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77話
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食事も終わり市場へ向かう。
タミラさんのお店から寄ることにした。
「おはようございます!タミラさん。」
「昨日、野菜を大量に買ってくれたお嬢ちゃんだね?」
「メイジーです。また買いに来ました!」
「え?昨日あんなに大量に購入して今日も買うのかい!?」
「だって、美味しそうな野菜を買い貯めしたくて。いつ買えなくなるか分からないし。
それに、遠出した先でタミラさんの所と同じ新鮮な野菜があるかどうかも分からないから。」
「まあ、そうだけど…。買い過ぎなんじゃないかい?」
メイジーの話しも最もだが、限度と言うものがある。タミラは私の後ろで控えている、リーダーらしい人物に"大丈夫なのかい?"と尋ねていた。
「ああ、心配いらない。」
アディスはタミラに頷き返す。
「はぁー。まあ、いいさ。うちの野菜を買ってくれるって言うんだから、私の知ったこっちゃない、か。」
大きな溜息を吐くタミラ。
横目でメイジーを見ると、そこには鼻歌混じりに口元を綻ばせながら野菜を選んでいる所だった。
「ねえ!この野菜、昨日無かったよね?」
不意にメイジーから手に持っている野菜について問われ応える事にした。
「ああ、そうだね。栽培場所が違うから、今日は主にその野菜を中心に収穫したんだ。…で、今日は何を買うんだい?」
「決まってる!このレンコンとキャベツ、レタス、白菜を一箱ずつ!」
フードを深く被っていて分からないが、ホクホク顔のように雰囲気が漂ってくる。
タミラはメイジーを呆れながらも微笑みアディスからカードを預かり精算をすませる。
タミラさんのお店を後にし、次はギュスタさんのお店に向かう。
「この辺りだったと思うんだけど…。あった!ギュスタおじさ~ん!」
駆け出したメイジーはアディス達を置いて駆け出す。
アディス達は、子供のようにはしゃぐメイジーを見ながら苦笑いをし向かうのだった。
「お?昨日のえーと、メイジーちゃんだったかな?今日はどうしたんだい?」
「ギュスタさんとこの野菜を買いに来たよ。昨日と同じ量をちょうだい!」
「え?昨日あんなに購入したのにかい?!…俺はいいんだが。」
また、大量に購入してくれると嬉しい事を言ってくれているのだが、破産しないか心配し、話しの最後の方はリーダーらしい男性の顔を見て、顔色を伺うギュスタ。
アディスはギュスタが何を言いたいか察し返事をする。
「問題ない。」
「そうかい?」
アディスから差し出されたカードを受け取り精算を済ませ"また宜しく。"と伝えギュスタの店を後にした。
ギュスタの店を出てからも同じように、他のお店でも購入するやり取りをして屋台に向かった。
「ジェフおじさん、おはようございます。買いに来たよ。」
「メイジー嬢ちゃん、本当に来たのかい。おはようさん。昨日言っていた20個は出来てるが…。」
「買っていくよ。…ここで、もう10個って言ったら揚げられる?」
「ああ、大丈夫だが…。」
「じゃあ、お願い。食べる者がいっぱいだからすぐなくなっちゃって。」
そう、従魔達にも食べさせるにはまだ量が足りない。それに長旅用に持って行きたい。時間停止バッグを持っているのだから活用しなければ。
うん!と大きく頷いている横で、アディスがカードをジェフに渡し揚げるよう頼む。
タレ付きカツを受け取り"また、明日も宜しくね~。"とメイジーが言って次のお店に向かうのだった。
キノコ、山菜とパンを買いに向かうが、そこでも大量に購入しては店員に驚かれる。
その後、買い忘れた調味料を買いに商会へ向かった。
中に入ると、昨日と同じくらいのお客さんがいて対応する店員さんもいる。
周りを見渡していると、昨日と同じ男性店員さんが現れた。
「どうされましたでしょうか?昨日の調味料や食品に何かございましたでしょうか?」
眉を下げて、怯みながらも尋ねる男性店員。
そう、怖がらなくても…イヤ、まあ、怪しさ満載だから仕方無いのかもだけど。
「購入させて頂いた調味料などに問題はないですよ。それより、買いそびれた調味料があって寄せてもらったんです。」
代表でメイジーが伝えると、その内容に若干の安堵を漏らす男性店員。
「そうでしたか。では、今回はどのような調味料をお探しでしょうか?」
「胡椒一キロともう一つ…。」
"胡椒一キロ"と聞いた男性店員は目を見開いて驚く。
砂糖、塩と比べて断然に高いからである。
「スープの素、コンソメってあります?ブイヨンとも言うのですが。」
男性店員はコンソメは分からなかったが、ブイヨンでなんとなくわかり、スープの素となると一つ脳裏に浮かんだ物がある。
「えーっと、ブロスの実がございますが…。」
ブロス?どこかで聞いたことが…なんだったかな~?
