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第七部:商会と今後のこと
公爵ですら気になる点
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「そうそう、シュウジさん。いくつか聞きたいことがあるんだけど、いい?」
「ああ、いいぞ。俺に分かることならな」
日本の話でもアメリカの話でも、分かるなら教えたい。先祖のいた世界の話なんて、他に聞く機会はないだろうからなあ。
「先日のパーティーの時にシュウジさんとこのメイドを見たけど、みんな肌や髪がツヤツヤじゃなかった?」
「ああ、そっちの話か。あれは美容液を与えたからだろう。えーっと、あったあった。これだ」
俺はストレージから美容液の小瓶を取り出した。
「これが髪に使う美容液で、髪を洗った後に擦り込んで、一時間ほどしたら洗い落とす。前はこれ一本で中銀貨二枚だった」
「中銀貨二枚かあ……。庶民なら月収くらい軽く飛ぶのかな? なかなか手が出ないね」
値段を聞いたのは……セリーヌとドミニクだったか、あの二人が噴き出したからな。
「これを作った錬金術師を商会の美容部門にスカウトしたから、今後は値段が下げられると思う。高くてもその半額くらいにはしたいな」
庶民でも買える値段にってのが狙いだ。貴族向けの高級品も作るけどな。庶民の給料は中銀貨二枚ならいい方だ。うちのメイドは中銀貨二枚。それで月に八万から一〇万くらいの計算でいる。さすがに何十CCかでその値段はキツい。しかも陶器製の瓶を使ってこの値段だ。できれば中身の見えるガラス瓶がいいんだろうけど、ガラスは値段が高いからなあ。貴族向けはガラス瓶に入れてもいいかも。着色料を入れれば見た目にも映えるからな。
「とりあえず最初だから奮発した感じだなあ。全然人手が足りなくて、メイドたちには馬車馬のように働いてもらったからな。よく七人で回してくれたと思うよ」
「あの屋敷を七人でって凄いね。でもいきなり屋敷を与えられたらそうなるんだろうね。僕も去年父から継いだんだけど、それでも大変だったよ。当主と跡取り息子とは雲泥の差だね」
疲れたような表情でピエールさんはそう言った。親がいなくなるのは大変だろうな。覚悟ができていればまだマシかもしれないけど。俺は母子家庭で、しかも小学校の時に母親が蒸発した。よく分からないうちに環境がコロコロと変わったなあ。
「あ、生きてるから問題ないよ。王都の別の場所に家を建てて悠々自適な生活をしてるよ」
「ああ、そうなのか」
継いだと聞いたから亡くなったのかと思った。顔に出たんだろうか、そうフォローしてくれた。
「いきなり『子供も生まれたんだから後はお前に任せる』って言われたからね。それでも一年は待ってもらったけど。個人的には三〇代くらいで継げればよかったんだけどね」
そういえば生前相続もかなりあると聞いたな。領地は爵位を譲った息子に任せて、本人は王都で家を用意してゆっくりそこで暮らすこともあると。自分と妻、そして使用人が一人か二人。使用人がいるというのが違うけど、定年退職後は悠々自適の生活って、世界が違っても考えることは同じだな。
「もう一つね、メイドたちのエプロンだけど、あれは全部刺繍だったの? 高価じゃない?」
目聡くチェックしてるな。でもピエールさんが覚えてたってことは、他の貴族も気にしてるって可能性が高い。
「それはこれ、アップリケを縫い付けさせた。うちの商会の商品だ」
「へえ、こういうデザインのもあるんだね」
アップリケは肘や膝など、擦れて穴が開きやすい場所に補強で使われるのがほとんどだ。肉体労働者向けの衣類にはそうやって肘や膝が補強がされたものもある。でもあくまで補強が目的だから、デザインのために縫い付けることはこれまでなかったはずだ。
俺としてはデザイン重視なものをパパッと縫い付けることで、地味な服をオシャレにできればと思っただけだ。服だけじゃなくてエプロンやカーテンなんかにも使えるからな。
「ケチ臭いと言われればそうかもしれないけど、布地が汚れたらアップリケだけ外して付け替えればいい。刺繍なら無理だけど、これは縫い付けてるだけだから」
「そうだね。刺繍をした服の刺繍部分だけ切り取るのもできなくはないけど、そこまですることは滅多にないかな。ちなみにそれも元の世界にあったの?」
「ああ、俺が知ってるのは所属を表すために上着の胸に貼り付けるのが多かった。子供服にもよく使われたなあ」
「子供かあ。それは膝の補強のため?」
「いや、可愛いからだろう。子供は喜ぶから」
「喜ぶかな?」
ピエールさんはアップリケを手にしながらそう呟いた。
「そうだなあ。美的感覚が違うかもしれないな。俺のいた日本って国じゃ、小さく可愛らしいデザインが多かったから」
カワイイ文化ってのはこっちにはないのか。
「例えばこんなのがある」
取り出したのは、日本発祥で赤いリボンを付けた白猫と、オランダ発祥で口がバッテンの兎だ。
「これは……猫と兎? ああ、子供なら喜びそうかも」
「この国ならこういうのが一般的だろうからなあ」
もう一つ取り出したのは、イギリス発祥でちょっとだけリアルな服を着た兎。名前はピーター。
「こっちのが一般的だね」
「だろうな。それはそれでアリだと思うけど、俺の暮らしてた国じゃこっちの方が多かったかな」
デフォルメされたキャラクターって日本じゃ普通だけど、世界的にはそんなに多くはない。この国でも珍しいそうだから、そのあたりも商品として考えてもいいな。
「それじゃこれはお近づきの印だ」
俺は断面を上にして箱に入れたバウムクーヘンを渡した。
「えーっと、お菓子?」
「ああ、今度うちの商会で販売することにした焼き菓子だ。本来はこれくらいの長さがあって、それを二〇個に切った一つでこのサイズだな」
「これってシュウジさんの国のお菓子ってこと?」
「発祥は別の国だな。ドイツって国だけど、多分フィリップ殿も食べたことがあると思う」
アメリカにだってバウムクーヘンくらいはあったよな? いつからあったかは分からないけど、多分フィリップ殿ってそんなに昔の人じゃない。時間がズレてるんだろうけど、せいぜい数十年前の人だ。
「へえー。わざわざ作るってくらいだから手間がかかるんだろうね」
「一時間くらい手を休めずに焼き続ける必要はあるな」
「それなら高くても当然だね。後でみんなで頂くね」
「ああ。子供は喜ぶと思うぞ」
それからしばらく、商会とか貴族とかの話は横に置いて、フィリップ殿がいたアメリカという国について話をした。
最初はイギリスを始め、ヨーロッパの諸国から集まった移民たちによって作られた国だ。その中にはアフリカから連れてこられた奴隷たちもいた。かつてはWASP、つまり白人でアングロ・サクソンでプロテスタントという、かつてのイギリスの上流階級と同じような人たちが支配するような国だった。それが徐々に減り始め、アジア系やヒスパニック系が増え始め、WASPが力を減らし、ってとこだったかな。俺がこっちに来たのは。
ニュースくらい見るぞ。新聞だって読む。ホステスがどんな話題にでも付いていくように、ホストだって相手に合わせる。知識があってこそのこの仕事だ。女を抱くだけが仕事じゃない。
「若くて荒々しい感じってことでいいのかな?」
「ああ。新しい国だ。俺が向こうにいた時でも独立して二五〇年も経ってない。だからこそ勢いもある」
大して知識のない俺が説明してるけど、ケントさんだってこれくらいのことは知ってるはずだ。そのケントさんはあまり地球のことを話してないそうだ。謙虚なのか、それとも勉強をしてなかった? いや、余計なことを言わないようにしてたんだろうな。
「ああ、いいぞ。俺に分かることならな」
日本の話でもアメリカの話でも、分かるなら教えたい。先祖のいた世界の話なんて、他に聞く機会はないだろうからなあ。
「先日のパーティーの時にシュウジさんとこのメイドを見たけど、みんな肌や髪がツヤツヤじゃなかった?」
「ああ、そっちの話か。あれは美容液を与えたからだろう。えーっと、あったあった。これだ」
俺はストレージから美容液の小瓶を取り出した。
「これが髪に使う美容液で、髪を洗った後に擦り込んで、一時間ほどしたら洗い落とす。前はこれ一本で中銀貨二枚だった」
「中銀貨二枚かあ……。庶民なら月収くらい軽く飛ぶのかな? なかなか手が出ないね」
値段を聞いたのは……セリーヌとドミニクだったか、あの二人が噴き出したからな。
「これを作った錬金術師を商会の美容部門にスカウトしたから、今後は値段が下げられると思う。高くてもその半額くらいにはしたいな」
庶民でも買える値段にってのが狙いだ。貴族向けの高級品も作るけどな。庶民の給料は中銀貨二枚ならいい方だ。うちのメイドは中銀貨二枚。それで月に八万から一〇万くらいの計算でいる。さすがに何十CCかでその値段はキツい。しかも陶器製の瓶を使ってこの値段だ。できれば中身の見えるガラス瓶がいいんだろうけど、ガラスは値段が高いからなあ。貴族向けはガラス瓶に入れてもいいかも。着色料を入れれば見た目にも映えるからな。
「とりあえず最初だから奮発した感じだなあ。全然人手が足りなくて、メイドたちには馬車馬のように働いてもらったからな。よく七人で回してくれたと思うよ」
「あの屋敷を七人でって凄いね。でもいきなり屋敷を与えられたらそうなるんだろうね。僕も去年父から継いだんだけど、それでも大変だったよ。当主と跡取り息子とは雲泥の差だね」
疲れたような表情でピエールさんはそう言った。親がいなくなるのは大変だろうな。覚悟ができていればまだマシかもしれないけど。俺は母子家庭で、しかも小学校の時に母親が蒸発した。よく分からないうちに環境がコロコロと変わったなあ。
「あ、生きてるから問題ないよ。王都の別の場所に家を建てて悠々自適な生活をしてるよ」
「ああ、そうなのか」
継いだと聞いたから亡くなったのかと思った。顔に出たんだろうか、そうフォローしてくれた。
「いきなり『子供も生まれたんだから後はお前に任せる』って言われたからね。それでも一年は待ってもらったけど。個人的には三〇代くらいで継げればよかったんだけどね」
そういえば生前相続もかなりあると聞いたな。領地は爵位を譲った息子に任せて、本人は王都で家を用意してゆっくりそこで暮らすこともあると。自分と妻、そして使用人が一人か二人。使用人がいるというのが違うけど、定年退職後は悠々自適の生活って、世界が違っても考えることは同じだな。
「もう一つね、メイドたちのエプロンだけど、あれは全部刺繍だったの? 高価じゃない?」
目聡くチェックしてるな。でもピエールさんが覚えてたってことは、他の貴族も気にしてるって可能性が高い。
「それはこれ、アップリケを縫い付けさせた。うちの商会の商品だ」
「へえ、こういうデザインのもあるんだね」
アップリケは肘や膝など、擦れて穴が開きやすい場所に補強で使われるのがほとんどだ。肉体労働者向けの衣類にはそうやって肘や膝が補強がされたものもある。でもあくまで補強が目的だから、デザインのために縫い付けることはこれまでなかったはずだ。
俺としてはデザイン重視なものをパパッと縫い付けることで、地味な服をオシャレにできればと思っただけだ。服だけじゃなくてエプロンやカーテンなんかにも使えるからな。
「ケチ臭いと言われればそうかもしれないけど、布地が汚れたらアップリケだけ外して付け替えればいい。刺繍なら無理だけど、これは縫い付けてるだけだから」
「そうだね。刺繍をした服の刺繍部分だけ切り取るのもできなくはないけど、そこまですることは滅多にないかな。ちなみにそれも元の世界にあったの?」
「ああ、俺が知ってるのは所属を表すために上着の胸に貼り付けるのが多かった。子供服にもよく使われたなあ」
「子供かあ。それは膝の補強のため?」
「いや、可愛いからだろう。子供は喜ぶから」
「喜ぶかな?」
ピエールさんはアップリケを手にしながらそう呟いた。
「そうだなあ。美的感覚が違うかもしれないな。俺のいた日本って国じゃ、小さく可愛らしいデザインが多かったから」
カワイイ文化ってのはこっちにはないのか。
「例えばこんなのがある」
取り出したのは、日本発祥で赤いリボンを付けた白猫と、オランダ発祥で口がバッテンの兎だ。
「これは……猫と兎? ああ、子供なら喜びそうかも」
「この国ならこういうのが一般的だろうからなあ」
もう一つ取り出したのは、イギリス発祥でちょっとだけリアルな服を着た兎。名前はピーター。
「こっちのが一般的だね」
「だろうな。それはそれでアリだと思うけど、俺の暮らしてた国じゃこっちの方が多かったかな」
デフォルメされたキャラクターって日本じゃ普通だけど、世界的にはそんなに多くはない。この国でも珍しいそうだから、そのあたりも商品として考えてもいいな。
「それじゃこれはお近づきの印だ」
俺は断面を上にして箱に入れたバウムクーヘンを渡した。
「えーっと、お菓子?」
「ああ、今度うちの商会で販売することにした焼き菓子だ。本来はこれくらいの長さがあって、それを二〇個に切った一つでこのサイズだな」
「これってシュウジさんの国のお菓子ってこと?」
「発祥は別の国だな。ドイツって国だけど、多分フィリップ殿も食べたことがあると思う」
アメリカにだってバウムクーヘンくらいはあったよな? いつからあったかは分からないけど、多分フィリップ殿ってそんなに昔の人じゃない。時間がズレてるんだろうけど、せいぜい数十年前の人だ。
「へえー。わざわざ作るってくらいだから手間がかかるんだろうね」
「一時間くらい手を休めずに焼き続ける必要はあるな」
「それなら高くても当然だね。後でみんなで頂くね」
「ああ。子供は喜ぶと思うぞ」
それからしばらく、商会とか貴族とかの話は横に置いて、フィリップ殿がいたアメリカという国について話をした。
最初はイギリスを始め、ヨーロッパの諸国から集まった移民たちによって作られた国だ。その中にはアフリカから連れてこられた奴隷たちもいた。かつてはWASP、つまり白人でアングロ・サクソンでプロテスタントという、かつてのイギリスの上流階級と同じような人たちが支配するような国だった。それが徐々に減り始め、アジア系やヒスパニック系が増え始め、WASPが力を減らし、ってとこだったかな。俺がこっちに来たのは。
ニュースくらい見るぞ。新聞だって読む。ホステスがどんな話題にでも付いていくように、ホストだって相手に合わせる。知識があってこそのこの仕事だ。女を抱くだけが仕事じゃない。
「若くて荒々しい感じってことでいいのかな?」
「ああ。新しい国だ。俺が向こうにいた時でも独立して二五〇年も経ってない。だからこそ勢いもある」
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