DD!~ドーテイ刑事(デカ)の事件簿~

藤崎岳

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第五章 危険な夢のつづき

最終話

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 翌朝。全国紙の朝刊に、永田殺害の犯人逮捕が小さく社会面に載った。犯人が少年で元教え子、と簡単に伝える記事だった。 

 同じ新聞の地方版には、全国版より少しだけ詳しく、事件のあらましが書かれていた。 

「犯人の少年Aはスポーツ推薦で剣道名門校に進学するも、怪我が重なるなどしてスランプに陥っていた。悩みを相談しようと、少年Aは剣道の恩師である永田館長に会いにいった。しかし永田館長は昔ながらの大変厳しい指導で有名で、その時も少年Aを慰めるのではなく叱責した。永田館長なりの愛のムチだったのだろうが、少年Aに伝わることはなく、逆ギレされ、殺害されてしまった。そして犯人の少年Aは、強盗を装うため道場の事務所を荒らし、逃走した」 

 要約すると、こんな内容だった。 

 大輔は早朝の生活安全課で新聞を読み、重い息を吐いた。わかっていたことだが、永田が幼い高城にした犯罪行為は、一切書かれていない。 

 新聞の内容は、全てが嘘なわけではない。高城が犯人であることは間違いないし、晃司が颯太郎から聞いた話では、凶器の竹刀からも、荒らされた事務所からも、高城の指紋が検出された。自白だけでなく、物証も揃っている。 

 さらに、新聞で殺害動機とされている、高城が剣道でスランプに陥っていた、というのも事実だった。高城は怪我が重なり、試合に出られない状況が続いていた。それも学校関係者から証言を取っている。 

 そして、道場の事務所を荒らしたこと、その理由が犯行を隠すためだったことも、高城は認めている。 

 しかし大輔は、高城が事務所を荒らした理由は、それだけではないと思っている。あの場所は、過去に高城が永田に犯された現場でもある。そこを荒らしたのは、永田を殺害した理由と同じなのではないだろうか。 

 抑え込んできた怒りが爆発した――。 

 長年隠してきた恨み、憎しみ、怒りがなにかの拍子に噴出してしまうことは、誰にでもありえることなのではないだろうか。 

 大輔は、やはり高城のことを他人事に思えなかった。 

『俺も、殺したかもしれない』 

 兄の言葉は、悲しいけれど真実なのだ。キッカケとタイミングが合ってしまえば、兄も永田を殺したかもしれない。 

 昨晩、大輔は遅くなってから兄に電話した。永田を殺した犯人が逮捕された、と報告するために。 

 大輔は、犯人の詳細を兄に話すつもりはなかった。しかし兄の方から犯人について訊いてきたので、高城の名前は伏せて伝えた。 

 犯人は少年で、幼い頃に兄と同じ目に遭っていた、と。そして、それが表に出ることはないことを。 

 永田の過去の罪が伏せられ、犯人の少年だけが悪人とされることに兄は怒るかもしれないと思ったが――兄は安心したようだった。永田の犯罪が公表されないと知ると、電話口でもわかるほど声が明るくなった。 

 兄との電話で多くのことを考えすぎて、昨夜はほとんど眠れなかった。そのせいで、こんなに早く出勤することになった。 

 生活安全課には、まだ誰もいない。静まり返った部屋で、新聞を何度も読む。 

 結局永田殺害事件は、今時のキレやすい少年が、昔ながらの厳格な指導者を一方的に恨んで突発的に殺害した、という短絡的な事件にされてしまった。永田のおぞましい犯罪は、完全になかったことにされて。 

 これで良かった――のだと思う。思うようにする。 

 兄の安心した声を聞けば、全てが明らかにならなくてもよいのだと思えた。 

(兄ちゃんがそれでいいなら……いいんだ) 

