口が悪くてスミマセン。

秋の桜海祭編

クラスの話し合い

お昼休みも終わり、少しだけ眠たくなるころ……。








私達はあることを決める話し合いをしていた。











『クラスの出店は何にするか？』








そう、桜海祭の文化祭で二年生は出店を開くことになっている。








この時間は文化祭で、私達のクラスでやる出店を一つ決めるのだ。















「出店みんな何やりたい？」








その先生の一言に各々意見を言う。









お化け屋敷にクレープ屋に焼きそば屋…。







どれも個性的で面白そうではある。










(でもお化け屋敷はもういいかな、肝だめしやったし。)













「ねぇねぇ、さくらは何やりたい？」







後ろから吹雪に話しかけられる。








「うーん、やっぱり食べ物関係かなー。」









「だよねぇ、いろいろ食べれるし食べ物関係が良いよね。」









「吹雪……。私達は売る側だからね。」








いろいろと吹雪と話してる間に、とある一つの案が出る。











「せんせー、カフェとかどうですかー？」









カフェか………。








ただ売るだけではないし面白そうだな。











「カフェ良いですわね。私もやってみたいです。」







紅茶を飲んでる姿が似合いそうな星宮ちゃんも同じくカフェに賛成のようだ。








そして、私達だけではなくほとんどの人が『カフェ』という案に対して賛同している。











「あっ、それなら私、演劇部で使わない衣装があれば借りれるか聞いてきますね。」




と、演劇部の人が話す。











確かに衣装があるほうが雰囲気はでるかもしれないな。








演劇部には、いろいろな衣装が揃ってそうだ。








そして話し合いを進めていきある程度ではあるが内容がまとまっていく。















「そしたら今日の話し合いはここまでのようね。」







先生のその一言で気づいたがいつの間にか時間がきていた。








やっぱり楽しい時間というのはあっという間である。










そして私達は出店のことを楽しみに今日の話し合いを終える。