343 / 345
最終章
運河の完成と人の流れ
しおりを挟む
「人が多いな」
「ええ、ここで商売をしたい、暮らしたいという者たちが集まり始めています」
俺は港が完成間近になったラドミラスハーフェンで陛下を案内している。
「元々このあたりで暮らしていた種族もいます。彼らはこのあたりの水の流れに詳しいですので、希望者は港で働いてもらうことになりました」
マーメイドやマーマンを中心に、川や海の中、あるいは水辺で暮らす種族たちには積極的に働いてもらう。
「ところで、そこにいるラミアとアルラウネはお前の妻か?」
「いえ、そういうわけではないのですが……」
ラミアのレイナはいつものように余計なことを口にせずに立って……いや、座っているのか。下半身が蛇だからな。アルラウネのラトカは下半身が花なので、座っているのか立っているのかは分からない。どのようにして移動しているのかも謎だ。スススっと音を立てずに近づいてくる。
この二人はここ最近、俺とそれぞれの種族との連絡役をしている。連絡役といっても、俺が港のほうに来た際の案内役というか接待係だろうか。このような状態になるまでに、俺の知らないところでいろいろなやり取りがあったらしい。漏れ聞こえてきた話をつなぎ合わせると、次のような経緯だそうだ。
川人魚族からはアレタ、海人魚族からはマレンが俺に嫁いで子供が生まれた。ラミア族とアルラウネ族も話し合いを行い、自分のところからも誰か出すべきではないかという話になった。その結果として彼女たちが選ばれた。俺としては貢物のように渡されるのはどうかと思うが、無下に突き返すこともできない。ラミアとアルラウネからすると、俺の庇護下にあるほうが安心できるらしいからた。
仮にだが、異国の船が襲ってくるなど、このあたりで何か大きな問題が起きたとしよう。その場合、俺に全員を助けるだけの余裕がないこともあり得る。もし俺がどれかの種族を切り捨てなければならないとすれば、俺の子供を産んでいない種族だろう。彼女たちは勝手にそう考えた。もちろんそれを聞いて俺はそんなことはしないと言った。そもそも、アルラウネなど、どうすれば人間との間で子供が作れるのか謎だ。だから俺の子供を産んだかどうかは関係ない。しかし、なかなか人の心というのは難しい。
「それも好意と信頼の証だろう」
「そうはおっしゃいますが、私の体は一つしかありませんので」
「ふむ。お前なら古代の御業のように、自分の体を増やすことくらいできそうだが?」
「無茶を言わないでください」
陛下は俺がどんなことでもできるビックリ人間だと思っている節があるが、残念ながら俺はそれほど器用ではない。魔力は増えた。使える魔法も若干増えた気もする。しかし、根本的なところは変わっていない。火を吐けるようにはなったが、火魔法はそれほど得意ではない。
「それはそれとしてだ、実はトンネルと運河が完成すれば、ここの総督をしてもらおうと思う」
「私がですか? それでは意味がないのでは?」
総督というのは国によって意味が違うようだが、アルマン王国では国王の代わりにその一帯を統率する者だ。一般的には占領地を治めるという立場が多いだろう。だから国境近くに置かれることが多い。
戦争で隣国の町を一時的に占領したとする。占領してそれで終わりではなく、その後はその領地を経営しなければならない。いずれ領土に組み込むとしても、そこで暮らしているのは隣国の国民と一時的に滞在している将兵たち。そこをうまくまとめるのが総督の仕事だ。
ちなみに、盆地から北はノルト辺境伯領なので、港のあるラドミラスハーフェンもうちの領地だ。ただし、今回の工事は国家事業として行われているので、旧エクディン準男爵領からうちに繋がるトンネル、そこからラドミラスハーフェンまでの運河、さらに港の運用に関しては国と協力することになっている。そのために総督を置くことにしたらしい。
「総督という立場が必要なだけだ。それに、このあたりで暮らす種族たちを刺激しないためにも、お前しかいない」
本来ならアルマン王国で初めてできた港の周辺を俺から召し上げるだろう。国の直轄にすることが最も国益に繋がる。経済的には。ところが、あのあたりで暮らす水棲種族たちは、川の上流で暮らすパウラやカレンたち水竜を神として崇めていた。だからドラゴネット周辺は聖地扱いされている。
ドラゴネットを始め、この盆地にある町の耕作地では、粉末状になった水竜の鱗が土に混ぜ込まれている。その成分が少しずつ水に溶け出し、下流で暮らす者たちの肌や鱗をより美しく強くしているらしい。ドラゴネットあってこその今の自分たち。このあたりで暮らす者たちはそう考えている。
別に水棲種族たちは危険ではないが、一人一人が並の兵士一〇人二〇人に匹敵する程度には強い。人数は少ないが、それぞれの種族が特殊な力を持っている。神のいる場所から勝手に切り離され、その上で国に従えと言われたら蜂起するかもしれない。そう陛下はお考えだ。
たとえばアレタやマレンはおっとりしているが、それは今は戦う必要がないからだ。マーメイドたちが魔法で大波を起こせば、大型船でも簡単に転覆するだろう。それに王城は湖の中にある。マーメイドやマーマン、リザードマンたちが怒って、湖の水を使って王城を攻めれば、一時間も経たずに崩れ去るのではないか。それは考えすぎだと俺は思うが。
その水棲種族たちですら、山から襲ってきた魔物たちが相手ではなす術もなかった。その魔物たちも竜たちに狩られたり追い立てられたりして、盆地の北側に移動したようだ。
「領主がそのまま総督を兼ねるのであれば何も心配はいらん。だから言葉どおり形だけやってほしい」
「形だけとおっしゃるならお引き受けいたします」
何が変わるわけでもない。ただ自分の領地の一部を取り仕切る総督になるだけなので、一つ仕事が増えるだけだろう。
◆ ◆ ◆
俺が港周辺の総督を引き受けると聞いたからか、トンネルの掘削速度が上がった。運河の工事に目処が立ったので、竜たちがトンネル工事に協力するようになったからだ。
竜という存在は、場合によっては人に恐れられる。だから人の姿をしていても自分が竜だということを隠すことがほとんどらしい。ところがこの国というかこの領地では、竜が普通に本来の姿で寝そべったり、人の姿で巨大な岩を持ち上げたり、まあ自由気ままに暮らしている。自分の力を活かした仕事ができるのが嬉しいと聞いている。
「国王の代行なら、もう少しで一番上ね」
「もう十分だぞ」
もちろん竜たちをけしかけたのはカレンだ。彼女は「さっさと終わらせるわよ」と言っただけだが、それでも一部の竜たちは我先にとトンネルに向かった。カレンの魔力量はとんでもないらしく、仕事を探してやって来た竜たちからすれば「女帝」と呼んでもおかしくないらしい。
「私が女帝なら、あなたは皇帝でしょ?」
「その場合は皇配か皇婿だろう」
「それじゃあ、あなたが皇帝で私が皇后?」
「いや、俺は皇帝じゃないから」
カレンは無理に俺を上の地位に就けようとするわけではないが、言葉の端々に上昇志向を感じるというか、俺が一番上に立って当たり前という前提で話をする。
「あなたあっての今の私だから当然でしょ?」
「あの出会いがすべてだったな」
「そうね」
俺が初めてこの盆地にやって来て、何日かかけて住める場所にしようとしていたところでいきなり背後から現れたのがカレンだ。
「あれから妻も増えたわね」
「誰かさんが増やしたがるからな」
「あなたくらいの魅力があるなら一〇〇人や二〇〇人くらいはいて当然でしょ?」
「そんなに妻を作っても相手ができないだろ」
陛下にも言ったが、俺の体は一つしかない。古代の御業とやらがどういうものかは分からないが、体は増えないだろう。
「う~ん、体を増やす方法かあ……」
「増やさなくていいぞ」
「そう? 体が二つあったら一人はここにいて、もう一人は仕事をするっていうのもできるんじゃない?」
「それだと仕事をする方は延々と仕事ばかりしてそうだな」
正直なところ、どんなことでもほどほどでいい。そもそも妻だってカレンだけでよかったのに、エルザとアルマが来て、それ以降もどんどんと増えた。カレンは増やしたがるし周りは押し込みたがるし、そのあたりはもう諦めている。
◆ ◆ ◆
それからしばらくしてトンネルが開通し、運河と港も完成した。さあ、これで一仕事終わったと思ったところで、とんでもない大仕事がやって来た。
「ええ、ここで商売をしたい、暮らしたいという者たちが集まり始めています」
俺は港が完成間近になったラドミラスハーフェンで陛下を案内している。
「元々このあたりで暮らしていた種族もいます。彼らはこのあたりの水の流れに詳しいですので、希望者は港で働いてもらうことになりました」
マーメイドやマーマンを中心に、川や海の中、あるいは水辺で暮らす種族たちには積極的に働いてもらう。
「ところで、そこにいるラミアとアルラウネはお前の妻か?」
「いえ、そういうわけではないのですが……」
ラミアのレイナはいつものように余計なことを口にせずに立って……いや、座っているのか。下半身が蛇だからな。アルラウネのラトカは下半身が花なので、座っているのか立っているのかは分からない。どのようにして移動しているのかも謎だ。スススっと音を立てずに近づいてくる。
この二人はここ最近、俺とそれぞれの種族との連絡役をしている。連絡役といっても、俺が港のほうに来た際の案内役というか接待係だろうか。このような状態になるまでに、俺の知らないところでいろいろなやり取りがあったらしい。漏れ聞こえてきた話をつなぎ合わせると、次のような経緯だそうだ。
川人魚族からはアレタ、海人魚族からはマレンが俺に嫁いで子供が生まれた。ラミア族とアルラウネ族も話し合いを行い、自分のところからも誰か出すべきではないかという話になった。その結果として彼女たちが選ばれた。俺としては貢物のように渡されるのはどうかと思うが、無下に突き返すこともできない。ラミアとアルラウネからすると、俺の庇護下にあるほうが安心できるらしいからた。
仮にだが、異国の船が襲ってくるなど、このあたりで何か大きな問題が起きたとしよう。その場合、俺に全員を助けるだけの余裕がないこともあり得る。もし俺がどれかの種族を切り捨てなければならないとすれば、俺の子供を産んでいない種族だろう。彼女たちは勝手にそう考えた。もちろんそれを聞いて俺はそんなことはしないと言った。そもそも、アルラウネなど、どうすれば人間との間で子供が作れるのか謎だ。だから俺の子供を産んだかどうかは関係ない。しかし、なかなか人の心というのは難しい。
「それも好意と信頼の証だろう」
「そうはおっしゃいますが、私の体は一つしかありませんので」
「ふむ。お前なら古代の御業のように、自分の体を増やすことくらいできそうだが?」
「無茶を言わないでください」
陛下は俺がどんなことでもできるビックリ人間だと思っている節があるが、残念ながら俺はそれほど器用ではない。魔力は増えた。使える魔法も若干増えた気もする。しかし、根本的なところは変わっていない。火を吐けるようにはなったが、火魔法はそれほど得意ではない。
「それはそれとしてだ、実はトンネルと運河が完成すれば、ここの総督をしてもらおうと思う」
「私がですか? それでは意味がないのでは?」
総督というのは国によって意味が違うようだが、アルマン王国では国王の代わりにその一帯を統率する者だ。一般的には占領地を治めるという立場が多いだろう。だから国境近くに置かれることが多い。
戦争で隣国の町を一時的に占領したとする。占領してそれで終わりではなく、その後はその領地を経営しなければならない。いずれ領土に組み込むとしても、そこで暮らしているのは隣国の国民と一時的に滞在している将兵たち。そこをうまくまとめるのが総督の仕事だ。
ちなみに、盆地から北はノルト辺境伯領なので、港のあるラドミラスハーフェンもうちの領地だ。ただし、今回の工事は国家事業として行われているので、旧エクディン準男爵領からうちに繋がるトンネル、そこからラドミラスハーフェンまでの運河、さらに港の運用に関しては国と協力することになっている。そのために総督を置くことにしたらしい。
「総督という立場が必要なだけだ。それに、このあたりで暮らす種族たちを刺激しないためにも、お前しかいない」
本来ならアルマン王国で初めてできた港の周辺を俺から召し上げるだろう。国の直轄にすることが最も国益に繋がる。経済的には。ところが、あのあたりで暮らす水棲種族たちは、川の上流で暮らすパウラやカレンたち水竜を神として崇めていた。だからドラゴネット周辺は聖地扱いされている。
