21 / 273
第三部:勇者デビュー
歓迎パーティーでのスピーチ
しおりを挟む
今から俺の歓迎パーティーがある。これは貴族に対する顔見せが目的だ。前回の謁見は国王との対面がメインだった。スピーチもするそうなので、一応話す内容は頭に入れておいた。
パーティー会場は、てっきりコース料理的なものかと思ったら、ビュッフェボードがそこかしこに並べられ、その周辺にテーブルと椅子が並べられるという、かなり盛大なシッティング・ビュッフェ形式だった。ビュッフェだけど席が決まっている形式のことだ。
さすがに王族のテーブルは違うみたいで、アドニス王と家族たちは一番いい席に座っていた。使用人が料理を運ぶんだろうな。
「女性は料理に口を付けないことも多く、食べ残しが相当量出ます。残ったものは使用人たちが口にしますが、それでも多すぎますので、大人数のパーティーは今ではこのような形式になりました」
疑問が顔にでも出たのだろうか、ルブラン侯爵が小さな声で教えてくれた。
「シュウジ様には後ほど、それぞれのテーブルを回って、そこにいる者たちに一言二言話しかけていただければと思います」
なるほど。結婚式のキャンドルサービスに近いのか。今後はよろしくという意味で、各テーブルに挨拶して回る。テーブルは……一〇〇はあるか?
「テーブルの数はかなりあるよな?」
「この国で最も大きな式典を行う会場ですので。全部で一二四家、七六四人が参加しております。予定をかなりオーバーいたしました」
「挨拶ついでにワインを注いで回った方がいいか?」
そういうマナーがあるかどうかは分からないけど、それもコミュニケーションの一つだろう。
「必ずしも必要はございませんが、その方がより親しみやすさは出せるかと思います。ですが人数が人数ですのでシュウジ様が大変なことになるかと」
一声かけるだけでもかなりの時間になるか。でも敵よりは味方が多い方がいい。
「了解。一家族一分で二時間。もっとかかるか。まあ上手くやるよ」
「よろしくお願いします」
◆◆◆
「まず、勇者であるシュウジ殿には、今後はラヴァル公爵を名乗っていただくことになった。この名前は聞いたことのある者もいるだろうが、かつては文武のどちらにも秀でた家柄である。そして家名はコワレを選ばれた」
まず国王から俺がラヴァル公爵になったことが伝えられた。
「またシュウジ殿はあまり仰々しく勇者様と呼ばれることを望まれていない。庶民からはまだしも、我々の間ではシュウジ・コワレ・ラヴァル公爵の方で呼んでいただきたいそうだ」
頷いている者も首を傾げている者もいる。勇者の方がステータス的には上だろうと思ったんだろう。あ、強さを表すステータスじゃなくて、社会的地位の方だ。
勇者は国王よりも上だとされている。でも爵位をもらえばフレージュ王国の一員になる。貴族ではなく勇者のままというのも考えたけど、あまりにも国王から勇者様勇者様と呼ばれるとむず痒くなる。
「そしてもう一つ、昼の謁見の際にも話を聞いた者は多いと思うが、シュウジ殿は『神は人の上に人を作らず』と仰った。彼はそれを実践すべく、召喚の聖女エミリアをいずれ妻に迎えたいと仰っている」
今回の立役者であるエミリアがいずれ俺に嫁ぐことが発表された。
エミリアが平民出身だということはそれなりに知られているようで、貴族たちからは「ほう」と「えっ?」という二種類の声が上がった。そりゃ納得する者もいれば驚く者もいるだろう。驚く方が多いかもしれないな。
でも俺はそれほど性格が良くない。もし自分の娘を押し込むためにエミリアをどうにかしようと思うなら覚悟をしてもらおう。この時はそんなことを考えていた。
俺の紹介が終わると、簡単にスピーチをすることになった。
「シュウジ・コワレ・ラヴァル公爵だ。昼に俺の顔を見た者は多いと思う。あれからアドニス殿と話をし、できる限り対等な存在として扱ってもらうことにした」
まずはここで一呼吸おく。
「この国にはすでに異世界から何人もの先達がやって来ていると聞く。その中にはこの国のような貴族社会ではない政治形態の国から来た者もいたはずだ。俺もその一人になる。そうは言ってもこの国をどうこうしようというつもりはない。あくまで俺の心の持ちようの問題だ」
そう言って少し微笑む。「貴族社会が嫌なわけじゃないぞ、俺が慣れていないだけだぞ」という意味だ。勇者が貴族社会をぶっ壊すつもりだと勘違いされたら大変だ。
「アドニス殿から俺が公爵になると聞いた時、勇者としての立場は国王よりも上になり、そして貴族としての立場は国王よりも下になるという、この二つをどのように自分の中で納得させるか、それに悩んだ」
これも本当だ。「国王以上? ラッキー‼」ってふんぞり返って豪遊の日々を送るほど神経は図太くない。
「そして自分の中で出した結論だが、アドニス殿には俺の相談役になってもらうことにした。理由は簡単で、俺はこの国についてあまりにも知らなさすぎる。この国のことを知らないのに国の発展に貢献するというのは不可能だ。だから勇者と国王という立場を超え、できる限り対等な立場で意見を交わせればいい、俺はそう考えている」
全員にペコペコされると、聞きたいことも簡単には聞けなくなる。「え? こんなことも知らないの?」とか思われるのも嫌だ。プライドはゼロじゃない。
「最後になったが、このような機会を与えてくれたアドニス殿、そして集まってくれた皆には感謝したい。ではこれから各テーブルを回るので、短い時間にはなるが少しでも話をさせてもらいたい」
そのように話を終えると拍手が起きた。
パーティー会場は、てっきりコース料理的なものかと思ったら、ビュッフェボードがそこかしこに並べられ、その周辺にテーブルと椅子が並べられるという、かなり盛大なシッティング・ビュッフェ形式だった。ビュッフェだけど席が決まっている形式のことだ。
さすがに王族のテーブルは違うみたいで、アドニス王と家族たちは一番いい席に座っていた。使用人が料理を運ぶんだろうな。
「女性は料理に口を付けないことも多く、食べ残しが相当量出ます。残ったものは使用人たちが口にしますが、それでも多すぎますので、大人数のパーティーは今ではこのような形式になりました」
疑問が顔にでも出たのだろうか、ルブラン侯爵が小さな声で教えてくれた。
「シュウジ様には後ほど、それぞれのテーブルを回って、そこにいる者たちに一言二言話しかけていただければと思います」
なるほど。結婚式のキャンドルサービスに近いのか。今後はよろしくという意味で、各テーブルに挨拶して回る。テーブルは……一〇〇はあるか?
「テーブルの数はかなりあるよな?」
「この国で最も大きな式典を行う会場ですので。全部で一二四家、七六四人が参加しております。予定をかなりオーバーいたしました」
「挨拶ついでにワインを注いで回った方がいいか?」
そういうマナーがあるかどうかは分からないけど、それもコミュニケーションの一つだろう。
「必ずしも必要はございませんが、その方がより親しみやすさは出せるかと思います。ですが人数が人数ですのでシュウジ様が大変なことになるかと」
一声かけるだけでもかなりの時間になるか。でも敵よりは味方が多い方がいい。
「了解。一家族一分で二時間。もっとかかるか。まあ上手くやるよ」
「よろしくお願いします」
◆◆◆
「まず、勇者であるシュウジ殿には、今後はラヴァル公爵を名乗っていただくことになった。この名前は聞いたことのある者もいるだろうが、かつては文武のどちらにも秀でた家柄である。そして家名はコワレを選ばれた」
まず国王から俺がラヴァル公爵になったことが伝えられた。
「またシュウジ殿はあまり仰々しく勇者様と呼ばれることを望まれていない。庶民からはまだしも、我々の間ではシュウジ・コワレ・ラヴァル公爵の方で呼んでいただきたいそうだ」
頷いている者も首を傾げている者もいる。勇者の方がステータス的には上だろうと思ったんだろう。あ、強さを表すステータスじゃなくて、社会的地位の方だ。
勇者は国王よりも上だとされている。でも爵位をもらえばフレージュ王国の一員になる。貴族ではなく勇者のままというのも考えたけど、あまりにも国王から勇者様勇者様と呼ばれるとむず痒くなる。
「そしてもう一つ、昼の謁見の際にも話を聞いた者は多いと思うが、シュウジ殿は『神は人の上に人を作らず』と仰った。彼はそれを実践すべく、召喚の聖女エミリアをいずれ妻に迎えたいと仰っている」
今回の立役者であるエミリアがいずれ俺に嫁ぐことが発表された。
エミリアが平民出身だということはそれなりに知られているようで、貴族たちからは「ほう」と「えっ?」という二種類の声が上がった。そりゃ納得する者もいれば驚く者もいるだろう。驚く方が多いかもしれないな。
でも俺はそれほど性格が良くない。もし自分の娘を押し込むためにエミリアをどうにかしようと思うなら覚悟をしてもらおう。この時はそんなことを考えていた。
俺の紹介が終わると、簡単にスピーチをすることになった。
「シュウジ・コワレ・ラヴァル公爵だ。昼に俺の顔を見た者は多いと思う。あれからアドニス殿と話をし、できる限り対等な存在として扱ってもらうことにした」
まずはここで一呼吸おく。
「この国にはすでに異世界から何人もの先達がやって来ていると聞く。その中にはこの国のような貴族社会ではない政治形態の国から来た者もいたはずだ。俺もその一人になる。そうは言ってもこの国をどうこうしようというつもりはない。あくまで俺の心の持ちようの問題だ」
そう言って少し微笑む。「貴族社会が嫌なわけじゃないぞ、俺が慣れていないだけだぞ」という意味だ。勇者が貴族社会をぶっ壊すつもりだと勘違いされたら大変だ。
「アドニス殿から俺が公爵になると聞いた時、勇者としての立場は国王よりも上になり、そして貴族としての立場は国王よりも下になるという、この二つをどのように自分の中で納得させるか、それに悩んだ」
これも本当だ。「国王以上? ラッキー‼」ってふんぞり返って豪遊の日々を送るほど神経は図太くない。
「そして自分の中で出した結論だが、アドニス殿には俺の相談役になってもらうことにした。理由は簡単で、俺はこの国についてあまりにも知らなさすぎる。この国のことを知らないのに国の発展に貢献するというのは不可能だ。だから勇者と国王という立場を超え、できる限り対等な立場で意見を交わせればいい、俺はそう考えている」
全員にペコペコされると、聞きたいことも簡単には聞けなくなる。「え? こんなことも知らないの?」とか思われるのも嫌だ。プライドはゼロじゃない。
「最後になったが、このような機会を与えてくれたアドニス殿、そして集まってくれた皆には感謝したい。ではこれから各テーブルを回るので、短い時間にはなるが少しでも話をさせてもらいたい」
そのように話を終えると拍手が起きた。
0
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる