鹿にされる度に口角上がってるよ?」
「―――ッ!」
恥ずかしさに顔を逸らすと、剣の刀身に映る僕の顔が見えた。
「認めなよ…『僕は変態のロリコンです。女の子におちんちんを踏まれて感じちゃうマゾなんです』って」
その顔は、確かに笑っていた。
「ぼ、僕は変態なんかじゃ―――あぁっ!!」
爪先から、足の裏全体に押しつける為の体勢が変わった。
そして彼女は、とても可愛らしい声で僕に問い掛けた。
「どうしたのかな~?変態じゃ無いならこんな事で感じないよね?気持ち良くなっちゃわないよね?だけど気持ち良いんだよね?気持ち良いね~?」
柔らかな足の裏は吸いついて来るみたいで、だけど僕のおちんちんを踏みつけていて、包まれる様で、押し返される様で―――。
「ねぇ、まだ学ばないの?私、言わないとやめちゃう女の子なんだよ?やめちゃうよ?気持ち良いの遠ざかっちゃうよ?良いのかな?ぴゅっぴゅ出来ないよ?気持ち良い気持ち良いおちんちんぴゅっぴゅ…出来ないままバイバイ…ね?」
最後の疑問詞が、何を意味しているかは分かっちゃってるから…。
僕が、気持ちくなっちゃってて、おちんちんを刺激されて…それをさらに欲しいって思っちゃってること。
おちんちんから、射精…したいって思っちゃってる事…全部バレちゃってるよぉ…。
「うぁ…ぼ、僕…」
言っちゃうの?僕、どうして口が動いてるの?
「僕は、変態のロリコン…です」
「うん、続きッ!」
「きゃぅっ―――!」
強く踏まれて、限界が近付いてきてるのが分かる。
おちんちんがびくんびくんって跳ねて、出ちゃうよって言ってる。
「女の子に、お、おちんちん踏まれて…」
「踏まれて?」
ゆっくりとずらされて、タマタマの部分…転がすみたいに…だめっ、考えが…。
「あれ?踏まれてどうしたのかな?どうなのかな?踏まれるの嫌い?」
ぴたりと、足の動きが止まり僕の心に不安が押し寄せる。
「ううん、好きっ…好きだからやめないでぇ…」
「―――ふ、あ、へぇ…良いね、その言葉…君は、おちんちんを踏まれるのが?」
「好き…好きぃ…」
やめないで欲しくて、もっと刺激して欲しくて…頭ぼーっとしてるから、気持ちいの欲しくて、僕、何考えてるの?だめ…ちがうよ…僕は…。
「とろんとして…口半開きにして…おちんちん踏まれるの好きなお兄さんはマゾさんなのかなぁ?」
「マゾさんでいいから…もっと、もっと踏んで気持ち良くしてぇ…!」
「~~~~ッ!そんな、そんな縋る様な眼で見ちゃうんだ。私だけしか映さない様な瞳になっちゃうんだ…アハッ…良いよ、気持ち良くしてあげる…私もお兄さんの事、ちょっと好きになってきたから」
「ふぁ…んっ――――みゃぁあぁ!!」
おちんちんを踏んでた足が、親指と人差し指の間で挟む形になって、その状態で扱き始めた。
強制的に閉じようとする二本の指の間はすごく圧が掛かって、おちんちんを挟まれて、踏まれて、扱かれて―――。
きもちくて、きもちいよぉ、射精しちゃう―――だめ―――もう。
「良いよ出して、変態でロリコンでマゾのお兄さん、気持ち良く射精ぴゅっぴゅして、一生私の奴隷になっちゃいなよ、射精したら奴隷だからね?いいよね?わるいなんて言わせないからね」
「や、やだ―――奴隷やだぁ―――射精やだぁ!」
そんなの―――そんなのやだよぉ!
「毎日気持ち良くしてあげる。おちんちんイジめて、私の奴隷としてずーーーっとイジめてあげる。気持ち良くして、痛い事もして、私の事だけを考えられる様になるまでずっとずっと何回でもイジめてあげる」
だめ―――嫌なのに、嫌なのにその言葉が魅力的に聞こえて―――射精、もう我慢できない――!!
「あっ――あぁああぁぁあぁああ――――!」
――――――――ッ!!
噴き出した白濁の液が、おちんちんを跳ねさせて彼女の身体と僕の身体、両方に降り注ぐ。
暖かくて、それを出してしまったという事は、僕はもう…彼女の奴隷になってしまったんだ。
「あーあ、出しちゃったねお兄さん…ねぇ、分かってるよね?お兄さんが今日から、何なのか?」
荒げた息の中で、僕は少女の言葉を聞いて、恥ずかしさから横を向いて言葉を返した。
「ご、ご主人様の…ど、奴隷…です」
「~~~ッ!ふふふ、ふふふ、ねぇお兄さん、ずーっとずーっと可愛がってあげるから…傍に、居てね」
可愛い言葉でそう言われた僕は、再び自分の顔が刀身に映されているのを見た。
その顔は、幸せな笑みで満ちていた。
IF END 本当の覚悟
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