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第六部:公爵邸披露パーティー
屋敷の披露パーティー
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今日は屋敷の披露パーティー当日。屋敷の中がてんやわんやだ。VIP客が何人もやって来て、総出でお相手をするあの感覚に近い。
貴族は屋敷を建て直したり引っ越ししたりすると披露パーティーを行う。それによって繋がりを強化するという意味がある。
誰を呼んで誰を呼ばないかはその貴族次第ということになる。俺の場合は柵はないけど伝手もないから全員に声をかけ、参加できそうな貴族にだけ集まってもらうことになった。
二月末ともなれば社交は後半戦。まだ一か月ほどあるけど、一足先に領地に戻る当主も多い。だから王宮でのパーティーよりは少ない。
ああ、アドニス王やルブラン侯爵は来ていない。忙しいそうだ。丁寧な手紙が届いている。
国王は玉座に座っていたらいいだけの気軽な立場じゃない。何となく国王って仕事を配下に任せて「良きに計らえ」ってふんぞり返ってるイメージだけど、アドニス王は真面目だそうだ。
そして宰相は政を最前線で行う立場だ。ルブラン侯爵は見るからにそういう感じだな。
朝早くにアズナヴール伯爵とピトル伯爵の屋敷から応援が来た。リュシエンヌの実家とケントさんのところだ。総勢四八人。メイドが多いけど、料理人や荷運び、従僕、門衛などもいる。
「旦那様、どうにか間に合いそうです」
ダヴィドとシュザンヌが応援たちも一緒に仕切って準備をしている。
「ああ、よくやってくれた。アズナヴール伯爵とピトル伯爵にも迷惑をかけたな」
もちろんロハじゃないので、二人には後日きちんと礼をする。
アズナヴール伯爵は、俺がリュシエンヌを欲しがったことで十分だと言ってたけど、それはそれだ。芸術関係が好きな人だから、それ関係のもので何かいいものがないかと考えている。今回リュシエンヌは色留袖を着てるから、そのあたりが使えるかもしれない。コンスタンスさんなら黒留袖が似合うだろう。
ケントさんはロマネ・コンティを気に入ったようなのでそれを何本か渡そうと思う。他にコニャックとアルマニャックのオール・ダージュで良さそうなのを見繕って渡すことに決めている。
それで今日のパーティーは昼だけど、早朝から集まってもらった。当日の何が大変かというと接客だ。馬車でやって来た貴族たちをそれぞれの席まで間違えないように案内することだ。ありがたいことにこの国のパーティーは、大人数の場合はシッティング・ビュッフェ形式がほとんどだ。
昔はコース料理だったそうだけど、その場合はほとんど手を付けない料理がどんどん下げられる。特に女性の場合、全く手を付けないこともあったらしい。さすがにそれはもったいないということで、シッティング・ビュッフェ形式が増えたそうだ。
この場合でも自分の座席は決まっていて、ビュッフェボード(大テーブル)で料理を取ったら自分の席で食事をする。ワインはビュッフェボードの近くに控えている給仕に伝えて注いでもらう。
それでも全部で四〇〇人を超えるとなると、さすがに量が大変なことになる。あらかじめ大量に作り、冷めないように魔道具の保温器に入れて当日を待つことが多いらしいけど、保温器は料理が冷めないようにするためものだから状態は止まらない。傷んで食中毒が起きれば大変なことになる。そうならないように作ってすぐに【ストレージ】に入れた。
できた料理はパーティーの直前まで【ストレージ】に入れたままにし、始まる前に保温器に移し替えた。メイドたちにはそれを順にビュッフェボードに運んでもらうだけだ。数が多いから大変だけど、厨房で作って運ぶよりは楽だろう。
俺はホスト役として挨拶し、各テーブルを回ってワインを注ぎながら話をし、中央に並べられた料理が減れば補充し、という何でも屋をやることになった。
◆◆◆
「今日はここに集まってもらった皆に感謝したい。俺がこの屋敷を受け継いでからここまで一か月ほどになる。その間に使用人たちの献身的な努力によって、これだけが集まれるパーティー会場として再び使えるほどになった。たった半日ではあるが、ここで皆の先祖たちがどのような景色を眺めていたのか、当時の当主たちの気分になって楽しんでもらいたい」
挨拶の後に拍手が続き、俺は演台から降りると自分の準備に向かった。
「旦那様のお手を煩わせるのは申し訳なく思いますが」
「いや、料理を運ぶのも大変だからな。それにゲストのウケもいい」
俺は大きなトレイを左手に持ち、右手でそれにクロッシュと呼ばれる丸い蓋を被せ、サッとどけるとそこに料理が現れるというマジックもどきをやってみた。それをビュッフェボードに置いて切り分け、皿に盛り、四枚持ちをして順に渡す。この持ち方は珍しいそうだ。
この国では料理はカートで運んでテーブルに置くのが基本だから、このように持つのは珍しい。ケントさんは俺がウケ狙いでやったのに気づいたようで大笑いしていた。でも隣にいるコレットさんと娘のベレニスはビックリしたような顔をした。大道芸はあるかもしれないけど貴族は見ないか。
さすがに俺もずっと喋ったりマジックをやったりはできない。俺がいない時にはララとロラの二人が歌と演奏で場を盛り上げてくれた。
◆◆◆
「みんな、今日は助かった」
「いえ、我々もこれほど大規模なパーティーで働ける機会はなかなかございません。貴重な経験をさせていただきました」
リュシエンヌの実家とケントさんのところと、二か所から使用人を借りた。主に接客や給仕だったけど、駐車場でにいた馬車も多い。その馬車の方にも軽い食事などを出すように指示をした。
ゲストの馬車に気を使う必要はないそうだけど、昼間とはいえ二月の末の寒い時期にずっと外で待たされるってどうなんだと思った。それで俺からの気遣いということで、あらかじめ用意しておいたものを渡してもらった。非常に感謝されたそうだ。
「下々への心遣いなど、公爵様から非常に多くのことを学ばせていただきました。今後ともよろしくお願いいたします」
「ああ、アズナヴール伯爵とは今後は親戚付き合いが続く。ピトル伯爵とは同郷だから遊びに行くこともあるだろう。また顔を合わせたらよろしく頼む」
貴族は屋敷を建て直したり引っ越ししたりすると披露パーティーを行う。それによって繋がりを強化するという意味がある。
誰を呼んで誰を呼ばないかはその貴族次第ということになる。俺の場合は柵はないけど伝手もないから全員に声をかけ、参加できそうな貴族にだけ集まってもらうことになった。
二月末ともなれば社交は後半戦。まだ一か月ほどあるけど、一足先に領地に戻る当主も多い。だから王宮でのパーティーよりは少ない。
ああ、アドニス王やルブラン侯爵は来ていない。忙しいそうだ。丁寧な手紙が届いている。
国王は玉座に座っていたらいいだけの気軽な立場じゃない。何となく国王って仕事を配下に任せて「良きに計らえ」ってふんぞり返ってるイメージだけど、アドニス王は真面目だそうだ。
そして宰相は政を最前線で行う立場だ。ルブラン侯爵は見るからにそういう感じだな。
朝早くにアズナヴール伯爵とピトル伯爵の屋敷から応援が来た。リュシエンヌの実家とケントさんのところだ。総勢四八人。メイドが多いけど、料理人や荷運び、従僕、門衛などもいる。
「旦那様、どうにか間に合いそうです」
ダヴィドとシュザンヌが応援たちも一緒に仕切って準備をしている。
「ああ、よくやってくれた。アズナヴール伯爵とピトル伯爵にも迷惑をかけたな」
もちろんロハじゃないので、二人には後日きちんと礼をする。
アズナヴール伯爵は、俺がリュシエンヌを欲しがったことで十分だと言ってたけど、それはそれだ。芸術関係が好きな人だから、それ関係のもので何かいいものがないかと考えている。今回リュシエンヌは色留袖を着てるから、そのあたりが使えるかもしれない。コンスタンスさんなら黒留袖が似合うだろう。
ケントさんはロマネ・コンティを気に入ったようなのでそれを何本か渡そうと思う。他にコニャックとアルマニャックのオール・ダージュで良さそうなのを見繕って渡すことに決めている。
それで今日のパーティーは昼だけど、早朝から集まってもらった。当日の何が大変かというと接客だ。馬車でやって来た貴族たちをそれぞれの席まで間違えないように案内することだ。ありがたいことにこの国のパーティーは、大人数の場合はシッティング・ビュッフェ形式がほとんどだ。
昔はコース料理だったそうだけど、その場合はほとんど手を付けない料理がどんどん下げられる。特に女性の場合、全く手を付けないこともあったらしい。さすがにそれはもったいないということで、シッティング・ビュッフェ形式が増えたそうだ。
この場合でも自分の座席は決まっていて、ビュッフェボード(大テーブル)で料理を取ったら自分の席で食事をする。ワインはビュッフェボードの近くに控えている給仕に伝えて注いでもらう。
それでも全部で四〇〇人を超えるとなると、さすがに量が大変なことになる。あらかじめ大量に作り、冷めないように魔道具の保温器に入れて当日を待つことが多いらしいけど、保温器は料理が冷めないようにするためものだから状態は止まらない。傷んで食中毒が起きれば大変なことになる。そうならないように作ってすぐに【ストレージ】に入れた。
できた料理はパーティーの直前まで【ストレージ】に入れたままにし、始まる前に保温器に移し替えた。メイドたちにはそれを順にビュッフェボードに運んでもらうだけだ。数が多いから大変だけど、厨房で作って運ぶよりは楽だろう。
俺はホスト役として挨拶し、各テーブルを回ってワインを注ぎながら話をし、中央に並べられた料理が減れば補充し、という何でも屋をやることになった。
◆◆◆
「今日はここに集まってもらった皆に感謝したい。俺がこの屋敷を受け継いでからここまで一か月ほどになる。その間に使用人たちの献身的な努力によって、これだけが集まれるパーティー会場として再び使えるほどになった。たった半日ではあるが、ここで皆の先祖たちがどのような景色を眺めていたのか、当時の当主たちの気分になって楽しんでもらいたい」
挨拶の後に拍手が続き、俺は演台から降りると自分の準備に向かった。
「旦那様のお手を煩わせるのは申し訳なく思いますが」
「いや、料理を運ぶのも大変だからな。それにゲストのウケもいい」
俺は大きなトレイを左手に持ち、右手でそれにクロッシュと呼ばれる丸い蓋を被せ、サッとどけるとそこに料理が現れるというマジックもどきをやってみた。それをビュッフェボードに置いて切り分け、皿に盛り、四枚持ちをして順に渡す。この持ち方は珍しいそうだ。
この国では料理はカートで運んでテーブルに置くのが基本だから、このように持つのは珍しい。ケントさんは俺がウケ狙いでやったのに気づいたようで大笑いしていた。でも隣にいるコレットさんと娘のベレニスはビックリしたような顔をした。大道芸はあるかもしれないけど貴族は見ないか。
さすがに俺もずっと喋ったりマジックをやったりはできない。俺がいない時にはララとロラの二人が歌と演奏で場を盛り上げてくれた。
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