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69話 市場
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食事を終え、今は市場にいる。
食材を購入する為だ。
朝の市場は人が多い、生き生きしている。
なんだか分からないが、浮き立つ気分だ。
メイジーの口元がほころんでいるところを見るアディス達。
「色々見て行こう!」
気分が高揚していて、無意識にアディスの手を掴んで引っ張っていた。
アディスは瞠目して驚き、引っ張られていった。
「ここから見て行こう!」
向かったのは、野菜を取り扱っているお店。年配の女性が店番をしていた。
「ねえ、そこのお姉さん。」
「ん?…なんだい?お嬢ちゃん。」
女性は声がした方に振り向き、深くフードを被っているメイジーを見て、怪しさに目を細め警戒する。
「ここの野菜、すっごい新鮮だね。」
「当たり前さ。旦那が朝一で取ってきたものだ。」
「そうなんだね~。じゃあ、この箱とこの箱、あとこの箱の中身全部売ってくれる?」
キャベツ、レタス、白菜の木箱をさして、店番の女性に伝える。
「はあ?!」
"何言ってんだい?!"と胡乱な目をメイジーに向ける。
「あー、大量に買っちゃー駄目なの?」
首を傾げるメイジー。
本当に買ってくれるのか怪しんでいる店番の女性。
「お金ならあるよ?あと、ギルドカードでの支払いも出来る?」
「お金があるなら、売ってやるさ。後は、この野菜達を腐らせないだろうねぇ?」
「それは大丈夫だよ。」
「そうかい。じゃあ、カードも現金も対応出来る。どっちだい?」
メイジーがギルドカードを出す前に、アディスが先にカードを店番の女性の前に出した。
「え?」
「これは、俺たちの昼食用の食材だろう?」
「うん。そうだけど…。」
「ならメンバーのお金から出す。」
「でも。これからいっぱい買うんだけど。」
「大丈夫だ。」
即答で言われた。
えー?食費で金銭難になるよ?
その前に隠れて自分で出そう。うん。
アディスが横目で抑止させる。
「…わかった。じゃあ、お言葉に甘える。」
「ああ。」
店番の女性にアディスがカードを渡す。
「この三箱分、重いだろう?どこに納品すればいい?」
年配の女性は大量に購入してくれた事で、警戒を解く。
「大丈夫、このまま持って帰る。この箱貰ってもいいかな?」
「いいよ、お嬢ちゃんはアイテムバック持ちかい?」
「うん。私の場合、ポーチだけどね。私、メイジーっていいます。また、買いにきますね。」
「ご丁寧に。私はタミラだよ。また、買っとくれ。」
頷いて他のお店に寄っていく。
「おーい、こっちも買ってくれ!」
中年で少し痩せ型の男性から声を掛けられた。
おお?こっちも新鮮そうだ。とヨロヨロっと寄っていく。
「新鮮な野菜が多いね。」
「そうだろそうだろ!どうだい?」
「そうだね~。いっぱい買うから少し負けてくれない?」
手を合わせてお願いする。
「どのくらい買ってくれる予定だい?」
そりゃあ…
「この、玉ねぎ、人参、大根、ごぼう…とりあえず、一箱ずつかな~。」
あっ、店番さん固まってる。
「そ、そ、そんなに買ってくれるのかい!?」
前のめりに迫る店番さんにメンバーは引いた、私も若干引いてしまった。
「え?買っちゃいますよ?」
「あ、ありがとう!こ、これで、どうだろうか?」
この世界に、そろばんがあるんだ。
そろばんで数字を表すが、思っている金額より安くて、困惑する。
「ちょっと、これは…」
安すぎないですか?おじさん。
20,000ギル相当が12,000ギルに値下げされていて驚く。
「え、高いですかね?…ゔ~ん、これ以上は…。」
「いやいやいや、安すぎませんか?!それ!…これぐらいで、今後もまた買いに行くんでどうでしょうか?」
そろばんを弾いで16,000ギルを提示した。
「おお!いいんですかい?俺はギュスタってんだ!これからもご贔屓に!」
「私、メイジーって言います!」
アディスのカード精算が終わり、また別のお店に足を運ぼうと向かう途中、"こっちにも顔を出してくれ!"や"こっちにも来ておくれ!"と客引きに、あっちへ行き、こっちへ行きと様々食材を買い込んだ。
ふわ~!きのこに、山菜、果物~!
