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人生を破壊する存在との出会い
3話 人生を破滅させる存在との出会い
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そのまま2時間ほど車を走らせた。
ナビがあるから迷うことはない。
しかし慣れない2車線道路の運転に疲れたので休憩することにした。
「あれ、ドライブインか」
半ば道の駅化してるっぽいドライブインの看板が目に入った。
トイレ ガソリンスタンド レストラン いろんなマークがある。
「えっと、スローインスローイン」
ブツブツつぶやきながら、車線を変更してドライブインのエリアに入る。
「・・・・・・」
見る限り、セルフのガソリンスタンドもレストランも開いてるようだ。
スマホ画面を見た。
今は午前4時30分。
今開いてるってことは24時間営業だろうか。
「いやいや贅沢はしないよ」
腹も減ってないし、金を稼ぎに行くのに休憩で贅沢してられない。
自販機コーナーに向かう。
†††††
12月末だ。
早朝の今は空はまだ真っ暗だ。
空を見上げるとドライブインの光が出す光が吸い込まれてそうでなんだか不思議に見える。
「・・・・・・」
やっぱり今回の住み込みバイトに応募して正解だったかもしれない。
こういう何気なく見た景色ってずっと記憶に鮮明に残ったりするから。
人には説明できない俺の脳内のコレクションが1つ増えた気がした。
「さて、と」
休憩は1時間以上はキツい。
我に返ってカツカツと足音を鳴らした。
自販機コーナー。
まんまの看板が見えてきた。
ガラス張りの外から見える休憩スペース。
少し落ち着かなそうだが、何とかくつろげそうだ。
何しろ客の影は一人しか見当たらない。
「いらっしゃいませ」
無機質な機械音声と共に、自動ドアの開く音が鳴る。
「・・・・・・!」
そのとたん、嗅ぎなれたいい匂いが漂ってきた。
メジャーなカップラーメンの匂いだ。
視界の端には、40代くらいのおばさんが見えた。
凝視はしてないが、多分かなり美人な人だ。
静な音でカップラーメンをすすってる。
「・・・・・・・」
そんなことより、トイレに行きたくなった。
明るい室内の中、トイレに向かう。
「きゃっ!」
「え?」
次の瞬間、何か柔らかいものとぶつかった。
いい匂いのする、何か柔らかいもの。
トイレから出てきたその存在と軽く正面衝突してしまっていた。
「あ、すみません」
すぐに人とぶつかった事に気づき、謝罪した。
「・・・・・・ごめんなさい」
相手も蚊の鳴くような声で謝ってきた。
「・・・・・・!」
何となく視線を合わせたその相手の容姿に驚く。
なんだかあか抜けないが、物凄い美少女だ。
三つ編みの長い黒髪。
色白の綺麗な肌。
痩せ気味の小柄か体型。
目鼻立ちくっきりした造形。
こんな子が深夜に何をしてるんだろう。
「・・・・・・?」
目の前の女の子はジーンズに茶色のダッフルコートという冬の女子高生のスタンダードみたいな恰好をしていたが、スポーツマンがするみたいなリストバンドをしていた。
・・・・・・手を洗ったからだろうか?
その子のリストバンドが少しズレていた。
手首の内側に生々しい太い傷があるのが視界に入ってしまう。
「あっ!」
「・・・・・・」
その子は慌ててリストバンドの位置を直して手首の傷を隠した。
ここまで3秒くらいの出来事だったと思う。
俺はもちろん何も気付かないふりをして、お互い半歩ずつ避けた。
そのまま男子トイレ入った。
†††††
男子トイレの中は深夜でも想像以上に綺麗だった。
掃除が行き届いてるのか。
用を足した。
手を洗いながらさっきの子の手首の傷がなんだったのか考える。
「ためらい傷?」
そういうものだろうか?
いや、たしかためらい傷ってのは自殺を躊躇して付けた浅い傷だったか?
あの太さは・・・・・・。
「・・・・・・」
気持ちを切り替える事にした。
これからワクワク気分でリゾート地の住み込みバイトに行くのに、何かネガティブな気分になりたくない。
どうせ2度と出会わない人物。
さっきの子の事は忘れるとしよう。
自販機コーナーに戻った。
人の気配は二つ。
さっきの美少女とおばさんが並んでカップラーメンをすすってる。
・・・・・・親子か?
