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第二章 洞窟探検
第5話 朝!
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朝。
「ねえちゃーん!」
あぁ、なんか声が聞こえる。 ……妹の声だ、……あれ、いたい、いたい。 ぺしぺしと、頬を叩かれているような……。
「……うぇ?」
ぼんやりと目を開くと、妹が見えた。 私の体に跨って、頬を叩いてきている。 横に目を向けると、近くには、弟が立っていた。
「早く起きろ! 行ってるぞ!」
弟は一言だけ残して、外のほうへ走っていった。 妹も続いて、その場を離れていく。
起きて見回すと、もう人は、ほとんど残っていないようだった。 特に、生身の人はおらず、少しだけ残っているのは、みな幽霊の人のようだ。 幽霊の人は、朝ご飯を食べる必要もないから、朝もこうやって、だらだらしてる人も、多いんだよね。
さあ! 私はやること、たくさんあるぞっ! 私は起き上がると、ふあーっとあくびをした。 声を一発出して、気合を入れる。
「よしっ!」
料理をする所は、キャンプ場みたいに、共同の場所があるんだ。 山の斜面に、水が湧き出すところがあってね。 水があふれてるから、そこで料理をしたり、洗い物をしたりするんだ。
料理に使う道具なんかも、用意されてるの。 ここに来れば、あとは食材を自分で持ってくるだけで、料理が出来るってわけ!
もう日がのぼってきて、料理場では、生身の人たちがたくさんいた。 あぁ、空気が爽やかで、気持ちがいいっ! 朝日が横から差してきて、日の光を浴びて、歩く足が心地よくて。 みんな、忙しそうに動き回ってる。 あちこちで、料理の煙が上がって、熱気が頬をかすめるっ!
食料は、海の近くにある市場や、街の中での取引で、自分で買ってくるんだ。 料理に使う食材は、色々あってね。 動物の肉もあるし、山や森でとってきた、木の実や山菜とか……。 この島でとれるものは、なんでも使うよ。
新しい料理を考えるのが好きな人も、結構いるよ。 ほら、そこにいる人も、鍋に変な緑色の液体を入れようとしてる。 ……ねえ、それ、大丈夫っ!? 危ないもの入れるのは、やめてよね。
……と、私もやること、やらなきゃ。 いまは、川の水で、後片付けの洗い物をしてるんだ。 私たちの家族は、もう料理は終わってるの。 あとは、街に売りに行くだけ!
……よし、私も洗い終わった。 さ、行こうっ!
家族のところに戻ってきて、私はその辺に、洗ったものを置いていく。 弟と妹は、売るための饅頭をまとめて、準備をしていた。 これから、私を含めた子ども3人で、街に出て売り歩きに行くんだ。
近くでお母さんは、まだ料理を作っていた。 これは、私たちが食べる分だよ。 売り歩いた後に、帰ってきてから、家族みんなで食べるの。
「じゃ、行ってくるね」
私がその場を去りかけると、お母さんが、気づいたように言ってくる。
「歌子! これ、あまり」
「あぁ、はいはい」
料理に使った、あまりもののショウガだ。 私は手を伸ばして、それを受け取っていく。 これは、食料を保存する食糧庫っていうところに、戻してこないといけないんだ。
食糧庫は、この街に住んでいる人なら、誰でも利用することができるんだ。 倉庫の中に、なんと一人一人のための専用スペースがあるの! だから、個人で食料を保存しておくことができるんだ。
ちなみに食糧庫も、迫力があるんだ! 地面から高いところに立ってて、建物も大きくてね。
