44 / 82
第2章 ざまぁ篇
15
しおりを挟む今日はお母様とお父様に2人の時間を作ってもらうために、私はお祖父様の家に泊まる予定、お父様とお母様が結婚してから、私は新婚の2人のために月2でお祖父様の家に泊まるようにしている。
お祖父様とお祖母様は私が泊まりに来るとすごく喜んでくれる。
今までは会いたくても簡単に会えなかったから、今は好きなだけ孫娘の私を可愛がれることが嬉しいみたい
お祖母様は元々、体が弱い人だったみたいで好きに動き回ることが出来なかったらしい、私とお母様が監禁されていた当時は、年に一度の会える時にお祖母様も来ていたから全く知らなかった。
お祖母様は体調が悪くても、年に1度しか会えない私達に会うために、体に鞭打ってでも会いに来てくれていたと後から知って、私はお祖母様からの愛情を心の底から感じた。
お祖母様は私とお母様と好きな時に会えるようになってから年々元気になっていく、お医者様は奇跡だとびっくりしていた、
お祖母様が年々元気になってくれて私はとても嬉しかった。
お祖母様とまだまだこれから思い出を作ることが出来る、今まで一緒に過ごせなかったんだから今から沢山楽しい思い出を作りたい
伯父様達の家に着き、お祖父様達が住んでる離れに行く前に本邸に立ち寄ることにした。
「エレーナお嬢様、お帰りなさいませ」
「ただいま。伯父様とデビット兄様は居るの?」
「ニコラス様は王宮に行っております。デビット様は仕事部屋で書類の整理をしております」
「そっか……、シャーロットお姉様は居る?」
「シャーロット様は温室で休憩されていますよ」
「温室で?もう悪阻良くなったのね?」
シャーロットお姉様はデビット兄様のお嫁さん、結婚して5年目にやっと妊娠をした。
デビット兄様は次期公爵当主になるから、次期公爵夫人になりたい人は、子供が出来ないシャーロットお姉様に心無いことを言って、公爵家から追い出そうとしてる人が多かった
シャーロットお姉様に子供が出来なかったのは、絶対に周りの人のせいだと思う。
ただでさえ次期公爵夫人ってだけでストレスが多いのに、周りにはデビット兄様を狙う人ばかりで、心無いことばかり言う人が周りにいたらストレスで子供が出来なくなるわよ
シャーロットお姉様は綺麗で性格もとてもいい、流石はデビット兄様が選んだ相手よね。
私がマナーが全く分からなくて困っていたら、お母様とシャーロットお姉様が2人で私に丁寧に教えてくれた、
勉強もシャーロットお姉様は頭が良いからか凄く分かりやすかった
仕事中のデビット兄様を邪魔する訳にはいかないから、シャーロットお姉様がいる温室に向かった
216
あなたにおすすめの小説
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめる事にしました 〜once again〜
結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売
恋愛
【アゼリア亡き後、残された人々のその後の物語】
白血病で僅か20歳でこの世を去った前作のヒロイン、アゼリア。彼女を大切に思っていた人々のその後の物語
※他サイトでも投稿中
【完結】旦那様、その真実の愛とお幸せに
おのまとぺ
恋愛
「真実の愛を見つけてしまった。申し訳ないが、君とは離縁したい」
結婚三年目の祝いの席で、遅れて現れた夫アントンが放った第一声。レミリアは驚きつつも笑顔を作って夫を見上げる。
「承知いたしました、旦那様。その恋全力で応援します」
「え?」
驚愕するアントンをそのままに、レミリアは宣言通りに片想いのサポートのような真似を始める。呆然とする者、訝しむ者に見守られ、迫りつつある別れの日を二人はどういった形で迎えるのか。
◇真実の愛に目覚めた夫を支える妻の話
◇元サヤではありません
◇全56話完結予定
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
【完結】婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?
つくも茄子
恋愛
国王唯一の王子エドワード。
彼は婚約者の公爵令嬢であるキャサリンを公の場所で婚約破棄を宣言した。
次の婚約者は恋人であるアリス。
アリスはキャサリンの義妹。
愛するアリスと結婚するには「妃教育を修了させること」だった。
同じ高位貴族。
少し頑張ればアリスは直ぐに妃教育を終了させると踏んでいたが散々な結果で終わる。
八番目の教育係も辞めていく。
王妃腹でないエドワードは立太子が遠のく事に困ってしまう。
だが、エドワードは知らなかった事がある。
彼が事実を知るのは何時になるのか……それは誰も知らない。
他サイトにも公開中。
〈完結〉【書籍化・取り下げ予定】「他に愛するひとがいる」と言った旦那様が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です
ごろごろみかん。
恋愛
「私には、他に愛するひとがいます」
「では、契約結婚といたしましょう」
そうして今の夫と結婚したシドローネ。
夫は、シドローネより四つも年下の若き騎士だ。
彼には愛するひとがいる。
それを理解した上で政略結婚を結んだはずだったのだが、だんだん夫の様子が変わり始めて……?
【完】愛人に王妃の座を奪い取られました。
112
恋愛
クインツ国の王妃アンは、王レイナルドの命を受け廃妃となった。
愛人であったリディア嬢が新しい王妃となり、アンはその日のうちに王宮を出ていく。
実家の伯爵家の屋敷へ帰るが、継母のダーナによって身を寄せることも敵わない。
アンは動じることなく、継母に一つの提案をする。
「私に娼館を紹介してください」
娼婦になると思った継母は喜んでアンを娼館へと送り出して──
そんなに嫌いなら、私は消えることを選びます。
秋月一花
恋愛
「お前はいつものろまで、クズで、私の引き立て役なのよ、お姉様」
私を蔑む視線を向けて、双子の妹がそう言った。
「本当、お前と違ってジュリーは賢くて、裁縫も刺繍も天才的だよ」
愛しそうな表情を浮かべて、妹を抱きしめるお父様。
「――あなたは、この家に要らないのよ」
扇子で私の頬を叩くお母様。
……そんなに私のことが嫌いなら、消えることを選びます。
消えた先で、私は『愛』を知ることが出来た。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる