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第4章 罪の告白
3話②
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大輔と晃司は、すぐに柏葉館に向かった。歩ける距離だが、今回は荷物が多いため車で行った。覆面パトカーの後部座席には、永田の家族から借りた柏葉館の資料が大量に積んである。
車は大輔の運転で荒間署を出発した。平日の昼間だが道は混んでおり、これなら歩いた方が早かった、と内心でため息を吐く。
ふと、隣の晃司の異変に気づく。異変――というか、晃司がずっと大人しいのだ。
(車で二人きりなんて、いつもなら絶対にセクハラしてくるのに……)
そんなことを考えてしまう自分も相当おかしい、ということはひとまず棚に上げ、晃司の様子を探る。
「……小野寺さん?」
「うん?」
不機嫌なのか、素っ気なくて声が低い。
「どうしたんですか?」
「なにが?」
「さっきから黙ってるから……」
赤信号で停まったタイミングで、隣を見る。
「あの……なんで怒ってるんですか?」
「怒ってねぇよ」
「怒ってるじゃないですか」
「怒ってんじゃねぇよ! お前さぁ……なんで自分から、柏葉館に行くなんて言ったんだよ!」
怒っていない、と言いながら、晃司の口調は乱暴だ。しかし大輔にはすぐわかった。晃司が心配してくれているのだと。
大輔は思わず小さく噴いてしまった。晃司がますます不機嫌そうにする。
「すいません、笑ったりして」
「お前、平気なのかよ?」
大輔自身もよくわからなかった。この前訪ねた時は過去に引きずられそうで怖かったが――今は、ずっと落ち着いている。
車が動き出し、ハンドルを握る大輔は横目に晃司を窺った。晃司は怒ったような顔で大輔をジッと見つめていた。
そういえば前回は、晃司とくだらない話をしているうちに恐怖が薄らいだのを思い出す。
そして今日も――と考え、大輔は一気に顔色を無くした。
(俺……今、なに考えてた?)
今日も隣に晃司がいるから――などと考えた自分に青ざめる。
「大輔?」
「あ、だ、大丈夫です! もう俺なりに……吹っ切れたんで」
適当に言い訳したのだが、当たっている気もした。きっと、兄と話し合えたからだろう。
晃司が「そうか」とだけ答えた。大輔は動揺を隠すため、ハンドルを握り直して運転に集中した。
渋滞が一番ひどい、線路を越える陸橋を渡ると、流れがグッとスムーズになった。ほどなく柏葉館に着く。
柏葉館の前にある来客用の駐車場に車を停め、大きな門に進む。重厚な扉は、今日は通用門までキッチリと閉まっていた。
通用門横のインターホンを押すと、すぐに使用人が応じた。大輔たちが来ることは連絡済みなので、そのまま中に入ることを許された。
門の近くにある道場脇を抜け、奥にある母屋に向かう。大輔が母屋に入るのは初めてだ。
母屋も、門構えに負けない大きく立派な日本家屋だった。出迎えてくれた中年の手伝いの女性が、大輔たちを広い客間に案内した。
客間からは、きれいに手入れされた日本庭園がよく見える。庭を眺めながら少し待つと、永田の夫人と息子が現れた。
大輔と晃司は揃って立ち上がった。
「先日は、大変お世話になりました。お借りした書類など、お返しに伺いました」
晃司が夫人に丁寧に挨拶する。あの晃司が畏まるほど、夫人は品のある女性だった。凛として姿勢よく、和服姿がいかにも名家の奥方、という風情だ。
「わざわざありがとうございます。どうぞお掛けください」
よく通る、きれいな声だった。しかし表情は硬く、静かな怒りを感じた。
「こちら……お返ししますね」
大輔はアルバムや名簿が詰まった紙袋を、テーブルの横、畳の上に置いた。紙袋はいくつもあるし、かなり重いので、高級そうなテーブルの上に置くのは気が引けた。
その紙袋を眺める夫人の右の眉が、ピクリと動く。
「……主人を殺した犯人は、その中に?」
客間の空気がピンと張り詰める。夫人の後ろに立つ息子も、表情を強張らせた。
「まだ犯人はわかっていません。犯人を逮捕したら、その時はまた必ず伺います」
晃司が夫人に答える。しかし夫人は――。
「いえ、結構です」
切り捨てるように言った。
「主人は、よくやってくれていました。婿養子としてうちに入って、うちの道場をしっかり守ってくれていると、思っていました。でも……」
夫人は、紙袋を睨みつけた。
「こんな、おぞましいことを……。道場を守るどころか、家名を汚し、歴史ある道場の信頼を地の底まで貶めました。主人はもう……うちの人間ではありません。うちの墓にも入れません。ですから、あの人を殺した犯人が誰かも、教えて下さらなくて結構です」
失礼します。と、夫人は客間を出ていってしまった。
あ然とする大輔と晃司に、「あの」と息子が声をかけた。
「すいません、母はとにかく怒ってて……」
「無理もないです。奥様がショックを受けるのは当然ですよ。もちろん……ご子息も」
晃司が気遣わしげにすると、息子はクシャリと顔を歪めた。永田と似ているようだが、いかにも優しげで大人しそうな男だ。年齢は、大輔と同じくらいではないだろうか。
「あの……父は本当に、その……道場の子供たちに、ひどいことをしてたんですか?」
息子は大輔と晃司を交互に見比べ、助けを求めるように訊いた。
「警察を疑うわけじゃないんです。でも、僕も数年前から道場で子供たちに教えてますけど、父がそんなことをしてたなんてまったく……」
生前の永田を思い出そうとしているのか、息子は黙り込んだ。少しして、小さく首を横に振る。
「やっぱり信じられません。父は僕にはその……そんな素振り、見せたことないですし。というより……昔から父は、僕にはほとんど無関心だったので……」
他人の息子にかまけて、自分の息子などどうでもよかったのだろうか。そう思うと、憎い永田の息子でも、大輔は恨む気にはなれなかった。怒りに打ち震えた夫人も。
やり場のない怒りと悲しみが、大輔を襲う。息子にかける言葉を見つけられないでいると、晃司が口を開いた。
「俺も……信じられません。永田先生は、大変立派な剣士でしたから」
ん? と大輔は隣の晃司を見つめた。晃司は殊勝な態度で、わざとらしいほど落胆していた。
「もしかして刑事さんも、父に剣道を?」
「はい。先生は、荒間署にも何度も指導に来てくれましたので、俺も教わったことがあります」
(ウソばっかり!)
そう叫びたくなったが、息子が嬉しそうにしたのでなにも言えなくなる。
「そうだったんですね!」
「今回のことは、本当に残念です」
ペラペラと嘘を吐く晃司に、大輔は呆れ果てた。永田のことなど、悪口しか聞いたことがない。
しかし、晃司の嘘が事態を動かした。
「実は……気になることがあって……」
父を頭ごなしに否定されなかったことで、息子が打ち解けてくれたようだった。彼は、二人に頼みがあると語った。
「父からその……変なことをされた子供を、もう一度教えてもらえませんか?」
「……なぜです?」
晃司が慎重に訊くと、息子は言いにくそうに答えた。
「あの……父の被害に遭った子供の中に、見覚えのある子がいたんです」
大輔と晃司は顔を見合わせた。それから二人で紙袋の中身を畳の上にぶちまけ、その中から大輔の兄を含めた五人を抜き出した。
「ああ! この子です!」
息子は、新聞記事の小さな切り抜きを指差した。それは大輔たちもパソコンで見た、最後の被害者、高城隼人が剣道で全国大会に出場したと伝えた記事だった。
「この子によく似た子が、今年からうちの道場に通ってて……ああ、やっぱりそうだ!」
記事を読んだ息子が声を上げた。
「高城っていう名字なら間違いない。この子の弟、春からうちに通ってるんです。と言っても、まだ一回か二回しか来てないですけど」
大輔は、唐突に思い出した。兄の言葉を。
『俺も殺したかもしれない。あいつがお前にまで手を出していたら』
そして、永田の通夜で会った高城隼人の顔。兄と同じ、焦点の定まらない目も――。
大輔と同じことを感じたのか、晃司が刑事の顔で息子に訊ねる。
「その弟は、何歳ですか?」
「五年生だから……十歳か十一歳ですかね?」
大輔の兄が、永田から虐待されるようになった年と重なる。
そして――高城隼人が被害に遭った年齢とも。
大輔は思い出した。道場で見た、永田の遺体を。顔を滅多打ちにされた、無残な姿を。
永田を激しく恨み、強く憎んでいなければ、あそこまでできない。
「……小野寺さん」
晃司に振り向く。言葉はないのに、晃司はなにかを悟って大きく頷いた。
大輔と晃司はこの瞬間、確かに通じ合った。
二人は――柏葉館を飛び出した。
車は大輔の運転で荒間署を出発した。平日の昼間だが道は混んでおり、これなら歩いた方が早かった、と内心でため息を吐く。
ふと、隣の晃司の異変に気づく。異変――というか、晃司がずっと大人しいのだ。
(車で二人きりなんて、いつもなら絶対にセクハラしてくるのに……)
そんなことを考えてしまう自分も相当おかしい、ということはひとまず棚に上げ、晃司の様子を探る。
「……小野寺さん?」
「うん?」
不機嫌なのか、素っ気なくて声が低い。
「どうしたんですか?」
「なにが?」
「さっきから黙ってるから……」
赤信号で停まったタイミングで、隣を見る。
「あの……なんで怒ってるんですか?」
「怒ってねぇよ」
「怒ってるじゃないですか」
「怒ってんじゃねぇよ! お前さぁ……なんで自分から、柏葉館に行くなんて言ったんだよ!」
怒っていない、と言いながら、晃司の口調は乱暴だ。しかし大輔にはすぐわかった。晃司が心配してくれているのだと。
大輔は思わず小さく噴いてしまった。晃司がますます不機嫌そうにする。
「すいません、笑ったりして」
「お前、平気なのかよ?」
大輔自身もよくわからなかった。この前訪ねた時は過去に引きずられそうで怖かったが――今は、ずっと落ち着いている。
車が動き出し、ハンドルを握る大輔は横目に晃司を窺った。晃司は怒ったような顔で大輔をジッと見つめていた。
そういえば前回は、晃司とくだらない話をしているうちに恐怖が薄らいだのを思い出す。
そして今日も――と考え、大輔は一気に顔色を無くした。
(俺……今、なに考えてた?)
今日も隣に晃司がいるから――などと考えた自分に青ざめる。
「大輔?」
「あ、だ、大丈夫です! もう俺なりに……吹っ切れたんで」
適当に言い訳したのだが、当たっている気もした。きっと、兄と話し合えたからだろう。
晃司が「そうか」とだけ答えた。大輔は動揺を隠すため、ハンドルを握り直して運転に集中した。
渋滞が一番ひどい、線路を越える陸橋を渡ると、流れがグッとスムーズになった。ほどなく柏葉館に着く。
柏葉館の前にある来客用の駐車場に車を停め、大きな門に進む。重厚な扉は、今日は通用門までキッチリと閉まっていた。
通用門横のインターホンを押すと、すぐに使用人が応じた。大輔たちが来ることは連絡済みなので、そのまま中に入ることを許された。
門の近くにある道場脇を抜け、奥にある母屋に向かう。大輔が母屋に入るのは初めてだ。
母屋も、門構えに負けない大きく立派な日本家屋だった。出迎えてくれた中年の手伝いの女性が、大輔たちを広い客間に案内した。
客間からは、きれいに手入れされた日本庭園がよく見える。庭を眺めながら少し待つと、永田の夫人と息子が現れた。
大輔と晃司は揃って立ち上がった。
「先日は、大変お世話になりました。お借りした書類など、お返しに伺いました」
晃司が夫人に丁寧に挨拶する。あの晃司が畏まるほど、夫人は品のある女性だった。凛として姿勢よく、和服姿がいかにも名家の奥方、という風情だ。
「わざわざありがとうございます。どうぞお掛けください」
よく通る、きれいな声だった。しかし表情は硬く、静かな怒りを感じた。
「こちら……お返ししますね」
大輔はアルバムや名簿が詰まった紙袋を、テーブルの横、畳の上に置いた。紙袋はいくつもあるし、かなり重いので、高級そうなテーブルの上に置くのは気が引けた。
その紙袋を眺める夫人の右の眉が、ピクリと動く。
「……主人を殺した犯人は、その中に?」
客間の空気がピンと張り詰める。夫人の後ろに立つ息子も、表情を強張らせた。
「まだ犯人はわかっていません。犯人を逮捕したら、その時はまた必ず伺います」
晃司が夫人に答える。しかし夫人は――。
「いえ、結構です」
切り捨てるように言った。
「主人は、よくやってくれていました。婿養子としてうちに入って、うちの道場をしっかり守ってくれていると、思っていました。でも……」
夫人は、紙袋を睨みつけた。
