単話集

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刑務官2 囚人と

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「え?出張?スルガ上官とタカハタが?」

食堂でつまらなそうにうどんをすするタカハタに聞き返すとタカハタは憮然としたままうなずいた

「しかも2週間も。ハシバと離れて2週間もとか…耐えれない…」


色っぽい目で見てくるタカハタには悪いが、すごくうれしい


2週間もゆっくり出来る。

そう思うと味気ないAランチにも箸が進むとゆうもの



「ハシバ、おまえ嬉しそうだな。帰ったら覚えとけよ…」


まるで恋人にささやくかのような甘い声でタカハタはささやく

まだ真昼間の刑務官だけとはいえ人もいる食堂なのに


「はは、さみしいよ…」


上っ面の言葉をどうとったのか胡乱な顔でタカハタはうどんをすすった。


その後、たまたま出会ったスルガ上官とも同じようなやりとりをするはめになった




―――――




普段、スルガ上官が担当のふりわけをしているせいか、おれには凶悪犯の担当はまわってきたためしがない。

それで、いつの間にかやっかみをかっていたのかもしれない。

スルガ上官のいない2週間すべてのおれのローテーションは、連続殺人鬼で女の皮をはいだりしてた非常に気持ち悪いサイコの担当にあたってしまった。


「はは、たまにはあそこで過ごしてみるのも悪くないぜ。退屈で退屈で。あ、ただ、ギグをとるなよ。なんか心理操作が上手いらしくて、あいつの言いなりになっちまうみたいだから…」


同僚が笑いながら肩を叩いてさってくのを見送ると、スルガ上官と同期のタケシタ上官が難しい顔で近づいてきた。

この人も雄くさい美貌の人だ。ちょっといかつくて苦手だ。

「…たまには、仕事をするんだな」

敬礼したままポンと肩を叩かれて、嫌味を言う


まあ、たしかにその通りなんだけど。


こんなに必要なのかと疑問に思うくらいのゲートを操作して入る


凶悪犯が収容されているせいか警備は厳重だ



最後のゲートをくぐるとそこは精神の部屋みたいに真っ白な何もない室内だった。


中には、見慣れた拘束衣にギグをかまされた大きな男がいた。

死刑囚には似つかわしくないくらい堂々としていて、目が深く吸い込まれそうな碧色

ここの刑務官たちを見慣れてる、おれですら息をのむくらい美形だ


しかし、これだけ美形なら黙っていても楽しい人生だったろうに、変質的な趣味か嗜好のせいで人生おしまいだ。


たしかに何もしゃべることもなく、退屈だが、見張ってるだけならやすいものだ


しかし、この死刑囚の視線は鋭く怖い。

ねっとりと上から下まで品定めするかのような視線に背中がぞわぞわする


その視線をのぞけば特にどうとゆうことはないのだが


「ウーウ――ウ―」

数時間はなにごともなかったのだが、男が急にうなって体をよじりだしたので慌てて顔を上げる

死刑囚は少し辛そうな顔をしている

「……トイレか?えと、たしか、ここでて右で…連れていかなきゃなんだよな。立てるか?」


男を立たせると男はよじよじ動いて、扉に向かう。

やはりトイレのようだ


トイレに入ると男はじっと俺を見て、困ったかのように身をよじり続けた


「…?なんだ?個室のほうか?残念だが、ついてないと駄目だから個室もついてはいるぞ」

よじよじと個室に向う男の後ろをついていく。個室を閉めると男はまたなにか言いたげにじっと顔を見てくる



男はでかいので見下げられてる形だが


「ウ―――ウ、」

男がまたなにか言いたげにもじもじと唸る

ギグはとるなと言われたが、何を言ってるかわからないし、言葉で操れるなんて映画の世界だけだろう。


「なんだ?とってやるから屈め」


そう言うと男はほっとしたように頭を下げてくる。

ギグをとるとやはり男は鋭い美形だった

にっこり微笑む姿は寒気すらする

「ありがとう。その、前を取り出してもらわないと、この拘束衣では用が足せないんです…」

死刑囚は恥ずかしそうに言う。

つまり、この男のモノを取り出して用を足させないとだめとゆうことだ


「…そうか。前むけ。取り出すからな…」

男の後ろにまわり、拘束衣の前にふれると、おれは驚いた


熱くガッチガチに勃起してる

ブルンととりだしたそれは黒く紫でビクビク震えていた

「…すいません。溜まってて…」


顔を真っ赤にして俯く死刑囚に、まあ、こんな拘束衣でずっとあそこにいればそうなるわなと納得した

しかし、困った。

どうしよう


「その…起ったままでは、出ないので抜いてもらえませんか?こうしたことにかける時間も刑務官さんの査定にかかわるそうですし」


死刑囚の言葉に驚く。査定にかかわるとか。そうだったのか。困った。

「…手で、こすって大丈夫?」


「ええ、お願いします」


後ろから男の顔を見ないようにゆっくりと熱くてビクビク脈打ってる男のチンコを擦ると、男は恍惚としたため息を吐いた


「そう、上手ですよ…先走りにからめて…もっと先端も撫でてください…」


上下に扱いているが、おとこはいっこうにいく気配を見せない。

困った。

もう30分ほどもこうしている


「…やはり、いけないようです。口でしてもらえませんか?」

死刑囚の言葉に目を見開く

いや、口でとか無理だろ


「口がいやなら、あなたのケツマンコでもいいですよ。よく可愛がられてるから…すぐにでも欲しいんじゃないですか?」

男の纏う空気が変わった。


どかりと便座にすわって暗に上に乗ることを強制しているようにも見える


ぬらぬらと光ったでかいチンコに知らず喉が渇く

「スルガ上官やタカハタくんがいなくて、寂しいでしょう?慰めてあげますよ。早く戻らないと…あなたが私のオチンチンを擦ったことをばらしますよ。ほら、乗って」


男の言葉に愕然とした。

何故だか、男の言葉に逆らえない。

頭が痺れて不思議な声の音に言うことをきいてしまう。

ふらりとスラックスを落として男の膝に乗る。

今朝、さんざんタカハタに可愛がられたアナルはまだ潤っている


「ほら、おっぱいも可愛がってあげますから、前も脱いで…」

男の言葉に制服のボタンを外すと、顔を下げて、チュクリと胸に吸い付く

慣れた舌の動きに、乳首がしこっていく


「ほら、腰を落として…ハシバくんの大好きな、おちんちんですよ…」

死刑囚の言葉に、ぐっと腰に力を入れられ、ヌプヌプと硬く先走りでヌルヌルになった大きなチンコが侵入してくる


「ン、ン、ぁ――――っん、あ、ひい」

まだ半分も入っていないのに、下から急に突き上げられて、すごい圧迫感と衝撃と貪った覚えのある甘いしびれが駆け巡る

グチュパンパンパンパンッパンッツパンッツグポグポ


「ア、ひん、あ、やら、ん!あ、ああ!ちょ!んん!」


下から好きなように突き上げまくられて死刑囚の太腿を咎めるつもりで手をおいたら、乳首を音がするくらいジュルルルと啜られ抵抗にもならないまま突き上げられた



「はあ!!ん、や、んあ!!あっ!!ああん!!」


ガコガコガコグチュウウウウウズルッガツガツパンパン

「ふふ、担当の間、ずっとこうしてましょうね。私のおちんちん、ハシバくんのケツマンコに気に入られたみたいですね。大歓迎で、からみついてきてうれしいです。」

中に熱いのが広がっても、死刑囚の中のモノは勢いが衰えない

媚肉をかきわけて、何度も気持ちよすぎるところを擦りあげてくる


「あの二人に可愛がられてるハシバくんは、ちょっと妬けましたよ」

グチュパンパンパンシコシコグパグパ

「あひ、ん、や、もう、や、だめ、だめ、なか、ついちゃ、や」


「んー?もっとですか?もっと可愛がってあげますよ」

支えるものがないまま突き上げられて死刑囚に縋りつくと、死刑囚は、あのねっとりとした視線のままこう言った

「…ずっと一緒にいましょうね」


死刑囚は、半狂乱でよがってるおれの唇に下半身は突き上げながらキスをした。




―――――
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