地面から高いところにあるのは、風通しを良くしたり、雨がたくさん降った時、雨水が入ってくるのを防ぐためなんだって。
私は食糧庫に来ると、足元にぶらさがっている縄ばしごを上り始めた。 するするっと、慣れた手つきで上がっていく。
上にたどり着いて、床に上っていく。 ……おっとっと、高いところだから、注意しなきゃね。 床に足をつけたら、倉庫の中へ目を向けて、歩いていく。
中は薄暗くて、棚みたいな物置がたくさん置かれてる。 その上には、食べ物が、所狭しと並んでるね。 見ると、個人ごとに区切りがされてて、簡単に線を書いて区切っている。 その上に名前を文字で書いてて、誰の仕切りかが分かるようになってるんだ。
倉庫の中を歩いていくと、ところどころに、幽霊の人が立っている。 これは、盗む人がいないか、監視をしているんだ。 もちろん私は、盗むなんてしないよっ! ……フフフーん♪♪ 私はすました顔で、挨拶をしながら通り過ぎていく。
奥のほうに来ると、私たちの家族の仕切りがあった。 母、私、弟、妹の4人分が並んでる。 私は適当に、手に持っていたショウガをぽんと置いた。
よし、任務完了! 戻って、弟たちと、街に売りに行こうっ! 私はくるっと体を返して、入口へと戻っていった。
縄ばしごを下りて倉庫の下に戻ってくると、弟たちが私のことを待っていた。 売るための準備が整ったようだ、2人で重そうに荷物を抱えている。
私は地面に降りて、その荷物を受け取っていった。
「よし、行こう!」
私は元気に言って、さっそく歩きだす。 2人もついてきて、一緒に声を出し始めた。
「饅頭、いかがですかー!」
人は、すでにたくさん歩いていた。 あちこちで、料理を売っている人が見える。 どんな料理があるのか、気になって眺めている幽霊の人なんかも、いるみたいだ。
売り始めると、さっそく声をかけられた。
「1個ちょうだい」
「はい、10です!」
私が笑顔で答える横で、弟が、饅頭を用意してさっと手渡していく。 男は受け取ると、口にくわえて食べながら立ち去っていった。
「イノシシ肉の入った、おいしい饅頭だよーっ! いかがですかー?」
「お、ねえちゃん、1個もらえるかい?」
今度は、私たちと同じように料理を売ってるおじさんから、声をかけられた。 でっかい肉を、道端でじゅうじゅうと焼いているみたいだ。
私が返事をする横で、今度は妹が、饅頭を用意していく。 弟は仕事をするのも忘れて、巨大な肉に目を取られてるみたい。 おいっ、仕事、仕事っ!
「はい、まいどー! 10ね」
「うわーっ! うまそうっ!」
肉を眺めていた弟が、思わず大声を上げた。 おじさんはその声に振り向いて、にかっと笑う。
「おっ! 弟くん、これ、欲しいかい?」
弟は、あっと言って、慌てたように私を見上げた。 あら、言っちゃったら、買わなきゃいけないじゃんっ!
……ま、いっか。 結構おいしそうだし。
私は苦笑いしながら、買ってもいいよの合図として、頷く。
「あぁ、いいよ。 えーっと、これいくら?」
「これは、200だよ」
200! ……ありゃ、結構高いなあ。 でも、もう勢いで、買っちゃおうっ! フゥーっっ!!!
「よし、じゃあ買うよ!」
「おし、まいど! ……あれ、それで、どうすんだっけ? 数を、憶えるんだったか?」
おじさんは、元気にこたえてくれたものの、なにやら戸惑ったように、おろおろし始めた。
……ん? もしかして、この島に来たばっかりで、お金をどうしたらいいか、分かんないとか?
「おじさん、もしかして、新しい人?」
おじさんは頭をかきながら、頷いた。
「あぁ、そうなんだよ。 昨日来たばっかりでな。 ……たしか、数を憶えとかなきゃ、いけないんだったよな」
数を憶えて……あとは、それを報告しなきゃいけないんだけどね。
街の中には、お金を管理してる人たちがいてね。 その人たちを見かけたら声をかけて、自分のいま持ってるお金を、報告しなくちゃいけないの。
『通貨記録師』って言ってね。 その名の通り、通貨量を記録してる人たちなんだ。
私はそんなことを思いつつ、頷いて答える。
「うん、そうだよ」
「そっかー。 ……やっぱり、なかなか難しいなあ」
うーん、まあ、最初はちょっと、難しいって聞くよね。 島の外では、まだ物々交換が主流らしいし。
ちなみに、島の外から来た人は、物々交換だけで済ます人もいるけど、この『憶えるお金』を使う人も、結構いるよ。 島に来て、持ってきたものを売って、歌を聞いたり、お笑いなんかを見たりして……。 幽霊の人がしてくれるサービスには、憶えるお金で払うしかないからね。
島の外に出るときに、どれだけ使ったか、払ったかを、公的機関にチェックされるんだ。 もし払いすぎてたら、コメをその分だけ、公的機関から受け取ったり……そんな風にして、つじつまを合わせるみたい。
……あれ? でも、このおじさんは生身の体を持ってる。 なら、憶えなくたって、筆とかを使って、記録しておけばいいんじゃないかな。 私はそう思って、懐を探っていく。
「あ、ちょっと待って。 ……こういうのがあってね」
そういって取り出したのは、筆だ。 憶えるのが難しいなら、書き留めておけばいい。
筆を見て、おじさんはきょとんとした顔になった。
「なんだ、そりゃ」
「これ、筆っていってね。 こうやって、墨につけると、ものが書けるの」
手持ちの墨につけて、自分の腕にさらさらと書き込んで見せる。 おじさんはそれを見て、理解したように声を上げた。
「へぇ、なるほど! それで憶えられるってわけだ」
「そう。 売ってる人が、そこらにいるから、一つ買っとくといいよ。 数のあらわし方は、聞けば誰でも、教えてくれるから」
おじさんは説明を聞き終えると、大きく頷いた。
「わかった、ありがとう」
そういって、2人は笑顔を交わして別れていく。
そばを見ると、私が会話をしている隙に、弟たちが、むしゃぶりつくように肉を食っていた。 ちょっと! 私のぶんも、残してよね。
呆れて笑いながら、私は再び歩きだす。
「饅頭、いかがですかーっ!」
「ねえちゃーん!」
あぁ、なんか声が聞こえる。 ……妹の声だ、……あれ、いたい、いたい。 ぺしぺしと、頬を叩かれているような……。
「……うぇ?」
ぼんやりと目を開くと、妹が見えた。 私の体に跨って、頬を叩いてきている。 横に目を向けると、近くには、弟が立っていた。
「早く起きろ! 行ってるぞ!」
弟は一言だけ残して、外のほうへ走っていった。 妹も続いて、その場を離れていく。
起きて見回すと、もう人は、ほとんど残っていないようだった。 特に、生身の人はおらず、少しだけ残っているのは、みな幽霊の人のようだ。 幽霊の人は、朝ご飯を食べる必要もないから、朝もこうやって、だらだらしてる人も、多いんだよね。
さあ! 私はやること、たくさんあるぞっ! 私は起き上がると、ふあーっとあくびをした。 声を一発出して、気合を入れる。
「よしっ!」
料理をする所は、キャンプ場みたいに、共同の場所があるんだ。 山の斜面に、水が湧き出すところがあってね。 水があふれてるから、そこで料理をしたり、洗い物をしたりするんだ。
料理に使う道具なんかも、用意されてるの。 ここに来れば、あとは食材を自分で持ってくるだけで、料理が出来るってわけ!
もう日がのぼってきて、料理場では、生身の人たちがたくさんいた。 あぁ、空気が爽やかで、気持ちがいいっ! 朝日が横から差してきて、日の光を浴びて、歩く足が心地よくて。 みんな、忙しそうに動き回ってる。 あちこちで、料理の煙が上がって、熱気が頬をかすめるっ!