ドラゴネットを始め、この盆地にある町の耕作地では、粉末状になった水竜の鱗が土に混ぜ込まれている。その成分が少しずつ水に溶け出し、下流で暮らす者たちの肌や鱗をより美しく強くしているらしい。ドラゴネットあってこその今の自分たち。このあたりで暮らす者たちはそう考えている。
別に水棲種族たちは危険ではないが、一人一人が並の兵士一〇人二〇人に匹敵する程度には強い。人数は少ないが、それぞれの種族が特殊な力を持っている。神のいる場所から勝手に切り離され、その上で国に従えと言われたら蜂起するかもしれない。そう陛下はお考えだ。
たとえばアレタやマレンはおっとりしているが、それは今は戦う必要がないからだ。マーメイドたちが魔法で大波を起こせば、大型船でも簡単に転覆するだろう。それに王城は湖の中にある。マーメイドやマーマン、リザードマンたちが怒って、湖の水を使って王城を攻めれば、一時間も経たずに崩れ去るのではないか。それは考えすぎだと俺は思うが。
その水棲種族たちですら、山から襲ってきた魔物たちが相手ではなす術もなかった。その魔物たちも竜たちに狩られたり追い立てられたりして、盆地の北側に移動したようだ。
「領主がそのまま総督を兼ねるのであれば何も心配はいらん。だから言葉どおり形だけやってほしい」
「形だけとおっしゃるならお引き受けいたします」
何が変わるわけでもない。ただ自分の領地の一部を取り仕切る総督になるだけなので、一つ仕事が増えるだけだろう。
◆ ◆ ◆
俺が港周辺の総督を引き受けると聞いたからか、トンネルの掘削速度が上がった。運河の工事に目処が立ったので、竜たちがトンネル工事に協力するようになったからだ。
竜という存在は、場合によっては人に恐れられる。だから人の姿をしていても自分が竜だということを隠すことがほとんどらしい。ところがこの国というかこの領地では、竜が普通に本来の姿で寝そべったり、人の姿で巨大な岩を持ち上げたり、まあ自由気ままに暮らしている。自分の力を活かした仕事ができるのが嬉しいと聞いている。
「国王の代行なら、もう少しで一番上ね」
「もう十分だぞ」
もちろん竜たちをけしかけたのはカレンだ。彼女は「さっさと終わらせるわよ」と言っただけだが、それでも一部の竜たちは我先にとトンネルに向かった。カレンの魔力量はとんでもないらしく、仕事を探してやって来た竜たちからすれば「女帝」と呼んでもおかしくないらしい。
「私が女帝なら、あなたは皇帝でしょ?」
「その場合は皇配か皇婿だろう」
「それじゃあ、あなたが皇帝で私が皇后?」
「いや、俺は皇帝じゃないから」
カレンは無理に俺を上の地位に就けようとするわけではないが、言葉の端々に上昇志向を感じるというか、俺が一番上に立って当たり前という前提で話をする。
「あなたあっての今の私だから当然でしょ?」
「あの出会いがすべてだったな」
「そうね」
俺が初めてこの盆地にやって来て、何日かかけて住める場所にしようとしていたところでいきなり背後から現れたのがカレンだ。
「あれから妻も増えたわね」
「誰かさんが増やしたがるからな」
「あなたくらいの魅力があるなら一〇〇人や二〇〇人くらいはいて当然でしょ?」
「そんなに妻を作っても相手ができないだろ」
陛下にも言ったが、俺の体は一つしかない。古代の御業とやらがどういうものかは分からないが、体は増えないだろう。
「う~ん、体を増やす方法かあ……」
「増やさなくていいぞ」
「そう? 体が二つあったら一人はここにいて、もう一人は仕事をするっていうのもできるんじゃない?」
「それだと仕事をする方は延々と仕事ばかりしてそうだな」
正直なところ、どんなことでもほどほどでいい。そもそも妻だってカレンだけでよかったのに、エルザとアルマが来て、それ以降もどんどんと増えた。カレンは増やしたがるし周りは押し込みたがるし、そのあたりはもう諦めている。
◆ ◆ ◆
それからしばらくしてトンネルが開通し、運河と港も完成した。さあ、これで一仕事終わったと思ったところで、とんでもない大仕事がやって来た。
10
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる