244 / 273
第十六部:領主になること
領地の視察へ
しおりを挟む
「とりあえず二、三日だけ向こうに行ってくる」
「畏まりました」
俺はダヴィドに後を任せると、領都エウロードに向かうことにした。とりあえず向こうがどうなっているかを確認するためだ。
アドニス王によると、すでにルニエ子爵とその一族、そして甘い汁を吸っていた者たちはいないはずだけど、屋敷の中がどうとか、使用人がどれだけ残っているかとか、そういうことが分からないからだ。ザックリとした情報はあることはあるけど、自分の目で見る方が確実だ。
ついでにララとロラを向こうに連れて行くことにした。前に言っていた情報集めをしてもらうためだ。大切な情婦だから、危険なことをさせるつもりはない。領主が変わったことがどう思われているかなど、実際に領民たちに混じってみなければ分からない雰囲気などを肌で感じてもらうためだ。
「ララとロラは向こうで好きに活動してくれていい。南部はあまり行ったことはないって話だよな?」
「はい。カロシュ王国には行ったことがありますので、東の方はあります」
「西と南の方はなかなか行く機会がありませんでした」
「それならまずはエウロードの屋敷に行くから向こうの使用人たちに紹介する。明日以降は自由にしてくれてかまわない。領内を好きに回ってくれ」
「ありがとうございます」
「お役に立てる情報を集めます」
二人は身軽で話が上手なので、酒場や街角などで歌や演奏を披露しつつ噂話を集めるつもりのようだ。
◆◆◆
「トゥーリア、ひとっ飛び頼む」
《うむ、腹ごなしに出かけるとするかの》
トゥーリアはあまり食事は必要としない。ドラゴンという生き物は不思議なもので、鱗が魔力の元になる魔素を集める。だからそこにいるだけで自然と魔素を吸収するので空腹はそれほど感じないらしい。頭の先から尻尾の先まで三〇メートルほどあるのに思ったよりも小食だった。
ただ食事ができないわけではない。前に牛か何かを丸焼きにして食べていたこともあったので聞いてみたら、食事は嗜好品に近いものだった。
他には干し肉(魔素製)だろうか。あれはかなり高純度な魔素でできているので、トゥーリアに食べさせてみたらたまにでいいから欲しいと言われた。まだまだあるから、こうやって乗せてもらった後にでも渡そうと思っている。
トゥーリアの背に乗って移動する。乗ればあっという間だ。トゥーリアがその体を一度体を沈めてからグッと力を入れたかと思うともう空にいる。
「本当に空を飛んでいます……」
「これはどう表現すべきか……」
二人は初めて空を飛んだことをどう受け止めていいのか困っているようだった。俺は日本で東京タワーとかスカイツリーとか、ああいう高い場所から見下ろしたことはある。飛行機の窓から地上を見下ろしたこともある。でもこの世界で生まれればそういう機会はない。ほとんどの人間は足の裏を地面から離す機会はないはずだ。
「怖くはないか?」
「それは大丈夫です」
「身を乗り出すのは無理ですが」
「俺に捕まっていれば大丈夫だ」
二人はさっきから俺の腕を掴んでいる。表情はあまり変わらない二人だけど、いつもに比べるとやや硬くなっていた。
しばらくすると視線の先には新しいラヴァル公爵領が見えた。この国でほぼ一番南にある領地。一番南になるのがラヴァル公爵領の一つ東にあるマラン伯爵領。若干だけどそっちの方が南だ。
「トゥーリア、あの真ん中にある大きな町がエウロードだ。その中でおそらく一番大きな建物が俺の屋敷だろう。その庭に降りてくれ」
《了解。少し頭を下げるぞ》
俺にではなくララとロラに向かってトゥーリアはそう言った。飛行機と違って、高度を下げる時にはトゥーリアの頭は下を向く。ジェットコースターの一番前に乗っているようなものだ。コースの頂点を越えれば次は下を向く。当然俺たちの目線の先が前から下に移動する。
「「キャッ——」」
「大丈夫だ」
