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第2章
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息が整ってきた未紘はごくりと息を呑むと、おそるおそるその屹立にそっと手を伸ばした。
竿を握り込むと、藤城が僅かに動揺するのがそこから伝わってくる。
「なにしてんの?」
「おまえはまだ出してないだろ。クスリ抜かなきゃいけねえし、黙ってされてれば」
自分の吐き出した白濁を纏わせながら、ゆっくりと手を上下に動かしてみる。しかし自分にするのとは感覚が違い、なかなか思い通りにできない。
ぎこちない動きを繰り返していると、鼻で笑うような声が落ちてきた。
「ヘッタクソ」
「し、仕方ねえだろっ! こんなのしたことねーし……」
「見ればわかるよ。でもそんなんじゃ全然いけないなー……」
藤城はそう言うと突然未紘の肩を掴んで、しゃがめと言わんばかりにぐっと押し下げてきた。
困惑しながらアスファルトに両膝を突くと、眼前に屹立が近付けられる。
「なにすんだよ、膝いってえし。男のちんこ観察する趣味なんかねーんだけど」
「ちょっと我慢して。歯ァ立てるなよ」
「はあ? なんのこ……っ」
その言葉の意味を理解する前に、言葉を紡ごうと開いた口の中に熱いものが一気に押し込まれた。驚きに目を見開きながら藤城を見上げる。
獰猛な眼差しが刺すように自分を射抜いていて、いつのまにかさっきまでの笑みは消えていた。
「ん、んぐ、ふっ……」
最初のうちは探るように内頬に押し当てられていた肉棒が、徐々に喉の奥まで犯し始める。苦しさにえずきそうになるのを必死に堪えながら鼻で呼吸をすることしかできないのは、酷く屈辱的だった。
ゆっくりとした前後の動きが、次第にスピードを速める。表情ひとつ変えない藤城の口から、小さく吐息がこぼれた。
「……っは、出すよ」
すぐに口内に熱い液体が流れ込んできて、ねっとりとした苦味のある舌触りに思わず顔を歪める。まさか生きていて他人の精液を口にすることになるなんて思わなかった。
ゆっくりと肉棒が抜かれていく。その途中で反射的に口内にあるものを飲み込んでしまって、喉にべったりと張り付く感覚が気持ち悪い。
「口開けてみせて」
咽せながら言われるがままに口を開けてみせれば、藤城はきょとんとしたように目を丸くした。
「あれ、飲んだの? まずくなかった?」
「間違えて飲んじゃったんだよしね」
「えーまじか、どんまい」
「おまえが言うなクソアルファ」
他人事のような飄々とした態度が憎たらしい。憤りが湧いてきてその膝を蹴り上げた。
「つーかなにすんだよ! 急に咥えさせるなんて最っ低だからな、このド鬼畜野郎!」
「ごめんごめん、こっちの方が早いかなって。気持ちよかったよ、ありがとう」
「ありがとうじゃねーよカス! 一発殴らせろ!」
「いいけど家に帰ってからね。疲れたから風呂入って早く寝よ。明日も仕事だし」
「はあ? 元はと言えば全部おまえのせいだからな……!」
「だからごめんってー。ちゃんと後日お詫びしてやるから」
さっさと自分の衣服を直した藤城は、そのまま自然と未紘にもボトムスを履かせてくれた。
珍しい行動に面食らう未紘をよそに先を歩き始めた彼が、くるりと後ろを振り返る。
「帰るよ、未紘」
当たり前みたいな顔をして自分の名前を口にする彼に、言葉にならない熱が胸に込み上げるような気がした。
竿を握り込むと、藤城が僅かに動揺するのがそこから伝わってくる。
「なにしてんの?」
「おまえはまだ出してないだろ。クスリ抜かなきゃいけねえし、黙ってされてれば」
自分の吐き出した白濁を纏わせながら、ゆっくりと手を上下に動かしてみる。しかし自分にするのとは感覚が違い、なかなか思い通りにできない。
ぎこちない動きを繰り返していると、鼻で笑うような声が落ちてきた。
「ヘッタクソ」
「し、仕方ねえだろっ! こんなのしたことねーし……」
「見ればわかるよ。でもそんなんじゃ全然いけないなー……」
藤城はそう言うと突然未紘の肩を掴んで、しゃがめと言わんばかりにぐっと押し下げてきた。
困惑しながらアスファルトに両膝を突くと、眼前に屹立が近付けられる。
「なにすんだよ、膝いってえし。男のちんこ観察する趣味なんかねーんだけど」
「ちょっと我慢して。歯ァ立てるなよ」
「はあ? なんのこ……っ」
その言葉の意味を理解する前に、言葉を紡ごうと開いた口の中に熱いものが一気に押し込まれた。驚きに目を見開きながら藤城を見上げる。
獰猛な眼差しが刺すように自分を射抜いていて、いつのまにかさっきまでの笑みは消えていた。
「ん、んぐ、ふっ……」
最初のうちは探るように内頬に押し当てられていた肉棒が、徐々に喉の奥まで犯し始める。苦しさにえずきそうになるのを必死に堪えながら鼻で呼吸をすることしかできないのは、酷く屈辱的だった。
ゆっくりとした前後の動きが、次第にスピードを速める。表情ひとつ変えない藤城の口から、小さく吐息がこぼれた。
「……っは、出すよ」
すぐに口内に熱い液体が流れ込んできて、ねっとりとした苦味のある舌触りに思わず顔を歪める。まさか生きていて他人の精液を口にすることになるなんて思わなかった。
ゆっくりと肉棒が抜かれていく。その途中で反射的に口内にあるものを飲み込んでしまって、喉にべったりと張り付く感覚が気持ち悪い。
「口開けてみせて」
咽せながら言われるがままに口を開けてみせれば、藤城はきょとんとしたように目を丸くした。
「あれ、飲んだの? まずくなかった?」
「間違えて飲んじゃったんだよしね」
「えーまじか、どんまい」
「おまえが言うなクソアルファ」
他人事のような飄々とした態度が憎たらしい。憤りが湧いてきてその膝を蹴り上げた。
「つーかなにすんだよ! 急に咥えさせるなんて最っ低だからな、このド鬼畜野郎!」
「ごめんごめん、こっちの方が早いかなって。気持ちよかったよ、ありがとう」
「ありがとうじゃねーよカス! 一発殴らせろ!」
「いいけど家に帰ってからね。疲れたから風呂入って早く寝よ。明日も仕事だし」
「はあ? 元はと言えば全部おまえのせいだからな……!」
「だからごめんってー。ちゃんと後日お詫びしてやるから」
さっさと自分の衣服を直した藤城は、そのまま自然と未紘にもボトムスを履かせてくれた。
珍しい行動に面食らう未紘をよそに先を歩き始めた彼が、くるりと後ろを振り返る。
「帰るよ、未紘」
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