口が悪くてスミマセン。

osho

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秋の桜海祭編

文化祭の終わり

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聞けばお母さんは桜海の歴史の中でも数々の伝説を残してたらしく、その話は一部の人達には後世にまで語り継がれるほどだったらしい。








「まさか、さくらのお母さんがそんなに凄い人だったとは………。」






吹雪は驚きで固まっている。









「そうよ、おばちゃん凄いんだからね。」






お母さんは自慢気に語る。








「………って、いけない!そろそろ夕飯の支度をしなくちゃ。じゃあ、後はしっかりと楽しんでらっしゃい。」






そして私の肩をポンポンと叩き楽しそうに帰っていく。







残された私達は呆気にとられながらも、あと少しで終わる文化祭を楽しむことにした。














「「桜せんぱーーい!」」







「「染井さーーん。」」






気がつくとたくさんの桜海の生徒達が集まっていた。






どうやらみんな写真を一緒に撮って欲しいとのことで、お願いにやってきたようだ。









「分かった。ほら、順番にならんで。」






私はもちろん承諾し、みんなと写真を撮っていく。







シンデレラの衣装を着た私と撮ってほしいという人も多かったが、私以外の人ともこういう機会だから一緒に撮りたいという人が、たくさんいた。






いつの間にかここら辺一体は写真撮影の会場になっている。








忙しかったが、正直とても楽しい時間だった。

















「みんなお待たせ!」





少し名残惜なごりおしい気もしたが、シンデレラの衣装からいつもの制服に着替えた。







松白君も王子様の衣装からいつもの制服に戻り、『普段の松白君』って感じに戻っている。








「よし、じゃあ体育館に行こうか。」






文化祭ももう終わり後は、閉会式を残すのみとなった。







文化祭が終わるというのに、私は全然寂しくはない。






それだけ一日が楽しかったから。









その気持ちはみんな同じだろう。








それに明日は『体育祭』がある。







きっと今日以上に白熱したものが見れるに違いない。







二年生の文化祭という一つの大きなイベントを終え、私は人と協力することの大切さをしった。





きっと今日の日の出来事は一生の思い出となり、宝物になるのだろう。





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