【完結】私は公爵家の娘ですけど義妹は男爵家の娘ですわよ

みちこ

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第2章 ざまぁ篇

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今日はお母様とお父様に2人の時間を作ってもらうために、私はお祖父様の家に泊まる予定、お父様とお母様が結婚してから、私は新婚の2人のために月2でお祖父様の家に泊まるようにしている。

お祖父様とお祖母様は私が泊まりに来るとすごく喜んでくれる。

今までは会いたくても簡単に会えなかったから、今は好きなだけ孫娘の私を可愛がれることが嬉しいみたい

お祖母様は元々、体が弱い人だったみたいで好きに動き回ることが出来なかったらしい、私とお母様が監禁されていた当時は、年に一度の会える時にお祖母様も来ていたから全く知らなかった。

お祖母様は体調が悪くても、年に1度しか会えない私達に会うために、体に鞭打ってでも会いに来てくれていたと後から知って、私はお祖母様からの愛情を心の底から感じた。

お祖母様は私とお母様と好きな時に会えるようになってから年々元気になっていく、お医者様は奇跡だとびっくりしていた、

お祖母様が年々元気になってくれて私はとても嬉しかった。

お祖母様とまだまだこれから思い出を作ることが出来る、今まで一緒に過ごせなかったんだから今から沢山楽しい思い出を作りたい

伯父様達の家に着き、お祖父様達が住んでる離れに行く前に本邸に立ち寄ることにした。

「エレーナお嬢様、お帰りなさいませ」

「ただいま。伯父様とデビット兄様は居るの?」

「ニコラス様は王宮に行っております。デビット様は仕事部屋で書類の整理をしております」

「そっか……、シャーロットお姉様は居る?」

「シャーロット様は温室で休憩されていますよ」

「温室で?もう悪阻良くなったのね?」

シャーロットお姉様はデビット兄様のお嫁さん、結婚して5年目にやっと妊娠をした。

デビット兄様は次期公爵当主になるから、次期公爵夫人になりたい人は、子供が出来ないシャーロットお姉様に心無いことを言って、公爵家から追い出そうとしてる人が多かった

シャーロットお姉様に子供が出来なかったのは、絶対に周りの人のせいだと思う。

ただでさえ次期公爵夫人ってだけでストレスが多いのに、周りにはデビット兄様を狙う人ばかりで、心無いことばかり言う人が周りにいたらストレスで子供が出来なくなるわよ

シャーロットお姉様は綺麗で性格もとてもいい、流石はデビット兄様が選んだ相手よね。

私がマナーが全く分からなくて困っていたら、お母様とシャーロットお姉様が2人で私に丁寧に教えてくれた、

勉強もシャーロットお姉様は頭が良いからか凄く分かりやすかった

仕事中のデビット兄様を邪魔する訳にはいかないから、シャーロットお姉様がいる温室に向かった

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