28 / 28
エピローグ2
(……す、凄かった……!!)
3回目のキリオン様とのレッスンは、前回セシリア様が提案して下さった男性器を模した張り型も取り入れて下さり、人生初の体験をこれでもか、と味わった。
(……太くて硬くて……。あー、堪らないわ!あんなに気持ちが良いなんて!)
私の中の気持ち良い箇所を知り尽くしたキリオンだからこそ、張り型もピンポイントでその感じる部分だけを突いてくれた。
(……あんなに感じてしまって……)
連続した絶頂で今は体がふわふわした感覚に堕ちていた。
ベッドから起き上がり、何とかシャワーを浴び簡単に着替えをして部屋を出た。
「ミザリア、お疲れ様でした。今日も素敵でした」
さりけなく手の甲にキスするキリオンは、何て様になっているのだろう。思わず見惚れてしまう。
「……これから、離婚成立のお祝いに参りましょう」
キリオンにエスコートされ、別の部屋へと向かう。
しばらく廊下を進むと、豪華な家具が並ぶ少しこじんまりした応接室に案内された。
キリオンにソファへの着席を促され、フカフカなクッションのソファに腰をかけた。
キリオンと談笑していると、セシリア様がお茶とお菓子を持って現れた。
「お待たせ致しました。ミザリア様」
セシリア様自ら淹れて下さる紅茶は、いつも格別だった。
「お疲れかと思いますが……。私どもからの離婚成立のお祝いですわ」
そういうと、ドアをノックして一人の男性が入ってきた。
「……この方は?」
「……ウフフ。ミザリア様、見覚えないですか?この方がお祝いですわ」
「……お祝い?」
「……ミザリア様と相性のよい男性ですわ!」
「……!!!」
私は驚きと恥ずかしさのあまり固まってしまった。
見覚えはないかと聞かれ、恐る恐るその男性に視線を移してみた。
(……どこかでお見掛けしたことがあるような……?)
私が小首をかしげていると、その男性が口を開いた。
「こうして正式にご挨拶するのは初めてですね。ミザリア様」
背丈はキリオンと同じくらいだろうか。
キリオンに比べ細身だが、賢そうな雰囲気を醸し出している。
(黒髪に、碧眼……?)
整った顔立ちをした青年の声に、ハッと記憶が呼び戻された。
「あ!もしかして!……あの、いつもは眼鏡をかけていらっしゃいませんか?」
私は確信はなかったので恐る恐る問いかける。
「……ええ。正解です。でも、眼鏡は伊達眼鏡なのですよ」
職業柄、顧客になめられないようにするための偽装眼鏡なんだとか。
(なんじゃそりゃ!だけど……面白くて賢い方)
「……弁護士の秘書の方ですよね?」
その男性は大きくうなずいた。
「……ミザリア様、この方は、あの弁護士の先生の秘書もされてますし、うちで施術のトレーニングもされたのですよ。伯爵家の次男でいらっしゃって。ゆくゆくは伯爵家でお持ちの商会を引き継がれるそうですわ」
セシリア様がとっても優良物件ですわよと遠回しに伝えてくださった。
「シーラス・ポートです。ミザリア様の離婚手続きも携わらせていただきました。ずっとミザリア様を陰ながら応援しておりました。もしよろしければ、私とお付き合いしていただけませんでしょうか」
ポート様の瞳からはとても誠実な思いが感じ取れた。
「……出戻りですが、宜しいのでしょうか?ポート様の経歴に傷がついてしまいますわ」
「……問題ないですよ。私もなんせ婚約破棄されましたから。お相子です」
「ええ?そうなのですか?それはその……ご愁傷様でした」
「ミザリア様こそ、大変な結婚生活でしたね」
私はええと答えると、大きくうなずいた。
(何となくこの方となら、上手く添い遂げられそうだわ……!)
そんな予感がしていた。
その後、ポート様からのお誘いでカフェでお茶をすることになり、初デートを堪能した。
私たちの未来は今始まったばかりだった。
(完)
---
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
稚拙な表現で本当に申し訳ございません。
ミザリアとシーラスの今後は続編で展開予定です。こうご期待!
3回目のキリオン様とのレッスンは、前回セシリア様が提案して下さった男性器を模した張り型も取り入れて下さり、人生初の体験をこれでもか、と味わった。
(……太くて硬くて……。あー、堪らないわ!あんなに気持ちが良いなんて!)
私の中の気持ち良い箇所を知り尽くしたキリオンだからこそ、張り型もピンポイントでその感じる部分だけを突いてくれた。
(……あんなに感じてしまって……)
連続した絶頂で今は体がふわふわした感覚に堕ちていた。
ベッドから起き上がり、何とかシャワーを浴び簡単に着替えをして部屋を出た。
「ミザリア、お疲れ様でした。今日も素敵でした」
さりけなく手の甲にキスするキリオンは、何て様になっているのだろう。思わず見惚れてしまう。
「……これから、離婚成立のお祝いに参りましょう」
キリオンにエスコートされ、別の部屋へと向かう。
しばらく廊下を進むと、豪華な家具が並ぶ少しこじんまりした応接室に案内された。
キリオンにソファへの着席を促され、フカフカなクッションのソファに腰をかけた。
キリオンと談笑していると、セシリア様がお茶とお菓子を持って現れた。
「お待たせ致しました。ミザリア様」
セシリア様自ら淹れて下さる紅茶は、いつも格別だった。
「お疲れかと思いますが……。私どもからの離婚成立のお祝いですわ」
そういうと、ドアをノックして一人の男性が入ってきた。
「……この方は?」
「……ウフフ。ミザリア様、見覚えないですか?この方がお祝いですわ」
「……お祝い?」
「……ミザリア様と相性のよい男性ですわ!」
「……!!!」
私は驚きと恥ずかしさのあまり固まってしまった。
見覚えはないかと聞かれ、恐る恐るその男性に視線を移してみた。
(……どこかでお見掛けしたことがあるような……?)
私が小首をかしげていると、その男性が口を開いた。
「こうして正式にご挨拶するのは初めてですね。ミザリア様」
背丈はキリオンと同じくらいだろうか。
キリオンに比べ細身だが、賢そうな雰囲気を醸し出している。
(黒髪に、碧眼……?)
整った顔立ちをした青年の声に、ハッと記憶が呼び戻された。
「あ!もしかして!……あの、いつもは眼鏡をかけていらっしゃいませんか?」
私は確信はなかったので恐る恐る問いかける。
「……ええ。正解です。でも、眼鏡は伊達眼鏡なのですよ」
職業柄、顧客になめられないようにするための偽装眼鏡なんだとか。
(なんじゃそりゃ!だけど……面白くて賢い方)
「……弁護士の秘書の方ですよね?」
その男性は大きくうなずいた。
「……ミザリア様、この方は、あの弁護士の先生の秘書もされてますし、うちで施術のトレーニングもされたのですよ。伯爵家の次男でいらっしゃって。ゆくゆくは伯爵家でお持ちの商会を引き継がれるそうですわ」
セシリア様がとっても優良物件ですわよと遠回しに伝えてくださった。
「シーラス・ポートです。ミザリア様の離婚手続きも携わらせていただきました。ずっとミザリア様を陰ながら応援しておりました。もしよろしければ、私とお付き合いしていただけませんでしょうか」
ポート様の瞳からはとても誠実な思いが感じ取れた。
「……出戻りですが、宜しいのでしょうか?ポート様の経歴に傷がついてしまいますわ」
「……問題ないですよ。私もなんせ婚約破棄されましたから。お相子です」
「ええ?そうなのですか?それはその……ご愁傷様でした」
「ミザリア様こそ、大変な結婚生活でしたね」
私はええと答えると、大きくうなずいた。
(何となくこの方となら、上手く添い遂げられそうだわ……!)
そんな予感がしていた。
その後、ポート様からのお誘いでカフェでお茶をすることになり、初デートを堪能した。
私たちの未来は今始まったばかりだった。
(完)
---
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
稚拙な表現で本当に申し訳ございません。
ミザリアとシーラスの今後は続編で展開予定です。こうご期待!
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません!
花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」
婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。
追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。
しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。
夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。
けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。
「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」
フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。
しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?
