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ぼっちー世界の声を集める!?
340日目:記録者を探せ! おやつを追う旅
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~
340日目:記録者を探せ! おやつを追う旅
こんばんは、ぼっちーです。
今日は、占い師の予言を頼りに、市場の中で「過去の記録者」を探すことにしました。
ヒントは、「モフが一番守りたいもの(おやつ)の近くにいる」です。
記録者探しの、間違った方向
ぼくたちは、早速「おやつ」を探すことにしました。
まず向かったのは、昨日モフが打ち負かされた「空飛ぶ羊のチーズ」の屋台です。
「このチーズの屋台は、美味しいものが集まる中心地! きっとここに記録者がいるはず!」
モフはそう言って、屋台の周りをウロウロ。チーズの匂いを嗅ぎまわっています。
「すみません、このチーズ屋さんの店主さん、遠い国から来た変わった旅人を知りませんか?」
ぼくが尋ねると、店主は大きな体で豪快に笑いました。
「旅人? ああ、ここには毎日、チーズに打ち負かされて泣いて帰る旅人ならいるがね!」
どうやら、このチーズの屋台は、モフと同じように、その強烈な個性に「沈黙させられた者」の集う場所であって、記録者がいる場所ではなさそうです。
真実の嗅覚と、意外な場所
チーズの屋台が外れだと分かると、モフは真剣な顔になりました。
目を閉じ、大きく深呼吸をして、市場全体の「おやつの声」を聞き始めます。
「違う! 最高の『おやつ』は、チーズの匂いの奥に隠されている! ぼっちー、こっち!」
モフが引っ張る方向に進むと、そこは市場の賑やかな場所からは少し離れた、小さなパン屋でした。
パン屋の軒先には、焦げたパンの匂いと、微かにインクの匂いが混ざっています。
「パン屋? どうしてここなの?」
「このお店のパン、『優しくて、温かい、食べられる日記』の匂いがするんだ!」
モフの言葉に、ぼくはハッとしました。
「食べられる日記」……それは、記録を意味しているのかもしれません!
パン屋の店主と、過去の「声」
ぼくたちがパン屋の中に入ると、年季の入った作業台の後ろから、眼鏡をかけた痩せた男性が顔を出しました。
彼の顔には、どこか見覚えがあるような、疲れたような微笑みが浮かんでいます。
彼の手はパンの粉で白く、しかし、テーブルの隅には、使い古された羽根ペンと、古びた紙切れが置かれていました。
ぼくが彼に近づき、小さな木片日誌の欠片を見せました。
「あの、もしかして、あなたも『記録者』ですか?」
男性は、一瞬驚きの表情を見せましたが、すぐにすべてを悟ったように、静かに頷きました。
「ああ……まさか、こんな場所で後継者に会うとはね。私は、旅を諦め、ここで『パンの記録』をつけている」
ついに見つけました! モフの「おやつへの執着」が、過去の転移者である記録者を、本当に探し当てたんです!
今日のまとめ
* 占い師の予言に従い、「おやつ」を頼りに記録者探しを開始した
* チーズ屋台は外れだったが、モフの真の「おやつへの嗅覚」で、小さなパン屋に辿り着いた
* パン屋の店主が、旅を諦めていた「過去の記録者」だと判明した
* 記録者との再会は、モフの「食べられる日記(パン)」の匂いによって実現した
モフの食い意地が、また一つ、世界の真実へとぼくたちを導きました!
ぼっちー今日のひとこと
「『食べられる日記』ってどんな味がするのか気になりますね」
プロフィール
* 名前:ぼっちー(モフのおやつへの執着のおかげで、過去の記録者と再会した観察者)
* 相棒:モフ(「食べられる日記」の匂いを嗅ぎ分け、使命を果たした小さな相棒)
* 今日の記録:記録者探しの成功/パン屋の店主の正体/運命の再会
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