「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。

キノア9g

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第2章 俺たちは『伯爵と夫人』じゃなくて、『相棒』になりたい

第13話:社交界デビュー(俺流)

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「ルシアン様、どうか旦那様をお止めください!」

 ある日の午後。
 屋敷の廊下を歩いていた俺、ルシアンは、血相を変えて走ってきた執事のセバスチャンに呼び止められた。
 常に沈着冷静な老執事がこれほど慌てるとは、ただ事ではない。

「どうしたの、セバスチャン。オルドリンがストライキでも起こしてるとか?」
「いいえ、もっと深刻です。……旦那様が、王家主催の夜会への招待状を、今まさに破り捨てようとされています」
「はあ!?」

 俺は目を丸くした。
 王家主催の夜会といえば、欠席すれば不敬を問われかねない重要イベントだ。
 当主であるオルドリンがそれを破り捨てる? 反逆罪でも目指してるのか?

「理由は?」
「『ルシアンをあんな狐と狸の化かし合いの場に連れて行きたくない』と……。これ以上欠席が続けば、クライス家の立場が悪くなります」

 セバスチャンがハンカチで額の汗を拭う。
 なるほど、過保護が暴走したわけか。

「分かった。俺が説得してみる」
「お願いします! 今、旦那様を動かせるのはルシアン様だけですので!」


 ◇◇◇

 執務室に飛び込むと、オルドリンが眉間に深い皺を寄せて、招待状をゴミ箱へダンクシュートしようとしているところだった。

「ストーーーップ!!」
「……ルシアン? どうした、ノックもせずに」

 俺が慌てて手首を掴むと、彼はキョトンとした顔をした。

「何してるんだよ。それ、王家からの手紙だろ?」
「ああ。……『妻を連れて参列せよ』などと書いてある。くだらない」
「くだらなくないだろ! アンタ、家を取り潰す気か?」

 俺は彼の手から招待状を奪い取り、テーブルに戻した。
 オルドリンは不満げに口を尖らせる。

「だが、君を行かせたくない。夜会など退屈で、空気が悪くて、食事が美味しいだけの場所だ」
「食事は美味いのかよ」
「……ああ。王宮料理人が腕を振るうからな」

 俺の耳が思わずピクリと動いたが、今はそこじゃない。

「オルドリン。俺、行きたい」
「なっ……!?」
「俺たち、結婚してから一度も公の場に出てないだろ? 世間じゃ不仲説とか流れてるらしいし、ここらで顔見せしとかないと、アンタの評判に関わる」
「私の評判などどうでもいい! 君が気疲れするのが嫌なんだ」

 彼は俺の肩を掴み、真剣な眼差しで訴えてきた。

「あんな古狸どもの視線に晒されたら、ストレスで倒れてしまうかもしれない」
「そんなんで倒れねーよ! 俺をなんだと思ってるんだ」

 俺はため息をつき、彼の手を優しく握り返した。

「あのな、オルドリン。俺はアンタの『相棒』になりたいって言ったろ? 妻としての役割があるなら、ちゃんと果たしたいんだよ。……俺を、アンタの隣に立たせてくれ」

 俺が真っ直ぐに見つめると、オルドリンは息を呑んだ。
 アイスブルーの瞳が揺れる。

「……でも君は、貴族の集まりが嫌いじゃないのか?」
「そりゃ、好きじゃないよ。けど、嫌いで済まされる話じゃないだろ。俺はアンタの妻だし、できることはやりたい」
「……分かった。君がそこまで言うなら、出席しよう」

 彼は観念したように頷いたが、すぐに鋭い目つきになった。

「ただし! 片時も私の側を離れないこと。そして、変な輩が近づいてきたら即座に私に報告すること。……いいな?」
「はいはい、了解」

 こうして、俺たちの社交界デビューが決まったのだった。


 ◇◇◇

 夜会当日。
 王宮の大広間は、煌びやかなシャンデリアと、着飾った貴族たちで溢れかえっていた。

「……うわぁ」

 入場した瞬間、俺は圧倒された。
 どこを見てもキラキラしている。そして、香水の匂いがすごい。
 俺は隣に立つオルドリンを見上げた。
 彼は漆黒の礼服に身を包み、完璧な立ち姿で佇んでいる。……が、その顔は「氷の伯爵」モード全開だった。

(……怖すぎだよ、旦那様)

 無表情。絶対零度の視線。全身から放たれる「俺たちに近寄るな」オーラ。
 周囲の貴族たちが、俺たちを見るなりサァーッと道を空けていく。モーゼの十戒か。

「……あら、クライス伯爵よ」
「隣が噂の奥方か? ……地味だな」
「シッ! 聞こえるわよ。……目が合っただけで凍らされそう」

 遠巻きにヒソヒソ声が聞こえる。
 悪意というよりは、純粋な「恐怖」だ。
 みんな、オルドリンが怖くて近寄れないのだ。
 孤立しているとは聞いていたけど、ここまで酷いとは。

(俺がなんとかしないと……!)

 俺は日本人特有の「空気読みスキル」を発動させた。
 ここで俺までビビっていたら、オルドリンの悪評(怖い、冷酷)が加速するだけだ。
 俺は背筋を伸ばし、努めて愛想の良い「貴族スマイル」を貼り付けた。

「こんばんは。素敵な夜会ですね」

 近くにいた、怯えたような小太りの貴族に声をかける。
 相手はビクッとしたが、俺が普通に話しかけたことに驚いたようだ。

「あ、ああ……こんばんは、伯爵夫人。……その、クライス伯爵は、ご機嫌麗しいようで……?」
「ええ、とても。ただ少し、人見知りなもので」

 俺は苦しいフォローを入れた。人見知りレベルが災害級だけど。
 すると、オルドリンが俺の腰をグイッと引き寄せた。

「……ルシアン。何だ、その男は」

 低い声。威圧感たっぷりの視線が、小太り貴族を射抜く。
 貴族が「ひぃっ」と震え上がった。
 違う、そうじゃない! 喧嘩売ってるわけじゃないんだ!

「ただのご挨拶だよ、オルドリン。……ほら、笑って。せっかくの夜会なんだから」

 俺は彼の腕をポンポンと叩き、小声で「笑顔、笑顔!」と囁いた。
 すると、オルドリンは俺を見て、フッと表情を緩めた。

「……君がそう言うなら」

 ふわり、と彼が笑った。
 さっきまでの絶対零度が嘘のように、春の日差しを思わせる甘く優しい微笑み。
 ただし、その瞳に映っているのは俺一人だけだ。

「えっ? 今、笑った?」
「あの氷の伯爵が?」
「奥方にだけは、あんな顔をするのか……?」

 周囲がざわめき、女性陣からはため息が漏れる。
 空気が変わった。
 「怖い魔王と生贄の妻」だと思っていた周囲が、「愛妻家(ただし妻限定)の伯爵」だと認識を改め始めたのだ。
 よし、いい傾向だ。
 俺はホッと胸を撫で下ろした。


 ◇◇◇

 挨拶回りを一通り終え(といっても、俺が喋ってオルドリンが頷くだけだが)、俺たちはビュッフェコーナーへと移動した。
 俺の真の目的。王宮料理だ。

「疲れただろ? 少し休もうぜ」
「ああ。……変な虫がつかないよう、睨みを効かせるのにも疲れた」
「誰も寄ってきてないから大丈夫だよ」

 俺は彼を宥めつつ、皿を手に取った。
 ローストビーフ、テリーヌ、魚介のマリネ。どれも宝石のように輝いている。
 俺はマナーを損なわない範囲で、しかし欲望に忠実に料理を盛り付けた。

「いただきまーす」

 端のテーブルを陣取り、ローストビーフを口に運ぶ。
 ……美味い。
 とろける。
 さすが王宮、レベルが違う。

「ん~! これ最高!」

 俺が顔をほころばせると、隣でワインを飲んでいたオルドリンが、じっと俺を見ていた。

「……美味しそうだな」
「うん。オルドリンも食べる? 取ってくるよ」
「いや、いい。……それより」

 彼の視線が、俺の皿……ではなく、俺の口元に向けられている。
 何かと思えば、彼はふいに不機嫌そうに眉を寄せた。

「……さっきから、周囲の視線が君に集まっている」
「はあ?」

 俺が周りを見ると、確かにチラチラとこちらを見ている貴族たちがいる。
 でもそれは、俺に興味があるというより、「あの怖い伯爵が大人しく食事してる……」という観察の視線だ。

「気のせいだよ。みんなアンタを見てるんだって」
「いいや。君が美味しそうに食べている顔が可愛すぎて、見惚れているに違いない。……不愉快だ」

 被害妄想が激しい!
 俺が「ただの食いしん坊」に見えているだけだよ!
 だが、やきもち焼きの旦那様には通じないらしい。

「見せつけてやらねば」
「は?」
「君は私のものだと。……誰にも手出しさせないとな」

 不穏なことを呟いたかと思うと、彼はスッと身を乗り出した。
 俺が、次の一切れ――最高の焼き加減のローストビーフをフォークに刺し、口に運ぼうとした瞬間だった。

 パクッ。

「……あ!」

 俺のフォークから、肉が消えた。
 目の前で、オルドリンが咀嚼している。
 横から顔を出して、俺が食べるはずだった肉を、直接口で奪っていったのだ。

「…………は?」

 俺は固まった。
 ここ、王宮の夜会会場ですよ?
 公衆の面前ですよ?
 家でやるならまだしも(家でやってるのは主に俺だけど)、こんな場所で「横取り」!?

「ん……美味いな」

 オルドリンは悪びれもなく微笑み、飲み込んだ。

「君が食べようとしていたから、余計に美味く感じる」
「ア、アンタなぁ……!」

 俺が小声で抗議しようとすると、周囲から「キャッ」「まあ!」「見た!?」という悲鳴に近いさざめきが聞こえた。
 そりゃそうだ。
 あの厳格なクライス伯爵が、夫人のフォークから直接肉を奪って食べたのだ。
 マナー違反もいいところだが、それ以上に「仲良すぎだろ」という衝撃が走っているようだ。

「オルドリン! みんな見てるって! 恥ずかしいだろ!」
「見ればいい。……君の唇に触れるものは、フォーク一本たりとも私の検閲を通ってもらう」
「意味分かんないよ!」

 俺が赤くなって抗議すると、彼は満足げに目を細めた。
 完全に「マーキング」だ。
 周囲に対して「こいつは俺のだから、餌付けも俺がやる」と宣言したようなものだ。

「ほら、次は何を食べるんだ? 私が毒見をしてやろう」
「いらないよ! 自分で食う!」

 俺は皿を守るように背を向けたが、彼は背後から俺を包み込むようにして、また俺の手元のカナッペを掠め取った。
 
 周囲の貴族たちは、最初は「お行儀が……」と眉をひそめていたが、あまりにもオルドリンが楽しそうで、俺が必死に抵抗(じゃれ合い)しているのを見て、次第に毒気を抜かれていったようだ。

「……なんだか、仲睦まじいですわね」
「伯爵があんなに笑うなんて……」
「お飾りの妻なんて噂、嘘だったのね」

 困惑と、呆れと、そして生温かい視線。
 俺の「無難に振る舞う」という計画は、旦那様の「公開ノロケ」によって木っ端微塵に砕け散った。

(……くそっ、美味しい料理の味がしない!)

 俺は真っ赤になりながら、それでも意地で残りの料理を胃に詰め込んだ。
 横で旦那様が「可愛い」と連呼しているのは、聞かなかったことにした。


 ◇◇◇

 帰りの馬車。
 俺はシートに沈み込み、ぐったりしていた。

「……疲れた」
「そうか? 私は楽しかったぞ」

 隣のオルドリンは、上機嫌で俺の手を弄んでいる。
 こっちは寿命が縮んだというのに。

「アンタなぁ……時と場合って言葉知ってる? 外でああいうことすんなよな」
「善処する。……だが、君が笑顔を安売りするのが悪い」

 彼は俺の手のひらにキスを落とした。

「君があまりに魅力的だから、つい独占したくなるんだ。……許してくれ」

 そんな甘い声で言われたら、怒る気も失せる。
 俺はため息をつき、彼の肩に頭を預けた。

「……まあ、オルドリンがいいならいいけどさ。おかげで変な噂は消えただろうし?」
「ああ。誰も君に近寄ろうとはしなかったな」
「それはアンタが怖かったからだろうよ!」

 俺たちは笑い合った。
 完璧な社交界デビューとは言えなかったかもしれない。
 でも、「不仲説」を一撃で粉砕し、「バカップル」として認知されたことは間違いないだろう。

 揺れる馬車の中、俺はぼんやりと思った。
 これからもきっと、この重すぎる愛に振り回されるんだろうな。
 でも、それが俺たちの「日常」なら、それも悪くないか。

 俺は彼の指を握り返し、家路につく心地よい時間を楽しんだのだった。
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