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ぼっちー冒険記作家になる!?
235日目:東の街道・消えた村の噂
しおりを挟む異世界に転移したらぼっちでした~探検者ぼっちーの日常~
235日目:東の街道・消えた村の噂
こんばんは、ぼっちーです。
昨日は、盗賊との遭遇でちょっとスリリングな一日でしたが……
今日はそのあとに、気になる噂を耳にしたので調べに行くことにしました。
その噂とは——
「東の街道に、地図から消えた村がある」という話です。
噂の出どころは酒場にて
ユレッサの中央広場近くにある酒場で、いつものように取材ノートを整理していたとき。
「昔、東の街道に“フローネ村”ってのがあったんだよな。でも、地図にゃもう載ってねえ」
そんな話をしている人たちがいて、思わず聞き耳を立ててしまいました。
どうやら、その村は数十年前の災害で壊滅して、
それ以来、誰も近づかなくなった場所らしいのですが……
「なのに、最近また誰かの明かりが灯ってるって話なんだ」
……これはもう、記録者として聞き捨てならない!
風の吹く街道を進む
朝からモフと一緒に、東の街道を歩いてきました。
舗装はされてないけど、比較的整備された土の道。
すれ違うのは商人の馬車や旅の巡回士さんくらいで、のどかな道中。
だけど、ふとしたタイミングで、空気の温度が変わるような瞬間がありました。
風が止まり、音が消え、背中の方で「ぱき」と小枝が折れる音——
「……モフ、なんか、ちょっと怖くない?」
「もふ……(訳:背中は見ちゃダメなやつ)」
地図にない村、その気配
街道を東に進んだ先、小高い丘のふもとに差しかかったとき。
道端に、半ば崩れかけた石の案内板がありました。
草に埋もれていたけど、辛うじて読めた文字。
「→ フローネ村(徒歩20分)」
地図には載ってない。でも、ここには確かにかつて“村”があった痕跡が残っています。
その先の道は、草に覆われて見えづらい獣道のようになっていて、
何かを“隠す”ような静けさを感じました。
今日はここまで。でも、これは間違いなく、調査の価値ありです。
モフのセンサー、反応あり
ぼくが案内板の文字を記録していたら、
モフが「もふっ」と鳴いて、地面を前足でコンコン。
「なにか見つけた?」と覗き込むと、小さな木片が落ちていて、裏にひとこと。
「エリ……ま……くる」
焦げたように一部読めないけど、「エリ」という名前——
これは、かつての廃村で聞いた“エリー”のことと関係あるのかもしれません。
モフ、グッジョブすぎる。
ぼっちー今日のひとこと
「地図にない場所にも、記録されるべき物語はある。」
プロフィール
• 名前:ぼっちー(地図にない場所が気になる記録者)
• 相棒:モフ(嗅覚センサー兼発掘の名手)
• 今日の記録:消えた村の案内板/風のない空気/名残のある木片
次回は、いよいよその“村の跡地”へと足を踏み入れます。
そこには、誰の記憶が残っていて、何が待っているのか——
それでは、また明日の更新で!
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