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3日目

親友を追って店に訪れたシルフィは、イケメン施術しにも簡単に身体を許してしまい、下品な淫語でスケベなおねだりをしてしまう

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 シルフィは、アステリアに遅れるようにしてマッサージ店を訪れていた。

「あ、あのっ……私の知り合いが先に来てたりしてますか? ……って、あれ?」

 受付に立つスタッフを見た時、シルフィは意外そうな顔をする。何故ならばそこに立っていたのは、ここ2日間アステリアの担当をしていたイケメン施術師こと、メンズ=イケだったからだ。

「いらっしゃいませ。えーと、アステリアさんのことかな? 彼女なら、今はもう施術に入ってるけど」

 相変わらずの爽やかなイケメンフェイスに、シルフィは思わずドキっとしてしまう。

(こんな人に抱かれたら……)

 と、思わず考えてしまってから、ハッと我に戻る。

「え? で、でも……お兄さんは……」

「今日は別の施術師が担当に入ってるんですよ。それで、シルフィさんも今日は予約を入れてくれましたよね? えーと……何のコースで予約を取りました?」

 ごく自然にシルフィの質問をスルーしたメンズが聞いてくると、シルフィはぼっと顔を赤くする。

「うえ……えと……えっと……その……」

(あ、あんなコース名を、このお兄さんの前で言わなきゃいけないの?)

 キモヲに言われた、あの意味のないバカみたいなコース名を、しかしシルフィは一言一句違わずに克明に記憶していた。あの醜悪な男であれば興奮してしまうシルフィだったが、こんな綺麗なイケメンが前だと羞恥が勝ってしまう。

「どうしましたか? 今日はキャンセルされますか?」

 笑いながらも、少しがっかりしたような色を声に交じらせるメンズ。そんなメンズを見ていると、シルフィは少し胸が締め付けられるが、それ以上に

(そ、そうよ。アスティだって私を置いて先に来て楽しんでいるんだから、私だって)

 --この格好いいお兄さんとセックスしたい。

 完全に目的がマッサージではなくなっているシルフィは、おずおずと例のコース名を口にする。

「ち……超……スペシャル……エロエロ、ドスケベ……ロングコースで……担当はキモヲさんが、いいです……」

 顔を真っ赤にしながら、消え入りそうな小さな声でいうシルフィ。そんなシルフィを、メンズは驚いたように目を見張って見返す。

(うあー……すごいこっち見てる。恥ずかしい……恥ずかしいよぉ……)

 目も合わせられないシルフィは、ギュッと瞳を閉じてメンズの返事を待つ。だからその時、メンズの目が細くなって、悪魔のような色を帯びていることに気づくことが無かった。

「ごめんね、シルフィさん。キモヲのやつは、今アステリアさんの担当に入っているんだ」

「……え?」

 あからさまに残念そうな声。と、同時に親友に対して嫉妬の炎が燃え上がる。

(ず、ずるい! 私が予約してたのに……アスティ、あんなに気持ちいいセックスをキモヲさんと……っ!)

 そんな嫉妬に駆られるシルフィへ、メンズはカウンターを出て彼女に近づくと、メンズは耳元で甘く囁く。

「代わりに、僕がシルフィちゃんのこと天国に連れて行ってあげるよ。キモヲには出来ない、狂おしい程甘い愛情たっぷりのセックスで、ね」

 その一言だけで、シルフィの嫉妬の炎は一気に鎮火してしまう。

(や、やだ……濡れちゃうっ……)

□■□■

 今日シルフィに用意されたのは、昨日までアステリアが来ていたのと似たようなフリルがついたビキニタイプの水着だった。しかしサイズはシルフィに合わせてあるものだ。

「可愛いよ、シルフィちゃん」

 ニコっと笑いながら水着姿を褒められるだけで、シルフィは胸をドクンと高鳴らせると同時に、下腹部が熱く火照っていく。

「で、でも……私アスティみたいにスタイル良くないし」

「ふふ、女の子は身体だけじゃないよ。シルフィちゃんみたいな娘、僕は好きだな」

 そう言いながら、メンズはシルフィの肩を抱き寄せるようにして、一緒に施術室へ向かう。

(っやぁぁ……逞しい手♡ 速くセックス♡ セックスしたいっ♡ こんな格好いいお兄さんと、甘いセックスしたいよぉ♡)