二人は片手で俺の腕を掴んでいるから、俺が落ちない限りは落ちることはない。それにトゥーリアは結界を張っているから、背中に乗せた者が簡単には落ちないようになっている。だから空いた方の手で支えなくても転げ落ちるようなことはないのに、何となくそうしてしまっている。
◆◆◆
トゥーリアが屋敷の庭に降り立った。その背中から俺とララとロラが降りる。俺は大丈夫だけど二人は少しヨロヨロしている。
「気分は悪くないか?」
「体調は問題ありません」
「脚が少し震えていますが」
「そればっかりは仕方がない。何回か乗れば慣れるはずだ」
二人が落ち着くのを待って屋敷に向かおうとすると、窓の向こうで使用人たちが右往左往しているのが分かった。話には聞いていると思うけど、いきなり庭にドラゴンが現れればなあ。
正門の方にも門衛たちがいたけど腰が引けているな。それを責めるつもりはない。普通の人間として生まれ育って、職場にドラゴンが飛んできたら逃げるだろう。門衛たちは逃げなかっただけ立派だ。
俺たちは別に急いでいるわけじゃないから、屋敷の方が準備できたら出いいだろう。だからもう少し待つことにした。
しばらくすると玄関の扉が開いて使用人たちが現れた。数は一〇人か。全員じゃないだろうな。
「公爵様でございますね?」
そう声をかけてきたのはまだ四〇代だろうか、髪を綺麗になでつけた男だった。
「ああ、シュウジ・コワレ・ラヴァル公爵だ。今後は世話になる」
「私は執事代行を任されておりますエルネストと申します。お見知りおきください」
「代行ということは、前の執事はいなくなったということでいいのか?」
「はい。それで私がこちらに派遣されることになりました。私以外にもこの領地の各所に派遣されております。全員がルブラン侯爵閣下からの指示で動いております」
なるほど、排除するだけではなく、その穴埋めまでしてくれたのか。そこまでされたら手を抜くわけにはいかないな。
「畏まりました」
俺はダヴィドに後を任せると、領都エウロードに向かうことにした。とりあえず向こうがどうなっているかを確認するためだ。
アドニス王によると、すでにルニエ子爵とその一族、そして甘い汁を吸っていた者たちはいないはずだけど、屋敷の中がどうとか、使用人がどれだけ残っているかとか、そういうことが分からないからだ。ザックリとした情報はあることはあるけど、自分の目で見る方が確実だ。
ついでにララとロラを向こうに連れて行くことにした。前に言っていた情報集めをしてもらうためだ。大切な情婦だから、危険なことをさせるつもりはない。領主が変わったことがどう思われているかなど、実際に領民たちに混じってみなければ分からない雰囲気などを肌で感じてもらうためだ。
「ララとロラは向こうで好きに活動してくれていい。南部はあまり行ったことはないって話だよな?」
「はい。カロシュ王国には行ったことがありますので、東の方はあります」
「西と南の方はなかなか行く機会がありませんでした」
「それならまずはエウロードの屋敷に行くから向こうの使用人たちに紹介する。明日以降は自由にしてくれてかまわない。領内を好きに回ってくれ」
「ありがとうございます」
「お役に立てる情報を集めます」
二人は身軽で話が上手なので、酒場や街角などで歌や演奏を披露しつつ噂話を集めるつもりのようだ。
◆◆◆
「トゥーリア、ひとっ飛び頼む」
《うむ、腹ごなしに出かけるとするかの》
トゥーリアはあまり食事は必要としない。ドラゴンという生き物は不思議なもので、鱗が魔力の元になる魔素を集める。だからそこにいるだけで自然と魔素を吸収するので空腹はそれほど感じないらしい。頭の先から尻尾の先まで三〇メートルほどあるのに思ったよりも小食だった。
ただ食事ができないわけではない。前に牛か何かを丸焼きにして食べていたこともあったので聞いてみたら、食事は嗜好品に近いものだった。
他には干し肉(魔素製)だろうか。あれはかなり高純度な魔素でできているので、トゥーリアに食べさせてみたらたまにでいいから欲しいと言われた。まだまだあるから、こうやって乗せてもらった後にでも渡そうと思っている。
トゥーリアの背に乗って移動する。乗ればあっという間だ。トゥーリアがその体を一度体を沈めてからグッと力を入れたかと思うともう空にいる。
「本当に空を飛んでいます……」
「これはどう表現すべきか……」
二人は初めて空を飛んだことをどう受け止めていいのか困っているようだった。俺は日本で東京タワーとかスカイツリーとか、ああいう高い場所から見下ろしたことはある。飛行機の窓から地上を見下ろしたこともある。でもこの世界で生まれればそういう機会はない。ほとんどの人間は足の裏を地面から離す機会はないはずだ。
「怖くはないか?」
「それは大丈夫です」
「身を乗り出すのは無理ですが」
「俺に捕まっていれば大丈夫だ」
二人はさっきから俺の腕を掴んでいる。表情はあまり変わらない二人だけど、いつもに比べるとやや硬くなっていた。
しばらくすると視線の先には新しいラヴァル公爵領が見えた。この国でほぼ一番南にある領地。一番南になるのがラヴァル公爵領の一つ東にあるマラン伯爵領。若干だけどそっちの方が南だ。
「トゥーリア、あの真ん中にある大きな町がエウロードだ。その中でおそらく一番大きな建物が俺の屋敷だろう。その庭に降りてくれ」
《了解。少し頭を下げるぞ》
俺にではなくララとロラに向かってトゥーリアはそう言った。飛行機と違って、高度を下げる時にはトゥーリアの頭は下を向く。ジェットコースターの一番前に乗っているようなものだ。コースの頂点を越えれば次は下を向く。当然俺たちの目線の先が前から下に移動する。
「「キャッ——」」
「大丈夫だ」
二人は片手で俺の腕を掴んでいるから、俺が落ちない限りは落ちることはない。それにトゥーリアは結界を張っているから、背中に乗せた者が簡単には落ちないようになっている。だから空いた方の手で支えなくても転げ落ちるようなことはないのに、何となくそうしてしまっている。
◆◆◆
トゥーリアが屋敷の庭に降り立った。その背中から俺とララとロラが降りる。俺は大丈夫だけど二人は少しヨロヨロしている。
「気分は悪くないか?」
「体調は問題ありません」
「脚が少し震えていますが」
「そればっかりは仕方がない。何回か乗れば慣れるはずだ」
二人が落ち着くのを待って屋敷に向かおうとすると、窓の向こうで使用人たちが右往左往しているのが分かった。話には聞いていると思うけど、いきなり庭にドラゴンが現れればなあ。
正門の方にも門衛たちがいたけど腰が引けているな。それを責めるつもりはない。普通の人間として生まれ育って、職場にドラゴンが飛んできたら逃げるだろう。門衛たちは逃げなかっただけ立派だ。
俺たちは別に急いでいるわけじゃないから、屋敷の方が準備できたら出いいだろう。だからもう少し待つことにした。
しばらくすると玄関の扉が開いて使用人たちが現れた。数は一〇人か。全員じゃないだろうな。
「公爵様でございますね?」
そう声をかけてきたのはまだ四〇代だろうか、髪を綺麗になでつけた男だった。
「ああ、シュウジ・コワレ・ラヴァル公爵だ。今後は世話になる」
「私は執事代行を任されておりますエルネストと申します。お見知りおきください」
「代行ということは、前の執事はいなくなったということでいいのか?」
「はい。それで私がこちらに派遣されることになりました。私以外にもこの領地の各所に派遣されております。全員がルブラン侯爵閣下からの指示で動いております」
なるほど、排除するだけではなく、その穴埋めまでしてくれたのか。そこまでされたら手を抜くわけにはいかないな。
0
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる