恋した王子さまの受難

カピララ

文字の大きさ
16 / 28

夜会は怖いかも

しおりを挟む
先にリクは会場に来ていた


リク「………ヒトミは準備できているか?」

アル「準備整い次第、こちらのほうにこられると思われます」

リク「そうか…エスコートは誰が?」

アル「そちらは、サナがお付きでいますのでなくて大丈夫です」

リク「…そぅか…」

アル「大丈夫ですよ!サナがいるのですから!あの人の性格は凄いんですから」

リク「…そうだな」

アル「そうですよ!リク様の近くに来てベタベタしょうものなら、あの人は姫とか関係なく……いじめ倒す方ですよ…姫の側にいる執事達や従者は『無礼者!』って言ってもサナは『貴女方は先ずはここをどこだと、お考えで?…ご自分の国の姫がそのようだとたかが知れますね。王子にあのようにされますのなら、出るとこ出ましょうか?その際、貴女たちに罰がくだるやもしれませんよ?なにせ王子もそこにいるのだか………』っと泣かせて出ていかすのだから」

リク「あぁー…サナは怖いからなぁーいつも助かっている」

アル「そうです!あの化粧臭い女性も泣かされてますからね」

リク「ふっ………だから他の姫や王子が来ないよう、サナをつけてるのだからな…ヒトミに関してはサナは甘い…多分気に入ってるんだろ」

サナ「そうですね…他の姫達に対する態度が今までと違うのですから」


リク「そうだな、さぁー挨拶回りをするかな?」

アル「わかりました」



そして会場の入口にヒトミが来ていた


ヒトミ「………はぁー……こんなにも大勢いるなら私いらなくない?」


サナ「何を言ってます!ヒトミ様はリク様の部下ですよ?側にいなくては!」
(嘘ですけどリク様も早く想いを告げればこんな面倒にはならないものを)

ヒトミ「……ドレス…久し……かも…」


サナ「どうされました?」

ヒトミ「…なにもないよ…さぁ行きましょう」

サナ「はい」
(あら?…雰囲気が?)


ヒトミ、会場に入る


サナ「…………」
(背筋が伸び、先程までと違う?)

ヒトミが会場に入るとそこにいた姫やら王子が釘付けになっていた


会場にいる王子が口々に『あれは、どこの姫だ!綺麗だ』、『なにあれ!綺麗過ぎ!』と口々にいい始めざわつきだした。


そこにリク様が来た


リク「………ヒトミなのか?」


ヒトミ「はい。アルシェール様このような舞踏会にお呼び頂きありがとうございます」

リク「あぁー………?!」
(これは?誰だ?ヒトミなのか?)

リクはサナを見る

サナ「………」
(私もビックリなのですよ!リク様そんなに見ないでください)

リクはヒトミを見る


リク「……ヒトミ……何故?そのような態度なのだ?」


ヒトミ「……これは…癖ですね…………アルシェール様、舞踏会が終わればお話ししますのでそれまで我慢して下さいませんか?」

リク「……わかった。ヒトミはやはり綺麗だな」

ヒトミ「ありがとうございます」

リク「薔薇の刺繍がされているな」

ヒトミ「少し、派手な気がしますが……ピンクは今まで避けて来てましたから初めてです」

リク「似合っている」

ヒトミ「ありがとうございます、では私はあちらの方でいますので何かあればお呼び下さい」

リク「あぁー…楽しんでくれ」
(本当にこれがあのヒトミか?どこかの姫みたいな?………まさかな」

ヒトミ「サナ、あちらに行きますよ」


サナ「かしこまりました」
(本当!誰!この方?)




ヒトミは料理があるほうにそれはそれは早歩きでスッーと歩いて行った


リク「・・・・・・・・・」
サナ「・・・・・・・・・」
《やっぱり、ヒトミだな》
《やっぱり、ヒトミ様ですね》

サナ「……ふっー…ヒトミ様お待ちください」


リク「…たったと終わらせてダンスにヒトミを誘おう」(あれは、ちょっとやそっとでは出来ない。ヒトミは何かある……)

リク「…………それよりアル!」

アル「…………」

リク「ビックリし過ぎだ!」

アル「…はっ!申し訳ございません!頭の処理が追い付きませんで…」

リク「…私もだ……さぁー行くぞ」

アル「はい」
(ビックリだ…あれではどこかの姫だ)





この様子を化粧臭い女に見られていたのをリクとアルは気ずいてなかったのだった


化粧臭い女「あれは、誰?馴れ馴れしくし会場の視線まで独り占め………許さない……この私、ルーズド・オリヴィアを差し置いて」


ヒトミはこのルーズド・オリヴィアに妬まれてるとも知らず料理に夢中だったのだった
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

エリート警察官の溺愛は甘く切ない

日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。 両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

旦那様の愛が重い

おきょう
恋愛
マリーナの旦那様は愛情表現がはげしい。 毎朝毎晩「愛してる」と耳元でささやき、隣にいれば腰を抱き寄せてくる。 他人は大切にされていて羨ましいと言うけれど、マリーナには怖いばかり。 甘いばかりの言葉も、優しい視線も、どうにも嘘くさいと思ってしまう。 本心の分からない人の心を、一体どうやって信じればいいのだろう。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

貴方の側にずっと

麻実
恋愛
夫の不倫をきっかけに、妻は自分の気持ちと向き合うことになる。 本当に好きな人に逢えた時・・・

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

処理中です...