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第1章
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しおりを挟むパーティーに初めて参加するけどすごい人ね。
今回のパーティーは貴族だけじゃなくて庶民も参加するから、在校生は制服での参加も許可されている。
私も本当は制服で参加するつもりだったけど、ライト様がドレスを用意してくれたので着ることにした。
ライト様と私は会場の入口で待ち合わせしている。
「イリスお待たせ。俺の方が早く来たつもりだったんだけど、イリスの方が早かったな」
「だってライト様と会えるの楽しみにしてたんだもの。ライト様、今日のためにドレスありがとう」
「よく似合ってるよ。ジェームズおじさんからイリスが初めてのパーティーだって聞いたから、初めては俺が贈ったドレスを着て欲しかったんだ。」
ライト様にエスコートされながら会場に入った
会場に入るとすぐにアンナさんを見つけた
「イリスさんこんばんわ。ドレスすごく似合ってるよ」
「ありがとう、アンナさんは制服にしたのね。お父様はどうしたの?」
「お父さんは知り合いに挨拶に行ったわ。私も連れて行こうとしてたけど、断固拒否させてもらったわ。付いて行ったら面倒臭い事になるもの。私は騎士として1人前になるまで、婚約も結婚もするつもりないわ」
「アンナさんのお父様はそれを知ってるから心配してるのね。アンナさんに私の婚約者を紹介するね。ライト・ロジャース様よ。ライト様、彼女は学園で仲良くなったアンナ・ロッシュ子爵令嬢です」
2人は軽く挨拶をしてから、私の話で盛り上がっている
それを横で聞いてる私はいたたまれない。
アンナさんは私が学園でどれだけライト様の話をしてたのか報告している。
ライト様は私のどんな所が好きなのか話していて、アンナさんはそれに賛同している
それぐらいでやめて欲しい、恥ずかしくてその場から逃げ出したくてたまらない
どうやって話のネタを変えるか考えてると、少し離れたところから男女の揉めてる声が聞こえてきた
「おい!!糞女、何でお前がローズのドレスを着ているんだ!!それは俺がローズの誕生日プレゼントで贈ったやつだぞ!!」
「煩いわね。綺麗な私が着た方がドレスだって喜ぶわ。それに私は悪くないわ、今日のためにドレスを用意して欲しいって、お願いしたのに用意してくれない、貴方のパパが悪いのよ。だから家にあった1番良いドレスを貰ってあげたの」
「ふざけるな!!何で父上がお前のドレスを用意しないといけないんだ!!今日のパーティーは制服でも構わないんだから制服で行けば良いだろ!!」
「あら駄目よ。今日のパーティーで私は王太子様と運命の出会いをして見初められるのよ。運命の出会いの日には綺麗なドレスを着ないと、王太子様が駄目でもこのパーティーには高位貴族もいっぱい居るから、誰かが私に求婚するわ」
「寝言は寝て言え、お前みたいな醜い女に求婚するやつがいるわけないだろ。何で我が家に引き取ることになったのがお前なんだ。お前の妹なら俺も俺の家族も皆大歓迎なのに」
「何ですって!?私よりイリスの方が良いって言うの!!何で皆私よりあの女を選ぶのよ!!」
あれはアリスと従兄弟で合ってるのかしら?
それよりあの格好は酷いわね。
ドレスのサイズ全く合ってないじゃない、ドレスがパンパンで今にも破けそう
「醜い争いね。イリスさんの姉とエブリル男爵家の長男ね」
「アンナさんは彼を知ってるの?」
「イリスさんは知らないの?彼は騎士科の2年生よ。エブリル家の令嬢が貴族なのに下位のクラスに入ったのが、騒がれた時あるでしょ?その時に彼の事も噂に上がったのよ。彼女の兄が騎士科に居るって、まぁ兄じゃなくて従兄弟だったけど、まぁ彼も兄って事は全否定してたわよ。【俺はあんな奴の兄じゃない、あいつは我が家の居候だって】」
すごいわね。
仲悪いのはあの喧嘩でわかるけど、本当に嫌いなのね
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