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秋の桜海祭編
体育祭ーお昼休憩♪
しおりを挟む午前中の種目が終わった私達は、お昼休憩をはさむことになった。
午前中から全力を出していた私達はお腹がペコペコな状態である。
「お腹空いたよー!」
「吹雪、朝あんなに食べてたのにね。」
「仕方ないじゃん、お腹空くもんはすくんだし。」
「あははは、そうだね。」
吹雪も朝あれだけ食べたのに、もうお腹が空いているようだ。
まぁ、クラスの中でも一番みんなのことを応援していたしな吹雪は。
(……しかし吹雪は、よく甘いものとかよく食べるのに太らないのは羨ましいなぁ。)
私は吹雪を見て、一人羨ましく思う。
「あ、さくら今私のこと誉めてくれたでしょ?」
「えっ?何で分かったの?」
「んー、何となく。」
この吹雪のたまに見透かすような感覚はとても怖い。
「それよりさ、今日はどこでご飯食べる?」
「あ、そうか。忘れてた。」
この学校の体育祭の日のお昼は少し特別なものになっている。
……とは言っても、校内だったら好きな場所で食べていいというだけだが。
「取りあえず教室に弁当取りに行こうか。」
「分かった、行こう。」
そして、私達は教室に向かった。
「わっ!人多いね教室。」
「ほんとだ。どうする?さくら。」
「うーん、教室以外になるね。」
既に私達の教室は人が多く、ここで昼ごはんは食べることはできなさそうだった。
と、なると…………。
「今度は中庭に行ってみない?」
「お!いいね。行ってみよう。」
家の学校の棟の間には、ベンチが設置してある中庭的な所が存在する。
今の時期とても涼しく休憩をとる場所としては最適なのだ。
………だが、私達以外にもやっぱり同じ発想になる人は当然いるわけで、中庭のベンチも既に埋まっていた。
「どうしようか吹雪?無難に屋上に行く?」
「うーん、そうするかぁ。」
私達は結局いつもの屋上に行くことになった。
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