全時代のメルヘンカフェには死神が住む

yassan

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子供舌の武将

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今はオーナーはお買い物中

カランカランと、店のベルがなります。

そこにはいかにもガタイの良い刀を腰につけた怖そうな男性が一人恐る恐る
見るからに現代の人ではなさそうです
「椿ちゃんは何飲みますか?」
メニューを差し出しました。

その男性は
「1番美味しい飲み物をひとつ」
とだけ、答えてメニューには目もくれませんでした。

困った椿ちゃんはとりあえず店で一番のコーヒー入れ差し出したところ。

「マズイ!苦い!」と言い放ち
「貴様わしになんてものを飲ませた!」

「ブラックコーヒーは苦手ですか?」と
角砂糖とミルクを差し出しました。

「これは?」男性が聞くと

「これは角砂糖と、ミルクですよ
これを入れると色が変わってあら不思議さっきまで苦かった飲み物が甘くなるんですよ」

「そんなことあるわけ…」
先ほどの苦さもあり飲むのをためらっていると

「信じてないですね?怖いんですか?苦いの嫌なんですか?」椿ちゃんは煽る

煽りに綺麗に乗った男性は
ごくごくっと、一気飲みすると目を見開き

ダン!っとカップを置くと

「うまい!こんなうまい飲み物は始めてだ!」と絶賛、追加でコーヒーの注文をしました。

なんだか美味しそうに飲む男性を見て、
椿ちゃんは
「ではこちらはサービスの金平糖です」といっても小皿にカラフルな色の下金平糖をいくつかおきました。

先ほどの飲みものを飲む前にこちらを噛み砕きコーヒーをお飲みください。

「またまた違う味わいが楽しめますよ!」

試してみるとあまりの美味しさに男性は天にも届くほど大笑い

「おい、小娘
椿といったか、この金平糖山のようにもらえぬか?金はいくらでもやる。月に一度買いに来る毎月来るので楽しみにしていろ。」

椿ちゃんは珍しい注文にポカーンとしていましたが、
慌てて在庫を確認し男性と注文のやり取りをしました。

やり取りの終了した男性は「また来る、次は使いのものをよこす」と、
行ってカフェを後にしました。

偉い人なのかな?と考え込んでいると、
買い物に行っていていなかったオーナーが帰ってきました。

「さっきの織田信長さんだね?よく接客したね、難しい人じゃなかった?」と、

その言葉を聞いて椿ちゃんは腰を抜かした後、天下の大将軍は苦いものが嫌いな、子供のような舌を持った人物と知って笑っていたのでした。


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