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第一楽章 出会いと気づき
初めまして
しおりを挟む「おい、どうした?」
隣から声を掛けられて俺はようやく現実に帰って来ることができた。
ステージにいた彼女はいなくなり、裏方の人たちが午後の部の準備を始めていた。
周囲にいた客たちも既に出口に向かっていた。
誰もいないステージをずっと凝視して座っている人がいれば、誰だって不気味に感じるだろう。
「……いや、何でもない」
俺はそう告げて、座席から立ち上がった。
「お前そんなに気になる人がいたのか?」
「いや、そうじゃないって……」
「どれどれ、ちょっと聞かせてみ?」
イベント終わりでアドレナリンが出ているのか、普段よりも一層馴れ馴れしく絡んでくる。
逃げ出したかったが、座席列から通路への道は悠馬に塞がれていた。
横幅一人分の狭道を通してもらうには、この質問への回答が絶対条件らしい。
……はあ、答えればいいんだろ?
そう思い、俺は先ほど気になった出演者の名前を出す。
「……安達未菜」
「お前面食いだなあ」
「いや、そうじゃなくって___」
「でも確かに可愛かったよな。パンフに年齢は書いてなかったけど、見た感じ同い年か一つ上なんじゃないか?」
「……まあ、確かに」
未だ鮮明に残るステージ上の彼女の姿。
大きく開いた瞳から伝わる力強さは、隣に並んでいた大人たちに比べて華奢に感じられた容姿からはとても想像ができないほどのものだった。
私だけを見ろ
そう命じられているような気さえした。
「……でも、その人今回が初めての新人さんらしいんだよね」
「え?」
「ほら、ここ」
悠馬はパンフを開き、出演者が紹介されているページから、該当する部分を指で強調する。
流れるように自分も指先に目を通す。
「……なんも書いてないな」
「だろ? 出演作品が未載って事はそういうことだろ?」
新人だったのか
自信に満ちたあの顔はどう見ても新人とは思えないほどであった。
自分が同じ立場であったら、そんな芸当ができただろうか。
……
いや、やめよう。
そもそも、彼女と俺は同じではない。
俺に理解できることじゃないんだ。
だから、比べる必要もない。
だから、自分を卑下する必要もない。
だから___
「でも、人気声優を生で見れたのは最高だったな!」
「……え」
ぐちゃぐちゃになっていた思考に囚われていた俺は、急に話題が変わったことに焦ってしまった。
「だってそうだろ? 新藤理沙なんてデストロイ映画でマスコットの吹き替え役やってる人なんだから」
「その映画だったら知ってる……」
丁度昨日の夜にテレビ初放送だったかで父さんがテレビに張り付いていた。
俺はすぐに自室に戻ったから内容までは分からない。けど、少しだけ耳に入ってきた声に何となく似ていると思った。まさかの本人だったとは。
「はあ、サイン欲しい……」
「いや、無理だろ」
「分かってるよ」
そう言いながら悠馬が俺に背を向けて、通路へ歩き出した。
俺もそれに続いて進む。
平坦な道と二段の階段を均等に対処しながら前に進む。
時折後ろを向く悠馬と会話しながらようやく出口に着き、誘導されるままに進み___
ふと、後ろを振り返った。
誰もいないステージに、もういなくなってしまった虚像を重ねる。
……
無意味なことをしていた。
俺は出口に身体を向けて、この場所を後にした。
もう見ることはないだろう。
ーーー
「ちょっとトイレ行ってくるわ」
待ってて、と言い残してメインフロアを後にする悠馬。
ホールを出た先はメインフロアにつながっていて、イベントを終えた他の客たちが溜まっていた。
どうやら他にも講習会があったのか、二階からご年配の方々がぞろぞろと階段を下りてくる。
入口を見ると、午後の部を控えた次の客たちが、窮屈な構内を避けて待機しており、構内から見た限りでは、駐車場が満車状態なのか、警備員が別の駐車場へ誘導していた。
普段の公民館とは比べようがないほどに混沌としているのが分かる。
「___っすみません」
肩にぶつかり、咄嗟に謝る。が、次々と押し寄せる流れで、誰にぶつかったのか分からなかった。
……
突っ立っているわけにもいかないので、俺は受付の隣にある自販機前に移動する。
幸いにも会場である多目的ホールと対極に位置しているため、押し寄せる人流の波から逃れることができた。
が、
「___!」
「……え?」
逃れた先でも再びぶつかってしまった。
ぶつかった衝撃で、相手の人が倒れそうになる。
「___!」
反射的に手を掴む。
「___あ」
