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43話 短絡的な冒険者パーティー
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薬草採取が一段落付いて、マップ内で気になる動きを確認し皆んなが見られるようにマップを展開させる。
「ねえ、これ見てくれる?」
アディスはメイジーの横に付き、ライアスとエヴァドネもマップに近付き覗き込む。
「ここなんだけど…。」
指をさした場所、そこには3Dホログラムのマップを一部分大きくして展開させ、魔物に囲まれた五人の冒険者がいた。
「助けに行った方がいいかな?」
「魔物に囲まれそうだな。」
「急いで向かう。相手が助けを求めた場合は助けに入る。」
ライアスが分析し、アディスの決断に皆んなで向かう事になった。
男三人、女二人の冒険者はCランクになって間もないパーティーだった。
この日、パマディマの森の魔物討伐を受け、浅瀬で魔物を討伐していた。
「あまり手応えがなかったな。」
「ゴブリン、グレーウルフ、スライムといった雑魚ばっかりですもんねー。」
リーダーっぽい男性の呟きに軽薄そうな男の子が同意する。
「でも、油断は禁物だよ。」
気の弱そうな女の子は不安な表情で注意するが、軽薄そうな男の子が深く考えずに得意げに語る。
「俺らワイルドボアだって倒せるし、オークも討伐出来るんだ。大丈夫だって~。」
「そうだな。もう少し森の奥に行ったって大丈夫じゃないか?」
整った顔立ちの顎まである髪型の男性は楽観的に答える。
リーダーっぽい男性は少し思案してメンバーに告げる。
「様子見でもう少し森の奥に進んでみよう。」
「でも、受付のお兄さんに"あまり奥に行かないように"って言われたじゃない。今回はこの辺りで依頼を済ませようよ。」
そう、受付のお兄さんはCランクになったばかりのパーティーが、今立ち入り禁止の森の中、何が起こるか分からない状況で魔物に囲まれた場合の危険さを知らない冒険者パーティーに油断しないよう助言をしていた。
だがCランクになった事で、自分達は一人前の冒険者になったと舞い上がり過信している事に気付かず楽観視し、気の弱そうな女の子は考え直すよう説得するが、もう一人の女性が呑気に告げる。
「大丈夫じゃない?男性陣がなんとかしてくれるって、ね?行ってみようよ。」
少し渋っていた気の弱そうな女の子は、今までどうにかやってきたのだからとメンバーから絆されて行く事になった。
「ねえ、なんだか嫌な感じがする。引き返した方がいいかも。」
不意に、気の弱そうな女の子が不安げに告げた。
「大丈夫だって~、この辺は高ランクの魔物は現れないし、雑魚ばかりでなんとかなるって。」
軽薄そうな男の子は周りを見渡し何も考えていないような軽い口調で言った。
「サーシャの言う通りよ、静か過ぎる。私も嫌な予感がするわ。」
女性も何かを感じとりサーシャの意見を同意する。
サーシャはメンバーの誰よりも危機察知能力が高い、引き返した方がいいと言うのであればとリーダーの判断で戻る事を伝えようと口を開く寸前。
ドゴォーーン!!
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タイトル名変更しました
42話 短絡的な冒険者パーティー
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43話 短絡的な冒険者パーティー
「ねえ、これ見てくれる?」
アディスはメイジーの横に付き、ライアスとエヴァドネもマップに近付き覗き込む。
「ここなんだけど…。」
指をさした場所、そこには3Dホログラムのマップを一部分大きくして展開させ、魔物に囲まれた五人の冒険者がいた。
「助けに行った方がいいかな?」
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「急いで向かう。相手が助けを求めた場合は助けに入る。」
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「あまり手応えがなかったな。」
「ゴブリン、グレーウルフ、スライムといった雑魚ばっかりですもんねー。」
リーダーっぽい男性の呟きに軽薄そうな男の子が同意する。
「でも、油断は禁物だよ。」
気の弱そうな女の子は不安な表情で注意するが、軽薄そうな男の子が深く考えずに得意げに語る。
「俺らワイルドボアだって倒せるし、オークも討伐出来るんだ。大丈夫だって~。」
「そうだな。もう少し森の奥に行ったって大丈夫じゃないか?」
整った顔立ちの顎まである髪型の男性は楽観的に答える。
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「様子見でもう少し森の奥に進んでみよう。」
「でも、受付のお兄さんに"あまり奥に行かないように"って言われたじゃない。今回はこの辺りで依頼を済ませようよ。」
そう、受付のお兄さんはCランクになったばかりのパーティーが、今立ち入り禁止の森の中、何が起こるか分からない状況で魔物に囲まれた場合の危険さを知らない冒険者パーティーに油断しないよう助言をしていた。
だがCランクになった事で、自分達は一人前の冒険者になったと舞い上がり過信している事に気付かず楽観視し、気の弱そうな女の子は考え直すよう説得するが、もう一人の女性が呑気に告げる。
「大丈夫じゃない?男性陣がなんとかしてくれるって、ね?行ってみようよ。」
少し渋っていた気の弱そうな女の子は、今までどうにかやってきたのだからとメンバーから絆されて行く事になった。
「ねえ、なんだか嫌な感じがする。引き返した方がいいかも。」
不意に、気の弱そうな女の子が不安げに告げた。
「大丈夫だって~、この辺は高ランクの魔物は現れないし、雑魚ばかりでなんとかなるって。」
軽薄そうな男の子は周りを見渡し何も考えていないような軽い口調で言った。
「サーシャの言う通りよ、静か過ぎる。私も嫌な予感がするわ。」
女性も何かを感じとりサーシャの意見を同意する。
サーシャはメンバーの誰よりも危機察知能力が高い、引き返した方がいいと言うのであればとリーダーの判断で戻る事を伝えようと口を開く寸前。
ドゴォーーン!!
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