口が悪くてスミマセン。

osho

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秋の桜海祭編

体育祭ー開幕!

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「ふぅー、疲れたーー。」







「吹雪は朝食べすぎだもん。」






まだ、競技が始まる前だと言うのに吹雪はもう疲れている。








……まぁ、確かに入場行進やら準備体操の上に熱い校長先生の長い話があったから分からなくもない。






だが、まだ本番はこれからである。疲れてる場合ではなかった。














「「わあああああ。」」





そんなこんなで一つ目の競技が始まろうとしていた。








競技は『ムカデリレー』四人一組で、左足と右足それぞれを縄でつなぎゴールを目指すものだ。







これは一年生の学年種目になっている。










(なかなか難しいんだよなぁこれ。)






去年、私達もやったが最下位ではなかったものの散々だった。







歩幅や歩くスピードは人それぞれなので、どれだけ合わせられるかが勝負の鍵になってくる。









「ふふふ。」






今年の一年生も苦戦している。






二、三年生の見ている側の人達は懐かしみつつ一年生の応援をした。











そして一年生の『ムカデリレー』があっている間に次の種目の召集が行われていた。








「じゃあ行ってくるね吹雪。」







「うん、応援してるから頑張れ!」








次の種目は『百メートル走』







ルールは単純明快、早くグラウンドを半周してゴールしたら勝ちなのだ。







私は足の速さには少し自信がある、だから百メートル走に参加してみた。










百メートル走の召集が完了するころにはムカデリレーは終わっていた。








「お疲れ杏ちゃん。」







「あ!染井先輩!ありがとうございます。」





「また、先輩とお話したいので今度お昼ご飯を一緒に食べましょう。」









「うん!分かった。」







ムカデリレーが終わり百メートル走の召集に来た杏ちゃんに声をかける。






同じ白軍の一年生の代表の一人として選ばれたようだ。









一年生はムカデリレーの後、すぐに百メートル走なので大変な気もするが。
















それから数分後いよいよ……………。














「「パンッ!!」」







グラウンドに鳴り響くスターターピストルの音と共に第一走目がスタートした。





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