 兄のことを思いながら、ふと晃司のことを思い出す。きっと晃司は、この新聞を読んだら鬼のように怒り出す。 

 大輔が迷って怒れない分、晃司が何倍も怒ってくれるから、大輔は救われる。 

 大輔の胸に、愛しさが募る。 

 乱暴でわがままで、口が悪くてスケベでだらしなくて――優しい晃司を思って、笑みが零れる。 

 大輔は新聞を、わざと晃司の机に置いた。 

「……堂本巡査?」 

 誰もいない生活安全課にきれいな声が響く。 

「……管理官。どうしたんですか? こんな朝早くに」 

「君こそ」 

 驚く大輔に、穂積は楽しそうに笑った。そして、大輔以外人のいない生活安全課に入ってきた。 

 窓から差し込む朝日が、穂積を照らす。明るい色の髪が輝いて眩しい。 

 やはり穂積は、美しい。

 大輔は、静かな生安課で彼と二人きりになり、緊張した。 

(こんな人と俺……) 

 キスしたことを思い出し、自分でも顔が赤くなるのがわかった。 

「隣の署での担当事件も終わったし、荒間署の捜査本部も今日で撤収だから……諸々、片付けやら手続きでね」 

 ウンザリと顔を歪める様子に、穂積がまだまだ面倒事を抱えているのだと察する。せっかくの美貌を台無しにする、目の下のクマを見つけて心配になった。

「管理官……お疲れですね」 

「うん……まぁでも、本部に戻れば少し暇になるから」 

「そっか……。管理官、もういなくなっちゃうんですね」 

 今日で彼の下で働くのが最後だと思うと、寂しさを覚えた。穂積は厳しいが、彼と働くことは、警察官として大いに勉強になった。 

「……俺がいなくなって、寂しい?」 

 穂積が、薄茶の瞳をイタズラっぽく輝かせる。真面目に寂しくなっていた大輔は、少し怒って――照れる。 穂積に口説かれたことを思い出し、二人きりの空間が恥ずかしくなってきた。 

 あれは、からかわれただけなのだろうか? そんな疑問がよぎり、思わず恨み節が出る。 

「……管理官。あんまり俺のこと、からかわないでくださいよ」 

「俺も寂しいよ」 

 そう言った穂積は真剣だった。 

「早く、君に捜査一課に来てほしい」 

「え?」 

 穂積が大真面目に言うから、大輔は驚くしかなかった。 

「君は刑事に向いてるよ。刑事っていうのは、真っ直ぐすぎたらダメだと俺は思うんだよね。君みたいに、清濁併せ呑めるタイプの人間じゃないと……辛い仕事だよ」 

 大輔は晃司のことを考えた。真っ直ぐすぎる男のことを。 そして穂積も――。

「小野寺先輩と君は違う。先輩は……人の良いところばっかり見ようとするだろ? でもね、刑事なんて人の汚いところしか見ない仕事だ。彼には、向いてないよ」 

 穂積の言う通りだ。晃司のような優しい男に、刑事はきついだろう。 

 だから晃司は、捜査一課を離れたのだろうか――。 

「でも……」 

 大輔は晃司を思い出しながら、穂積に訴えた。警察官僚である、穂積に。 

「小野寺さんみたいな刑事も、必要だと思います。誰より被害者のために怒ってくれる刑事が、傷ついた人間には必要なんです」 

 晃司が怒ってくれたから、大輔は救われた。 

 穂積は少し考えて、「そうかな」と首を傾げた。 

「ま、とにかく早く来てよ、一課に。残念ながら俺は、いつまで捜査一課にいられるかわからないからね」 

 キャリア組の穂積は、いつ異動になってもおかしくない。そして次の異動は彼が出世する時だ。しかし穂積は、どこか寂しそうだ。 

「管理官……現場にいたいんですね」 

 幼い頃の穂積は、を夢見ていた。 

 穂積が寂しそうに笑う。 そんな笑顔は卑怯だ、と大輔は思った。 

 いつも美しく堂々とした穂積の弱いところを見せられると、抱き寄せてしまいたくなるから――困る。 

「俺も、管理官と仕事がしたいです」 

 穂積の下で働きたいと、心から思った。 

 大輔が本心をぶつけると、穂積は妖艶な笑みを浮かべた。 

「そうだよ、君が俺を守ってくれるんだろ?」 

「え? あ……!」 

 必死だった時の咄嗟のセリフだが、我ながら、キャリア組の穂積に馬鹿なことを言ったと恥ずかしくなる。 

「俺が管理官を守るって……あり得ないですよね」 

 動揺して口ごもる。穂積が声を立てて笑って、スッと近づいてきた。 

 綺麗な人から良い香りがして、ドキッとする。 

「ところで大輔くん……もう先輩とはデキちゃったの?」 

「へ?! ⋯⋯えええええ?!」 

 なぜ知ってるんだ?! と慌てる。 大輔が真っ赤になったので、穂積は不機嫌そうに顔を歪めた。 

「なあんだ~、やっぱり先輩に美味しく頂かれちゃったんだ!」 

「あ、あのあの……管理官?!」 

「あの人、女の方が好きなくせに、なぜか男の趣味は昔っから被るんだよね~」 

「……はい?」 

 なんの話だ? と大輔は当惑する。 

「先輩が俺に妙に敵愾心を持つのはね、高校時代に俺が、先輩のお気に入りの子を先に頂いちゃったからなんだよ。なんかあの人、相手が男だからってハッキリしないでいたから、俺が先に告っちゃったのね。それでその子としばらく付き合ったんだ。先輩はいまだにそんな昔のこと根に持って、俺にしつこく絡んでくるの」 

 ウンザリ、と言いたげに、穂積は肩を竦めた。 

 大輔は、二人の不仲の理由を知り、あ然とした。 

(くっ、くだらねぇ~) 

 そんなことで悩んでいた自分がバカバカしくて、情けなくなる。 大輔はガックリと肩を落とした。 

 しかし――安心している部分もあった。本当に、晃司と穂積はただの先輩後輩だったのだ、と。 

 ホッとする自分に気づいて、胸が、キュウッと切なくなった。 

 昨日の晃司とのことを思い出し――顔が火照る。 

 早く晃司に会いたい、なんて思う。 

 ふと、爽やかな朝にはふさわしくない、色っぽい視線に気づく。 

「でも大輔くん……まだ童貞だよね?」 

「なっ、なんでそれを!」 

 処女ではなくなったが、いまだ現役の童貞には間違いない。正直にしか答えられない大輔に、穂積がウットリと微笑む。 

「今でも童貞臭がプンプンするもん。でも、それがいいんだけどね」 

「……はい?」 

「俺ね、童貞が大好きなの。処女に興味はないから、君が先輩とどうなろうと、関係ないっちゃないんだ」 

 穂積がニッコリと笑う。なぜか、大輔は背筋が寒くなった。 

(蛇に睨まれた蛙……) 

 当然、間抜けな蛙は大輔である。 

 しかし目の前の蛇はあまりにも美しくて、食べられてしまいたくなるから――危ない。 

 見つめ合っていると、そのきれいな薄茶の瞳に吸い込まれてしまいそうだった――その時。 

「大輔!」 

 静かな生活安全課に、汚い声が響いた。 穂積がチッと、特大の舌打ちをして振り返る。きれいな瞳は、怒りに満ち満ちていた。 

「先輩……大輔くんに盗聴器でもつけてるんですか?」 

「うるせぇ! 愛の力だ!」 

 ズカズカと生安課に入ってきた晃司が、大輔を隠すように穂積の前に立った。 

 愛の力――という言葉に、不覚にも喜んでしまったことは必死で隠す。 

「大輔! お前も、穂積にニヤニヤしてんじゃねぇよ!」 

「しょうがないですよ。大輔くんのタイプは、先輩じゃなくて俺なんだから」 

 穂積が晃司を避けて、大輔を覗く。 

「大輔くん、『デカダマ!』の玉木刑事の大ファンてことは、当然俺のことは超タイプでしょ?」 

 否定はできなかった。 

(だって超タイプだもん) 

 晃司には、絶対に知られてはならない本心だった。 

 不利な空気を感じ取ったのか、晃司がイライラし始める。 

「⋯⋯なんだよ、その自信」 

「玉木刑事役の俳優、俺の異母兄なんです。似てて当たり前ですよ」 

 一瞬の間を置いて、大輔と晃司の声が重なる。 

「えーーー?!」 

(どうりでソックリだ!) 

 大輔は晃司を押しのけ、改めて穂積を上から下までマジマジと眺めた。 

 もうどう見ても、初恋のあの人――タマにしか見えなかった。 

「あの、管理官、お兄さんということは……タマに会ったことは?」 

「兄は今アメリカだから、しょっちゅうじゃないけど……もちろんあるよ。子供の頃、一時期一緒に暮らしてたしね」 

「えー! じゃあ、もしかして……」 

「会いたい? 次はいつ日本に来るか、聞いてあげようか?」 

 悪魔の囁きに、大輔はアッサリ魂を売った。ポーッとしながら何度も大きく頷く。 

 頬を赤らめ、乙女のように胸の前で両手を組み、目にはハートマークが見えそうな大輔に、晃司のいら立ちが頂点に達する。 

「……大輔! お前に聞かなきゃなんないことがある! お前は俺と穂積、一体どっちが好きなんだよ?!」 

 馬鹿なことを言い出した晃司に、夢見心地の気分が台無しにされる。 

 大輔はムッとして――拗ねた。 晃司こそ、昨夜のことをなんだと思っているのか。 

(てゆうか晃司さんこそ……) 

 なにも言ってくれなかった。 好き――の一言も。 

 自分のことを棚に上げ、大輔は怒りを覚えた。ギロリと晃司を睨む。 

「……どっちもです」 

「は?」 

「どっちも大好きです!」 

 怒って叫んだ大輔に、晃司の顔色が見る見る悪くなっていく。 

 穂積が、大笑いする。 

「さすが、DD!」 

 穂積は腹を抱えて笑い、晃司は意気消沈して椅子に座りこんでしまった。 

 大輔は怒って横を向き――少し晃司がかわいそうになって、チラリと見る。 なにか声をかけてあげたかったが、にわかに生安課が騒がしくなってできなかった。 

「おはようございま~す!」 

「おはよ~……え? 管理官?! どうしたんですか?!」 

 一太と桂奈が出勤してきた。 

「小野寺、大輔いるかぁ? 課長がお呼び……て管理官! こいつら、またなにかしでかしましたか?!」 

 原も出勤してきて、大輔と晃司のただならぬ様子に目を白黒させた。

 穂積の前で、晃司が椅子に座りこんでうな垂れている。端から見れば、晃司が穂積に処分を言い渡された図、にも見えただろう。 

 大輔は、たまらず小さく噴いた。そして落ち込む晃司を、コッソリ突く。ノソリと顔を上げた晃司に顔を寄せ、甘く囁いた。 

「……晃司さんは?」 

 誰が大好き? 

 晃司が奥二重の目を大きく見開く。 

 男らしい唇が、ゆっくり開き――。 

「堂本巡査! 本部まで送ってください」 

 穂積が絶妙なタイミングで大輔を呼んだ。捜査一課管理官に逆らえる者は、この場にはいない。晃司以外は。 

「ほ~づ~み~」 

 晃司がユラリと立ち上がる。 穂積に詰め寄ろうとするも、また邪魔が入った。原が大輔と晃司に怒鳴りつける。

「大輔、さっさと車回してこい! 小野寺! お前は始末書だ!」 

「ちょっ、係長!」 

「堂本巡査、車の中で兄のこと、色々教えてあげるよ」 

「ええ! 本当ですか?! はい! ぜひ!」 

「大輔~!」 

「あ、大輔くん、帰りにあのカフェでコーヒー買ってきて。小野寺さん! 強行犯係の係長が探してましたよ、多分桜井くんのことで」 

「小野寺さ~ん! こっちの書類もまだ終わってませんよぉ?」 

「……う、う、うるせぇええ!」 

 晃司の叫びが、賑やかなオフィスに響く。 

 荒間署生活安全課保安係。 

 彼らは今日も朝から、大忙しだった。 




DD!~ドーテイ刑事の事件簿~ 完
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