私を騙したあなたへ ―― 記憶を盗んだのは、あなたでした。

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24話【聖域の再会 ―― 深紅の絆と、裏切り者が遺した唯一の告白】

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 その時だった。灯台の下から、予期せぬ、しかしどこか懐かしい声が響いた。まるで暗闇を切り裂く一筋の希望のように、その声は二人の耳に届いた。極度の緊張状態にあった二人は、一瞬にしてその声の主を探し求めた。

「よく来たね、二人とも。こんな形で再会するとは思わなかったよ」

 驚いて振り返ると、螺旋階段の上に立っていたのは――かつてバーで、蓮の「偽物」として振る舞い、彩花に不信感を抱かせた男だった。桐島悠斗、その人だ。  以前、彼が纏っていた冷酷な仮面は跡形もなく消え去り、顔にはどこか晴れやかな、深い贖罪を求めるような穏やかな笑みが浮かんでいた。その瞳には、夜明けの光のような、新たな決意の輝きが宿っていた。

「あなた……どうしてここに……?」

 警戒を解かない蓮に対し、桐島はゆっくりと、一歩一歩、その距離を詰めるように近づきながら口を開いた。彼の足音は、静寂に包まれた書斎の床に重く響き、それが現実であると示していた。

「君を助けるために来たんだ、蓮。そして――まだ伝えていない、君と奥野先生の秘密が山ほどある」

 男――桐島悠斗は、かつてクロノス・コーポレーションの優秀なエリート研究者として、この隠された書斎の管理者だった。  彼の目に宿る光は、かつて組織の一部として生きていた頃の冷たさではなく、強い決意と、拭い去れない深い罪悪感が入り混じっていた。それは、彼が過去に犯した過ちの大きさと、それを乗り越えようとする強い意志を物語っていた。

「俺は……蓮、君のすべてを監視する任務を任されていた。君の感情、思考、行動のすべてを記録していたんだ。でも、知れば知るほど……組織が君に、そして奥野先生に課した非道な仕打ちが、一人の人間として許せなくなったんだ」

 桐島は、かつての恩師が愛によって施した偽装の本棚に触れ、埃を払うように指を滑らせた。その仕草は、過去の苦痛な記憶を浄化しようとするかのようだった。 「ここで、君は何度も記憶を抜かれ、人格を操作された。耐えるたびに、君は声を押し殺して泣いていた。その悲痛な姿を見て……俺はもう、自分の良心を偽ることを止め、目を背けられなくなった」

 彩花は唇を震わせ、蓮の腕を強く握った。蓮は視線を伏せ、屈辱と怒りが入り混じる記憶に、一瞬だけ全身を震わせた。桐島の言葉は、彼の心の奥底に封じ込めていた痛みを、再び生々しく呼び覚ますのだった。  その傍らで、彩花はメネシスの覚醒に伴う激しい熱感と目眩に襲われていた。全身の力が抜け、意識が熱の中に沈みそうになるが、「何があっても蓮さんを守る」という凄まじい執念が彼女を支え、朦朧としながらも必死にその場に踏みとどまる。そんな彼女の紅潮した頬と、微かに深紅の残光を宿す瞳を見て、桐島は痛ましそうに目を細めた。

「その深紅の瞳……やはり、目覚めてしまったんだね。理沙が君に投与したメネシスが、君の純粋な意志によって、本来の目的とは違う『覚醒の鍵』となってしまったんだ。……酷な運命を強いてしまった、本当にすまない」

 桐島は続ける。その声には、単なる組織への反逆ではない、人類の未来への深い憂慮が滲んでいた。 「クロノスは、新薬の開発を隠れ蓑に“人類の記憶を支配する技術”を完成させるつもりだ。それが一度完成すれば、世界の指導者たちはすべて彼らの意のままになる。世界の均衡を壊すと分かっていながら、組織は止まらない。俺は……もう、あんな地獄の創造に加担したくないんだ」

 桐島の声は確かな怒りと、自己を犠牲にする献身に震え、その奥底には赦されない罪を背負った者の、重い痛みが滲んでいた。

 その時――「悠斗……お前まで、裏切るのか」

 重く、悲痛な声が灯台の最上階に響いた。それは、組織の崩壊を目の当たりにする者の、魂の叫びのようだった。  階段の陰から姿を現したのは鬼塚だった。彼は怒りよりも深い、絶望に近い、人間的な表情をしていた。その目は、組織への盲目的な忠誠と、突如現れた桐島悠斗という存在への戸惑い、そして湧き上がる良心の板挟みで、ひどく揺れていた。

「鬼塚さん……あなたも分かってるはずです。俺たちがしてきたことが、どれほど多くの人生と未来を壊してきたのか。私たちは、もう止めるべきだ」

 桐島の言葉に、鬼塚は深く、長く、目を閉じた。彼の瞼の裏には、これまでに犠牲にした無数の人生が映っているようだった。  階段の軋む音だけが響く長い沈黙が降りる。彼が背負ってきた組織の闇の重さが、冷たい空気となって書斎に漂っていた。  やがて、鬼塚は深く震える息を吐き、部下たちに静かに告げた。

「……撤退だ。これ以上は、無意味だ。ここで無益な血を流す必要はない」

 その声は敗北ではなく、良心的な諦めに似た、組織人としての悲痛が混じっていた。何より、かつての弟分である桐島悠斗の出現が、鬼塚の戦闘意志を完全に削ぎ落としたことは明白だった。彼は桐島に、絞り出すように、しかし強い言葉で言った。 「お前はまだ希望を見ている。愛する者と守るべき未来がある。だが、俺にはもう…戻れない場所がある」

 鬼塚は桐島を一度だけ振り返ると、重い足取りで灯台を去っていった。残された背中は、かつての威圧感ではなく、迷いと苦悩を抱えたひとりの人間のものだった。その姿を見送りながら、彩花は胸に静かな決意が芽生えるのを感じた。


「……あなたこそが、あの時、匿名で私に電話をくれた人ですか?」

 彩花の声は、体力の限界で微かに震えていたが、その奥には未だ鋭い警戒心が宿っていた。  恐怖に押しつぶされそうだった日々、闇の中で唯一の指針だった“あの警告”。その主が、かつて自分を欺き、蓮を裏切った影武者であるという事実に、胸の奥で整理のつかない複雑な感情が渦巻く。

 何より、耳に届く彼の声の癖、その独特の間。それは、かつて父が倒れたあの日の記憶の片隅にいた、名前も思い出せないほど幼い頃の「懐かしいお兄ちゃん」を想起させた。しかし同時に、その声は「蓮は偽物だ」と告げ、彩花を深い疑心暗鬼の淵へ突き落とし、二人の絆をバラバラに引き裂こうとした張本人でもあるのだ。  感謝したいほどの懐かしさと、許しがたい不信感。メネシスの副作用による激しい頭痛が、その矛盾する記憶をかき乱すように疼いた。

 桐島悠斗は、まるで長い迷路と罪悪感を抜け出した者のように、静かに、贖罪の意を込めて頷いた。 「……ああ。あの日、君に電話をかけたのは、俺だ。組織から君を遠ざけるため、蓮を疑わせるような嘘をつき、君を深い疑心暗鬼に追い込んだ。……本当に、謝って済むことじゃない。許してくれとは言わない」

 彩花は、熱に浮かされながらも、彼の表情をまっすぐに見つめた。 「……あの電話の声には、私を傷つけ、蓮さんを疑わせる嘘を重ねながらも、最後には私を助けたいという切実な気持ちが感じられました。まだ、あなたのすべてを信じることはできません。でも……その奥底にあった良心を信じて知らせてくれたこと。今は、感謝します」

 彩花は重い意識の中で、理性的にそう告げた。桐島は蓮に向き直った。その問いは、桐島自身の救済に関わる、最も重要な確認だった。

「蓮。最後に確認させてほしい。たとえ作られた『涼太』として生きた時間であっても、君にとってあれは、真実の愛だったのか?」

 蓮は、一瞬の迷いもなく、隣で震える彩花を愛おしそうに見つめながら、強く答えた。 「ああ。彼女への想い、あれが僕の人生で唯一の、決して揺らぐことのない真実だ」

 桐島の目に、安堵と確信の光が宿った。彼は深々と頭を下げた。 「ありがとう。俺は、君たちのその愛と未来を守るため、すべてを捧げる」

 蓮もまた、深く頷いた。彼の瞳には過去への復讐と未来への希望という揺るぎない光が宿っている。 「桐島さん。あなたの内部情報(ちから)が必要です。僕の記憶を不当に奪った黒幕を突き止め、クロノスの企みを白日の下に晒したい」

 蓮の声音には、過去をただ取り戻すだけではない――“未来を守り、掴みに行く”という、強く、確固たる戦闘的な意志が宿っていた。

 桐島は、その決意を正面から受け止めるように二人を見た。彼の表情には、裏切り者としての孤独を断ち切ったような清々しさがある。 「もちろん協力する。すべてを話そう。だが……クロノスは君たちが想像する以上に巨大だ。司令塔を突き止めるには、慎重に、そして大胆に動かないといけない」

 その一言には、かつて内部にいた者だけが知る“恐るべき現実”が含まれていた。冷静な口調の奥で、彼自身もまた復讐心を燃やし続けていることが、はっきりと伝わる。  その夜、三人は灯台の古びた最上階で夜を明かした。閉ざされた空間なのに、不思議と時間だけが深く広がっていくような、濃密な夜だった。

「ここには、昔この灯台で働いていた男の『私的な日記』が残っている」  桐島の言葉に、蓮と彩花の視線が稲妻のように彼へ向く。

「その男は、クロノス・コーポレーションの創設に深く関わった、初期の重要人物の一人らしい。黒崎剛一郎の過去にも深く触れていて……そして――」  桐島は、衝撃を与えることへの躊躇を押し殺すように、蓮をまっすぐに見つめた。

「彼は、君の父親の右腕であり、かつて恩師である奥野先生を裏切り、君を実験施設に引き渡すきっかけを作った張本人だ」

 蓮は息を呑んだ。喉の奥がひりつく。胸の奥に沈んでいた記憶の欠片が、ざわざわと、騒々しく動き出す。 「その男の日記には、君が見たもの、聞いたこと、感じたこと……君の幼少期と実験のすべてが、驚くほど細かく書き残されているはずだ。それは、君の失われた過去を解く唯一の鍵であり……クロノスを倒す、決定的な突破口になる最重要資料だ」

 灯台の古い壁がきしみ、風が窓を叩いた。  覚醒した戦士(蓮)、メネシスの力により秘密の力を宿したヒロイン(彩花)、そして組織の真実を知る賢者(桐島)。  警戒と信頼が入り混じる中で、三人の共闘は、今、ここに結成された。


【第24話:あとがき】
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

ついに物語は大きな転換点を迎えました。 絶体絶命の灯台に現れたのは、かつて蓮の人生を奪い、彩花を疑心暗鬼に陥れた「影武者」桐島悠斗――。

敵か、それとも味方か。 彼の口から語られたのは、クロノスの非道な実験の目撃談と、自らの罪に対する深い「贖罪」でした。

「たとえ作られた『涼太』として生きた時間であっても、君にとってあれは、真実の愛だったのか?」

その問いに、一瞬の迷いもなく答えた蓮。 そして、彼をかつて「お兄ちゃん」と呼んだかもしれない彩花の、憎しみと感謝が入り混じる複雑な決意。

かつての強敵・鬼塚までもが矛を収めたこの夜、蓮・彩花・悠斗という、奇妙で、しかし強力な「共闘」がここに結成されました。

物語の鍵は、地下室に眠る一冊の『私的な日記』。 蓮の父親を裏切り、彼を実験施設へと引き渡した「真の裏切り者」とは一体何者なのか!?

次回、第25話『裏切り者の独白 ―― Dr.ZEROが遺した血塗られた計画書』。 ついに、蓮の封印された記憶の蓋がこじ開けられます!

この急展開にワクワクした!三人の共闘を応援したい!と思った方は、 ぜひ【お気に入り登録】と【応援ポイント】をお願いいたします! 皆さまの応援が、真実に立ち向かう執筆の糧となります!
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