「離縁する気か? 許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」
凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。
孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
死ぬまでに叶えたい十の願い
木風
恋愛
「あなたを妻として、愛することはない。おそらく、生涯抱くこともないだろう」
三年間の白い結婚——捨て置かれた王太子妃エリアーナに、側妃が『死の呪い』をかけ余命一年を宣告する。
離縁を願うも拒否され、代わりに「死ぬまでに十の願いを叶えて」と契約する——
二人きりの外出、星空、海…ささやかな願いが王太子の心をほどいていく。
悪役令嬢と誤解され冷遇されていたのに、目覚めたら夫が豹変して求愛してくるのですが?
いりん
恋愛
初恋の人と結婚できたーー
これから幸せに2人で暮らしていける…そう思ったのに。
「私は夫としての務めを果たすつもりはない。」
「君を好きになることはない。必要以上に話し掛けないでくれ」
冷たく拒絶され、離婚届けを取り寄せた。
あと2週間で届くーーそうしたら、解放してあげよう。
ショックで熱をだし寝込むこと1週間。
目覚めると夫がなぜか豹変していて…!?
「君から話し掛けてくれないのか?」
「もう君が隣にいないのは考えられない」
無口不器用夫×優しい鈍感妻
すれ違いから始まる両片思いストーリー
【完結】探さないでください
仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
私は、貴方と共にした一夜を後悔した事はない。
貴方は私に尊いこの子を与えてくれた。
あの一夜を境に、私の環境は正反対に変わってしまった。
冷たく厳しい人々の中から、温かく優しい人々の中へ私は飛び込んだ。
複雑で高級な物に囲まれる暮らしから、質素で簡素な物に囲まれる暮らしへ移ろいだ。
無関心で疎遠な沢山の親族を捨てて、誰よりも私を必要としてくれる尊いこの子だけを選んだ。
風の噂で貴方が私を探しているという話を聞く。
だけど、誰も私が貴方が探している人物とは思わないはず。
今、私は幸せを感じている。
貴方が側にいなくても、私はこの子と生きていける。
だから、、、
もう、、、
私を、、、
探さないでください。
夫と愛し合った翌朝、一方的に離縁されました【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
美しい公爵夫人マルグリートは、冷徹な夫ディートリヒと共に、王国の裏で密かに任務をこなす“悪女”。
だがある日、突然夫から離婚を言い渡される。しかもその裏には、平民の愛人の存在が──。
失意の中、王命で新たな婚約者・エルンストと結ばれることに。
どうやら今回の離婚再婚は、王家の陰謀があるよう。
「悪女に、遠慮はいらない」
そう決意した彼女は、華やかな舞踏会で王に真っ向から言い放つ。
「わたくし、人の家庭を壊しておきながら悪びれない方に、下げる頭は持っていませんの。
王族であられる前に、人におなりくださいませ。……失礼」
愛も、誇りも奪われたなら──
今度はこの手で、すべてを取り戻すだけ。
裏切りに燃える、痛快リベンジ・ロマンス!
⚠️本作は AI の生成した文章を一部に使っています。タイトル変えました。コメディーです。主人公は悪女です。
『お前の針仕事など誰でもできる』——なら社交界のドレスの裏地を、めくってごらんなさい
歩人
ファンタジー
「地味な針仕事しかできない令嬢は要らない」——公爵家の嫡男にそう言い渡された伯爵令嬢ティナは、
裁縫道具だけを持って屋敷を出た。その翌週、社交界が凍りつく。王妃の夜会服も、公爵令嬢の舞踏会
ドレスも、第一王女の外交用ローブも——仕立てた職人が消えたのだ。しかもティナが十年かけて縫った
全てのドレスの裏地には、二重縫いで隠された署名が残されていて——。
辺境の小さな仕立て屋で穏やかに暮らすティナの元に、王都から使者がやってくる。
後妻の条件を出したら……
しゃーりん
恋愛
妻と離婚した伯爵令息アークライトは、友人に聞かれて自分が後妻に望む条件をいくつか挙げた。
格上の貴族から厄介な女性を押しつけられることを危惧し、友人の勧めで伯爵令嬢マデリーンと結婚することになった。
だがこのマデリーン、アークライトの出した条件にそれほどズレてはいないが、貴族令嬢としての教育を受けていないという驚きの事実が発覚したのだ。
しかし、明るく真面目なマデリーンをアークライトはすぐに好きになるというお話です。