食料は、海の近くにある市場や、街の中での取引で、自分で買ってくるんだ。 料理に使う食材は、色々あってね。 動物の肉もあるし、山や森でとってきた、木の実や山菜とか……。 この島でとれるものは、なんでも使うよ。
新しい料理を考えるのが好きな人も、結構いるよ。 ほら、そこにいる人も、鍋に変な緑色の液体を入れようとしてる。 ……ねえ、それ、大丈夫っ!? 危ないもの入れるのは、やめてよね。
……と、私もやること、やらなきゃ。 いまは、川の水で、後片付けの洗い物をしてるんだ。 私たちの家族は、もう料理は終わってるの。 あとは、街に売りに行くだけ!
……よし、私も洗い終わった。 さ、行こうっ!
家族のところに戻ってきて、私はその辺に、洗ったものを置いていく。 弟と妹は、売るための饅頭をまとめて、準備をしていた。 これから、私を含めた子ども3人で、街に出て売り歩きに行くんだ。
近くでお母さんは、まだ料理を作っていた。 これは、私たちが食べる分だよ。 売り歩いた後に、帰ってきてから、家族みんなで食べるの。
「じゃ、行ってくるね」
私がその場を去りかけると、お母さんが、気づいたように言ってくる。
「歌子! これ、あまり」
「あぁ、はいはい」
料理に使った、あまりもののショウガだ。 私は手を伸ばして、それを受け取っていく。 これは、食料を保存する食糧庫っていうところに、戻してこないといけないんだ。
食糧庫は、この街に住んでいる人なら、誰でも利用することができるんだ。 倉庫の中に、なんと一人一人のための専用スペースがあるの! だから、個人で食料を保存しておくことができるんだ。
ちなみに食糧庫も、迫力があるんだ! 地面から高いところに立ってて、建物も大きくてね。
地面から高いところにあるのは、風通しを良くしたり、雨がたくさん降った時、雨水が入ってくるのを防ぐためなんだって。
私は食糧庫に来ると、足元にぶらさがっている縄ばしごを上り始めた。 するするっと、慣れた手つきで上がっていく。
上にたどり着いて、床に上っていく。 ……おっとっと、高いところだから、注意しなきゃね。 床に足をつけたら、倉庫の中へ目を向けて、歩いていく。
中は薄暗くて、棚みたいな物置がたくさん置かれてる。 その上には、食べ物が、所狭しと並んでるね。 見ると、個人ごとに区切りがされてて、簡単に線を書いて区切っている。 その上に名前を文字で書いてて、誰の仕切りかが分かるようになってるんだ。
倉庫の中を歩いていくと、ところどころに、幽霊の人が立っている。 これは、盗む人がいないか、監視をしているんだ。 もちろん私は、盗むなんてしないよっ! ……フフフーん♪♪ 私はすました顔で、挨拶をしながら通り過ぎていく。
奥のほうに来ると、私たちの家族の仕切りがあった。 母、私、弟、妹の4人分が並んでる。 私は適当に、手に持っていたショウガをぽんと置いた。
よし、任務完了! 戻って、弟たちと、街に売りに行こうっ! 私はくるっと体を返して、入口へと戻っていった。
縄ばしごを下りて倉庫の下に戻ってくると、弟たちが私のことを待っていた。 売るための準備が整ったようだ、2人で重そうに荷物を抱えている。
私は地面に降りて、その荷物を受け取っていった。
「よし、行こう!」
私は元気に言って、さっそく歩きだす。 2人もついてきて、一緒に声を出し始めた。
「饅頭、いかがですかー!」
人は、すでにたくさん歩いていた。 あちこちで、料理を売っている人が見える。 どんな料理があるのか、気になって眺めている幽霊の人なんかも、いるみたいだ。
売り始めると、さっそく声をかけられた。
「1個ちょうだい」
「はい、10です!」
私が笑顔で答える横で、弟が、饅頭を用意してさっと手渡していく。 男は受け取ると、口にくわえて食べながら立ち去っていった。
「イノシシ肉の入った、おいしい饅頭だよーっ! いかがですかー?」
「お、ねえちゃん、1個もらえるかい?」
今度は、私たちと同じように料理を売ってるおじさんから、声をかけられた。 でっかい肉を、道端でじゅうじゅうと焼いているみたいだ。
私が返事をする横で、今度は妹が、饅頭を用意していく。 弟は仕事をするのも忘れて、巨大な肉に目を取られてるみたい。 おいっ、仕事、仕事っ!