「一度、一つ見せて貰ってもいいですか?」
「はい、大丈夫です。では、少しお待ちください。」
男性店員は奥へ下がっていった。
待っている間、お店の雰囲気や壁に展示されている小物などを眺めて待っていた。
少しすると、男性店員が調味料のブロスの実を持って戻ってきた。
「こちらブロスの実でございます。」
見ると、胡桃を小さくした様な実をしており、匂いを嗅ぐとコンソメの匂いが漂っていた。
「おお!これです!良かった~、これを500個下さい!」
「え?」
男性店員は聞き間違いかと思うほど大量に購入されるお客様に瞠目し、声が裏返って聞き返してしまった。
「胡椒一キロとブロスの実500個下さい。」
「か、畏まりました。ご用意致しますので暫くお待ち下さい。」
また、奥へ下がっていくのを眺めるアディス達。
「ある意味、貴重な調味料をいっぱい買って驚きだよ~。」
その調味料を使えば、いつもより美味しいご飯にありつける事は確かなのだが、調味料一つに対し大量に購入するメイジーに驚くエヴァドネだった。
「そりゃあ、お昼も美味しいご飯を食べたいからね。」
購入出来る事に、興奮するメイジー。
早く品物を受け取りたくて、ウズウズしていた。
そうこうしているうちに、男性店員が大きな紙袋に調味料を入れて、戻ってきた。
「お待たせ致しました。こちらになります。精算致しますので、カードをお預かり致します。」
そこで、アディスからカードを受け取り手続きをする。
すぐに精算が終わり、調味料を受け取ったあと商会を出る事にした。
買い物を済ませたアディス達は、このままギルドに向かう事にしたのだった。
タミラさんのお店から寄ることにした。
「おはようございます!タミラさん。」
「昨日、野菜を大量に買ってくれたお嬢ちゃんだね?」
「メイジーです。また買いに来ました!」
「え?昨日あんなに大量に購入して今日も買うのかい!?」
「だって、美味しそうな野菜を買い貯めしたくて。いつ買えなくなるか分からないし。
それに、遠出した先でタミラさんの所と同じ新鮮な野菜があるかどうかも分からないから。」
「まあ、そうだけど…。買い過ぎなんじゃないかい?」
メイジーの話しも最もだが、限度と言うものがある。タミラは私の後ろで控えている、リーダーらしい人物に"大丈夫なのかい?"と尋ねていた。
「ああ、心配いらない。」
アディスはタミラに頷き返す。
「はぁー。まあ、いいさ。うちの野菜を買ってくれるって言うんだから、私の知ったこっちゃない、か。」
大きな溜息を吐くタミラ。
横目でメイジーを見ると、そこには鼻歌混じりに口元を綻ばせながら野菜を選んでいる所だった。
「ねえ!この野菜、昨日無かったよね?」
不意にメイジーから手に持っている野菜について問われ応える事にした。
「ああ、そうだね。栽培場所が違うから、今日は主にその野菜を中心に収穫したんだ。…で、今日は何を買うんだい?」
「決まってる!このレンコンとキャベツ、レタス、白菜を一箱ずつ!」
フードを深く被っていて分からないが、ホクホク顔のように雰囲気が漂ってくる。
タミラはメイジーを呆れながらも微笑みアディスからカードを預かり精算をすませる。
タミラさんのお店を後にし、次はギュスタさんのお店に向かう。
「この辺りだったと思うんだけど…。あった!ギュスタおじさ~ん!」
駆け出したメイジーはアディス達を置いて駆け出す。
アディス達は、子供のようにはしゃぐメイジーを見ながら苦笑いをし向かうのだった。
「お?昨日のえーと、メイジーちゃんだったかな?今日はどうしたんだい?」
「ギュスタさんとこの野菜を買いに来たよ。昨日と同じ量をちょうだい!」
「え?昨日あんなに購入したのにかい?!…俺はいいんだが。」
また、大量に購入してくれると嬉しい事を言ってくれているのだが、破産しないか心配し、話しの最後の方はリーダーらしい男性の顔を見て、顔色を伺うギュスタ。
アディスはギュスタが何を言いたいか察し返事をする。
「問題ない。」
「そうかい?」
