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第3章 義姉もそんなに悪くない?
第7話 あゆとあんこうとパスポート
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ニューヨーク。
男が社長室に入ると、若き社長は電話の最中だった。
「こんどのヤムイモンでの和平会議が決裂した場合には、ぜひ国連にて、停戦監視の名目で、ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)軍に介入のお墨つきを。我が国にとっても得なはずです。――見返りは、ですって? ――貿易黒字が増える。だって、武器が売れますからね」
電話の相手は、沈黙したあと、よい返事をしたようだった。
若き社長は満足そうに電話を切ったあと、
「<よかろう。国家安全保障会議を召集してみよう>――だってさ」
「ど、どちらに電話をしておいでで?」
汗をかきつつ、男は尋ねた。
「白いお宅だ」
「――!!」
男――白いメッシュの入った黒髪のアメリカ人は、
「四者和平会議が決裂した場合……と仰っていましたが、決裂するでしょうか? 仏国のアフリカ担当大統領顧問がワール共和国に赴いたそうですが」
「決裂するさ。万が一、しない運命だったとしても、決裂させるんだよ」
フフフ。
社長の端正な口の端が歪んだ。
その後、社長はワール国の自社の出張事務所に、電話をいれた。
「――というわけで、今度の和平会談を決裂させろ。工作開始だ」
電話を切ったあと、手を組むと、メッシュのビジネスマンの目を、アイスグリーンの瞳でまっすぐ見た。
「キミが言ったとおりだったね。確かに使える、過激な人材だ」
顔が映り込む。ぴかぴかのステンレスの台。
そっと指を這わせる。
――いいなー、ちくしょう。
「何してるんです?」
黒人の調理人補助が首をかしげて覗き込んでいた。大使公邸の広い厨房。厨房見学に来いよ、という突然でわけのわからない伊太郎の誘いにより、京旗はそこに居た。
「なんでもないスよ」
自分には今、立つべき厨房はない。その想いを振り切るように、京旗は笑顔をとりつくろって、黒人スタッフに向けた。
「おう、なんか作りたかったら、作ってもいいぞ」
ガラガラ声が言って、京旗は驚いて振り向いた。
コックコート姿の伊太郎が、その驚き顔を観察している。口元にニヤニヤ笑いを浮かべて。
「冗談。オレ、菓子作るのはヤメたんすよ」
「ほぉ?」
伊太郎は京旗に大股で近付くと、ぐい、と腕をひねりあげた。
「オレの料理学校時代の同期にゃ、卒業後、フランス留学に行ったヤツもいてな。今年のサロン・ド・ショコラに出展してたりもしてな。一色京旗の惨敗の話も、店を辞めた話も聞いた。即日、飛び出したそうじゃねぇか。あれから三週間はたってるか? それにしちゃ、ずいぶん真新しいヤケドの跡だな? ん?」
伊太郎がひねりあげた腕には、筋状のヤケドの跡が大小、いくつかあり、その中の一つを、伊太郎はアゴでしゃくるように示した。
――見抜かれてる!!
カッと耳まで激発しながら、バッと腕を振り払った。
いかにも、このヤケドの一つは、マンションの台所で菓子を作っていて、オーブンでやった。仕事を知りつくしている料理人の同業者には、お見通しだった。
パティシエにとって、小さなヤケドは日常茶飯事。京旗だって、他人の傷でも、負ってから何日目のヤケドか、傷の様子から分かる。厨房を知っていれば、何をしているときにどんな種類のものにどういう角度であたってできたヤケドか、あてることだってできるだろう。
京旗は、あゆの作業を見に行くフリをして、伊太郎から離れた。
将来の義姉と思うと、どういう顔をしていいか決めかねて、今日は近付いていなかったのだが。
何も知らないあゆは、いつもどおりで、一心不乱にまな板で包丁をふるっていた。京旗が横に立って初めて、顔をあげた。
「ああ一色。サバ(元気)?」
――なんだ? 今日はフランス語であいさつしたい気分だとでも?
またも発揮されたマイペースさに、うっとおしく思いながらも、京旗は相手になる。
「サバビエン(元気 よい)。サバ(元気)?」
「サバ(元気)。サバサバ(元気元気)」
あゆは作業を中断せず、シンク横に積んだ発泡スチロールの箱の中、氷水から三〇センチくらいの魚を尻尾で束にしてマナ板につかみあげた。
まるまる太った紡錘型の青魚。
「まさかこれって……」
「サバ鯖~♪」
「い・い・た・い・こ・と・は・そ・れ・だ・け・か」
「いや、それだけじゃなくて。これからサバをサバく~。なんつって~」
「ほ・か・に・い・い・の・こ・す・こ・と・は?」
「鯖イズサバ。 鯖ビエン♪」
青筋をたてて、京旗はただ、わなわなと震えていた。
だが、手際がいい。
あゆは包丁を握ると、滅多に魚を動かさない。縦にしたり横にしたり頭と尻尾を入れかえたりせず、頭を右に、背を前にしてストンと首を落とすと、向こうに反転させるだけで腹側を手元に向ける。一挙動で魚の首もとから尻の穴までスッと切ると、ワタをえぐるのに包丁で一度だけ身の内側をなぞる。血合いを取るのも、魚を握っている左手を放さないまま親指で流水の下でゴシゴシと二往復だけさせて流すと、ザルに立てる。魚はそれまで、最初に置いた位置から動いていなかった。
まとめて全部の魚をそこまで処理すると、魚を立てたザルを脇にのけ、魚の水をきっている間に布巾と軍手を洗ってマナ板を流し、蛇口を閉める。またたくまに布巾を握った手がまな板の上を往復、水をきちっと拭ききった。布巾をしぼってパッパと軍手をはめ直し、脇によけた魚がまな板へ帰還。速い。タイムは、一匹あたり平均四〇秒かかってないだろう。まな板を掃除して軍手を最装着した時間を入れてもだ。
そして血の一滴も出さず、水のきれた魚をスパスパ切っていく。たまたま血があっても、軍手の指先で吸い取って切り身に残さない。布巾を取ったり包丁を持ち替えたりしないから、時間短縮でどんどん切れる。包丁が脂にまみれたら、左手の軍手の手の甲でしごき、零コンマ五秒で仕事に戻っている。スマートだ。段取りがよく、確固としている。
まるで手品を見ているようで、京旗はぼうっとただ見ていた。
「あ、そーだ」
集中して無表情な横顔だったあゆが、不意に、ほけらっと笑顔を向けると、軍手を片方脱いで指先をふきんで拭き、シンクの上の棚に腕を伸ばした。よれたパスポートを、京旗に差し出す。
「いっ……?」
目を疑った。まさかと思いつつ、慌てて最後のページを確認。自分の写真と、サイン。
「なんでっ?!」
再発行には時間がかかると言われていたのに? いや、こいつはもとの、盗まれたパスポートだ?!
「釣り友達に、情報を集めてもらったんだ」
「まさか、あゆさんが取り返してくれたんすか?! どうやって?!」
男が社長室に入ると、若き社長は電話の最中だった。
「こんどのヤムイモンでの和平会議が決裂した場合には、ぜひ国連にて、停戦監視の名目で、ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)軍に介入のお墨つきを。我が国にとっても得なはずです。――見返りは、ですって? ――貿易黒字が増える。だって、武器が売れますからね」
電話の相手は、沈黙したあと、よい返事をしたようだった。
若き社長は満足そうに電話を切ったあと、
「<よかろう。国家安全保障会議を召集してみよう>――だってさ」
「ど、どちらに電話をしておいでで?」
汗をかきつつ、男は尋ねた。
「白いお宅だ」
「――!!」
男――白いメッシュの入った黒髪のアメリカ人は、
「四者和平会議が決裂した場合……と仰っていましたが、決裂するでしょうか? 仏国のアフリカ担当大統領顧問がワール共和国に赴いたそうですが」
「決裂するさ。万が一、しない運命だったとしても、決裂させるんだよ」
フフフ。
社長の端正な口の端が歪んだ。
その後、社長はワール国の自社の出張事務所に、電話をいれた。
「――というわけで、今度の和平会談を決裂させろ。工作開始だ」
電話を切ったあと、手を組むと、メッシュのビジネスマンの目を、アイスグリーンの瞳でまっすぐ見た。
「キミが言ったとおりだったね。確かに使える、過激な人材だ」
顔が映り込む。ぴかぴかのステンレスの台。
そっと指を這わせる。
――いいなー、ちくしょう。
「何してるんです?」
黒人の調理人補助が首をかしげて覗き込んでいた。大使公邸の広い厨房。厨房見学に来いよ、という突然でわけのわからない伊太郎の誘いにより、京旗はそこに居た。
「なんでもないスよ」
自分には今、立つべき厨房はない。その想いを振り切るように、京旗は笑顔をとりつくろって、黒人スタッフに向けた。
「おう、なんか作りたかったら、作ってもいいぞ」
ガラガラ声が言って、京旗は驚いて振り向いた。
コックコート姿の伊太郎が、その驚き顔を観察している。口元にニヤニヤ笑いを浮かべて。
「冗談。オレ、菓子作るのはヤメたんすよ」
「ほぉ?」
伊太郎は京旗に大股で近付くと、ぐい、と腕をひねりあげた。
「オレの料理学校時代の同期にゃ、卒業後、フランス留学に行ったヤツもいてな。今年のサロン・ド・ショコラに出展してたりもしてな。一色京旗の惨敗の話も、店を辞めた話も聞いた。即日、飛び出したそうじゃねぇか。あれから三週間はたってるか? それにしちゃ、ずいぶん真新しいヤケドの跡だな? ん?」
伊太郎がひねりあげた腕には、筋状のヤケドの跡が大小、いくつかあり、その中の一つを、伊太郎はアゴでしゃくるように示した。
――見抜かれてる!!
