世界革命

ギルドカード

「ここが闘技場かぁ。私が想像していた作りとは、違うわぁ」
「そうなんですか？案内しますついてきて下さい」

ホテルのロビーみたいな闘技場には、数多くの人がいた。

「おー。これはまさにホテルじゃん」
[星四さんは…やっぱり変人だ…]

私は心の中で、変な人だと思ってしまった。そうやって闘技場の受付所へ顔出しをする。

「段位試験受けたいのですが、試練官のバルド支部長へご挨拶と面会頂けますか？」
「分かりました。バルド支部長は、今支部長にいます。のでどうぞお入り下さい」

受付の女性は、バルドという支部長がいる部屋へと、足を運んで行き部屋の前でノックをすると、部屋の中から年齢として、40代くらいの叔父さんの声が聞こえ開ける。

「騎士団長様が、直々に訪問、ありがとうございます。座って下さい」
「遠慮なく、失礼します。星四さんに許可申請、しに来ました」
「分かりました。ギルドカード、更新します。星四さんカード貸して下さい」
「私持ってないよ。加柰ちゃん出して」

胸ポケットから、手紙とギルドカードを手渡しする。バルドはその光景を見て、笑い声を発する。

「隊長、何の冗談ですか？」
「開けて、読んでくれますか？」

手紙を読み終わった、バルドはもう一枚の紙を手を取る。その中身を見たバルドは信じられないような顔を浮かべる。

「証印を押す前に、説明文と証明書に少し時間かかります。なので明日また来て下さい」
「分かりました。また明日来ます。よろしくお願いします。バルドさん」

二人は、支部長室を出ていく。

「加柰ちゃん、無料で寝れて、ご飯付く場所ってある？」
「そっか。まだお金ないんだね。分かりました。来て下さい」