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ぼっちー世界の声を集める!?
341日目:パン屋の記録、失われたレシピ
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~観察者ぼっちーの日常~
341日目:パン屋の記録、失われたレシピ
こんばんは、ぼっちーです。
今日は、市場で見つけた過去の「記録者」であるパン屋の店主と、じっくり話をしました。
彼の名前はロウルさん。ぼくと同じように異世界に転移し、旅の途中でこの街にたどり着いたそうです。
記録者の諦めと、パンの情熱
ロウルさんは、旅を諦めた理由を語ってくれました。
「旅は過酷だった。そして、誰も私の『世界の声』の記録に興味を持たなかったんだ。だから、私はここで、みんなが喜んでくれる『パン』という形で記録を残すことにした」
彼の焼くパンは、外はカリッと、中はフワフワで、食べると心が安らぐような味がします。
モフは、そのパンを一切れもらうなり、目を閉じて感動しています。
「もふぅ……このパン、『幸せ』の味がする!」
ロウルさんは、パンを焼くごとに、その日の出来事や、街の人々の小さな喜びを「隠し味」として加えているのだとか。
彼のパンは、文字通りの「食べられる日記」だったんですね。
失われたレシピと、モフの記憶
ロウルさんは、ぼくたちの旅の目的である「世界の声の源」についても、重要な手がかりをくれました。
「私は旅の記録の中で、モフのような『扉の守護者』に関する、あるレシピを見つけたんだ」
それは、『失われた記憶を取り戻すための特別なパンのレシピ』だそうです!
「え!? モフの記憶が戻るかもしれないのですか!?」
しかし、ロウルさんは残念そうに言いました。
「だが、そのレシピには、重要な材料が一つだけ抜けているんだ。その材料が何だったのか、思い出せない……」
その時、モフが、ロウルさんの作業台の上に置いてあった、小さな黒い粒を指さしました。
「ねぇ、ロウルさん! その粒、『失われた記憶の匂い』がするよ!」
記録の力と、次の道
モフが指さした黒い粒は、ロウルさんが「味が複雑で合わせづらいから使っていない」という、市場で買った謎の香辛料でした。
ぼくは、昨日香辛料売りの少女からもらった地味な香辛料のことを思い出しました。
ロウルさんの「失われたレシピ」の材料。
それは、少女が「誰かを笑顔にしたい」という願いを込めた「沈黙の香辛料」のようなものだったのかもしれません!
「私はここで、『パンの記録』を続ける。だが、君たちには、私の旅の続きを託したい。さあ、このレシピを持って、次の扉へ向かうんだ!」
ぼくたちは、ロウルさんからレシピを受け取り、彼の想いを胸に、次の扉の場所へと向かうことになりました。
今日のまとめ
* 過去の記録者であるパン屋のロウルさんと、旅と記録について語り合った
* ロウルさんのパンは、人々の喜びを込めた「食べられる日記」だった
* ロウルさんから、モフの「失われた記憶を取り戻すレシピ」を受け取った
* レシピには重要な材料が一つ欠けており、それが「沈黙の香辛料」だと推測された
過去の記録者の想いと、モフの記憶を取り戻す使命。ぼくたちの旅はさらに深みを増しました!
ぼっちー今日のひとこと
「ロウルさんのパン、ぼくの『観察日記』の隠し味にしたいぐらい美味しいです!」
プロフィール
* 名前:ぼっちー(過去の記録者の想いを引き継ぎ、記憶のレシピを手に入れた観察者)
* 相棒:モフ(記憶のレシピの重要な材料の匂いを嗅ぎ分けた小さな相棒)
* 今日の記録:ロウルさんとの対話/記憶のレシピの入手/次の扉への出発
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