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硬く結んだ唇が彼の舌で簡単に開かれた。
どんなに力を入れても動かないため、身体から力を抜いた。
抵抗することを諦めた。
彼は自分より強い。
舌をつたって、流れてくる彼の唾液を仕方なく飲み込んだが、量が多く唇の隙間から滴り落ちた。更に舌が口の中に入り、中をかき回されると妙な気持ちになった。
「うぐぅ……」
嘗め回されるたびに身体が熱くなるのを感じた。
鬼の口が唇から離れると、首をつたい下へと下がった。
「や、やめろ……」
その時、掴まれている手の力が一瞬緩んだ。好機と感じ、起き上がろうとするとうつ伏せに倒された。
背中に乗られると動く事ができない。鬼は自分よりは小さいがけして小柄なわけではない。
背中を舐められるとゾクリとした。その間も、鬼の負の感情がどんどん身体に入ってきては消えていった。
「お、お前……。俺、汚いから」
さっきまで川に入っていたが、村人に踏みられたために身体が汚れていた。
「うぅ……」
鬼に突然うなり声を上げると背中に噛みついてきた。
「――ッ」
噛みつかれた場所から強い悲しみが流れて来た。自分の事ではないのに、自然と涙が流れた。
無理やり押さえつけられているに、彼に同情した。
身体の力を抜いて、地面に頭を付けた。すると、口が離れて抑えている力がゆるんだ。再度逃げようかと思ったが、彼から流れている多くの苦しみを感じやめた。
振り向き鬼の方を見て座ると、鬼は真っ赤な瞳から涙を流している。綺麗な顔を歪ませ怯えているようであった。
鬼の手をつかみ抱き寄せると、彼は抵抗することなく胸に頭を付けた。鼻水をすすりメソメソと泣くその姿はまるで幼子の様であった。
どんなに力を入れても動かないため、身体から力を抜いた。
抵抗することを諦めた。
彼は自分より強い。
舌をつたって、流れてくる彼の唾液を仕方なく飲み込んだが、量が多く唇の隙間から滴り落ちた。更に舌が口の中に入り、中をかき回されると妙な気持ちになった。
「うぐぅ……」
嘗め回されるたびに身体が熱くなるのを感じた。
鬼の口が唇から離れると、首をつたい下へと下がった。
「や、やめろ……」
その時、掴まれている手の力が一瞬緩んだ。好機と感じ、起き上がろうとするとうつ伏せに倒された。
背中に乗られると動く事ができない。鬼は自分よりは小さいがけして小柄なわけではない。
背中を舐められるとゾクリとした。その間も、鬼の負の感情がどんどん身体に入ってきては消えていった。
「お、お前……。俺、汚いから」
さっきまで川に入っていたが、村人に踏みられたために身体が汚れていた。
「うぅ……」
鬼に突然うなり声を上げると背中に噛みついてきた。
「――ッ」
噛みつかれた場所から強い悲しみが流れて来た。自分の事ではないのに、自然と涙が流れた。
無理やり押さえつけられているに、彼に同情した。
身体の力を抜いて、地面に頭を付けた。すると、口が離れて抑えている力がゆるんだ。再度逃げようかと思ったが、彼から流れている多くの苦しみを感じやめた。
振り向き鬼の方を見て座ると、鬼は真っ赤な瞳から涙を流している。綺麗な顔を歪ませ怯えているようであった。
鬼の手をつかみ抱き寄せると、彼は抵抗することなく胸に頭を付けた。鼻水をすすりメソメソと泣くその姿はまるで幼子の様であった。
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