アディスから差し出されたカードを受け取り精算を済ませ"また宜しく。"と伝えギュスタの店を後にした。
ギュスタの店を出てからも同じように、他のお店でも購入するやり取りをして屋台に向かった。
「ジェフおじさん、おはようございます。買いに来たよ。」
「メイジー嬢ちゃん、本当に来たのかい。おはようさん。昨日言っていた20個は出来てるが…。」
「買っていくよ。…ここで、もう10個って言ったら揚げられる?」
「ああ、大丈夫だが…。」
「じゃあ、お願い。食べる者がいっぱいだからすぐなくなっちゃって。」
そう、従魔達にも食べさせるにはまだ量が足りない。それに長旅用に持って行きたい。時間停止バッグを持っているのだから活用しなければ。
うん!と大きく頷いている横で、アディスがカードをジェフに渡し揚げるよう頼む。
タレ付きカツを受け取り"また、明日も宜しくね~。"とメイジーが言って次のお店に向かうのだった。
キノコ、山菜とパンを買いに向かうが、そこでも大量に購入しては店員に驚かれる。
その後、買い忘れた調味料を買いに商会へ向かった。
中に入ると、昨日と同じくらいのお客さんがいて対応する店員さんもいる。
周りを見渡していると、昨日と同じ男性店員さんが現れた。
「どうされましたでしょうか?昨日の調味料や食品に何かございましたでしょうか?」
眉を下げて、怯みながらも尋ねる男性店員。
そう、怖がらなくても…イヤ、まあ、怪しさ満載だから仕方無いのかもだけど。
「購入させて頂いた調味料などに問題はないですよ。それより、買いそびれた調味料があって寄せてもらったんです。」
代表でメイジーが伝えると、その内容に若干の安堵を漏らす男性店員。
「そうでしたか。では、今回はどのような調味料をお探しでしょうか?」
「胡椒一キロともう一つ…。」
"胡椒一キロ"と聞いた男性店員は目を見開いて驚く。
砂糖、塩と比べて断然に高いからである。
「スープの素、コンソメってあります?ブイヨンとも言うのですが。」
男性店員はコンソメは分からなかったが、ブイヨンでなんとなくわかり、スープの素となると一つ脳裏に浮かんだ物がある。
「えーっと、ブロスの実がございますが…。」
ブロス?どこかで聞いたことが…なんだったかな~?
「一度、一つ見せて貰ってもいいですか?」
「はい、大丈夫です。では、少しお待ちください。」
男性店員は奥へ下がっていった。
待っている間、お店の雰囲気や壁に展示されている小物などを眺めて待っていた。
少しすると、男性店員が調味料のブロスの実を持って戻ってきた。
「こちらブロスの実でございます。」
見ると、胡桃を小さくした様な実をしており、匂いを嗅ぐとコンソメの匂いが漂っていた。
「おお!これです!良かった~、これを500個下さい!」
「え?」
男性店員は聞き間違いかと思うほど大量に購入されるお客様に瞠目し、声が裏返って聞き返してしまった。
「胡椒一キロとブロスの実500個下さい。」
「か、畏まりました。ご用意致しますので暫くお待ち下さい。」
また、奥へ下がっていくのを眺めるアディス達。
「ある意味、貴重な調味料をいっぱい買って驚きだよ~。」
その調味料を使えば、いつもより美味しいご飯にありつける事は確かなのだが、調味料一つに対し大量に購入するメイジーに驚くエヴァドネだった。
「そりゃあ、お昼も美味しいご飯を食べたいからね。」
購入出来る事に、興奮するメイジー。
早く品物を受け取りたくて、ウズウズしていた。
そうこうしているうちに、男性店員が大きな紙袋に調味料を入れて、戻ってきた。
「お待たせ致しました。こちらになります。精算致しますので、カードをお預かり致します。」
そこで、アディスからカードを受け取り手続きをする。
すぐに精算が終わり、調味料を受け取ったあと商会を出る事にした。
買い物を済ませたアディス達は、このままギルドに向かう事にしたのだった。
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