「はい、まいどー! 10ね」
「うわーっ! うまそうっ!」
肉を眺めていた弟が、思わず大声を上げた。 おじさんはその声に振り向いて、にかっと笑う。
「おっ! 弟くん、これ、欲しいかい?」
弟は、あっと言って、慌てたように私を見上げた。 あら、言っちゃったら、買わなきゃいけないじゃんっ!
……ま、いっか。 結構おいしそうだし。
私は苦笑いしながら、買ってもいいよの合図として、頷く。
「あぁ、いいよ。 えーっと、これいくら?」
「これは、200だよ」
200! ……ありゃ、結構高いなあ。 でも、もう勢いで、買っちゃおうっ! フゥーっっ!!!
「よし、じゃあ買うよ!」
「おし、まいど! ……あれ、それで、どうすんだっけ? 数を、憶えるんだったか?」
おじさんは、元気にこたえてくれたものの、なにやら戸惑ったように、おろおろし始めた。
……ん? もしかして、この島に来たばっかりで、お金をどうしたらいいか、分かんないとか?
「おじさん、もしかして、新しい人?」
おじさんは頭をかきながら、頷いた。
「あぁ、そうなんだよ。 昨日来たばっかりでな。 ……たしか、数を憶えとかなきゃ、いけないんだったよな」
数を憶えて……あとは、それを報告しなきゃいけないんだけどね。
街の中には、お金を管理してる人たちがいてね。 その人たちを見かけたら声をかけて、自分のいま持ってるお金を、報告しなくちゃいけないの。
『通貨記録師』って言ってね。 その名の通り、通貨量を記録してる人たちなんだ。
私はそんなことを思いつつ、頷いて答える。
「うん、そうだよ」
「そっかー。 ……やっぱり、なかなか難しいなあ」
うーん、まあ、最初はちょっと、難しいって聞くよね。 島の外では、まだ物々交換が主流らしいし。
ちなみに、島の外から来た人は、物々交換だけで済ます人もいるけど、この『憶えるお金』を使う人も、結構いるよ。 島に来て、持ってきたものを売って、歌を聞いたり、お笑いなんかを見たりして……。 幽霊の人がしてくれるサービスには、憶えるお金で払うしかないからね。
島の外に出るときに、どれだけ使ったか、払ったかを、公的機関にチェックされるんだ。 もし払いすぎてたら、コメをその分だけ、公的機関から受け取ったり……そんな風にして、つじつまを合わせるみたい。
……あれ? でも、このおじさんは生身の体を持ってる。 なら、憶えなくたって、筆とかを使って、記録しておけばいいんじゃないかな。 私はそう思って、懐を探っていく。
「あ、ちょっと待って。 ……こういうのがあってね」
そういって取り出したのは、筆だ。 憶えるのが難しいなら、書き留めておけばいい。
筆を見て、おじさんはきょとんとした顔になった。
「なんだ、そりゃ」
「これ、筆っていってね。 こうやって、墨につけると、ものが書けるの」
手持ちの墨につけて、自分の腕にさらさらと書き込んで見せる。 おじさんはそれを見て、理解したように声を上げた。
「へぇ、なるほど! それで憶えられるってわけだ」
「そう。 売ってる人が、そこらにいるから、一つ買っとくといいよ。 数のあらわし方は、聞けば誰でも、教えてくれるから」
おじさんは説明を聞き終えると、大きく頷いた。
「わかった、ありがとう」
そういって、2人は笑顔を交わして別れていく。
そばを見ると、私が会話をしている隙に、弟たちが、むしゃぶりつくように肉を食っていた。 ちょっと! 私のぶんも、残してよね。
呆れて笑いながら、私は再び歩きだす。
「饅頭、いかがですかーっ!」
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