 すっかり発情しきったシルフィは、メンズに促されるように施術室へ入る。

 今日シルフィにあてがわれたのは、昨日までとは逆側の部屋。つまりアステリアとは逆の部屋となるが、内容はほとんど同じ。部屋が仕切り1枚で仕切られているだけなのに同じだった。

 部屋に入った途端、すぐに異様な熱気と、肉と肉がパンパンとぶつかり合う淫靡な音が響いてくる。

「あんっ……あぁぁぁんっ♡ っはあああ♡」

「ぶひひひひぃ♪ どう、アステリアちゃん? 気持ち良い?」

「き、気持ちいいっ……♡ も、もっと突いてっ♡ お願い、もっと突いて下さいっ♡ っああぁっぁぁ~~~♡ そ、そうそれっ♡ 気持ちいいー!」

 やはり、既にアステリアとキモヲは始めているようだった。隠す気など全く感じられない嬌声を上げながら、2人が快楽を貪り合っているのは明らかだった。

(アスティ……やっぱり私を出し抜いてキモヲさんと……)

 しかし、そんな再び燃え上がろうとしていた嫉妬の炎も、肩を抱くメンズの手に自分の手を添えると、すぐに収まっていく。

「隣は楽しんでるみたいだし、僕らも楽しもうか、シルフィちゃん。なんて言ったって、今日はロングコースだしね」

 にっこりと微笑みかけてくる。もはやマッサージなどと、そんな言葉すらも出て来ない。

 微笑みを向けてくるメンズに向かって、シルフィも蕩けた笑顔を返しながら。

「はいっ♡ 私も、アスティにドスケベな声をたくさん聞かせるねっ♡」

□■□■

「可愛いよ、シルフィちゃん」

「ん……あむ……ちゅ……メンズさん……はむ」

「あぁ~ん♡ キモヲさん、もっと♡ あぁんっ、激しいっ♡」

「ぶひひひぃ♪ アステリアちゃんのオマンコ、気持ちいいよぉ♪」

 隣の淫靡な声をバックミュージックにしながら、シルフィとメンズはベッドに腰掛けながら口づけを交わしていた。お互いの肩を寄せ合うようにして、もう片手はぎゅっと繋がりながら、2人は何度も何度も口づけを交わす。

 唇を重ね合わせるだけの口づけは、どちらからともなくやがて舌を絡ませ合う濃厚な者へと発展していくと、2人の息が荒くなっていく。

「ん、ふぁ……メンズさんの、キス素敵……蕩けそぉ……」

 舌を伸ばして来たメンズの舌に自分の舌を絡めていくシルフィは、やがて興奮したように、握っていた手を離してメンズの首に腕を回すようにしながら、がっつくようにメンズの舌と唇を貪っていく。

「はふ……れろ……ちゅうう……」

「ん……すごい積極的だね、シルフィちゃん。ちゅ……そういう娘、大好きだな」

「っ! っ!」

 メンズに甘い言葉を囁かれるだけで、シルフィは軽く絶頂に達してしまう、身体をビクビクと反応させてしまう。

(わ、私の身体どうなっちゃったの……こんな……こんな……)

 相手は昨日今日知り合ったというだけの男ではない。昨日までは親友のアステリアと甘い言葉を交わしながら身体を重ねていた相手でもある。

 それは、まるで親友の恋人との行為のように思えていまい

(すごく、興奮しちゃうっ……!)

 メンズとのキスに夢中になるシルフィ。やがて満足したのか--いや、逆にキスだけでは満足できなくなったシルフィは、唇を離すと、お互いの唾液だらけになった口元を緩めながら

「はぁぁ……メンズさん♡ 私、いますっごくエッチな気持ちになってる。すごいセックスがしたくなっちゃってるの」

「ふふ。シルフィちゃんは可愛いね」

 トロトロに蕩けた顔を手で撫でられると、それだけで下腹部が疼き始めるシルフィ。今すぐにでもメンズと繋がりたくなり、女性の部分が激しく熱を持ち始める。

「でもほら、ここはマッサージ店だから、まずはマッサージから始めないとね」

「そ、そんな……」

 ここに来て焦らすようなことを言うメンズに、あからさまに残念そうな顔と口調で言うシルフィ。しかしメンズは、あくまでマイペースな笑顔で、ベッドの側にある移動式ワゴンから例のオイルへ手を伸ばすと、自らの両手に塗り付ける。

「じゃあ、シルフィちゃんはそのままでいいから、じっとしててね」

「っあ……」

 その生暖かくヌルヌルとしたオイルを、肩から腰へ、全身に塗り付けられる。

「あ、これ……くる……きちゃう……っふああああああ?」

 ここ2日ですっかり覚えてしまった、そのオイルによる興奮と快感。まだ強い刺激を受ける前だというのに、シルフィの身体はそれだけで絶頂を迎えてしまう。

「はうっ……あうぅっ……ヌルヌル……ヌルヌルだよぉ♡ これだけで、こんなに興奮しちゃうなんて♡ すごい……っ♡」

 舌を出しながら、嬉しそうな表情で甘い声を漏らすシルフィ。

 この、魅惑的なオイルの感触が全身に広がった後、次に来る快感の大きさを、既にシルフィは覚えてしまっている。キモヲに下品で最低な言葉や行為を刷り込まれて、昨夜はその欲望のままに親友と快楽を貪り合った。

 これまでの人生の中で全く関わることの無かった性の快楽、しかもかなり濃厚なものを覚えてしまったシルフィは、既にその理性を欲望に溺れさせていた。

 全てを剥ぎ棄てて、ひたすら肉の快感をむさぼる雌へとなって、この魅力的な雄と繋がりたい。本能のままの獣になりたい。

 しかし、目の前で美しい笑みを浮かべる美男子は、そんな浅ましい自分の姿を見たら幻滅するだろう。もしかすると、これ以上の行為を断られるかもしれない。

「ひ、う……い、いやっ……」

 そう思ってしまうと、シルフィは目から涙を流してしまう。しかし、それでも欲望が止まらない。ブタヲと繋がった時のような、激しく濃厚で下品な行為に溺れたくてたまらなくなる。

「どうしたの、シルフィちゃん?」

 オイルで全身を軽くマッサージを続けてくるシルフィが泣き始めると、メンズが心配な表情で、シルフィの涙を指ですくってくる。

「あう……くぁ……メ、メンズさんに嫌われたくないの……う、ああ……」

 しくしくと泣き始めるシルフィだったが、既に身体は完全に火がついているようだった。全身をマッサージしてくるメンズの手を取ると、自らの乳房へ誘導して、そのままその小ぶりな乳房を揉ませ始める。

 その行為でメンズは察したように、目を細めて笑うと、シルフィに耳打ちするようにして言葉を紡ぐ。

「心配しないで、素直になってごらん。なんだって今日は超スペシャルエロエロドスケベロングコースなんだから。シルフィちゃんがしたいこと、エッチになっているところ見たいなぁ」

 ふぅ…と熱い吐息を漏らしながら囁かれたシルフィの中で、何かの糸がプツンと切れた。

「お、お願いぃ♡ トロトロで甘々な、超ド変態お下劣セックスたくさんしたいのっ♡ メンズさんのイケメンチンポで、シルフィのスケベマンコをぢゅっぽんぢゅっぽん突かれて、たくさんアヘオホしたいのっ♡」
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