仕事人間な伯爵令嬢は氷の宰相様の愛を見誤っている ~この婚約は偽装、ですよね?~

伯爵令嬢でありながらお化粧も社交も苦手なオリヴィアは、仕事しかできない。
だから、〝氷の宰相〟と呼ばれる侯爵アーサーの右腕として、仕事に生きていこう――と思っていたのに。

「結婚する気がないというのはわかった。では、俺と結婚してくれないか?」
「……はい?」
「承諾してくれてありがとう」

突然のアーサーからの求婚は、どうやら仕事上必要なことであるらしい。
(氷の宰相と呼ばれるアーサー様だもの、結婚すらも道具にするのだわ)
これは偽装婚約だと納得したのもつかの間、アーサーの態度はどんどん甘くなっていく。

「アーサー様にはもっとふさわしい方がいらっしゃるはずです」
「俺に必要なのは君だけだ」

なかなかかみ合わないオリヴィアたちのもとへ、ひとりの男爵令嬢がやってくる。
男爵令嬢はオリヴィアの嫌がらせをでっちあげ、アーサーに直訴するが……?

実は両片想いな仕事人間のふたりが、周囲を焦れさせながら無自覚に惚気まくるお話です。
ストレスフリー目標。陰謀もサクッと解決します。

※「小説家になろう」様で先行掲載。
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