「レナ。本当に1人で大丈夫なの? キャンセルするなら今しかないよ」
「・・・・・・大丈夫。たった12日だもん」
「・・・・・・そう」
なんだか暗い雰囲気をまわりに放ちながらボソボソと語りあってる。
「・・・・・・」
視線を送らないようにしながら、甘いミルクコーヒーを買った。
本当はこの空間で休憩するつもりだったが、そそくさと自動ドアをくぐった。
「ふう」
車のエンジンをかけ、背もたれを後ろに倒す。
買ったミルクコーヒーはドリンクホルダーに置いた。
「さっきの子、可愛かったな」
独り言をつぶやいていた。
暗い雰囲気を放っていたが、あんな美少女は芸能人以外では初めて見たかもしれない。
「・・・・・・」
上体を起こして、康夫にもらったケーブルとスマホを繋ぐ。
何となくスマホに入れてたお気に入りのバンドのラブソングを車内で流した。
・・・・・・何やってんだ? 俺。
†††††
30分ほど休憩して、また車を飛ばす。
走りやすい国道からクネクネした県道に移る。
それでも迷うことはなかった。
目指す場所はこの県道沿いにあるのはわかってる。
しばらく坂道を登ると、空が明るくなってきた。
「おお!」
不意に雄大な景色が視界に入る。
山道から下界を見下ろすような景色。
甘いミルクコーヒーの最後の一口を飲み干してから、ウインカーを出して手頃な空き地に車を停めた。
そこは低地を見渡せる感じになっていた。
ガードレールの先には、森がずっと続いていて霧に朝日が当たって幻想的な空間に見えた。
「・・・・・・」
スマホで記念撮影。
さっきのドライブインで見た空も撮っておけばと後悔する。
家族旅行とかならここまで感性が刺激されることはないはず。
やっぱり一人旅ってことでいろいろ鋭敏になってるのかも。
「ん?」
LINEの音がした。
スマホの画面を見た。
お兄ちゃん、着いた?
太恵からのメッセージが来ていた。
「まだ。絶景のなか休憩中なう」
つぶやきながら入力した。
ついでに今撮った画像も添付する。
案の定、ずるいずるいと反応が帰ってきた。
あと1時間も走れば目的地だ。
全然眠くはない。
むしろどんなことが待ってるか楽しみで仕方ない。
何となく確信していた。
今回の住み込みバイト、俺の人生において大きなプラスになる。
「ふふっ」
周りに誰もいないからいいものの、俺は一人で笑ってた。
・・・・・・我に返って車に乗り込む。
浮かれ気分で運転はよくない。
ナビがあるから迷うことはない。
しかし慣れない2車線道路の運転に疲れたので休憩することにした。
「あれ、ドライブインか」
半ば道の駅化してるっぽいドライブインの看板が目に入った。
トイレ ガソリンスタンド レストラン いろんなマークがある。
「えっと、スローインスローイン」
ブツブツつぶやきながら、車線を変更してドライブインのエリアに入る。
「・・・・・・」
見る限り、セルフのガソリンスタンドもレストランも開いてるようだ。
スマホ画面を見た。
今は午前4時30分。
今開いてるってことは24時間営業だろうか。
「いやいや贅沢はしないよ」
腹も減ってないし、金を稼ぎに行くのに休憩で贅沢してられない。
自販機コーナーに向かう。
†††††
12月末だ。
早朝の今は空はまだ真っ暗だ。
空を見上げるとドライブインの光が出す光が吸い込まれてそうでなんだか不思議に見える。
「・・・・・・」
やっぱり今回の住み込みバイトに応募して正解だったかもしれない。
こういう何気なく見た景色ってずっと記憶に鮮明に残ったりするから。
人には説明できない俺の脳内のコレクションが1つ増えた気がした。
「さて、と」
休憩は1時間以上はキツい。
我に返ってカツカツと足音を鳴らした。
自販機コーナー。
まんまの看板が見えてきた。
ガラス張りの外から見える休憩スペース。
少し落ち着かなそうだが、何とかくつろげそうだ。
何しろ客の影は一人しか見当たらない。
「いらっしゃいませ」
無機質な機械音声と共に、自動ドアの開く音が鳴る。
「・・・・・・!」
そのとたん、嗅ぎなれたいい匂いが漂ってきた。
メジャーなカップラーメンの匂いだ。
視界の端には、40代くらいのおばさんが見えた。
凝視はしてないが、多分かなり美人な人だ。
静な音でカップラーメンをすすってる。
「・・・・・・・」
そんなことより、トイレに行きたくなった。
明るい室内の中、トイレに向かう。
「きゃっ!」
「え?」
次の瞬間、何か柔らかいものとぶつかった。
いい匂いのする、何か柔らかいもの。
トイレから出てきたその存在と軽く正面衝突してしまっていた。
「あ、すみません」
すぐに人とぶつかった事に気づき、謝罪した。
「・・・・・・ごめんなさい」
相手も蚊の鳴くような声で謝ってきた。
「・・・・・・!」
何となく視線を合わせたその相手の容姿に驚く。
なんだかあか抜けないが、物凄い美少女だ。
三つ編みの長い黒髪。
色白の綺麗な肌。
痩せ気味の小柄か体型。
目鼻立ちくっきりした造形。
こんな子が深夜に何をしてるんだろう。
「・・・・・・?」
目の前の女の子はジーンズに茶色のダッフルコートという冬の女子高生のスタンダードみたいな恰好をしていたが、スポーツマンがするみたいなリストバンドをしていた。
・・・・・・手を洗ったからだろうか?
その子のリストバンドが少しズレていた。
手首の内側に生々しい太い傷があるのが視界に入ってしまう。
「あっ!」
「・・・・・・」
その子は慌ててリストバンドの位置を直して手首の傷を隠した。
ここまで3秒くらいの出来事だったと思う。
俺はもちろん何も気付かないふりをして、お互い半歩ずつ避けた。
そのまま男子トイレ入った。
†††††
男子トイレの中は深夜でも想像以上に綺麗だった。
掃除が行き届いてるのか。
用を足した。
手を洗いながらさっきの子の手首の傷がなんだったのか考える。
「ためらい傷?」
そういうものだろうか?
いや、たしかためらい傷ってのは自殺を躊躇して付けた浅い傷だったか?
あの太さは・・・・・・。
「・・・・・・」
気持ちを切り替える事にした。
これからワクワク気分でリゾート地の住み込みバイトに行くのに、何かネガティブな気分になりたくない。
どうせ2度と出会わない人物。
さっきの子の事は忘れるとしよう。
自販機コーナーに戻った。
人の気配は二つ。
さっきの美少女とおばさんが並んでカップラーメンをすすってる。
・・・・・・親子か?
「レナ。本当に1人で大丈夫なの? キャンセルするなら今しかないよ」
「・・・・・・大丈夫。たった12日だもん」
「・・・・・・そう」
なんだか暗い雰囲気をまわりに放ちながらボソボソと語りあってる。
「・・・・・・」
視線を送らないようにしながら、甘いミルクコーヒーを買った。
本当はこの空間で休憩するつもりだったが、そそくさと自動ドアをくぐった。
「ふう」
車のエンジンをかけ、背もたれを後ろに倒す。
買ったミルクコーヒーはドリンクホルダーに置いた。
「さっきの子、可愛かったな」
独り言をつぶやいていた。
暗い雰囲気を放っていたが、あんな美少女は芸能人以外では初めて見たかもしれない。
「・・・・・・」
上体を起こして、康夫にもらったケーブルとスマホを繋ぐ。
何となくスマホに入れてたお気に入りのバンドのラブソングを車内で流した。
・・・・・・何やってんだ? 俺。
†††††
30分ほど休憩して、また車を飛ばす。
走りやすい国道からクネクネした県道に移る。
それでも迷うことはなかった。
目指す場所はこの県道沿いにあるのはわかってる。
しばらく坂道を登ると、空が明るくなってきた。
「おお!」
不意に雄大な景色が視界に入る。
山道から下界を見下ろすような景色。
甘いミルクコーヒーの最後の一口を飲み干してから、ウインカーを出して手頃な空き地に車を停めた。
そこは低地を見渡せる感じになっていた。
ガードレールの先には、森がずっと続いていて霧に朝日が当たって幻想的な空間に見えた。
「・・・・・・」
スマホで記念撮影。
さっきのドライブインで見た空も撮っておけばと後悔する。
家族旅行とかならここまで感性が刺激されることはないはず。
やっぱり一人旅ってことでいろいろ鋭敏になってるのかも。
「ん?」
LINEの音がした。
スマホの画面を見た。
お兄ちゃん、着いた?
太恵からのメッセージが来ていた。
「まだ。絶景のなか休憩中なう」
つぶやきながら入力した。
ついでに今撮った画像も添付する。
案の定、ずるいずるいと反応が帰ってきた。
あと1時間も走れば目的地だ。
全然眠くはない。
むしろどんなことが待ってるか楽しみで仕方ない。
何となく確信していた。
今回の住み込みバイト、俺の人生において大きなプラスになる。
「ふふっ」
周りに誰もいないからいいものの、俺は一人で笑ってた。
・・・・・・我に返って車に乗り込む。
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