海洞窟

お粥定食

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4.調教

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ガシャガシャと金属が擦れ合う音が響く中庭で
真っ裸の海羅が鎖に繋がれて無理矢理四つん這いで清良に歩かされている。
海羅「はあ、はあ。」
まるで畜生のような扱いに海羅は苦悶の表情を浮かべる。
清良「夜の散歩は気持ちが良いわね。」
清良は海羅の鎖を引っ張りながら夜の散歩を楽しんでいる。
海羅「こんな下劣な辱め、…貴方は人の心が無いのか?」
パシンッ!
清良は海羅の白い尻を競馬用の鞭で引っ叩いた。
海羅「うっ!」
清良「犬は喋らないはずよ。それに、貴方はご主人様である私に意見をする事は許されないわよ。」
海羅はなすすべなく清良の後について行く。
清良「そういえば貴方に知らせたい事があるの。」
海羅はピクリと動きを止めた。
清良「貴方を捕まえてからあの星をくまなく探し回ったけど、誰一人としていなかったわよ。どういうトリックを使ったの?」
清良に問い詰められて海羅は言葉を濁した。
清良「まあ、いずれ分かる事だけど。それよりお腹が空いたでしょ?」
清良はベンチに座りながら、懐から瓶らしきものを取り出した。
海羅「それは?」
清良「貴方の好きな殿方の精液よ、まずこれで練習して。」
清良は自身の靴に瓶の中の精液を数滴垂らした。
海羅の鼻先にツンと精液特有の生臭いアンモニアの混じった黄ばんだ色で海羅はその香りに思わず苦い顔をした。
清良「さあ、海羅この精液を舐めなさい。」
海羅「!?何を馬鹿な事を!?こんなものを口にするわけがないだろ。」
清良「海羅これは命令よ。それともまた一週間媚薬漬けにして、貞操帯でおおって自慰禁止にしようかしら?」
海羅は脱走しようとして捕まった日の事を思い出していた。
清良「さてご主人様が、命令を下した時犬はどうするのかしら?」
海羅「…はい、ありがたく精液をいただきます。」
海羅は苦々しく清良にそう言い、清良の靴に付いた精液を間近で嗅ぎ、その独特な香りに海羅は思わず嗚咽をしてしまった。
海羅「ゲホッ!ゴホッ!」
清良「舐めないと一週間自慰は禁止にするわよ?」
海羅は自身の舌で精液をほんのちょっとだけ舐めてみた。
ペロッ。
海羅「!!?」
海羅の口に腐ったヨーグルトの様な香りやアンモニアの味が広がり、思わず嘔吐しそうになる。
海羅(耐えるんだ!ここで耐えられなかったら民達は終わりだ!)
海羅は精液を何も考えないようにして一適も残さないようして舐めあげる事に成功した。
海羅「はあ、はあ。」
清良「良く全部平らげる事が出来たわね。じゃあそんな海羅にご褒美をあげるわ。」
清良は海羅の鎖を引いて何処かに連れて行く。


清良「海羅これ全部貴方の夕食よ。」
清良から差し出されたものは精液が並々と注がれた犬用フードボウルである。
海羅はその光景を見て、身体が固まっていた。
清良「遠慮しないで海羅。全部食べていいのよ。」
清良は嗜虐心に溢れた笑みを口に貼り付けたまま、海羅の尻をぐりぐりと自身の靴の踵で押した。
海羅「…清良様、折角の貴重な精液食べさせていただきます。」
海羅は小さくそう言いながら、精液が縁いっぱいに注がれたフードボウルに自分の口を着けた。
途端に海羅の口の中に精液の生臭いアンモニアの香りとと腐ったヨーグルトと塩酸っぱい味が広がった。
海羅「おっえええっ!」
海羅は思わず床に胃の中の物を吐いてしまった。
びちゃっ!ぐしゃっ!べしゃっ!
清良「海羅吐いたものも全部食べるのよ。」
清良は海羅に非情な命令を下した。
海羅「ぜえ、ぜえ。」
海羅は自身の吐き出した吐瀉物を何も言わずに口に入れた。
胃液の混じった吐瀉物は海羅の舌を刺激し、また嘔吐が海羅を襲ってきたが、
海羅は何も考えずばくばくと口の中に掻き込み、また口の中に吐いたものを掻き込みそれを繰り返した。
海羅「はあ、はあ、はあ。」
やがて完食した海羅は精液が並々と注がれたフードボウルに涙と鼻水が混じった顔で見やった。
海羅は無我夢中で精液を飲み込んだ。しかし、あまりにも精液の生臭い香りで食べるのを止めてしまった。
ピシリッ!
清良の競馬用の鞭が海羅の陶器のように白い尻を引っ叩く。
清良「まだ残っているわよ?食べないなんて許さないから。」
清良は嗜虐心あふれる笑みを海羅に向けながら、片方の手でバイブの電動を強にした。
ブブブブブブブブブッ!
海羅「ひっひいっ!あっああっあんっ止めっ!」
腸内をバイブの振動が蹂躙し、その激しい責め苦に海羅は軽く射精をしてしまった。
ドピュッ!
清良「もうイッたの?流石淫売の素質はあるわね。」
海羅は息も絶え絶えに精液を意地で飲み干した。
清良「飲んだご褒美にたっぷりとイカせてあげる。」
清良は海羅の後孔に挿入されているバイブの振動を上げていった。
ブブブブブブブブブブブブブブブ!
海羅「あっああっうっ!くぅうっ!止めっ止めて下さいっ!」
清良「嫌よ、そのままイキなさい。」


召使い2「大丈夫ですか?海羅様。」
召使いは海羅の身体を洗いながら、質問を海羅にした。
海羅「うっまだ、気分が悪い。」
海羅は嗚咽混じりに質問に答えた。
召使い2「これから、本番が始まります。」
海羅は召使い2の言葉にピクリと身体が反応し、海羅の頭に疑問符が浮かんだ。
海羅「本番とは一体?」
召使い2は海羅の疑問に口をつぐんだ。
召使い2「…いずれ分かります。」
召使い2は苦い顔をしながら、海羅のそう告げた。
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