「こんな、おぞましいことを……。道場を守るどころか、家名を汚し、歴史ある道場の信頼を地の底まで貶めました。主人はもう……うちの人間ではありません。うちの墓にも入れません。ですから、あの人を殺した犯人が誰かも、教えて下さらなくて結構です」
失礼します。と、夫人は客間を出ていってしまった。
あ然とする大輔と晃司に、「あの」と息子が声をかけた。
「すいません、母はとにかく怒ってて……」
「無理もないです。奥様がショックを受けるのは当然ですよ。もちろん……ご子息も」
晃司が気遣わしげにすると、息子はクシャリと顔を歪めた。永田と似ているようだが、いかにも優しげで大人しそうな男だ。年齢は、大輔と同じくらいではないだろうか。
「あの……父は本当に、その……道場の子供たちに、ひどいことをしてたんですか?」
息子は大輔と晃司を交互に見比べ、助けを求めるように訊いた。
「警察を疑うわけじゃないんです。でも、僕も数年前から道場で子供たちに教えてますけど、父がそんなことをしてたなんてまったく……」
生前の永田を思い出そうとしているのか、息子は黙り込んだ。少しして、小さく首を横に振る。
「やっぱり信じられません。父は僕にはその……そんな素振り、見せたことないですし。というより……昔から父は、僕にはほとんど無関心だったので……」
他人の息子にかまけて、自分の息子などどうでもよかったのだろうか。そう思うと、憎い永田の息子でも、大輔は恨む気にはなれなかった。怒りに打ち震えた夫人も。
やり場のない怒りと悲しみが、大輔を襲う。息子にかける言葉を見つけられないでいると、晃司が口を開いた。
「俺も……信じられません。永田先生は、大変立派な剣士でしたから」
ん? と大輔は隣の晃司を見つめた。晃司は殊勝な態度で、わざとらしいほど落胆していた。
「もしかして刑事さんも、父に剣道を?」
「はい。先生は、荒間署にも何度も指導に来てくれましたので、俺も教わったことがあります」
(ウソばっかり!)
そう叫びたくなったが、息子が嬉しそうにしたのでなにも言えなくなる。
「そうだったんですね!」
「今回のことは、本当に残念です」
ペラペラと嘘を吐く晃司に、大輔は呆れ果てた。永田のことなど、悪口しか聞いたことがない。
しかし、晃司の嘘が事態を動かした。
「実は……気になることがあって……」
父を頭ごなしに否定されなかったことで、息子が打ち解けてくれたようだった。彼は、二人に頼みがあると語った。
「父からその……変なことをされた子供を、もう一度教えてもらえませんか?」
「……なぜです?」
晃司が慎重に訊くと、息子は言いにくそうに答えた。
「あの……父の被害に遭った子供の中に、見覚えのある子がいたんです」
大輔と晃司は顔を見合わせた。それから二人で紙袋の中身を畳の上にぶちまけ、その中から大輔の兄を含めた五人を抜き出した。
「ああ! この子です!」
息子は、新聞記事の小さな切り抜きを指差した。それは大輔たちもパソコンで見た、最後の被害者、高城隼人が剣道で全国大会に出場したと伝えた記事だった。
「この子によく似た子が、今年からうちの道場に通ってて……ああ、やっぱりそうだ!」
記事を読んだ息子が声を上げた。
「高城っていう名字なら間違いない。この子の弟、春からうちに通ってるんです。と言っても、まだ一回か二回しか来てないですけど」
大輔は、唐突に思い出した。兄の言葉を。
『俺も殺したかもしれない。あいつがお前にまで手を出していたら』
そして、永田の通夜で会った高城隼人の顔。兄と同じ、焦点の定まらない目も――。
大輔と同じことを感じたのか、晃司が刑事の顔で息子に訊ねる。
「その弟は、何歳ですか?」
「五年生だから……十歳か十一歳ですかね?」
大輔の兄が、永田から虐待されるようになった年と重なる。
そして――高城隼人が被害に遭った年齢とも。
大輔は思い出した。道場で見た、永田の遺体を。顔を滅多打ちにされた、無残な姿を。
永田を激しく恨み、強く憎んでいなければ、あそこまでできない。
「……小野寺さん」
晃司に振り向く。言葉はないのに、晃司はなにかを悟って大きく頷いた。
大輔と晃司はこの瞬間、確かに通じ合った。
二人は――柏葉館を飛び出した。
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