王子は姫の外見に騙される

ruki

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「先生、締めすぎ。もう少し緩めて」

そんなことを言われてもどうすればいいのか分からないオレは、ひたすら痛みに耐えていた。

「息を吐いて。そうゆっくり。ほら、はーって」

言われるままにぎこちなく息を吐くと、わずかに痛みが引いた。

「上手い上手い。ゆっくり吸ったら吐いて」

そうやって何度か呼吸を繰り返すと、ようやく痛みが薄れて違和感だけになった。

「もう、逃げようなんてするから一気に挿れちゃったじゃん。もう少しゆっくり痛くないように挿れようと思ったのに。落ち着いた?もう動いてもいい?」

そう言うと、オレの返事など待たずに腰を動かし始めた。
せっかく痛みが引いたそこはゆっくりと出ていくそれに再び刺激され、さらに挿入はいってくる時には痛みが増した。

その痛みと慣れない感触にオレは呻き声を上げて耐えるしか無かった。

とにかく痛かった。
出ても挿入っても痛い。ずっと痛い。快感なんてない。だけど、その苦行を与えている本人は気持ちがいいらしい。

「すごい、先生の中熱くて狭くて、ぎゅうぎゅう僕を締め付けて、すごく気持ちいい」

欲に濡れた声でそういい、腰のスピードを上げる。オレはその痛みと内臓を掻き回されるような異様な感覚に耐え、口から呻き声を上げていた。

狭い音楽準備室は卑猥な水音と乾いた腰を打ち付ける音、そしてオレの呻き声が響いていた。

いつまで続くのかと思ったその抽挿は不意に止み、腰をぐいぐい押し付けられた。

「うぅ・・・っ」

小さな呻き声と共にぴったりと腰をつけられ、身震いしたかと思うとその子はオレの中から出ていった。

支えを失ったオレの身体はそのまま横に倒れ込み、動けないでいると、自分の後処理を終えたその子はオレのもしてくれた。

オレの下肢を清め、後孔に薬を塗ってくれた。そして衣服を整えてくれる。

オレの頭は動かず、されるがままだった。おそらくショック状態だったんだろう。

「先生、切れてなかったけど腫れてたから薬塗っといたね。大丈夫?帰れる?タクシー呼ぶね」

その子はスッキリとした顔をにこにこさせて、スマホでタクシーを呼ぶとオレの肩に手をかけて立ち上がらせた。

その瞬間痛みが走る。

顔を顰めて身体を固くしたオレを気にかけながらどうにか校門まで連れてきてくれたその子は、やってきたタクシーにオレを乗せると笑顔で言った。

「また明日ね」

オレの意識は半分飛んでて、その言葉の意味を深く考えなかった。

ただ何となく、明日はもう来ないのに、と思ったような気がする。

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