ビックリしたのが、マヨの実とソスの実と言う大きい木の実にマヨネーズとソースが入っていて、売っていた事だろう。
自分で作らなくていいと、皆んながドン引きするぐらいテンションが上がった。
流石に、砂糖と塩は市場になく商会に出向かないと無いらしい。
「取り敢えず、市場での買い物はこれぐらい、かな?…後は、塩と砂糖、パンにタレ付きカツを買いに行きたいんだけどいい?」
アディス達の目の色が変わった。
気持ちが上がっているようだ。
「ああ。ここからだと、屋台が近い。それから商会だな。」
「その順番で行こう!」
メイジーは皆んなを促し、軽やかな足取りで向かうのだった。
食材を購入する為だ。
朝の市場は人が多い、生き生きしている。
なんだか分からないが、浮き立つ気分だ。
メイジーの口元がほころんでいるところを見るアディス達。
「色々見て行こう!」
気分が高揚していて、無意識にアディスの手を掴んで引っ張っていた。
アディスは瞠目して驚き、引っ張られていった。
「ここから見て行こう!」
向かったのは、野菜を取り扱っているお店。年配の女性が店番をしていた。
「ねえ、そこのお姉さん。」
「ん?…なんだい?お嬢ちゃん。」
女性は声がした方に振り向き、深くフードを被っているメイジーを見て、怪しさに目を細め警戒する。
「ここの野菜、すっごい新鮮だね。」
「当たり前さ。旦那が朝一で取ってきたものだ。」
「そうなんだね~。じゃあ、この箱とこの箱、あとこの箱の中身全部売ってくれる?」
キャベツ、レタス、白菜の木箱をさして、店番の女性に伝える。
「はあ?!」
"何言ってんだい?!"と胡乱な目をメイジーに向ける。
「あー、大量に買っちゃー駄目なの?」
首を傾げるメイジー。
本当に買ってくれるのか怪しんでいる店番の女性。
「お金ならあるよ?あと、ギルドカードでの支払いも出来る?」
「お金があるなら、売ってやるさ。後は、この野菜達を腐らせないだろうねぇ?」
「それは大丈夫だよ。」
「そうかい。じゃあ、カードも現金も対応出来る。どっちだい?」
メイジーがギルドカードを出す前に、アディスが先にカードを店番の女性の前に出した。
「え?」
「これは、俺たちの昼食用の食材だろう?」
「うん。そうだけど…。」
「ならメンバーのお金から出す。」
「でも。これからいっぱい買うんだけど。」
「大丈夫だ。」
即答で言われた。
えー?食費で金銭難になるよ?
その前に隠れて自分で出そう。うん。
アディスが横目で抑止させる。
「…わかった。じゃあ、お言葉に甘える。」
「ああ。」
店番の女性にアディスがカードを渡す。
「この三箱分、重いだろう?どこに納品すればいい?」
年配の女性は大量に購入してくれた事で、警戒を解く。
「大丈夫、このまま持って帰る。この箱貰ってもいいかな?」
「いいよ、お嬢ちゃんはアイテムバック持ちかい?」
「うん。私の場合、ポーチだけどね。私、メイジーっていいます。また、買いにきますね。」
「ご丁寧に。私はタミラだよ。また、買っとくれ。」
頷いて他のお店に寄っていく。
「おーい、こっちも買ってくれ!」
中年で少し痩せ型の男性から声を掛けられた。
おお?こっちも新鮮そうだ。とヨロヨロっと寄っていく。
「新鮮な野菜が多いね。」
「そうだろそうだろ!どうだい?」
「そうだね~。いっぱい買うから少し負けてくれない?」
手を合わせてお願いする。
「どのくらい買ってくれる予定だい?」
そりゃあ…
「この、玉ねぎ、人参、大根、ごぼう…とりあえず、一箱ずつかな~。」
あっ、店番さん固まってる。
「そ、そ、そんなに買ってくれるのかい!?」
前のめりに迫る店番さんにメンバーは引いた、私も若干引いてしまった。
「え?買っちゃいますよ?」
「あ、ありがとう!こ、これで、どうだろうか?」
この世界に、そろばんがあるんだ。
そろばんで数字を表すが、思っている金額より安くて、困惑する。
「ちょっと、これは…」
安すぎないですか?おじさん。
20,000ギル相当が12,000ギルに値下げされていて驚く。
「え、高いですかね?…ゔ~ん、これ以上は…。」
「いやいやいや、安すぎませんか?!それ!…これぐらいで、今後もまた買いに行くんでどうでしょうか?」
そろばんを弾いで16,000ギルを提示した。
「おお!いいんですかい?俺はギュスタってんだ!これからもご贔屓に!」
「私、メイジーって言います!」
アディスのカード精算が終わり、また別のお店に足を運ぼうと向かう途中、"こっちにも顔を出してくれ!"や"こっちにも来ておくれ!"と客引きに、あっちへ行き、こっちへ行きと様々食材を買い込んだ。
ふわ~!きのこに、山菜、果物~!
ビックリしたのが、マヨの実とソスの実と言う大きい木の実にマヨネーズとソースが入っていて、売っていた事だろう。
自分で作らなくていいと、皆んながドン引きするぐらいテンションが上がった。
流石に、砂糖と塩は市場になく商会に出向かないと無いらしい。
「取り敢えず、市場での買い物はこれぐらい、かな?…後は、塩と砂糖、パンにタレ付きカツを買いに行きたいんだけどいい?」
アディス達の目の色が変わった。
気持ちが上がっているようだ。
「ああ。ここからだと、屋台が近い。それから商会だな。」
「その順番で行こう!」
メイジーは皆んなを促し、軽やかな足取りで向かうのだった。
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