異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜

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ぼっちー家を買う!?

190日目:家の仕上げに挑戦!

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異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~

190日目:家の仕上げに挑戦!


こんばんは、ぼっちーです。

昨夜はモフと夜の庭をのんびり歩いて、静かな時間を過ごしました。
満月の光の中で、ふと「ここが自分の場所なんだなあ」と感じたその余韻が、
今朝まで心に残っていて。

それで今日は、家づくりの“仕上げ”に取りかかることにしました。

そう、引っ越してからしばらく手つかずだった——
玄関の上に掲げる“家の印(しるし)”作りです!



家の印(しるし)とは?

この世界では、家の入り口に“印”を掲げる習慣があります。
家主の生業を示したり、家の性格(たとえば音楽好きとか、薬草師の家とか)を表現したり。
まるで看板と表札の間くらいの役割。

今までは仮の板をかけていたけど、そろそろちゃんとしたものを……と、
意を決して、朝から作業に取りかかりました。

まずは木材選び。以前、倉庫整理のときに見つけた光樹(こうじゅ)の板を使います。
触れるとほんのり光る不思議な木材で、防虫・防湿の性質もあるらしい。
……便利すぎる。異世界木材、ほんと侮れない。



モフと一緒に彫刻作業

デザインは悩みに悩んだ結果、ぼくとモフが並んで歩く姿をモチーフにすることにしました。
ちょっと照れくさいけど、これまでの日々の象徴としてはぴったりかなって。

魔力彫刻刀(便利な道具屋のあれ)を使い、木板に丁寧に線を刻んでいきます。
モフは横でずっと見ていて、途中で「モフらしさが足りぬ!」とばかりに
自分の毛を一房、板に乗せてきました。

……いや、それはちょっと加工が難しいんだけど。気持ちは受け取ったよ。

途中、魔力が少し切れて一休みしながらも、なんとか夕暮れ前には完成!
木板の真ん中に、ぼくとモフ。背景には夜の庭を象徴する月と花。
控えめだけど、温かな雰囲気の仕上がりになりました。



取り付ける瞬間の、ちょっとした達成感

脚立を立てて、印を玄関の上へ。
最後に魔力釘で打ちつけ、ぴったりと固定された瞬間——
なんだか、すうっと胸の奥があたたかくなりました。

ああ、本当に、この家はぼくの家になったんだなって。

これまで色々あったけど、自分の手で作った空間が、こうして形になるのって、
なんというか、生きてる実感があるというか……。

誰かと住んでるわけじゃないのに、「ここに帰ってくる理由」がちゃんとあるって、すごいことなんだと思う。



ぼっちー今日のひとこと

「“ただの家”が“自分の場所”になるには、心の手間が必要なんだと思う。」



プロフィール
• 名前:ぼっちー(彫刻で筋肉痛気味の冒険者)
• 相棒:モフ(家の顔を飾るモデルに就任)
• 今日の作業:家の印(しるし)づくり完了!
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