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三性 新学期の恒例行事
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私が小走りで登校する中、私の横を赤い車が大きなエンジン音を鳴らして通り過ぎる。
「あ、ママ! パンツ!」
「もうー、見ちゃダメよ!」
お母さんが言う通り見ちゃダメよ。
てか、あの車のせいでスカートが靡いてパンツを見られたじゃん。ふざけんな。
見られたのが幼稚園児だったからまだいいけど、おっさんに見られてたら流石に文句を言っていたよ。
本当に車のスピード考えろ!
そんなこと考えていたら学校についた。
えーっと、時間は? ってまだこんな時間じゃん。時計を見間違えていたみたいだ。
まぁ、いいか。教室に向かおっと!
「……ギリギリ外に出してもらえたの!」
「それはよかったね! マナティ!」
何の話だろうか?
えっと、もしかして『ギリギリ外に出してもらえたわ』って精子のこと?
まさか、大志君ってあのままマナを呼んで生でヤったの?
自信持ちすぎでしょ! コンドームをつけるようにとあれだけ言ったのに……。
「あ、カスミン! おはよ!」
「カスミさん、おはよう」
「カスミ、おはよう」
「う、うん。おはよう」
「カスミンも昨日のマナティの話を聞いてあげてよ!」
「あ、うん」
まだ鞄持ったままだけどいっか。
「――それでね、そのままカラオケに行くことになっちゃって!」
「それでそれで!」
「カラオケでは激しくてね。私もつい熱くなって二人でハァーハァー、イっちゃったの!」
えー、カラオケでもヤったの。しかも、ハードプレイって……。
それに何でマナは楽しそうな表情で語ってるの? 自慢なのかな?
「久しぶりだったし、気持ち良かったな~。一人でもイクんだけど、二人でイク方がやっぱりいい感じだよね! 分かる?」
「分かる分かる!」
「私もその気持ち分かるわ」
え、二人とも分かるの? この三人ってまさか……。
「わ、私も分かるよ」
「だよね! それでその後、初めて二人の飲み物を飲みあったの!」
二人の飲み物。つまり、二人の液のことだよね。それをヤった後に飲み合うって中々の不思議プレイだな。
「ついに、マナティがそんなことを……」
「マナさんよかったね」
「う、うん、私もいいと思うよ……」
私でも少し引いて来たぞ。マナティがこんなエロかったなんて……。
「でも、手はまだ繋げなかったんだ……」
は? 手を繋いでないのにヤったの!
てか、すぐ繋げると思うよ。そこまでヤってるなら。
「マナさんは考えすぎよ。カップルの進展はカップルによるから、そのうちチャンスが来るわ」
確かに進展はカップルによるものだ。でも、こんなカップルは初めて見たよ。
「そ、そうだよね。ゆっくりと進んでいくことにするよ」
かなりのハイペースだと思っているのは私だけだろうか?
「それにしても、マナティと彼氏が健全なカップルで良かったよー」
「本当に私も安心してる。高校生らしいって感じでよかったわ」
健全? どこからどう見ても不健全だと思うけど……。
「ホテルに大志君を向かえに行って、カラオケで楽しく歌っただけだからね。けど、ストローで間接キスは照れたかな……えへへ」
え? ホテルに向かえに行って、カラオケで楽しく歌っただけ?
まさか……
最初の『ギリギリ外に出してもらえたの!』ってラブホの滞在時間ギリギリに出たってこと?
じゃあ『カラオケは激しくてね。私もつい熱くなって二人でハァーハァー、イっちゃったの!』って歌を激しく歌って盛り上がり、ハァーハァー言ってたってこと?
それで『久しぶりだったし、気持ち良かったな~。一人でもイクんだけど、二人でイク方がいい感じだよね! 分かる?』ってのはカラオケに一人で行くけど、二人で行った方が楽しかったということか!
最後の『だよね! それでその後、初めて二人の飲み物を飲みあったの!』っていうのは普通にジュースかなんかを二人でストローを使って飲んだということね!
これなら確かに健全の極みだ。
「カスミ? どうしたの?」
「あ、い、いや。何でもないよ! 楽しそうだね!」
「けど、大志君の前では何だか、上手く言葉が伝わらないことが多いの!」
それはツンデレだからですね!
「ツンデレではないから!」
心を読んだんですか? 怖すぎますね。
「そろそろ授業の時間です。私達も席に戻りましょ!」
って私、全く用意できてないんですけど……。
席に戻った私は大急ぎで授業の準備を始める。
えっと、一時間目は始業式って最悪だ。準備じゃなくて体育館か。
「あ、ママ! パンツ!」
「もうー、見ちゃダメよ!」
お母さんが言う通り見ちゃダメよ。
てか、あの車のせいでスカートが靡いてパンツを見られたじゃん。ふざけんな。
見られたのが幼稚園児だったからまだいいけど、おっさんに見られてたら流石に文句を言っていたよ。
本当に車のスピード考えろ!
そんなこと考えていたら学校についた。
えーっと、時間は? ってまだこんな時間じゃん。時計を見間違えていたみたいだ。
まぁ、いいか。教室に向かおっと!
「……ギリギリ外に出してもらえたの!」
「それはよかったね! マナティ!」
何の話だろうか?
えっと、もしかして『ギリギリ外に出してもらえたわ』って精子のこと?
まさか、大志君ってあのままマナを呼んで生でヤったの?
自信持ちすぎでしょ! コンドームをつけるようにとあれだけ言ったのに……。
「あ、カスミン! おはよ!」
「カスミさん、おはよう」
「カスミ、おはよう」
「う、うん。おはよう」
「カスミンも昨日のマナティの話を聞いてあげてよ!」
「あ、うん」
まだ鞄持ったままだけどいっか。
「――それでね、そのままカラオケに行くことになっちゃって!」
「それでそれで!」
「カラオケでは激しくてね。私もつい熱くなって二人でハァーハァー、イっちゃったの!」
えー、カラオケでもヤったの。しかも、ハードプレイって……。
それに何でマナは楽しそうな表情で語ってるの? 自慢なのかな?
「久しぶりだったし、気持ち良かったな~。一人でもイクんだけど、二人でイク方がやっぱりいい感じだよね! 分かる?」
「分かる分かる!」
「私もその気持ち分かるわ」
え、二人とも分かるの? この三人ってまさか……。
「わ、私も分かるよ」
「だよね! それでその後、初めて二人の飲み物を飲みあったの!」
二人の飲み物。つまり、二人の液のことだよね。それをヤった後に飲み合うって中々の不思議プレイだな。
「ついに、マナティがそんなことを……」
「マナさんよかったね」
「う、うん、私もいいと思うよ……」
私でも少し引いて来たぞ。マナティがこんなエロかったなんて……。
「でも、手はまだ繋げなかったんだ……」
は? 手を繋いでないのにヤったの!
てか、すぐ繋げると思うよ。そこまでヤってるなら。
「マナさんは考えすぎよ。カップルの進展はカップルによるから、そのうちチャンスが来るわ」
確かに進展はカップルによるものだ。でも、こんなカップルは初めて見たよ。
「そ、そうだよね。ゆっくりと進んでいくことにするよ」
かなりのハイペースだと思っているのは私だけだろうか?
「それにしても、マナティと彼氏が健全なカップルで良かったよー」
「本当に私も安心してる。高校生らしいって感じでよかったわ」
健全? どこからどう見ても不健全だと思うけど……。
「ホテルに大志君を向かえに行って、カラオケで楽しく歌っただけだからね。けど、ストローで間接キスは照れたかな……えへへ」
え? ホテルに向かえに行って、カラオケで楽しく歌っただけ?
まさか……
最初の『ギリギリ外に出してもらえたの!』ってラブホの滞在時間ギリギリに出たってこと?
じゃあ『カラオケは激しくてね。私もつい熱くなって二人でハァーハァー、イっちゃったの!』って歌を激しく歌って盛り上がり、ハァーハァー言ってたってこと?
それで『久しぶりだったし、気持ち良かったな~。一人でもイクんだけど、二人でイク方がいい感じだよね! 分かる?』ってのはカラオケに一人で行くけど、二人で行った方が楽しかったということか!
最後の『だよね! それでその後、初めて二人の飲み物を飲みあったの!』っていうのは普通にジュースかなんかを二人でストローを使って飲んだということね!
これなら確かに健全の極みだ。
「カスミ? どうしたの?」
「あ、い、いや。何でもないよ! 楽しそうだね!」
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それはツンデレだからですね!
「ツンデレではないから!」
心を読んだんですか? 怖すぎますね。
「そろそろ授業の時間です。私達も席に戻りましょ!」
って私、全く用意できてないんですけど……。
席に戻った私は大急ぎで授業の準備を始める。
えっと、一時間目は始業式って最悪だ。準備じゃなくて体育館か。
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