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ぼっちー冒険記作家になる!?
233日目:呪文と詩文、そして“扉”
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~
233日目:呪文と詩文、そして“扉”
こんばんは、ぼっちーです。
昨日はモフがくるくる空を飛ぶ(回る)という、まさかの空中初体験でしたが、
今日は少し真面目な記録を。
ユレッサの中央図書院で、あの“鍵のメモ”と似た文体の詩文に出会いました。
そこに記されていたのは、呪文と、ある“扉”の物語でした。
図書館の地下書庫へ
ユレッサの図書院には、通常閲覧室とは別に「研究閲覧室」という特別な区画があります。
古文書、未分類の巻物、研究途上の魔術式……好奇心をそそる名前ばかり。
そこで、昨日のイベントで知り合った技師さんの紹介で、なんと特別に入れてもらえることに!
「うちのモフ、浮いてたでしょ? あれの調整でね」と言うと、
「ああ!あの回ってた子!」とすぐ通じました。ありがたや(笑)
見つけたのは、一節の詩
厚い革表紙の本に挟まれていた、焦げ目のある羊皮紙。
そこに、こんな詩文が記されていました。
「目覚めよ、古の門(とびら)
鍵は風を待ち、火を求め、記録に抱かれて眠る
扉が開く時、忘れられし声が、森に帰る」
ぞくりとしました。
焼け焦げ、詩の構造、そして“風”“火”“記録”“扉”というキーワード。
今までぼくが旅で出会った要素と、ぴたりと重なったんです。
“目覚め”と“扉”
この詩は、魔術呪文としての側面も持つとされ、詠唱時に特定の石盤と光を必要とするらしいです。
ぼくが見つけた石板、そして「灯火の下で鍵を使った日」のことが頭をよぎりました。
もしかして、この詩——“扉”を開けるための鍵(コード)そのものなのでは?
記録者としての血が騒ぎます。
今までの旅の記録を、もう一度全部洗いなおす時が来たのかもしれません。
モフと書庫の静けさ
調査中、モフは羊皮紙の山の上で丸くなっていて、鼻をふごふご鳴らして寝てました。
……いや、それ、たぶん高価なやつじゃ……
「もふ。(訳:このページ、なんか落ち着く)」
それ、古代語で“炎”って書いてあるページだよ!? やめてー!
詩と呪文がつなぐもの
ぼくはこの詩文の写しを、ノートにそっと書き写しました。
そして、最後に一行だけ、自分の言葉で加えたんです。
「ぼくは、これを読んでいる“誰か”と、扉の向こうで再会できると信じてる。」
意味深だけど、なんとなく、そう思えたんです。
ぼっちー今日のひとこと
「言葉は、扉だ。鍵のように静かに眠り、読む者にだけ開かれる。」
プロフィール
• 名前:ぼっちー(記録と謎解きのはざまにいる人)
• 相棒:モフ(古文書の上で眠るタイプ)
• 今日の記録:詩文と呪文/扉のキーワード/図書院の地下調査
次回は、ちょっと事件発生!?
取材中に「盗賊」に遭遇してしまった話です。……いやほんと、いろんなことが起きすぎ!
それではまた、明日の更新で!
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