口が悪くてスミマセン。

osho

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秋の桜海祭編

後夜祭ー相手選び

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文化祭に体育祭。二大イベントも無事に終わり桜海祭は幕を閉じた。







…………が、まだ後夜祭が残っている。







桜海祭実行委員を中心に最後のイベントや催しをやるのだ。





イベントや催しとは言っても最後はみんなでこの楽しさを分かち合おうといった感じの緩い物である。









……しかし、そんな楽しげなイベントなのに私は屋上で一人緊張していた。





その理由は少し時間をさかのぼり、体育祭の閉会式が終わった後の事……。






いきなり私に名指しで呼び出しが入ったのだ。







呼ばれた場所に行くと、何も見に覚えがなかった私に桜海祭実行委員の人にあることを告げる。










「ミス桜海の副賞のことなんだけど、フォークダンスをメインステージで踊ることだからパートナー選んでおいてね。」







「へっ?」






唐突に明かされたミス桜海の副賞。







突然のことでどうするか考えておらず、一人でずっとパートナー選びを考えていた。












(やっぱ、みさかなぁ………。)






彼ならばきっと2つ返事で返してくれるだろう。





しかし、いざ誘う側になると緊張するもんだな。






普段は吹雪とか向こうから誘ってくれる人ばかりであまり自分から誘うことなかったし。







「どうしたものかなぁ。」






一人考え込む。






「いや、とりあえず誘ってみよう。まずは、それからだ。」







私は教室のみさの元へいくことにした。







断られなければいいけど………。







そして私は教室の自分の席に座りみさに話しかける。








「ねぇ、この後フォークダンスがあるんだけどさ良かったら一緒に踊ってくれない?」







「おっけー、いいよ。」






みさは速答で答える。








「え、いいの?」






「ん?断った方が良かったの?」







「いや、それは困る。」






私はあっさりとパートナーの了承を得ることができた。




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