辛うじて相手の右手を掴むことができたが、左手に持っていた荷物がするりと抜けて、背後の床に落ちてしまう。
くしゃっとビニール袋が縮まる音。
袋の中から容器の翻ったお弁当が顔を覗かせている。
やってしまった……
自分の不注意で、相手の昼食を台無しにしてしまった。
血の気が引いた。
「___す、すみません!」
慌てて頭を下げる。
「___痛!」
「あ、すみません……!」
図らずも握っていた右手に力が入っていたらしい。再び謝罪をした。
「……うん、大丈夫だから」
「……すみません」
手を離して、相手は自分の足で地面に立った。
そして後ろを振り返り、落ちてしまった袋を確認していた。
「……」
後ろを向く相手が次になんて言葉を口にするのか、それだけを考えていた。
起こられるのは確定、あとは弁償か、金銭の要求か……
次の言葉を無言で待ち続けた。
が、意外な言葉が返ってきた。
「ごめんね? 自分の不注意で……」
こちらを振り返り、俯きながら謝罪をされる。
予想外の対応に一瞬思考が飛んでしまった。
「……え、いや、俺の方が___」
「いいの。私がよそ見してたのが原因なんだし……」
いや、そんなはずはない。
ぶつかる瞬間、この人と目が合った。
正面に突然現れた俺を見て、驚いた顔をしていた。
これが嘘であると分からない人はいないだろう。
「じゃあ、私はこれで___」
落ちてしまった袋を拾い、俺の横をすり抜けようとする。
「……待ってください」
「……なに?」
俺はそんな優しい嘘に甘えたくない。
せめてもの誠意を見せなければ自分自身を嫌悪してしまう。
もうこれ以上醜態をさらすわけにはいかなかった。
「弁償します、いやさせてください!」
俺はその場で再び頭を下げる。
周りの目なんて気にならなかった。
ただ目の前の相手___彼女に謝罪をする。
「お願いしますっっ!!!!」
……
構内を反響するほどの声量。
遅れてノイズが響き渡り、少し周りが静かになった気がする。
それでも、彼女からの返事がなかった。
だったら___
「お願いしま______」
「___分かったから! 止めて!」
ようやく返事が聞けた。
顔を上げると、彼女は慌てた様子で近づいてきた。
「よかった……」
「ばっかじゃないの?!何考えてんのよ?!」
「何って、謝ろうと……」
「周りの迷惑ってもんを考えなさいよ……!」
彼女は周囲を見渡して、こちらを見る人たちに頭を下げていた。
そしてそのまま手を掴まれて、俺を入口に連れて行く。
「ちょっと、どこに行くの?」
「人気のないところ……!」
自動ドアが開き、入口の人たちの視線を気にする余裕なく、さらに進んでいく。
駐車場を通り過ぎ、大通りに出たところでようやく解放された。
そして彼女は俺を見て、ため息交じりに告げた。
「なに? あんた馬鹿なの?」
いきなりの罵倒に少し動揺するが、歩いている間に少し冷静になった頭で考えてみれば、彼女の言うことは正論であった。
「ごめんなさい……」
「他のお客様のご迷惑になるでしょう?」
「はい……」
「周りのことも考えてよ」
「はい……」
「私の事だってちゃんと考えてよ」
「はい……」
説教タイムだった。
とても彼女を怒らせてしまった。
「大体、私がもう話を終わらせたのに、なんであんなに食い下がるの……」
「……」
「こっちが了承しているんだから、あんたは引き下がればいいだけなの」
「……それは出来ない」
「どうして?」
普通に考えれば、その方が円滑なやり取りになるのだろう。
相手が了承している以上、こちらがいかに気にしても、すでに終わったことなのだから。
でも、それは結局、相手の行為に甘えているだけなんだ。
このまま終わってしまえば、この先もずっと心の中にしこりが残る。
それが些細なことだったとしても、少しずつ心を蝕んでいくんだ。
「俺が一生後悔すると思うから」
正直に伝える。
随分と自分勝手だな、と思う。
「……」
彼女は無言だった。
ずっと目を合わせず、内心いら立っているのかもしれない。
「……はあ、分かった」
と、思っていたら、彼女は俺の要求を受け入れてくれた。
「ありがとう」
「あんた、随分と自分勝手なのね……」
「ごめん……」
「いいよ、別に。……このまま追っかけなんてされたら、それこそ面倒だし」
そう言って、大通りを歩きだす彼女。そのままくるりと振り返り、
「高いものでもいいんでしょ?」
と、マスク越しでも伝わる、いたずらな笑顔を向けた。
ーーー
三分ほど歩いた先に、交差点が見えた。
その角に構えている弁当屋で購入することになっていた。
「コンビニの方が近かったのに、こっちで良かったの?」
俺はそう尋ねると、
「量が少ないのに値段が高いし、塩分も多いから、あんまり好きじゃないの」
とのことらしい。
少し列になってはいたが、俺たちは最後尾に並んだ。
腕時計を見ると、長針が4を指していた。
「12時半前か」
そう呟いた後、俺は一緒に来ていた友人の存在を思い出し、連絡を確認する。
通知は来ていなかった。
相当混雑していたからか、未だに列に並んでいるのだろう。
「……そういえばさ」
「……何?」
少し気になった俺は、一つ質問をした。
「公民館でなにしてたの?」
恐らく同じ目的で来ているのだろう。昼食を持って入っていたから、午後の部に参加する予定なのかもしれない。
「……茶道の講習会に参加してたの」
「……茶道?」
そんなのがあったのか。
……そう言えば、二階からご老人が下りてきていた。あれがそうだったのか。
「あんたは? 確か土曜日は図書館が開いてるから、勉強に来た感じ?」
「いや、俺は___」
トークショーに、そう言おうとしたところで順番が回ってきた。
注文を聞かれて、彼女が注文内容を告げる。
彼女は一番高い、焼き肉牛タン弁当を注文した。
「……おい、塩分の話はどうした」
「いやあ、なんか食べたくなっちゃって……」
顔をそらされた。
「……あの、お会計を」
「あ、すみません」
店員に催促され、慌てて支払いを済ませる。
レシートを受け取り、2000円という数字に嫌な汗をかいてしまった。
店員が厨房に向かい、再び二人になる。
「……」
「……」
無言が続く。ずっとこのままは嫌だったので、さっきの話を続けようした。
でも、一つ懸念点があった。
アニメの話題って、大丈夫なのか?
茶道をたしなんでいるらしい彼女に、アニメの話はなじみが薄いのではないか。
自分も全然知らないとはいえ、もし自分が知らないような話題を持ちかけられたら、内心つまらないと思ってしまう。
それを知っていて彼女に話題を向けるのは、果たして良いのだろうか。
「……」
でも、彼女は教えてくれたのに、俺だけ教えないって言うのもそれはそれで嫌だと思った。
自分の名誉と相手への誠意、天秤にかける。
「……で、さっきの続きだけど」
「さっき? ああ、で? なにしてたの?」
深呼吸する。そして、告げる。
「……アニメのイベントに参加してたんだ」
「……そう」
……
自分の名誉なんて、そう思って告げたが、ここまで明らかに興味がない反応を示されたのは結構心にクルものがあった。
ちょっと後悔した。
「ごめん、関係ない話だったね……」
「え? あ、いや、そうじゃなくって……!」
俺が落ち込んでいるのに気付いたのか、慌てて弁解してくれる。
優しい人なんだな、そう思った。
怒られた時のことはなるべく気にしないようにした。
「えーっと、声優がたくさんいたよね、すごかったよね!」
「うん、ありがとう……」
フォローしてくれた。
慰められていると、店員が弁当を入れた袋を手渡しでくれたので、そのまま帰路につく。
ーーー
二人で来た道をなぞるようにして歩く。
すれ違う人たちは午前の部に参加した人たちであろうか、駅に向かって歩いて行った。
「駅から歩いてきたのか……」
「そうみたいだね」
駅からここまでバスが出ているが先着順だ。
これを逃した人は、駅までの一本道を40分ほど歩き続けなければならない。
県内有数のベットタウンである南小鞠市、そのさらに郊外に位置しているここ厚ヶ崎市は、住みやすさで言えばかなりお勧めできるが、駅を離れてしまえば、田園地帯が各地に点在している。
大通り周辺はまだ住宅街や洋品店などが立ち並んでいるため、これでもまだ利便性が良い方である。
「……」
ふと、彼女がどこから来たのかが気になった。
眼鏡とマスクを装着し、帽子まで身に着けている彼女は、傍から見たら不審者だろう。
でも、話してみるとそんなことは一切なく、時折見せる笑顔が彼女の優しさを強調していた。
こんな綺麗な人を地元で見たことがない気がする。
可愛いのかな……
不純ながら、気になってしまった。
「……なあ」
「ん? なに?」
「なんで隠してるの?」
「……え」
少し驚かれてしまった。そんなに意外な質問だったのだろうか。
「だから、なんで……」
「…………」
少しずつ路面側に顔を向けて、黙り込んでしまった。
そこまで隠したい理由があるのだろうか。
あっ
そこまで考えたときに、いつかの朝の出来事を思い出す。
四日ほど前にドラックストアでマスクを購入したことを忘れていた。
「……ごめん」
「……え?」
俺は自分の過ちに気づき、聞いてはいけないことを聞いてしまったのだと後悔した。
これではデリカシーのない人間だと思われてしまう……
すでに地に堕ちている名誉を、これ以上失墜させたくなかった。
「あまり人に言えることじゃないよな」
「……」
「俺には分からないけど、家内で同じようにマスクしてる人がいるんだ。だから、その辛さが分からないこともない」
「! そうなの?」
「ああ、だから、疑うようなことを言ってごめん」
許してくれるだろうか。
彼女を見てみると、路面に向いていた顔をこちらに向けて、安堵の表情を浮かべていた。
そして暑くなってしまった頬を覚まそうと、手をうちわ代わりにしていた。
可愛い……
そこまで、人に知られたくなかったんだ。
選択を間違えなくてよかったと心の底から思った。
「いやあ、びっくりした……。ばれたときはどうしようって思ったけど、そっか、理解ある人だったんだ」
「そんなにばれたくなかったんだ?」
「そりゃそうでしょ? あー、怖かった……」
そう言うと彼女は曇った眼鏡を取り外し、ポケットから取り出したハンカチでレンズを拭いていた。
丁寧に拭き取った後、眼鏡を再び掛けようと下を向く。
すると、帽子が地面に落ちてしまった。
あっ
それに気づいた俺は、ひざを曲げて帽子を取ろうと手を伸ばす。
だが、帽子に手をかける瞬間に、もう一つの手が視界に入って来るのに気付かなかった。
「ほら、落とした…ぞ……」
彼女の顔が、目と鼻の先にあった。
俺と同じように帽子を拾おうとしたみたいだ。
ずっと隠れていて見えなかった彼女の顔が、眼前に広がっていた。
綺麗だ……
眼鏡でぼやけていて見ることが叶わなかった瞳は、至近距離になるとその全貌が明らかになる。
大きく見開いた瞳は、水晶玉のように遠くまで透き通っていて、雲一つない晴天のように純粋な色をしている。壊れそうなほどの繊細さ、だがそこからは想像できないほどの力強い意思を発しているように見えた。。
もっと近くで見たい、そう思うほどに綺麗だった。
「…………」
「……ちょっと」
「___! あ、ごめん!」
彼女の声で現実に戻って来ることが出来た。
俺は慌てて立ち上がり、帽子を手渡す。
「ん、ありがと」
「あ、ああ……」
少し距離を取るが、脳裏に焼き付いた彼女の瞳が何度もフラッシュバックする。
確かに、とても綺麗な瞳をしていた。
「……」
「? どうしたの?」
「いや、なんでもない」
でも、それだけじゃない。何だろうか、この違和感は。
見たい、そう思うと同時に、この胸を締め付けるような何か。
見てはいけないようなものを見た気がした。
……
考えても無駄だ。思考を切り替えろ。
俺は自分に言い聞かせた。
「? 本当に大丈夫?」
彼女が心配している。返事をしなければ___
『_____!______!』
と、その瞬間、スマホの電子音が鳴り響いた。
不快感を誘うような甲高い音に、思わず思考が一時停止した。
「あ、もう時間だ! 急がないと」
スマホを確認した彼女が、颯爽とその場を後にする。
「じゃっ、また会えたら!」
「え? あ、待っ___!」
手を振ってその場から去っていった。
「……」
俺は一人この場所で立ち呆けていた。
次に会う時って、いつなんだ?
よく考えてみれば、彼女がどこから来たのか、どんな名前なのか、手掛かりになりそうなものが全くなかった。
強いて言えば、目。だけど、目を見ただけで分かるなら、苦労はしないだろう。
仲が良い人ならともかく、初対面の人を特定するなんて不可能だ。
「せめて名前でも聞いておけばよかったな……」
声に出すが、人の流れに飲まれるようにして、消えてなくなってしまった。
でも、仕方がない。後悔したってもう遅いんだから。
思考を切り替えて、俺は振動するスマホをポケットから取り出し、電話口で騒いでいる友人の声に耳を傾ける。
『どこにいるんだよっ、待っててって行ったじゃんっ!』
「ごめん、今戻るよ」
俺は電話を切り、公民館の入り口で立っている悠馬の元に駆け足で戻った。
「どこ行ってたんだよ?」
「ごめん、弁当買ってた……」
「……え? これを?」
彼女から引き取った弁当を見て、訝しげに問われた。
中身が暴れている、落とした状態そのままだった。
「あ、いや、これとは別に」
「ふーん、よく分かんねーや」
当然の疑問をぶつけられるが、何も言わずに違う話題を振ってくる。
そのまま、俺たちも帰りの人流に乗っかって自宅に帰った。
ーーー
「……え?」
なんで学校にいるんだ?
昼休み、我先にと教室を飛び出した俺の目の前には、一昨日の彼女がいた。
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