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昨日は酷い目にあった……とは思わないんだけど、やっぱり顔見知りとそういうことになるのは恥ずかしい気持ちがいっぱいだ。あられもない姿を見せてしまったから更にいたたまれない。あけびちゃんはまた3人でやろってキスしてきたけどさぁ。少しだけハマるかもって思ったのは内緒だけど。
今日はお休みだし明日の予約はまだ入ってないから新規さん獲得の為に頑張ろう……って思いつつ買い物に来ていた。
中世ヨーロッパ風の世界だけど、生活水準や政治経済に関しては高い方だと思う。異世界人が私達の他にもいて、国の中核を担うことも少なくないらしいからそのお陰もあるんだろうな。魔法の力を使って洗濯したり掃除したり、結構楽に色々できるみたいだし。
あと単純に服が可愛い。ドレスもだけど私服なんかは、民族衣装っぽいのから私達がいた世界と似たような服まで売ってて、どれを見ても可愛いから楽しくなってきちゃう。お給料も出たから色々入り用なものの買い物をしようかなぁって思って夜花亭でお姉さん達が御用達にしているブティックに入る。
「いらっしゃいませ……あらぁ、メロンちゃんじゃない?買いに来てくれたの?」
「こんにちは、エルシェさん。あの、普段の服と下着を買いに来たんですけど……」
「本当?大歓迎」
スラッと身長が高くて美丈夫な見た目はお姉さんなエルシェさんがニコニコと笑って出迎えてくれた。黒髪ロングヘアを無造作に一つに結んで白いシャツにぴっちりとした黒いズボンがシンプルながらもエルシェさんの美しさを引き立てていた。エルシェさんは女性に見えるのだが、立派な男である。バーバラさんの元で修行した元男娼であり、今ではブティックの店長だ。娼婦や男娼は引退した後、こういう夜の仕事専門の洋服やコスメ、美容院、マッサージなどのお店を出すことが多い。仕事の苦労も知っているから相談もしやすい。
「どういうお洋服が良いかしら?」
「普段着なので露出少なめのが良いな……と。あ、このニット可愛い」
「可愛いわよねー!これね、ステラブランドの最新作なの。こっちのパンツと合わせるとセクシーだけど女の子の可愛さが魅力的でしょ?あと、メロンちゃん下着もって言ってたわよね?あなたちゃんと計ってブラ作らないとダメよー。形が崩れる前で良かったわ」
「なかなかタイミングが無くて……」
適当なの付けてたのがバレてる。メジャーを片手にワクワクしたような顔をしている彼に分かりましたよー、と溜息を吐きながらフィッテングルームへと行くことになった。2人の人間が余裕で入れるフィッティングルームで私は着ていたブラウスを脱ぐ。
「んー、やっぱりちょっと小さいわね?ちょっと測るからブラジャーもとってくれる?」
「はーい」
エルシェさんの言葉に素直に私はブラを外す。もうね、他人に肌を晒すのも慣れましたよ!嫌な慣れだけど!!
「んー……メロンちゃんブラ新調しましょっか?ちょっといくつか取ってくるわね」
「あ、はい」
すぐに戻ってきたエルシェさんはブラとショーツのかけられたハンガーラックを引いてくる。色とりどりのレースやリボンで装飾された下着に、ちょっとだけテンションが上がった。
「メロンちゃん肌が白いからどれも似合いそうね~!こっちのミントグリーンとかどうかしら?可愛いわよ~!」
「わー!可愛いです!ほんのりオレンジのグラデーションになってる!あっ、こっちのも可愛い……!でも黒って似合わないから」
「そんなことないわよぉ!?ちょっとSっ気出したい時とかピッタリじゃない!?こっちのワインレッドはね、ガーターベルトと網タイツ付きなの」
「待って、私その路線は無理です」
どっちかと言うとMっ気があるし自分が押せ押せでない分、男の人が触れたいなぁと思う下着が良いんだよねぇ……。
「あらそう?それなら、こっちのピンク色にベビードール付きのはどうかしら?このショーツね、紐になってて、クリトリスにパールがあたるようになってるのよ~」
「ほ、他のショーツはないんですかこれ!?」
可愛いけどもほぼ紐な上に大事なところが隠れないやつ!!しかも秘部に刺激が走るタイプのだ!?ブラは可愛いのにっ!
「あるわよー……まぁ、後ろは丸見えだけどメロンちゃんのお尻なら大丈夫よね」
「Tバックだ……いやあの、可愛いですけど露出が……!」
「これだとすぐズラせるから男には評判良いのよね」
そういうところは元の世界と変わらないのか……なんて笑ってしまう。吟味して色々試した後、気に入ったものをチョイスして服の方へと戻る。
フィッティングルームから出たら、うわ、という声が聞こえた。
「げ、新見じゃん」
「えー?娼婦落ちしたやつがなんでいるの~?」
「………………遠野さん、江野さん」
嫌な二人に会っちゃったな……。
今日はお休みだし明日の予約はまだ入ってないから新規さん獲得の為に頑張ろう……って思いつつ買い物に来ていた。
中世ヨーロッパ風の世界だけど、生活水準や政治経済に関しては高い方だと思う。異世界人が私達の他にもいて、国の中核を担うことも少なくないらしいからそのお陰もあるんだろうな。魔法の力を使って洗濯したり掃除したり、結構楽に色々できるみたいだし。
あと単純に服が可愛い。ドレスもだけど私服なんかは、民族衣装っぽいのから私達がいた世界と似たような服まで売ってて、どれを見ても可愛いから楽しくなってきちゃう。お給料も出たから色々入り用なものの買い物をしようかなぁって思って夜花亭でお姉さん達が御用達にしているブティックに入る。
「いらっしゃいませ……あらぁ、メロンちゃんじゃない?買いに来てくれたの?」
「こんにちは、エルシェさん。あの、普段の服と下着を買いに来たんですけど……」
「本当?大歓迎」
スラッと身長が高くて美丈夫な見た目はお姉さんなエルシェさんがニコニコと笑って出迎えてくれた。黒髪ロングヘアを無造作に一つに結んで白いシャツにぴっちりとした黒いズボンがシンプルながらもエルシェさんの美しさを引き立てていた。エルシェさんは女性に見えるのだが、立派な男である。バーバラさんの元で修行した元男娼であり、今ではブティックの店長だ。娼婦や男娼は引退した後、こういう夜の仕事専門の洋服やコスメ、美容院、マッサージなどのお店を出すことが多い。仕事の苦労も知っているから相談もしやすい。
「どういうお洋服が良いかしら?」
「普段着なので露出少なめのが良いな……と。あ、このニット可愛い」
「可愛いわよねー!これね、ステラブランドの最新作なの。こっちのパンツと合わせるとセクシーだけど女の子の可愛さが魅力的でしょ?あと、メロンちゃん下着もって言ってたわよね?あなたちゃんと計ってブラ作らないとダメよー。形が崩れる前で良かったわ」
「なかなかタイミングが無くて……」
適当なの付けてたのがバレてる。メジャーを片手にワクワクしたような顔をしている彼に分かりましたよー、と溜息を吐きながらフィッテングルームへと行くことになった。2人の人間が余裕で入れるフィッティングルームで私は着ていたブラウスを脱ぐ。
「んー、やっぱりちょっと小さいわね?ちょっと測るからブラジャーもとってくれる?」
「はーい」
エルシェさんの言葉に素直に私はブラを外す。もうね、他人に肌を晒すのも慣れましたよ!嫌な慣れだけど!!
「んー……メロンちゃんブラ新調しましょっか?ちょっといくつか取ってくるわね」
「あ、はい」
すぐに戻ってきたエルシェさんはブラとショーツのかけられたハンガーラックを引いてくる。色とりどりのレースやリボンで装飾された下着に、ちょっとだけテンションが上がった。
「メロンちゃん肌が白いからどれも似合いそうね~!こっちのミントグリーンとかどうかしら?可愛いわよ~!」
「わー!可愛いです!ほんのりオレンジのグラデーションになってる!あっ、こっちのも可愛い……!でも黒って似合わないから」
「そんなことないわよぉ!?ちょっとSっ気出したい時とかピッタリじゃない!?こっちのワインレッドはね、ガーターベルトと網タイツ付きなの」
「待って、私その路線は無理です」
どっちかと言うとMっ気があるし自分が押せ押せでない分、男の人が触れたいなぁと思う下着が良いんだよねぇ……。
「あらそう?それなら、こっちのピンク色にベビードール付きのはどうかしら?このショーツね、紐になってて、クリトリスにパールがあたるようになってるのよ~」
「ほ、他のショーツはないんですかこれ!?」
可愛いけどもほぼ紐な上に大事なところが隠れないやつ!!しかも秘部に刺激が走るタイプのだ!?ブラは可愛いのにっ!
「あるわよー……まぁ、後ろは丸見えだけどメロンちゃんのお尻なら大丈夫よね」
「Tバックだ……いやあの、可愛いですけど露出が……!」
「これだとすぐズラせるから男には評判良いのよね」
そういうところは元の世界と変わらないのか……なんて笑ってしまう。吟味して色々試した後、気に入ったものをチョイスして服の方へと戻る。
フィッティングルームから出たら、うわ、という声が聞こえた。
「げ、新見じゃん」
「えー?娼婦落ちしたやつがなんでいるの~?」
「………………遠野さん、江野さん」
嫌な二人に会っちゃったな……。
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