カッと耳まで激発しながら、バッと腕を振り払った。
いかにも、このヤケドの一つは、マンションの台所で菓子を作っていて、オーブンでやった。仕事を知りつくしている料理人の同業者には、お見通しだった。
パティシエにとって、小さなヤケドは日常茶飯事。京旗だって、他人の傷でも、負ってから何日目のヤケドか、傷の様子から分かる。厨房を知っていれば、何をしているときにどんな種類のものにどういう角度であたってできたヤケドか、あてることだってできるだろう。
京旗は、あゆの作業を見に行くフリをして、伊太郎から離れた。
将来の義姉と思うと、どういう顔をしていいか決めかねて、今日は近付いていなかったのだが。
何も知らないあゆは、いつもどおりで、一心不乱にまな板で包丁をふるっていた。京旗が横に立って初めて、顔をあげた。
「ああ一色。サバ(元気)?」
――なんだ? 今日はフランス語であいさつしたい気分だとでも?
またも発揮されたマイペースさに、うっとおしく思いながらも、京旗は相手になる。
「サバビエン(元気 よい)。サバ(元気)?」
「サバ(元気)。サバサバ(元気元気)」
あゆは作業を中断せず、シンク横に積んだ発泡スチロールの箱の中、氷水から三〇センチくらいの魚を尻尾で束にしてマナ板につかみあげた。
まるまる太った紡錘型の青魚。
「まさかこれって……」
「サバ鯖~♪」
「い・い・た・い・こ・と・は・そ・れ・だ・け・か」
「いや、それだけじゃなくて。これからサバをサバく~。なんつって~」
「ほ・か・に・い・い・の・こ・す・こ・と・は?」
「鯖イズサバ。 鯖ビエン♪」
青筋をたてて、京旗はただ、わなわなと震えていた。
だが、手際がいい。
あゆは包丁を握ると、滅多に魚を動かさない。縦にしたり横にしたり頭と尻尾を入れかえたりせず、頭を右に、背を前にしてストンと首を落とすと、向こうに反転させるだけで腹側を手元に向ける。一挙動で魚の首もとから尻の穴までスッと切ると、ワタをえぐるのに包丁で一度だけ身の内側をなぞる。血合いを取るのも、魚を握っている左手を放さないまま親指で流水の下でゴシゴシと二往復だけさせて流すと、ザルに立てる。魚はそれまで、最初に置いた位置から動いていなかった。
まとめて全部の魚をそこまで処理すると、魚を立てたザルを脇にのけ、魚の水をきっている間に布巾と軍手を洗ってマナ板を流し、蛇口を閉める。またたくまに布巾を握った手がまな板の上を往復、水をきちっと拭ききった。布巾をしぼってパッパと軍手をはめ直し、脇によけた魚がまな板へ帰還。速い。タイムは、一匹あたり平均四〇秒かかってないだろう。まな板を掃除して軍手を最装着した時間を入れてもだ。
そして血の一滴も出さず、水のきれた魚をスパスパ切っていく。たまたま血があっても、軍手の指先で吸い取って切り身に残さない。布巾を取ったり包丁を持ち替えたりしないから、時間短縮でどんどん切れる。包丁が脂にまみれたら、左手の軍手の手の甲でしごき、零コンマ五秒で仕事に戻っている。スマートだ。段取りがよく、確固としている。
まるで手品を見ているようで、京旗はぼうっとただ見ていた。
「あ、そーだ」
集中して無表情な横顔だったあゆが、不意に、ほけらっと笑顔を向けると、軍手を片方脱いで指先をふきんで拭き、シンクの上の棚に腕を伸ばした。よれたパスポートを、京旗に差し出す。
「いっ……?」
目を疑った。まさかと思いつつ、慌てて最後のページを確認。自分の写真と、サイン。
「なんでっ?!」
再発行には時間がかかると言われていたのに? いや、こいつはもとの、盗まれたパスポートだ?!
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