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ぼっちー冒険記作家になる!?
287日目:モフと約束したこと
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~
287日目:モフと約束したこと
こんばんは、ぼっちーです。
昨日はついに北の神殿跡に到着し、巨大な扉の前に立ちました。
鐘の音が響く中、緊張と覚悟を抱えながらも――そこにはモフが隣にいました。
今日は、その扉の前で交わした“約束”についてのお話です。
扉に手をかける前に
冷たい石の扉に手を伸ばそうとした瞬間、モフがぼくのマントを引っ張りました。
「もふ!(訳:待って! まずは約束!)」
「……約束?」
「もふもふ(訳:うん、“ぼくを置いていかない”ってやつ!)」
真剣な目をしていたから、思わず笑ってしまいました。
だって、置いていくなんて考えたこともないのに。
「もちろん、モフと一緒に行く」
「もふぅ(訳:じゃあ、ぼくがお昼寝してても置いてかないでね)」
「……それはちょっと状況次第かな」
約束がどんどん緩んでいくのは気のせいでしょうか。
本当の約束
でも、すぐにモフはふわっと毛を揺らして、また真剣な顔になりました。
「もふ(訳:もし……もし扉の向こうで何かあっても、ちゃんと戻ってくるって約束)」
「……ああ」
「もふ(訳:そして、戻ってきたら絶対に一緒におやつを食べる)」
「……そこも大事なんだね」
その瞬間、鐘の重い音が一際強く響きました。
でも不思議と、怖さよりも“戻る理由”が増えた安心感の方が勝ちました。
小さな指切り
約束のしるしに、モフは前足をちょこんと差し出しました。
ぼくは人差し指を合わせて、小さな“指切り”をしました。
「……これで、絶対だ」
「もふ!(訳:うん、絶対! 破ったら一生おやつなしだからね!)」
「それは怖すぎるペナルティだよ!」
笑い合ったあと、扉の冷たい気配もほんの少し和らいだ気がしました。
今日のまとめ
扉の前で、モフと交わした約束。
「一緒に行く」「必ず戻ってくる」「帰ったらおやつを食べる」。
どれもぼくらにとって、大切で、力をくれる約束でした。
モフは「扉を開けた先でも、おやつタイムがあったらいいなぁ」と言っていました。
……どんな異世界でも、そんな余裕を持てるのはモフくらいだと思います。
ぼっちー今日のひとこと
「約束は鎖じゃない。心をつなぐ、やわらかな糸だ」
プロフィール
• 名前:ぼっちー(扉の前で約束を交わした探検者・心が少し軽くなった)
• 相棒:モフ(ふわもふ相棒・約束の重さよりおやつの重さに敏感)
• 今日の記録:扉の前で約束/指切り/“戻る理由”を胸に刻む
次回は
扉を前にして思い返す、始まりの場所。
すべてはそこから始まった――もう一度振り返る時が来る。
次回も、お楽しみに!
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